

木賀峰という、大学の助教授からバイトの誘いを受けた。偶然まとまったお金が欲しかった「いーちゃん」は破格のバイト料につられ、春日井春日・紫木一姫と共に木賀峰の研究所に向かう。“死なない研究”をしているという木賀峰の研究所で、いーちゃんは一人で二人の殺し屋“匂宮兄妹”と“死なない少女”に遭遇し、同時に凄惨な運命と直面する…!
とにかく姫ちゃんが可愛い。もう犯罪だろってくらいに鈍感ないーちゃんに苦笑しつつも、自分の望みが叶わないであろう事を自覚しつつも、幸せだと微笑う。もう、なんて健気なんだろうこの子は。そして彼女の気持ちに気づけない(気づかない)いーちゃんに、もどかしさを感じました。
自分でも予想していなかったほどのショックを受け、自暴自棄になるいーちゃん。そんないーちゃんを優しく諭しながらも、妖しく縛りつけようとする玖渚。吐露されたいーちゃんの本音。そして優しく厳しく叱り付けるみいこさん。いーちゃんが立ち直るまでの一連のキャラクターの動きはほんと最高。みいこさんもいいんだけど、“死線の蒼”の場面が個人的には一番好きだったりします。今後どうなるのか、ちょっと楽しみになってしまう一場面でもありました。
“最強の請負人”哀川潤の手を借りず、事件に蹴りをつけたいーちゃん。そして姿を見せた“敵”、狐面の男。全てに決着が着くであろう最終巻がとても楽しみです。