[著]西尾 維新 [絵]竹 狐面の男の元に居たのは、かつていーちゃんがER3システムで共に学び、そして“殺した”筈の少女。“橙なる種”にして“人類最終”想影真心。その戦いで発生した被害はあまりにも甚大だった。それでも、立ち止まってはいられない。十三階段の力を削ぐため動き出したいーちゃんだが、狐面の男は意外な行動に出て… |
ストーリーの展開とタイトルからして、哀川潤vs想影真心のリベンジバトル(それもお互いの立場を逆にした状態で)があると信じていたのに、結局二人の激突は最初のアレだけですか?。そこだけはちょっとというか物凄く残念。なんていうか、色々楽しみにしてたのに(笑)
しかし、今回は一番いいところで遂に復活した零崎が美味しい所を独り占め!(ちょっと違う)「クビシメロマンチスト」で一番ツボだった、まるで違うようでどこか似ている、鏡のような二人の掛け合いが見れるのは凄く嬉しいです。まあ生きているんじゃないかとは思っていたけどこんなところで復活しますか貴方は!
ラストで衝撃の事実が明かされ、息を付く暇もなく物語はシリーズ最終巻へ。色々な意味で「繋ぎ」の1冊となっているので感想は控えめに、一刻も早く下巻に取り掛かりたいと思います。どういう結末を迎えるのか、本当に楽しみです。