ページ 125 | 今日もだらだら、読書日記。

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コードギアス反逆のルルーシュR2 ナイトオブラウンズ

[著]岩佐 まもる
[原案]大河内 一楼/谷口 悟朗 [絵]玲衣


皇帝直属の騎士「ナイトオブラウンズ」に所属し、日々の任務をこなしているジノ。そんな彼の元に、新しくナイトオブセブンとなった騎士・枢木スザクとの御前試合の話が舞い込む。興味を持ったジノは、スザクに本気の真剣勝負を挑んで…!?
   個人的お気に入り度数
「スニーカー」に掲載されていた、ギアスR2の短編集。ジノやアーニャに焦点を当てた、ラウンズ達の日常を描く短編や本編最終回後の後日談、ルルーシュ&ナナリーの母である閃光のマリアンヌがラウンズだった頃の前日談を収録しています。

サブタイはこうなってますが、実質スザク・ジノ・アーニャトリオがメインで彼らとマリアンヌ以外の他のラウンズの出番は一切ありません。実際彼らとはほとんどつながりなかったんだろうけど、ある程度その他のラウンズとの絡みを期待したのでちょっとがっかり。というかキャラクター紹介はラウンズ全員の立ち絵いらなかった気が…そんな出てこない人よりもベアトリスさんの立ち絵をお願いします(こんな人いたっけ?とか真面目に思った)。

ジノとアーニャの短編はどちらも「この二人が好きならどうぞ」という感じで、特に可もなく不可もなく…むしろ、あたりさわりなさすぎて物足りないなあと思う部分も。ただ個人的には、ジノ好きにはかなりオススメかもしれません。一応まともなバトルシーンも魅せ場もあるし、何より後日談で語られるラウンズを辞したジノのその後のフリーダムっぷりには噴いた。

ミレイとセシルが在りし日を振り返る「円卓の肖像」は、正直原作のクライマックス展開が神すぎたので、もうあの二人の「その後」を描かれるだけで涙が出てくるので、色々反則です。在りし日の彼らを知るミレイにとっては、例えどのような汚名を着せられたとしてもルルーシュとスザクは「弄りがいのある、可愛かった後輩」でしかないんだよ、というお話。また、生き残ったキャラクター達のその後が垣間見えるのも美味しい感じです。

しかし様々な意味で必見なのは、在りし日のマリアンヌとシャルルの過去を描く「マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア」。皇妃マリアンヌとナイトオブワン・ビスマルクがシャルル皇帝の為に戦っていこうと決意するお話。いや、とりあえず、ヘタレっぽい笑みを浮かべる若き日のわかも…シャルル皇帝が衝撃すぎる。マリアンヌ様の腹黒っぷりも併せて考えると、こんなご家庭に生まれなかったらシャルル皇帝はマリアンヌさまの尻に敷かれまくりだったんじゃないだろうか。甘えん坊で純情無垢まっしぐらな感じの子ルルーシュと、小さいながらも他人の悪意に敏感な子ナナリーの様子を見ていても、どう考えてもこのご家庭は何事もなければ物凄い女性優位な御家族だったに違いない。

しかし、ラストのマリアンヌ様の発言が凄い。アニメ版でもそういう部分をちょっと覗かせてはいましたが、本気で子供のことなんか何とも思ってなかったんだな。

ページ数が少ないからある程度覚悟していたとはいえ、ちょっと物足りなかったです。前シリーズの際に出た「紅の軌跡」の方が面白かった気がします。ていうかバリバリアニメ版を最後まで見たの前提で書かれてる話が、なんで小説版完結前に出るんだろうなー。まあたしかにあの小説版のつくりでは、小説版だけでこの物語を追い掛けている人はいないだろうけど…

全体通して個人的に印象的だったのは「後の歴史家達の間で、シャルル皇帝は“暴君”との認識はされていない」「むしろ“暴君”と呼ばれたのは次の…」という言葉だったりしました。結果的にルルーシュは、結果的にあれだけ嫌っていた両親の汚名まで最小限まで雪いでしまったんだなあ。なんか本当に不器用すぎる。

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戦闘城塞マスラヲ Vol.5 川村ヒデオの帰還

[著]林 トモアキ [絵]上田 夢人

聖魔杯を敗退した川村ヒデオは失意のままアルハザンの罠に嵌り、かつて対戦した強敵達と共に地下空洞に監禁されてしまう。パートナーを人質に取り、強制労働を強いるアルハザンの目的は異界への穴を開き、暗黒神を召還することだった。生きる気力を見失いかけるヒデオだが、仲間からの叱咤とウィル子の声を聞いて…
   個人的お気に入り度数
シリーズ完結編。…いやほんと、この前読んだ「ムシウタbug」といいこれといい、スニーカー新年からトバしすぎじゃないですかっ!?4巻感想冒頭でもおなじ事書いたけど最後まで熱すぎるっ!

聖魔杯の準決勝・決勝戦が行われる裏で、地下に閉じ込められたヒデオ達と魔殺商会一派vsアルハザンの対決が描かれます。聖魔杯決勝戦では前巻圧倒的な力を見せ付けた前主人公・鈴蘭・みーこ組と、前シリーズから未だ直接ぶつかった事のなかった翔希・エリーゼ組のバトルが展開。圧倒的な力を持つアウター達と手を取り合うことで力をあわせて戦う鈴蘭と、すべての戦いを自分ひとりで抱え込もうとする翔希の戦いは猛烈に熱かった。どっちも間違った事いってない気がするのがまた…。特に、ただのワガママ娘かとおもっていたエリーゼの言葉には胸が熱くなりました。

しかし、そんな前シリーズ主人公達が繰り広げる頂上決戦すらこのクライマックスにおいては「前座」でしかないというのだからもう、最終決戦の熱さは推して知るべし。口先の言葉と立ち回りのみでこれまで数々の強敵を翻弄してきたヒデオと、ヒデオの為に更なる高みへ上っていこうとするウィル子が絶望のふちから立ち直り、パートナーを信じてかつての強敵達と共に戦っていく姿がとにかく熱すぎる。その快進撃に喝采し、ひとりまたひとりと戦場に残りながら戦い続ける姿に胸を熱くし、魔殺商会の面々がすばらしいタイミングで入れる援護射撃にニヤニヤしまくり。そして最後の最後の局面でヒデオが打った、一世一代の大ハッタリに圧倒されました。かっこいい、かっこよすぎるよヒデオ…!!

「お・り・が・み」で繰り広げられたパワー全開・卑怯全開な力押しバトルの爽快さに加え、「マスラヲ」でヒデオが繰り広げてきた口先で相手を翻弄する、手に汗握る知略戦のスリルが加わってきて、本当に最高のラストバトルだったと思います。ああもう、ここまで読んできて本当に良かった!最高に楽しかった!

しかし、しっかりエピローグで出オチを用意しているのがまた、素晴らし過ぎる。やっとニート脱却して就いた職場で、上司と同僚の尻に敷かれまくるヒデオの姿が素敵すぎます。そしていい具合に気を抜いたところで、最後の一文でまたグっと胸が熱くなる。あの一行は卑怯だよ…!!!

この巻でヒデオの物語は終幕、残念ですが新シリーズを楽しみに……と言おうと思ったら、次はヒデオと名護屋河睡蓮が繰り広げる対魔物が出る……だと!?外伝なのか、新シリーズ化なのか超気になる。超楽しみ。

ああ、しかしやっぱりこの最高のカタルシスは「お・り・が・み」シリーズを全部読んでからじゃないと味わえないよねえ。ギリギリ「前シリーズがなくても読める」の範疇には収まってますが、やっぱり伊織魔殺商会大暴れシーンは「お・り・が・み」シリーズの補強がないとキツイ気がする。

というわけで、未読の人は今からでもいい、読むんだっ!!

4044266042お・り・が・み林 トモアキ
角川書店 2004-06-29

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とらドラ・スピンオフ! 2 虎、肥ゆる秋

[著]竹宮 ゆゆ子 [絵]ヤス

食欲の秋。何を食べても美味しい季節……欲望の赴くがままにご飯をたべまくってしまった大河はすくすくと太ってしまった。主夫として家族の食事管理を怠ったことを後ろめたく感じた竜児はなんとか大河をダイエットさせようとするのだが…!?
   個人的お気に入り度数
「とらドラ!」の番外編シリーズ第二弾。本編最新刊の展開を思い出すとなんだかこういう疑似家族的な大河と竜児のやりとりがとてもなつかしい……なんか感慨深い。「虎、肥ゆる秋」「THE END OFなつやすみ」「秋がきたから畑に行こう!」あたりは特に初期の雰囲気そのまんまで、読んでいてなつかしかったなあ。

しかし表題作「虎、肥ゆる秋」は食欲の秋→ダイエットしなきゃ!→でも美味しい→脂肪定着を毎年繰り返している私としては激しく他人事ではありませんでした……あああああ、とらドラ史上もっとも心に痛い短編だったかもしれません……結局、食事を控えるか運動するかしかないのか……楽して痩せたい。私も大河のクラスメイトくらい協力的なクラスメイトがほしいです。

一番ツボだったのは、クラスメイトのバカ代表・春田がひょんなことからであった女性の為に奮闘する「春になったら群馬に行こう!」。9巻で連れていた“年上の彼女”との馴れ初めが語られます。いやー、バカがバカなりにがんばるお話は大好きだよ!!しかも春田もただバカなだけではなくて自分のクラス内での立ち位置を正確に把握していて、その為クラスメイトには悩みを打ち明ける事ができないと思っているのがなんかいいなあ。ただのオバカキャラが空回りするお話ではなくて、ちょっとしんみりする良い話に仕上がっているのがとても良かったです。しかし、よりによって独身(30)に相談しなくても……コイバナを独身に語るのはいろいろと可哀そうな気がするよ!!!

書き下ろし短編はそんな独身(30)の過去のお話を描いた「先生のお気に入り」。ああ、もうなんていうかこのころから不幸キャラというか、報われない役回りは始まっていたんだなあ……としみじみ。仕事熱心で生徒思いの良い先生なんですけどね…。

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ムシウタbug 8th. 夢架ける銀蝶

[著]岩井 恭平 [絵]るろお

流星の降る夜、かっこうやハルキヨ、そして多くの虫憑き達は虫憑きの生まれない世界を創るために“大喰い”と対峙する。そして亜梨子の前には花城摩理が再び現れるが、彼女は亜梨子にとって意外な答えを出して……!?
   個人的お気に入り度数
「ムシウタ」の前史であるbugシリーズ、最終巻。綺麗に終わって本編へと綺麗につながりました。

亜梨子がこの後どうなったのか、そして“大喰い”との決戦の行方は本編を読んでいるとある程度まで結果が示唆されているのですが、予想を超える激しい展開に呆然。ああ、本編で出てこないキャラはこうなっていたのかー…とか、花城摩理が去ったと思えば、今度は亜梨子が……という感じで、一難去ればまた一難の連続。怒涛の展開にただただ翻弄されてしまう。

夢を亜梨子に託していった摩理の言葉に泣いた。亜梨子を信じて犠牲になった虫憑き達に泣かされた。打ちのめされて、絶望して、自分を見失い掛けて、それでも仲間の言葉で立ちあがった亜梨子が“虫憑きを救う”という自らの夢を次に繋げるため取った行動に泣いた。ここんとこちょっと中だるみしてる印象があったムシウタシリーズだけど、久しぶりの本領発揮というか、とにかく盛大に泣かされた。

本編で示唆される通り“大喰い”を倒す事は出来ないし、大助達は多くの仲間を喪い、せっかく亜梨子が繋げた絆もバラバラに……とドン底状態で終わってしまうのですが、それでも亜梨子という少女が起こした奇跡はかっこうやハルキヨ、そして多くの虫憑き達によって受け継がれていくんだなあと、そんな一筋の光明をみたような気がした最終巻でした。

また、詩歌が欠落者から復活した意味やハルキヨの行動原理など本編での謎も幾つか解き明かされて、ますます本編のクライマックスが楽しみになってきました。この「bug」シリーズからたくさんの夢や想いを受け継いでいる「ムシウタ」本編がどのような結末を迎えるのか、とても楽しみです。

っていうか、ハルキヨと亜梨子の関係にとても萌えた私が居るのですがー!!
ハルキヨはもう王子様のごとく亜梨子を迎えに行っちゃえばいい。
そして大助に起こしてもらえなくてふてくされる亜梨子の姿に凹んでればいいよ!!(酷)

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ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート

 

同級生の神野真国から突然電話で告白を受けた明海。その内容は「自分はかつて女の子を殺したことがある」というものだった…。“イケニエビト”と名乗り、神野と出会い、殺され、都市伝説の通りに神野以外のすべての人間に忘れられた少女。しかし、明海もかつて彼と同じ経験をしたことがあって…

“タマシイビト”と呼ばれる存在に殺されるために存在し、自分を殺した本人以外の人間にはその存在を記憶してもらうこともできないまま数年で生き返り、繰り返し人生を送り続けるという悲しい存在である“イケニエビト”と、彼女に出会った二人の高校生が「歌」を通して彼女の存在を刻みつけようとする物語。

なんともいえない読後感。妙に目を引く表紙と、淡々とつづられる文章と、ホラーサスペンスっぽい設定と、イマドキの高校生らしい青臭さみたいなものと、物悲しさと、ロックな青春が核融合を起こした結果よくわかんないけど爽やかになってる!みたいな。桜庭一樹の「砂糖菓子の弾丸は?」に不思議要素足したようなイメージに近いんだけど、もっとなんともいえない独特な雰囲気がある。

タマシイビトに喰われてしまう為に数か月しか生きられない“イケニエビト”である実祈。復活した彼女との限られた短い時間の中で精一杯思い出を作ろうとする神野と明海の姿がなんだか切ない。やけにあっけない結末は色々消化不良のところもあるのだけど、じつにこの物語らしい終わり方という気もする。なんていうか、気になる部分は多々あるんだけど作品の雰囲気がなんだか心地よくて、そんな小さな事はどうでもよくなってしまうような魅力がある。

ただ、逆に言うとこの辺の雰囲気にうまく流されないと全くツボにハマらないんだろうなー。「そもそもなぜ神野が明海に電話をかけたの?」とか、作品全体を流れる強烈な中二…というよりも高二病臭さとか。良くも悪くも「雰囲気を楽しむ」物語であることは間違いないと思う。

“タマシイビト”との因縁も完全に断ち切れたわけではなく、実祈は自らの望みをかなえることができるのかとか、明海の恋の行方とか、爽やかな終わりと同時に続きが気になる終わり方。既に2巻が発売されているので3人の関係がどのように続いていくのか、とても楽しみです。

あと、やっぱり表紙のデザインが物凄い良いですよね。「白背景+女の子の立ち絵」というライトノベルでは王道すぎるくらいありがちなデザインのはずなのに、妙に目を惹かれてしまいます。帯の「せつなさはロック」というアオリ文句もこの作品にぴったりだし、2巻の帯デザインもすごく心惹かれるものがあって、凄くツボでした。普段あまり感じた事がないんだけど、編集やデザインの人のパワーに、どうしようもなく惹かれた一冊でありました。

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富士見の新刊超やべえええええ

今月発売のファンタジア文庫に、物凄い新シリーズがある!!!
いや、そこに萌えるのは斜め上すぎる」というツッコミは覚悟の上ですが、これは正直やばい。

えーと、ファンタジア長編小説大賞で佳作を受賞した「これはゾンビですか?」という作品らしいのです、が。


これが「仮面のメイドガイ」というモンスターを生み出した富士見書房の全力かっ!!!

富士見全力すぎる!!!感動した!!!
ついったーでタレコミ頂いて「やばい歩超モエ!」「買うしかない!!」って反応したら3人位からドン引きされたけど!
わたし、可愛い男の子が女装させられて恥らう姿も大好物ですが、男子が全く似合わない女装を恥ずかしげもなく晒している姿が実は大好きであります。実は「仮面のメイドガイ」とか好きです。バカテス5巻で、恥ずかしげもなく仁王立ちで短パン姿を晒す雄二にキュンとときめいたりしておりました。

とりあえず面白いかどうかは判りませんが、これは突貫するしかない。
今月すでにファンタジア3冊購入予定でてるけど、多分これ真っ先に読む。



これはゾンビですか? 1 富士見ファンタジア文庫
はい、魔装少女です。


木村心一著
こぶいちむりりん画

あと、一応アフィリリンクつけとく。共に突貫してくれる人超募集中です。

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“文学少女”と恋する挿話集 1  / “文学少女”の追想画廊

[著]野村 美月 [絵]竹岡 美穂

柔道部主将の牛園たくみが恋したのは、文芸部に所属する可憐な“文学少女”天野遠子だった。しかし彼女は近頃、生意気な1年生にご執心の様子で……そんな彼の元に、思わぬところから救いの手が!?“文学少女”天野遠子と彼女を取り巻く人々が織りなす短編集第一弾。
  個人的お気に入り度数
“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫 の 2-7-1)
 
“文学少女”の追想画廊
 
【恋する挿話集1】
「FBオンライン」で掲載されていた短編と書き下ろしを中心にした、“文学少女”シリーズの短編集第1弾。

遠子先輩の文学語りがメインな「今日のおやつ」のほか、日常のなんてことない騒動を中心に描かれている短編が多いので「美味しそうな」物語を思う存分堪能しました。本編終盤のシリアスな物語展開も秀逸だったけど、やっぱり美味しそうに「ごはん」を平らげる遠子先輩の蘊蓄は格別なものがあるよね!!

のーみそ筋肉な牛魔王こと牛園くんや、文芸部とひょんなことから『盟友』関係となったボート部の皆さんなど、短編にしか出てこないキャラクター達もコミカルに動き回って、彼らや遠子先輩に振り回されるコノハの姿にニヤニヤせざるをえません。しかし、「革命する労働者」のコノハくんは最高に“受”だよねー。遠子先輩の「裂けちゃって大変」にはおもわず緑茶噴いた。コラボでチラリと披露された遠子先輩の腐女子な一面は「おやつ」の方でもっと何回か披露されていた気がするので、次巻に超期待です。

その他、姫倉さんと遠子先輩の出会いや流人くんが巻き起こす大騒動を描いた短編など、サブキャラクターに視点を当てた短編がいくつか収録されていますが、一番印象に残ったのはやはり美羽と芥川のその後を描く「無口な王子と歩き下手の人魚」。不器用な芥川君と、ツンデレ全開な美羽のやりとりが可愛いのなんの。決して甘いだけの短編ではないのですが、このシリーズらしいほろ苦さでとても良かったです。


【追想画廊】
竹岡さんのイラストに野村さんの文章と短編が添えられた、画集…というかファンブック。
アニメイトで買うと初回特典で野村さんの短編がもう1個読めます。「神に臨む?」で遠子先輩が心葉の為にシュークリームを作るお話で、流人くんの目線から描かれる恋する乙女な遠子先輩がたまりません。

本編を思い出しながらイラストと添えられた文章を追っていくと、本編を読んだ時の胸の痛さがよみがえってきます。イラストの雰囲気も文章もぴったりとマッチしていて、存分に堪能できました。しかし、書き下ろしイラストの美羽が素でコノハちゃんに見えた私はどうしたらいいんだろう……

掲載されている短編は本編終了後、大学に入った心葉のお話。離れて暮らす二人の話なのに、本編最大級のラブラブっぷりなのはどういうことか。「恋する挿話集1」の方に掲載されている、大学に進んだ遠子の物語「今日のおやつ 特別編」と合わせて読むとなんだか感慨深いものがありますね。

っていうかこの短編でのラストの心葉のセリフはなんかもう、殺し文句すぎてズルいよ!
これ先に読んでいたら「このラノ2009」は間違いなくコノハに投票してたのに!

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テイルズ オブ シンフォニア ?ラタトスクの騎士?世界の願い3

[著]矢島 さら [絵]奥村 大悟

ラタトスクを開放するため、様々な人との出会いを繰り返しながら旅を続けるエミルとマルタ。しかし、エミルは戦闘中以外でも別人格に支配されることが増え、その間の記憶も維持できなくなってしまう。そんな時、雷のセンチュリオン・コアを求めて王立研究院をたずねた一行は、かつて研究所にエミルと瓜二つの青年が存在したと聞き…
   個人的お気に入り度数
「ラタトスクの騎士」のノベライズ、完結編。

エミルかわいいよエミル。
私が二重人格とツンデレ萌えだと知っての狼藉かっ!!いやどっちかっていうとエミルっていうよりあっちの人が好みな訳ですがっ!!表人格は当たり障りのない優しい男の子で裏人格は乱暴者なツンデレってどれだけこの子は私のストライクゾーンをつけば気が済むのかっ!!しかも中の人は明久の(それはもういい)

しかし、やっぱりゲームの内容を淡々と忠実再現するだけの文章は受け付けられなかったなあ…ていうか「面白いことをやってる」っていうのはわかるのに「文章が淡々としすぎてて面白く感じられない」って致命傷すぎる。2巻でも言ったけど、RPGゲームのノベライズで戦闘シーンを技名連呼でごまかすのはノベライズとして下の下だよ…。特に、今回はこれまでの巻以上にストーリーの把握に必要な場面の文章だけを忠実に書き写してつぎはぎしたという印象を受けて…ひょっとして、尺が足りなかったの?1巻でソーサラーリングの説明なんていらんことに無駄な紙面費やしてたらごらんの有様だよ!!

前作である「シンフォニア」関係設定が説明不足すぎるのも気になる。特に仲間になった所を境目にする、ロイドのキャラの変わりっぷりがヤバイ。……そりゃあ確かにTOSやってれば、ロイドがもともと熱血バカ系主人公だってことは知ってるんだけど!!態度の豹変が唐突すぎてもともとのロイドを知っていても首を傾げてしまうのはさすがにどうかと…もともとロイドの描写が少なすぎるので、物凄い違和感を感じてしまう。すでにゲームをプレイした人間には全く面白くないような物語構成なのに、何故か随所で「原作を全部やってる人が読むの前提」みたいな謎の暗黙の了解を感じるんだよな……結局このシリーズが、どういう層に向かって書かれているのかはっきりしないというか。

結局、自分はこの作者さんの文章とは壊滅的に合わなかったってことなんだろうなぁ…。ゲームの本筋はとても自分のツボにきたので、いつか原作のゲームには挑戦したい…でもWiiのRPGは色々ツライよ!!早くPS2に移植してください!!!(←結論)

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2008年に読んだ本まとめ その2【腐女子向】


今年もやってきました!801的ライトノベルベストアワード2008!
?「超」個人的腐女子向け萌えシーンベスト5!!?


というわけで、パート2は大方の予想通り腐女子的に萌えたライトノベルのまとめです。今年もひたすらマニアックに、腐女子の皆さんに向けて新しい世界を提供します。…とはいうものの、男性読者率80%を誇る我がブログ(「なかのひと」調べ)でこんな企画やっても実際何人の腐女子が見てくれているのか判りませんが!

【選考基準】
 ・2008年中に当ブログで感想の書かれた作品
 ・腐女子向布教エントリでもあるため、女性向けレーベル・少女文庫モノは一切除外(※マとか彩雲国とか)
 ・それ以外のレーベルでも出来るだけ女性向読者高そうな作品は除外(※ハルヒとか西尾系とか…)

それでは、覚悟の出来た人のみどうぞー。
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2008年に読んだ本まとめ その1

新年明けたら公開しようと思ってたけど皆年内に公開してるからまあいいやということで、あと1時間ほどで新年です。
さまざまな事があった2008年でしたが、2009年もよろしくお願いします。

というわけで、年明け恒例の年間まとめ記事です。ぱーと2は明日にでも。
さていってみよー。

2008年の読了冊数
 2008年 1月:15冊 [まとめ] 2008年 2月:18冊 [まとめ]
 2008年 3月:24冊 [まとめ] 2008年 4月: 18冊 [まとめ]
 2008年 5月:18冊 [まとめ] 2008年 6月:18冊 [まとめ]
 2008年 7月:24冊 [まとめ] 2008年 8月:25冊 [まとめ]
 2008年 9月:23冊 [まとめ] 2008年10月:23冊 [まとめ]
 2008年11月:21冊 [まとめ] 2008年12月:18冊 [まとめ]
合計:245冊

再読分を含めての冊数ということはありますが、去年の173冊から大幅に増加しました。
年末に読了本が露骨に減るのは冬コミ的にお察し。
…とはいえ、なぜか毎年夏コミ前は減らないのですが。

2008年の属性別オススメ本
お勧めとかいいつつ、増やしすぎだこれ……ほぼ全体の10%じゃないかorz

燃えた


Fate/Zero Vol.4-煉獄の炎-

吉永さん家のガーゴイル15

バカとテストと召喚獣4


ラストはボロ泣きだったので「泣いた」に入れるか悩んだけど、やっぱりこの作品を一言で表すなら“燃え”かなぁ……ということで「Fate/Zero vol.4」。いろいろ言いたいことはありますがイスカンダル・ウェイバーコンビ最高ーーー!と叫びたい。私の友人には「Zero」からFate本編に興味もった人もいるんで、本編ゲームのネタバレとかきにしない人は読んでみればいいと思うよ!!

今年の後半は田口仙年堂と杉井光に持っていかれました……というわけで、完結おめでとう!!な「吉永さん家のガーゴイル15」。ご近所町内のほのぼの家族愛成分は失わないまま、綺麗に決着をつけてくれました。ラストのガーゴイルの名乗りはおいしすぎるだろうjk。来月はおるたの方だけど短編集が出るようなのでそちらも期待してます。あと新作「魔王城一限目」も楽しみ。

バカと笑い成分も好きだけど、この作品の裏の魅力はやはりこの熱さだと思うんだよ!ということで「バカとテストと召喚獣4」。終盤の明久vs清水美春が美味し過ぎました。普段からバカでドジで情けなくて天然な部分ばかりが目立つ明久だからこそ、びしっと決めてくれると心に響くものが…。バカもギャグも最高だけど、明久・瑞希・美波の巻き起こす三角関係の行方にも今年は注目していきたいです。

泣いた


“文学少女”と神に臨む作家(下)

フルメタル・パニック! せまるニック・オブ・タイム

さよならピアノソナタ4


やっぱ泣かされたというと、今年の「このラノ」をぶっちぎりで制して完結した「“文学少女”と神に臨む作家(下)」。最終巻はなんだかヤンデレ決定戦でしたが……そして本編の展開にボロ泣きしつつ、ななせのけなげさに涙が止まりません。きっと本編の語られてないところであの娘には幸せになれてるに違いないと祈らざるをえない。

そしてこちらも完結目前な「フルメタル・パニック! せまるニック・オブ・タイム」。やっぱり彼の死にはとんでもない衝撃を受けました…主人公が死んでもしぶとく生きてそうな気がするのに。最終巻でのミラクルにひそかに期待してますが。余談ですが最終巻の序盤をドラマガで読みましたが、宗介とかなめの居ない陣代高校で流れていった時間の大きさを感じて悲しくなったりしました。

最後はこっちも完結!な「さよならピアノソナタ4」。真冬・千晶・神楽坂先輩3人のそれぞれの気持ちが胸に突き刺さる、切なくて甘酸っぱい名作でした。しかしナオはもうちょっとしっかりしてほしかったな!真冬が居ないフェケテリコのライヴシーンは必見。

L・O・V・E(元ネタのレーベルは残念なことに…)


境界線上のホライゾン(1下)

とらドラ7!

ばけらの!


“熱い”に振り分けてもいいけどやっぱりこの作品の根底は“LOVE”だよな!!というわけでダントツトップは「境界線上のホライゾン 1下」。1巻にして最終回バリの盛り上がりっぷりと、愛するホライゾンのため邁進する主人公・トーリの姿が熱すぎます。もう本当に、トーリ好きすぎてしょうがない。これだけトップギアで盛り上がって2巻以降がどうなってしまうのか、本当に楽しみなシリーズです。

アニメ化効果もあって今年は盛り上がりっぱなしの「とらドラ!」。5巻で本領発揮してそれ以降はどれをとっても名作すぎてどれを選べばいいのか判らない。しかし、竜児・実乃梨・大河の想いが決定的なすれ違いを生む7巻が一番衝撃的だったかなあと。アニメの今後も含め、これからどうなっていくのか最もハラハラしながら見守っているシリーズかもしれません。

最後はガラっと趣向を変えてラノベ作家擬萌えキャラ化コメディ「ばけらの!」。内輪ネタなのにちゃんと普通にヒカルとイヅナのラブコメとしても成立しているところがにくかったです。あとなんかもう、「ばけらの」以降人知れずラノベ作家さんのブログをチェックし始めるようになった私が居ます。

ところで余談ですが井上堅二子ちゃん(14歳美少女が参戦したあたりのラノベ作家ブログ関連の反応が面白すぎてしょうがないのですが、堅二子ちゃんはばけらのには出ないんですk(強制終了)

ダーク&欝


花園のエミリー 鉄球姫エミリー第三幕

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 5 欲望の支柱は絆

アカイロ/ロマンス


1巻でメインキャラほぼ全滅という大惨事をたたき出した「鉄球姫エミリー」がまたやってくれました。第二幕、第三幕と持ち上げておいてラストで一気にどん底までたたき落とすという鬼畜っぷりが素敵すぎる。第四幕でちょびっと持ち直したもののまだまだ絶望的な状況からどのように物語が動いていくのか、とても楽しみ。

そしてダークというかヤンデレ方向で名をはせたのが「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5」。1巻の後2?3巻が余りツボにこなくていったん切ったのですがひょんなきっかけから再び購入しはじめ。個人的には5巻がやはり最高だったなあと思います。事件がいったん解決したと思わせておいて突き落とす嗜好がたまらなかった。6巻も悪くないけどちょっと“らしくなさ”が目立ってしまったというか……あれで最終回だとしたら本当にダークというか鬼だな。

そして電撃の黒い太陽こと藤原祐+椋本夏夜コンビの新作「アカイロ/ロマンス」。今のところ前作・レジンキャストミルクほどツボにくる場面はないのですが、いきなり1巻でメインヒロインだと思われていた女の子の*が*んだり、2巻でヒロインが******を構えてみたりと局地的な破壊力は髄一かと。今後の展開に期待したいです。

笑った


生徒会の一存

バカとテストと召喚獣3.5

H+P?ひめぱら?


個人的にだけど、今のラノベで一番純粋に“笑える”というポイントを競わせたら「生徒会の一存」シリーズに勝てるシリーズはないんじゃないだろうか。私が未だ電車の中で読めない唯一のラノベ。テンションが高くて内容の無い会話で構成される物語とちょっとおかしな普通の人々のやりとりに思わず笑い転げてしまう。バカなのに頭が良くて完璧人間な杉崎鍵の魅力もはずせません。

そして版権パロ発言ネタまみれの生徒会といろいろな意味で双璧をなすのが「バカとテストと召喚獣3.5」。普段のテストやバトルもありの本編も良いけど、学校の授業から飛び出した面々が繰り広げるバカと萌えまみれの日常生活は怒涛の笑いの連続。秀吉の水着やウェイトレス姿が拝めるのもポイント高いですが、明久の萌えキャラ化が明確に始まるのもこの巻からなので、腐女子・腐男子はここ読むまでは切るなマジで頼むから!!

最後はギャグラノベではないけど、ひたすら頭を軽くしてニヤニヤ楽しめるのが「ひめぱら」。“子作り”のため、異世界に召喚されたカタブツ主人公が5人の美姫達に迫られるというテンプレ通りのエロコメですが、お姫様たちの猛烈アタックから逃げ回る主人公とか限界ギリギリのエロ挿絵とか、テンプレすぎて面白いです。この手の作品は久しぶりに読みましたが、エロの具合が物凄い絶妙にツボにハマっているので、ぜひともこのままがんばって欲しいです。

打ち切りじゃない、続きがでないry


暴風ガールズファイト2

火目の巫女

ダナーク魔法村はしあわせ日和 いとしのマリエラ


「あれ入れようと思ったけど枠が一杯ではいらないよ!」とぼやいたら「打ち切り枠を作ったらいいじゃない」といわれたので枠を増やしてみたよ!ということで、今年一番輝いていた打ち切り作品といえば誰がなんと言おうと「暴風ガールズファイト」ですよね!女子高で繰り広げられるラクロス部員たちの熱い青春を描くスポコンラノベ。女子高出身としては、女子高描写がリアリティ高かったのもかなりポイント高し。「このラノ」でも19位に入って、ファンの要望もこんなに高い作品なんだからぜひとも再開して欲しいなあ……。ていうかファミ通は打ち切るのが毎回早すぎます。これといい「カーリー」といい…。

打ち切られたの今年ではないですが、今年後半の杉井光強化月間から「火目の巫女」。“ダーク&欝”の欄で取り上げようとも思いましたが、やはり続編希望ということでこちらで。平安ファンタジーという世界観設定にもニヤニヤなのですが、毎回毎回主人公を襲う容赦ない展開が欝展開スキーとしてはたまりません。ぜひ続きを出してください電撃文庫様。

そして、ある意味一番「うおおおおおそこで終わりかよおおおおお!!!」と叫んだ気がするのが「ダナーク村はしあわせ日和」シリーズ。イズーがようやくデレてきて、ビーの秘密も明らかになってきたところで終わりなんて!!イズーの過去の因縁とか、何気に回収できてない大きな伏線があるのが悲しい。なんとかして続きを読みたいシリーズです。

そんなあなたに希望を与える 祝・完結部門


ダブルブリッド10

吸血鬼のひめごと3

召喚士マリア6 堕天使に安らぎを、真の名に微笑みを。


ラノベには「打ち切り」はありません「続きが出ない」だけなのです!!と前の項で取り上げた「火目の巫女」を書いた杉井先生が仰ってましたが、今年はでないと思っていた完結編が何気に多い年でありました…。

というわけで、今年のラノベ関連の●大ニュースを挙げよ、といわれたら真っ先に取り上げる(バカテスドラマCD化よりも先に!)であろう作品が「ダブルブリッド10」。すいません、正直本気で完結しないと思ってました……しかもまさかまさかのハッピーエンドに感無量。現在のラノベ好きの源流と言えるシリーズなので、特に感慨深かったです。今年は「ダブルブリッド10」「ダブルブリッド Drop Blood」「まい・いまじねーしょん」と中村さんの作品が沢山見れてうれしかったなぁ。このまま「ソウル・アンダーテイカー」の続きもぜひお願いします!!!

後味最悪の本編最終巻にまさかまさかの続編シリーズが出て最悪の終わり方をした本編のカーテンコールを引いてくれたのが「吸血鬼のひめごと3」でした。「おしごと」の最終巻の終わりに納得できず、本を壁にブン投げたという懐かしい思い出を持つこのシリーズですが、よもやその後のレレナの物語を補完してくれるとは夢にも思いませんでした。どのような事情があってこのような事になったのか存じませんが、「ひめごと」シリーズを出してくれたことに全力で感謝したい。本当にありがとうございました。

そして別にシリーズ刊行がとまっていたわけではないのですが、本編が2年半ほど止まって私をハラハラさせてくれた「召喚士マリア」シリーズもようやく完結。短編集が肌に合わなくて切ったら、5巻から6巻が出るまでの2年半、短編集しか出なくて涙目になったのも今となれば良い思い出です。ドン底に突き落とされたマリアとその仲間たちが、これまで戦った友や強敵達を仲間に、更なる巨悪に立ち向かうという展開がとても熱かった。完結編が読めて本当に良かったです。

2008年総括
あまりにも点数が増えすぎてしまったので、一応絞って。

・一番今後に期待している新作:GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン
・今年一番私の中でアツかった作品:バカとテストと召喚獣
・2008年のベストライトノベル:「ダブルブリッド10」


それでは皆様、良いお年を?。

⇒2008年まとめ その2

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