ブラック・キャット (2) [著]新井 素子 [表紙]石関 詠子 [絵]山崎 博海 集英社 1985-09 by G-Tools |
獲物が「とある超能力少年のPK」という非常に突飛な話。
でもこれ、正確に「盗んだ」って言えるのかなあ・・・
自分の物にした訳ではないから盗んだとはいえないと思うのですが。
段々警察側の人物関係も浮かび上がってきましたが
「やたらと物を壊す新人警察官」「お説教好きで犯人に逃げられる警部」って
あっちも立派に二十苦してますね。
・・・もう一人致命的なキャラが居たらキャットたちと張り合えるのに(笑)
今回は3人が3様に違うこと気にしてて、そこから大騒動に発展してしまう感じ。
特に明拓ちゃんの入れ込みっぷりはまじで笑えたのですが。お手伝いさんのカタキって。
復讐された山崎ひろふみが「お手伝いさんと一緒に居た不信人物」よりも「お手伝いさん」当人を
疑ってしまうところが、どこまでもお手伝いさんが不幸であり、コミカルであり・・・。
個人的には山崎ひろふみの今後の行動に期待がたかりますます。この人おかしすぎ(笑)