時間が経ってしまったので感想短め。
タイトルからしてこれは女装モノだ!と思って物凄くワクテカしたんだけど、女装ものというよりは「変装モノ」としての意味合いが強かった印象で、女装モノとしては個人的には弱かったかなあ……っていうかあれですよ、どっちか片方でいいから着衣…というか女装したままえっちが欲しかったですね。BLの受なんでそんなにすぐ脱いでしまうん……(以前にもなにかの女装モノで悲しい思いを味わったような記憶が)
色々な意味でやっぱり攻は変態紳士なんだけど、立場の違いを弁えて最後まで必死に変態部を押し隠していたのが微笑ましいのですが、女装した来智のお見合い相手の夏見公爵が病弱男子に惚れられる2編目含め、対面上は紳士>変態気味だったのがこれまで読んだ小林典雅さんの作品としてはパンチがよわく、残念に思っていたら………書き下ろしで受側がやってくださいました。まさかの●●拓。いかにも画学生といった発想ですけどその発想はなかったよ!!!
大正時代関係の描写はばっちり雰囲気が出てて、そのへんも美味しかったです。