平塚先生から召集がかかり、何故かクラスのリア充たちと共に小学生の合宿のお手伝いをするはめになった八幡達。盛り上がる小学生の中、彼らは輪からひとり外れた少女の存在に気づく。「奉仕部」の活動として彼女の周囲の人間関係を改善しようという話になって…?
海老名さんと八幡の初会話でふきだした。だめだこいつ腐ってやがる……!!(でも葉山と八幡は私も美味しいと思います)(八幡と戸塚は原作がすでに完全に性別の垣根を越えてる感があるのでこっちもおいしいとおもいます)
孤立した経験の無い葉山たち「リア充組」とどちらかというと留美の側に近い立場の八幡達。一見案外仲良くやっているようで、致命的な思考の隔たりが透けて見えるのが面白かった。しかし、決して円満な解決でなく八幡らしいぼっちならではの「解決法」に乗ってくれる彼らはなんだかんだで、とっつきにくそうな女王様体質の優美子まで含めて「いい人」だよね。どう転んでも憎まれ役は確定だっただろうに。
2グループの関係性を象徴するような葉山と八幡の関係性が好きだ。決して表立って対立するわけではなく、でも致命的に考え方は違っていて。どこまでも表面的には和やかでそれでも「仲良し」にはなれないであろう彼ら。葉山の最後の台詞が本当に好きですけどなんだあれ!なんだあれ!!葉山は雪乃関係の話でもいろいろ伏線張られてる感じだし、今後奉仕部とどうかかわっていくのか、楽しみだなあ。
そして、ラストの雪乃が意味深すぎてやばい。これまで割りと謎扱いだった雪ノ下家の事情に踏み込んでいくことになるのか。次巻がとてもたのしみです。