“双 ” の検索結果 | ページ 15 | 今日もだらだら、読書日記。

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暴風ガールズファイト2

[著]佐々原 史緒 [絵]倉藤 倖

チーム名もユニフォームも決まり、いよいよ本格始動する新生ラクロス部。しかし、「同好会」から「部活」へ昇格し、公式戦に出場するにはあと4人チームメイトが足りない。そんな中、五十嵐が進入部員候補として目をつけたのは、和製ホラーマニアのオーストラリア娘に学園が誇る“王子様”で…!?
   個人的お気に入り度数
1巻から間髪いれずに読みました、続けて読了の女子高ラクロススポ魂小説第二段。メインキャラクターが「12人(+α)」と、シリーズ第二巻としては物凄く多い筈なのに、そのキャラクターの人数を全く感じさせない各キャラクターの存在感が凄い。確かに嶋あたりは全体的に霞んじゃってる印象を受けましたが、それでも12人が12人、強烈なインパクトを残していきました。

特に、今回は中学生トリオが美味しい所持って行きすぎだったかと。依奈の独白も小坂姉妹の複雑な家庭の事情もさることながら、おそらく最も不順な動機で入部したであろう性悪双子・明葉&光葉姉妹が少しずつラクロスの楽しさに目覚めていくくだりは、もうたまらない。この2人は個人的に苦手なタイプで、序盤からほぼ嫌悪感しか抱いていなかっただけに、ラストのやりとりが一気にツボに来てしまいました。

噂の武士気質の「王子様」はぶっちゃけ、こういう女子高モノに絶対「居そうなキャラ」で面白みにかけたかなーとか思ってあんまりツボには来なかったのですが。どちらかというと、すっかり皮をはいだ級長のツッコミ役としてキャラを確立してしまった長谷川が地味に良い味を出していたと思います。なんていうか、ボケだらけのあのラクロス部に、ツッコミキャラはとっても重要なのです。彼女がいなければあの部活はボケしかいなくなってしまうのです。うん、どう考えても最重要キャラだよね?

そして、今回僅かにフラグがたったような気がする広海と博巳のダブルヒロミコンビから目が離せません。軽薄な駄目兄貴かと思わせておいて、いいとこあるじゃないですか。というか博巳さんは良いツンデレ。

遂に12人そろって迎えた公式戦。ガンガン勝ち抜いていった緒戦の爽快感から一転、去年の優勝校・西嶺大付属との絶望的な戦いはもうひたすら熱くて、紙面の向こうから彼女達を応援したくてたまらなくなりました。古豪を余裕でぶっちぎった後に、こういう圧倒的な試合を見せられると凄く何か感じるものがありますね。結果として負けてしまうわけですが、“負けを知る”という意味で、この敗戦は彼女達に必要なものだったのだ、とも思えて、それでもこちらまで悔しくなって…。登場人物たちと一緒になって笑い、怒り、泣いた一冊という感じでした。本当に、スポーツに全く興味をもてない自分がスポーツの試合でここまで熱くなれるとは思いませんでした。

この敗戦をまたバネにして、強く立ち上がる彼女達の姿が是非とも見たい!…と思ったら、後書きに続編は売れ行き次第…というどっかで聞いたような恐ろしいコメントが…。ああ、その後書きのセリフ、かの名作女子寮歴史モノ「カーリー」でも読みましたよね。それで「カーリー」の続編はまだですか?え、これって事実上の打ち切り宣言とかじゃないよね!?
確かに合宿以降、妙に駆け足な部分が気になってはいたんですけど…。

是非とも続きが読みたいので、ファミ通文庫編集部様は是非とも続編の検討をお願いします。ほんとお願いします。ついでに「カーリー」続編の検討もお願いします
ファミ通文庫は気に入った作品率が実は一番高いのに、高確率で二巻で終了しちゃうからほんと困る…!!



オマケ。
タイムリーに投票受付中のようなのでぺたっと。
投票してこようかと思ったんだけど、誰も彼も魅力的すぎて正直困る…!
級長がぶっちぎってるようなので敢えてツッコミやツンデレに入れるのもありかな…!!



2007年下半期ライトノベルサイト杯投票します。

今回も参加させてもらいます!
今からあわてて既存作品を読むのもあれだし、遅くなると忘れそうなので今のうちに投票で(笑)

■ 2007年下半期ライトノベルサイト杯 開催のお知らせ(平和の温故知新さん)
↑詳しいルールや投票の仕方等はこちらから↑

タイトルクリックで当サイト内の感想ページに、書影クリックでBK1の該当ページに飛びます。
また、基本的にオススメ度の高い順に並んでいます。

例によって、残り2枠を4作品で悩みまくった既存部門と、
残り1枠が決まらなくて頭を抱えた新作部門の差が素晴らしく激しいわけですが。
ていうか、後期は何気にちょっと前のシリーズに手を出したのと、Dクラの連続刊行があったせいか、
新しく読んだシリーズ自体が控えめだった感じがします。

★新規作品部門


【07下期ラノベ投票/新規/9784044146184】
■DOORS 1 まぜこぜ修繕屋 (⇒感想

狂ってしまった“普通”を取り戻す為、世界の修繕を手伝う事になった姉妹の話。第五次スーパー世界大戦とかもののふキャノンで黒船を追い払うとか、行き過ぎた妹文明とか、妹が触手になったりとか時間の停止に付き合ってる余裕がなかったりとか、もうとにかく何もかもが「ヘン」なライトノベル。バカテスの笑いが「バカ」ならこの作品の笑いは間違いなく「ヘン」。今期はほんと、笑える小説が豊作だった気がします。

 

【07下期ラノベ投票/新規/9784086303972】
■鉄球姫エミリー(⇒感想

下品で凶暴だけど心優しい王女・エミリーが既に手放したはずの王位継承権を巡って命を狙われ、多くのものを犠牲にしながらも生き延びていくという物語。コミカルな前半を読んだだけでは想像もつかない残酷で容赦ない展開は、グロ耐性ある人なら必見です。あと、これだけ1巻を綺麗に終わらせてるのに、周囲の人物を入れ替えることで見事に「ちゃんと続いてる」2巻も最高でした。

 

【07下期ラノベ投票/新規/9784434111594】
■恋姫・無双外伝 紫電一閃!華蝶仮面(⇒感想

18禁エロゲーの「外伝ノベライズ」だというのに必要最低限の商品知識さえ持っていれば無条件に楽しめるという特殊性をノベライズ好きとしては熱く評価したい。ヒロインの1人が扮する義賊「華蝶仮面」一味が悪を討つため大活躍するという特撮美少女モノです。原作やってなくてもそういうのが好きならオススメ。

 

【07下期ラノベ投票/新規/9784829119594】
■量産型はダテじゃない!(⇒感想

人間とロボットが争う世界で、天才科学者の少女とオンボロの量産型ロボットのコンビが殆ど気合と根性だけで色々乗り越えていくお話。燃えあり笑いあり熱血あり涙あり、一昔前の熱血系ロボットアニメが好きな人なら結構ツボにくるんじゃないかという作品でした。しかし、どこぞの勇者王なみになんでも気合で乗り切っちゃってましたよね。

 

【07下期ラノベ投票/新規/9784044731014】
■繰り世界のエトランジェ(⇒感想

イキモノを思うがままに操れる異能を持った少年が、高飛車なツンデレ少女と従順なメイド少女と出会い、異能同士の戦いに巻き込まれるお話。ツッコミ所満載度は次点にした2作品と比べてもズバ抜けて高かったのですが、どうしようもなく設定や世界観がが好みだったので続編への期待をこめて一票。とりあえず、次はどうみても空気ヒロインだったカタナさんの扱いをなんとかしてくださいと言いたい。

 

【以下次点】
RIGHT×LIGHT …学園異能モノというより、青春モノとして面白かった。
ツァラトゥストラへの階段 …面白かったんだけど「扉の外」の方がズバ抜けてたんだよなあ…。


★既存作品部門
【07下期ラノベ投票/既存/9784757736825】
■バカとテストと召喚獣(⇒感想

3巻になってもなお失速しない面白さと、女子風呂覗きに命を掛ける漢どもの情熱にほだされました。ギャグ分も最高ですが、徐々に泥沼の様相を呈してきた明久周辺の恋愛模様も…というか3巻の引きはどんだけ残虐な放置プレイなんだ!…あと、今期最大級の萌え燃料を本当にありがとうございました。よもや、ラノベで女性向本を出すことになろうとは夢にも思いませんでした、いやマジで。
明久可愛いよ明久。

 

【07下期ラノベ投票/既存/9784840241175】
■とらドラ!(⇒感想

先の読めない恋愛模様、魅力的すぎるキャラクターたち、そしてラブコメとは思えないほど熱い展開。他人の恋愛模様に興味なんかねえよという、ラブコメ苦手な人々にも是非読んで欲しいシリーズです…というか、異能要素なしの学園ラブコメが実はかなり苦手な私が全力でオススメさせていただきます。特に5巻のみのりvs竜児、6巻の大河vsすみれは熱すぎて泣く。

 

【07下期ラノベ投票/既存/TYPEMOON:UA04】
■Fate/Zero(⇒感想

人気ゲーム「Fate/stay night」の10年前を描いた、外伝ノベライズ。10年後に続く救いの無さすぎる展開と熱いバトルも勿論魅力の一つなのですが、この作品の魅力の70%はライダー&ウェイバーコンビにあるといっても過言ではないのではないかと。最終巻での二人の別れのシーンでは、もう号泣するしかありませんでした。あとギル様の萌えキャラ化が半端じゃありません。なにこの素晴らしい誘い受!
あ、ちなみにウェイバー&ライダーコンビに燃えた人はなんとかして「アーネンエルベの1日」をゲットすると良いと思うです。まあTYPE-MOON作品関係の知識がそれなりにないとつらいけど。
⇒公式サイトへ

【07下期ラノベ投票/既存/9784840240680】
■吸血鬼のひめごと(⇒感想

前シリーズで素晴らしいまでに残酷な全滅エンドをやってくれた「吸血鬼のおしごと」の続編シリーズ。物凄く久しぶりに読んだら、非常に面白かったです。脇役総入れ替え、前作の事件で唯一生き残ったレレナが不器用ながらも少しずつ新しい人間(?)関係を築きつつ、新たな事件に巻き込まれていくという物語。もう全滅エンド見ちゃったから、あれより酷くなる事は無いもんね!多分!という無駄な安心感とともに見れますね。今後への期待の意味もこめまして、一票。

 

【07下期ラノベ投票/既存/9784829145111】
■アリアンロッド・リプレイ・ルージュ(⇒感想

最後の1枠はやっぱり色々と悩んだのですが、和気藹々としたプレイヤーさんたちの雰囲気と、神がかりすぎなダイスの振りっぷりと、ラストバトルが素敵過ぎたこのシリーズに1票!どことなく物悲しさを感じさせるロールプレイにも、何度も泣かされました。やっぱり面白かった。

 

【以下次点】
魍魎の都 姫様、出番ですよ …時代設定も萌えなのですが、破天荒なヒロインが可愛い!
れじみる。Junk …「ありがと、ばいばい。」がやっぱり最高でした。
“文学少女”と月花を孕く水妖 …卒業編が神がかってそうな気がするんでその時に入れるんだ!
黄昏色の詠使い4 踊る世界、イヴの調律 …ジジーズに燃えすぎて1票入れるべきか悩んだ。


面白検索キーワード&今月のオススメ[2007年11月分]

いつのまにやら今年もあと1ヶ月で終わりという事になってしまいました。
つい先日夏コミ原稿オワラナイ!とか思っていた気がするのに時の流れは無情にも残酷でした。もう冬コミの準備してるだなんて本当に信じられません。

そんな戯言は置いておいて、恒例の月初めのまとめです。

2007年11月のオススメ本。


吸血鬼のひめごと(⇒感想

恋姫・無双外伝(⇒感想

ぼくと魔女式アポカリプス3(⇒感想

散々悩んだのですが、★の数よりも「他人にオススメしたい作品」という基準。

「おしごと」での知識はほとんど必要なく、新シリーズ読んだらやっぱり面白かった「ひめごと」
エロゲーノベライズなのにノリは日曜朝の熱血美少女特撮アニメ系、という稀有すぎる一作「恋姫無双外伝」
一応完全打ち切り宣言ではないようなので、続きが出てくれたら嬉しいなあ?な「魔女式」最終巻。
しかし「魔女式」最終巻は色々な意味で萌えた。草太×r(強制終了)

2007年11月の人気(?)感想三選。


彩雲国物語 隣の百合は白(⇒感想

とある魔術の禁書目録SS(⇒感想

彩雲国物語 白虹は天をめざす(感想)


彩雲国頑張りすぎ。

高年齢の女性に近頃大ブームらしい彩雲国ですが、2位の「禁書目録SS」へのアクセス数が月間103アクセスだったのに対し、「隣の百合は白」の感想ページへの月間アクセス数は810。完全にぶっちぎり状態でした。ちなみに、具体的なぶっちぎりぶりはこちらを参照。

2位の「禁書目録SS」は、やはりコミックス版が評判良かったタマモノ?その割りに最新刊へのアクセスは少なめだったんですけど。

ちなみに本来の2位は「このライトノベルがすごい!2008」でした。ただ、あちらは自分の中では感想記事扱いではないので、除外の方向で。先日作ったシリーズ一覧にもそれなりにアクセスがあってありがたい限り。


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ぼくと魔女式アポカリプス 3 Nightmare Crimson Form

[著]水瀬 葉月 [絵]藤原 々々

ドゥオーフの代替魔術師・蘭乱爛崎寝々は死んだ。しかし、彼女の引き起こした事件はまだ終わっていなかった。寝々の死体を奪い、敵として目の前に現れた級友。寝々の復讐(?)の為、澪達を付けねらう狂気の中華姉妹。そして新たな代替魔術師……急転する事態は澪と冥子に新たな選択を迫る!
   個人的お気に入り度数
1巻の読後感想で、草太について下記のような感想を書いた私ですが↓

…ショタな外見で昼行灯な腹黒ってどういうこと!!その外見で数々の女の子達の母性本能を掻き立て、次々と虜にしていくという設定は実にけしからんです。更にその魅力で男まで食い物にしようとは…(以下中略)
草太×澪をかなり濃厚に妄想したのは乙女のヒミツです☆

まさか公式で実現するとは思わなかったです、草太×澪。

せっかく両刀イけるという設定なのに、既に澪が顕化済だったのが実に残念です。
まあとりあえずその組み合わせでエロというだけでも無条件萌えでしたが。

「馬鹿、おま、何を、やめ……ろっ!?」
「へぇ……結構、大きいわりに感度がいいみたいだな。合格点だぞ。はは、ほら、もう乳首が立ってきた。どーだよ、俺のテクは……にしても相手がお前だってのがすげえ変な感じだ」

組み合わせだけでもすでに水瀬葉月グッジョブ!!と叫びたいくらいなのに、やりとりがもうまんまBLノリ。本物のBL小説だったらこのまま身体を重ねるうち、双方にいつのまにか何だか判らない愛情が芽生えて大変な事になっていたところです多分。本当に、澪がそのとき女体だったのが残念でたまらない(落ち着け)

そんなこんなで、たった2Pの未遂エロに心を惑わされたお陰で正直それ以外の内容をほとんど覚えていないのですが、ストーリー本編ではますます救いない展開が続き、主人公たちの追い詰められていく姿が描かれます。かつて傍に居た人間たちとの敵対、人間であるにも関わらず絶対的な力を持つ暗殺姉妹、そして冥子にも見過ごせない変化が……と、どこまでも容赦のない展開にハラハラしっぱなしでした。特に沁姉妹の凶悪さは群を抜いていて、今まで対峙したどんな敵よりも恐ろしく思えてしまいました。やはり最後に一番恐ろしいのは人間ということなのでしょうか。

物語は一応ひと段落という形になってはいるものの、まだ到底「完結」とはいいづらい状況で、あとがきを読む限り打ち切り?臭いのが本当に残念でなりません。現在始まった新シリーズが終了した後でもいいので、続きを書いてほしいなあ。


秋津島 斎なる神のしもべ

[著]鷹野 祐希 [絵]水上 カオリ

鹿島神古流道場に生まれ、武芸一筋で育った少女・佐唯に恋人が出来た。初めての恋に戸惑いながら、少しずつ距離を縮めていこうとする二人。ところがある日彼女の身体に“神”が憑依し、佐唯は今まで身近に居た人々から命を狙われる。彼女を庇って殺された恋人の仇をとる為、佐唯は復讐を決意するが…
 

日本神話を下敷きにした美少女伝奇アクションもの。いやあ、好き嫌い分かれそうですが私は日本史好きなのでこういう話はたまんないですね。何も知らないヒロインへのフォローという形で適度に解説が入るので日本神話が気になってるけどあまり詳しくないという人への入門書(?)としても良いかも。特に“天孫”“地祇”の関係なんかは凄く面白かったです。

序盤のヒロインと恋人の秋人を中心に可愛い妹弟子の祥姫、親戚の双子等とおりなす、甘酸っぱい「日常」から一転して佐唯が“地祇”の神を“宿神”して以降の展開が容赦ないです。妹弟子の祥姫の黒化に関しては序盤からなんとなくフラグ立ちまくりでしたが、まさかここまでとは…。というか、てっきり百合モノになるのかと…(笑)

なんていうか、「宗教」というものの恐ろしさを感じます。“天孫”関係者の選民思想みたいなのが凄くて怖い。もう少し今まで仲良くしていた相手同士の葛藤みたいなのがお互いにあるのかと思いきや、今までの日常なんかなかったことのように襲ってくるというのが恐怖でした。佐唯自身は復讐に生きるといいながらも結構葛藤してる部分が多いので余計に敵側が容赦なく感じます。

こういう完全シリアスでかつ欝っぽい話は何気にかなり好みなので、次巻が楽しみです。


宝はマのつく土の中!

[著]喬林 知 [絵]松本 テマリ

小シマロン国王サラレギーの手酷い裏切りを受け、命からがら逃げ出したユーリたちを助けたのは「ベネラ」と名乗る老婆?禁忌の箱を空け、こちらの世界に飛ばされたヘイゼル・グレイブスだった。地下の反抗組織に匿われた一行はシマロンで知り合った神族の双子・フレディとジェイソンが処刑されそうになっているという話を聞きつけるが…!?
 

どんどん暗い方向に話が転がり続けるまるマシリーズ。今刊だけよんだらこれの第一巻が明らかにギャグ小説の類だったなんて誰が想像するでしょう。暗い、暗すぎるよ!!

コンラッドとははぐれ、ヨザックは……で、今回の聖砂国組はどこをとっても救い無し。というかヨザックは前半であざとすぎる行動を取り捲り、読んでいる我々をハラハラさせまくってくれましたが、色々な意味でテンプレ過ぎる行動に涙、涙。

何はともあれ、今回は蓋を開けてみればヨザックが一人で死亡フラグを立てまくる話という言葉できっぱり解説できそう。ユーリとの出会いを振り返ってみたり、ちょっとイイ台詞言ってみたりと…もう今回は本当にあざとすぎですよ!

思わぬところで親馬鹿っぷりを発揮するヴォルフラムとか刈りポニのゆくえとか、何気に面白い小ネタもあるのですがやはりメインの所がどんどん救いの無い方向に…ヨザックの無事を祈ると同時に、早く本来のコミカル路線に戻ってくれないかなあと祈るばっかりです。


レジンキャストミルク5

[著]藤原 祐 [絵]椋本 夏夜

姫島姫・君島直子を狙った一件から暫く、平穏な毎日を送っていた晶達。しかし、屋上で殊子や蜜に言われた何気ない一言が晶の心を揺さぶる。そして同時に、少しずつ「非日常」の方が居心地良くなっていく自分に戸惑う晶。しかもそこに、明らかに怪しげな双子の転校生が現れて…
 

「私達はね…変わりつつあるんじゃない、終りつつあるんだよ」
という殊子の一言が印象的。

どんどん「日常」に馴染んでいく硝子とは対象的に今まで否定してきた「非日常」の方へ、自分でも気付かないうちに踏み込んでいってしまう晶。確かに硝子が「変化する」ことによって虚界渦が解放され、今回のような結果になったわけだから確かに“終りつつある”という表現は正しいんだなあと感じました。晶にとっては猛烈に皮肉な結末なのではないかと。

そして人知れず蜜たんハァハァ。
義手を巡っての硝子とのやりとりでの意外性たっぷりなドジっ子ぶりに思わず萌えた!!(*´д`)=3

今回の魅せ場はなんといっても晶の告白(訣別)と硝子の虚界渦開放だとおもいますが、どうしようもなくこの作品らしい告白の仕方で、確かに芹菜にとっては残酷なんだけど大好きです。
しかし本当にこの虚界渦の能力って残酷だよなあ…。

無限回廊の過去最大級の浸食によって、すっかり構図が「非日常」側に書き換えられてしまった感が拭えないですが、やはり気になるのは今後の良司&芹菜の動向でしょうか。良司についてはなんかどさくさに紛れて最終決戦の頃には自軍に居たりしそうだけど(笑)真実を知ってしまった芹菜がどちら側に動くかが個人的には楽しみです。


終わりのクロニクル的与太話

いつぞやの終わクロMAD 高画質版

高画質版が見たいな?と思っていたらラノベ365日さんから
再度トラックバック戴きまして、教えてもらいました。
やっぱ字が読めるのと読めないので全然違いますね!
最終巻を読んだ時の熱い想いが甦ります(´д`*)

改めて見ると新庄が非常にまロいです。

そういえば、先日ゲーセンに音ゲーやりに行ったら
このMADの曲が流れてきてびっくりした。
どうやらIIDX REDに収録されている「Sphere」という曲らしいです。
音ゲー長いことやってるのに実際流れてくるまで全然気づかなかったよ。
うわー双方合わせてファン失格…_| ̄|○

とりあえず、その日はIIDXできなかったので明日の帰りにゲーセン寄ってくる。
ついでにREDサントラが猛烈に欲しくなって来たw

参考:YOUTUBEのSphereムービー



終わりのクロニクル話題でもう1つ。

先日も書きましたがとある事情(つかGジェネ目的)でPSP本体を買ったので、
ついでに川上稔さんが脚本を担当されているSLG「戦国封神伝」を購入しました。

グラフィックとかインターフェイスを見た感じ「コンマイ版サモンナイト」という感じだけど
システム的にはどちらかというとスパロボとかに近い印象。
(「応援」システムが精神コマンド、「軍師効果」が小隊長能力みたいな)
まだ始めたばかりですがなかなかプレイしがいがありそうです。

あと、敵キャラの喋り方とかがいかにも川上脚本という感じでちょっと燃えた。
しかし「フジヨシ」ってキャラを何度見ても「フジョシ」と読み間違えます(末期)

とりあえず、主人公は男女から選んで自由に名前を変更できるようなので
こうしてみました↓

V6010080.JPG


はいはいお約束お約束。

また何かおもしろいネタがありましたらこちらの日記でレビューしたいと思います(´ー`)ノ



終わクロ関連でもう1つ思い出したので追記。
先月くらいに行ったとらのあな池袋店2Fにて。
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ファンとしてちょっと嬉しくなりましたw