伝説の勇者の伝説10 孤軍奮闘の王様 | 今日もだらだら、読書日記。

伝説の勇者の伝説10 孤軍奮闘の王様

 

ライナ・リュートは死んだ――。今、ストーリーが加速する!
≪おまえの中の、真実を見ろ≫。何者かに胸を刺され、血が流れ、意識が薄れ、ライナ・リュートの生命の灯火が、消えた……その瞬間、世界が、歪んだ。何者かに襲われ、何処かへ連れ去られてしまったライナ。彼は生死の境で新たな事実を知ると同時にさらなる重荷を背負わされる。一方、ローランド帝国王シオンにおかしな言動が見え始めるのだが――。遂に衝撃的展開を迎える、アンチ・ヒロイック・サーガ、第10弾!

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シオンの仕事を手伝った帰りに何者かに襲われたライナ。胸を刺され、死んだと思ったのもつかの間、一面が真っ赤な、おかしな空間に導かれていた。一方、いつものようにだんご屋巡りをしていたフェリスは、どこか雰囲気がライナに似たおかしな男と遭遇する。その男は「ライナは死んだ」と言い……。

ライナとフェリスとシオン、最後の平穏な日常

ライナが死にかけたりフェリスが謎の記憶欠損を起こしたりシオンが知らない所でナニカに蝕まれていたり……と全く不穏要素が消えないまま突然始まる、なにもない、ただ平穏な「空白の1年」。とり伝のローランド編はここに繋がるのか。本当に本編の半分以上は重たい話なんだけど、短編を読んでると本当にちょっとだけ描かれた「平穏な1年間」が絶大な重みを持ってくる。そしてその話の直後に「一番最後の平穏」とかいって短編11巻分の重みでぶん殴ってくるのズルくない!?富士見ファンタジアの短編シリーズって割とちょくちょくこういうことするよな!!(フルメタのOMOとか、東レ2部後に突然重みと尊みを持って来る日常短編とか)

本編とは全く関係ないけど、前から思ってたシオンの異常な徹夜仕事について医者が健康面からマジレスしてくれる展開めちゃくちゃスカっとした。やはり徹夜はよろしくない。あと、クラウがライナと拳で解り合いに行くエピソードが好きです。それにしてもあの二人も孤児出身→軍の異常な教育施設の出なんですね……過去のローランドにはいったいいくつ狂った教育施設があったんだ。

無印は泣いても笑っても次巻が最後。突然姿を表したライナの父親・リューラの存在や、なによりシオンの様子が不穏な件とか。どう決着がつくのか楽しみです。いやアニメで見たので概ね知ってるけど……いやでも……。

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