ページ 188 | 今日もだらだら、読書日記。

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機動戦士ガンダムSEED DESTINY(3) すれ違う視線

   
原作
矢立肇・富野由悠季

少年たちの想いを、戦争という運命が無残に引き裂いていく……慟哭の第3巻!
ダーダネルスの戦闘において突如、参戦したフリーダム。その介入によって、ミネルバは思わぬ犠牲者を出すこととなった。キラたちの行動に納得できないアスランは、単身アークエンジェルとの接触を試みる。一方、ザフトのエースパイロットであるシン・アスカと地球連合軍“ファントムペイン”所属の強化人間であるステラ・ルーシェは、互いを敵と知らぬまま出会い、心を通わせていくのだった……。

ステラが死ぬまでということでアニメでは自分的にはかなりだれだれだった
部分なのですが、普通に面白かったです。
流石だと思いました。
トダカとシンの繋がりが描かれていたのが個人的に嬉しい。
あと、シンがアスランを見下した真の理由も…。

あのあたりの展開でシンが嫌いになったアスランファンの皆様は
是非ともあの小説を読んでいただきたいです。
大分怒りが緩和されると思います…
てか最終回迎えて、アスランファンのシンへの冷たい反応が本当に辛いので
出来れば皆読んでほしいなー…。
あれ読んでも納得行かないなら思う存分嫌えばいいよ。

後はアウルの死亡シーンが大幅加筆されていたのが嬉しかったです。

本編に対するコメントはこのくらいなんですが、
後は小説版の解説に対するコメント。
この巻で書かれたのかどうかは良く覚えていないのですが
アニメでは長々とやってると面白くなくなるので心理描写は少な目って
発言があるんですけど…

個人的にアニメ版では小説版を読まないと理解できない部分が多すぎ、
小説と併せて読まないと製作者の意図は理解できない作品になってる気がします。
そんな作品を「完成したアニメ作品」と呼べるんでしょうか?

昨日の最終回を見て、本気で呆然としました。
あまりの出来の悪さに叫びたくなりました。
(元)主人公の放置プレイ具合に涙がこぼれそうになりました。

正直DVDのオマケ40分ごときで補完が出来るとは微塵も思っていないので
小説版の今後のフォローに期待します。

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世界のキズナ(1) 混沌な世界に浮かぶ月

世界のキズナ 1 混沌な世界に浮かぶ月
[著]有澤 透世 [絵]椿 あす
 
ぶっちゃけ久しぶりのジャケ買い(殴)
いや、挿絵描いてる某メイドマンガの作者さんが日記で宣伝しておられたので…。

人とのキズナを殆ど感じたことがなかった主人公がヒロインとの出会いによって少しずつ変わっていくといった
かなり王道的な展開で、安心して読めました。
対照的に、キャラクターのぶっとび具合は結構ミモノかと。

ただ、キャラクターの設定はぶっとんでいるのにそれを生かしきれていない、というのか
キャラクターの設定の割には破壊力が足りないなあ…という感じ。
ストーリーも駆け足で詰め込んだ感があったので、キャラクターを減らすか
ストーリーを途中で終わらせてでも各キャラクターの魅力を掘り下げてほしかったような…。

設定は面白いんですけども、読み終わってみると各キャラクターに対して異常に印象が薄いんですよね…。敵側のウーノ・サーノの2人のイカレっぷりは十分すぎるほど印象に残ったのに、味方側は…という感じでした。

続編が出るようですが、ぶっちゃけこれ以上どうやって展開するのかな?
一度世界が平和に戻ったところで1巻を終了させて、2巻で後半の話をやったほうが、
各キャラも彫りこめてよかったんじゃないかなーとか思います。

総合評価はとりあえず2巻待ち。
Missingみたくいきなり4巻あたりから面白くなる話もありますし…。

どっちかっていと椿あすさんのメイドガイが見れたのが
一番面白かったとか思っててほんとすいません。

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夜魔

オンライン書店ビーケーワン:夜魔夜魔

発売:2005.11
発行:メディアワークス
[著]甲田 学人
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6.19
「Missing」の名脇役(というか悪役?)神野・詠子コンビの周囲で起こる怪奇を描いたハードカバー短編集。

個人的に、何故電撃文庫の作品がここで挿絵なしやハードカバー方向に力を入れ出したのか疑問なんだけど(ラノベはイラストがあってなんぼだと思うので)、でも甲田さんの小説は元々あまりラノベらしくない、小難しい内容なのでこれもありかな、と。
ただ、電撃HPに載っていた時は挿絵入りだったと記憶しているので、かなり贅沢な使い方してるなあと思います。ちゃんと挿絵がついてるものをわざわざ挿絵だけなしにして出版する意図がようわからんです。

空目様の小難しい都市伝説講義がなくなった御蔭で、ライトノベルではなく、完全な「伝奇・ホラー小説」という形になってしまってますね。学校の怪談とかそういう系の本だと思って読むと良いかと。Missingも背筋の凍る描写が満載でしたが、今度は「正義の味方」たる空目達がいない為、全話見事に救いのない展開となっています。ハッピーエンドじゃないと許せないという方は死んでも見ないほうがいいです。あと、オバケや怪談苦手な人。これ読むともれなく夜眠れなくなる、飯が喉を通らなくなるなどの副作用が起こります(笑)


尚、独断と偏見で一番怖かった話を選ぶなら断然「薄刃奇憚」。
元々プチ先端恐怖症のケがある私は吐き気を催しそうになるほどの破壊力でした。主人公がリスカする時の情景描写や心象描写が物凄い真に迫っており、もう始終自分が鳥肌。Missing5巻の赤名裕子が自分の眼球にガラスを突き刺す場面が延々と続くと考えてくれれば良いかと。それでも最後まで思わず読んでしまう辺りはもう甲田マジック。しかし、リスカの描写がリアルすぎて怖いんですが…甲田さん、リスカ経験あるの?とツッコミたくなりました。

読後感は最悪ですが、それでこそMissingてかそうじゃなきゃMissingじゃないよねということで、最高の読後感の悪さに★5指定(笑)

心臓の悪い方、怪談が苦手な方は絶対に読まないように!

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機動戦士ガンダムSEED DESTINY(4) 示される世界

   
原作
矢立肇・富野由悠季

シンVSキラ、死闘を制するのは……激闘の第4巻!
戦争を闇から演出する組織ロゴスに対し、ついに宣戦布告をしたプラント最高評議会議長デュランダル。その声明に世界は衝き動かされる。だがその陰では、戦火を拡大させる脅威としてアークエンジェル討伐の特命がミネルバに下されていた。フリーダムによってステラを喪い、復讐の機会を待ち望んでいたシンの瞳が、赫く燃えあがる──!

ステラ死亡、キラ撃破?インフィニットジャスティス登場のあたりまで。

後半はアニメを見ていてもずっと萌えまくってた辺りなんですが
もうやばいね、この小説。

アスランがシンのこと心配しすぎで。

キラが撃墜された後の口論すら後藤さんにかかればアスランがシンを心配した結果という事に!この読書日記ではできる限り腐女子発言しないよう頑張ってましたがもう我慢できません(笑)
AAにいってからも、議長に言いように使われているシンを必死に説得しようと思い悩むアスランの姿はまるで悪い大魔王に許婚を攫われたヒーロードラマの主人公のようでした。( ご め ん な さ い …)

いやまあ、腐女子発言はこの辺にしておいて(笑)
本当にこのままのアニメ展開だと、シンってAA側には雑魚扱いされ、議長とレイには捨て駒扱いされ、ルナマリアとも微妙だし…で、ほんとどうしようもない扱いを受けていたので、こんなにシンのことを心配してくださる人がいたことが純粋に嬉しかったです、1人のシンファンとして。

その他、アニメから改善されてた事といえばスティングの死に様。
前巻でアウルが半ば予想した通りの結末を迎えてしまったスティングが本当に哀れ。
それだけに、最期アウル・ステラがお迎えに来る場面が本当に嬉しくて。それでも2人のことを完全に思い出す事は出来なかったスティングが可哀相で…。
連合3人には、天国ででも幸せになって欲しいです。

また、AAに行ったネオがステラたちのことで思い悩んだり、シンとの約束を守れなくて思い悩んでくれたのは物凄い嬉しかった。特にネオに関しては、ステラ達やシンの扱いを考えると、思い悩みもせずにあっさりマリューさんとよりを戻してしまわれるのはマリューさん好きとしても複雑だったのです。


兎に角、あらゆる意味で良くぞここまでアニメをフォローしてくれたな!という感じなのでアニメに納得いかなかった方は是非ご一読を!!特にアスランとシンの凸凹コンビ(カップリング?(笑))が好きな方は絶対読んで欲しい一冊です。

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召喚士マリア4 眼差しに切なさを、沈黙に優しさを。

オンライン書店ビーケーワン:召喚士マリア 4召喚士マリア 4

発売:2005.10
発行:富士見書房
[原案]安田 均 [著]北沢 慶 [絵]四季 童子
終わりのクロニクルの合間を縫って読んでしまいました。
フレイムとマリアがひょんなことから仲違いをするという、王道中の王道展開。…ってあれ?マリアのお相手ってアルフレッドじゃなかったの!?(笑)

今回はヤキモチを焼きまくるアルフレッドもかなり必見ですが、フレイムとマリアのラブラブっぷりも見逃せません。というか一々台詞がエロいですよ、あなたたち。かのレジンキャストミルクが官能的ともいうエロさとすれば、こっちはとても健全なエロさで…いや、こういう展開大好物ですが!
しかし、第2巻から一々百合臭さが漂ってる気がするのは気のせいですか。

フレイム・マリア・アルの三角関係も見逃せませんが、そこにフリーダを加えた四角関係も見逃せないです。というか健気なフリーダさんに今回はときめき!この作品の女性キャラってツンデレ多くないですk(殴)

王道展開ファンタジー+ラブコメ好きにはたまらない話でした。

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ムシウタbug 3rd. 夢狙う花園

オンライン書店ビーケーワン:ムシウタbug 3rd.ムシウタbug 3rd.


[著]岩井 恭平 [絵]るろお
角川書店(2005.11)

ハルキヨだの霞王だの本編のキャラが少しずつ出てきました。
今のところ外伝読まなくても本編は楽しめますが、逆に外伝を読むと本編が更に楽しめるような仕様になっているのがいい感じです。

ところで今回は他の話は個人的にイマイチ不発だったのですが、最後の「夢奏でる人形」がツボ。元々霞王は本編の方からツボなキャラだったんですが(学校でのお嬢様モードとのギャップが好きv)あんなに悲しい過去を持っていたとは。学校でのお嬢様モードも、元々の自分を出しているだけだったんですね。
なんだかんだいって今回は全話登場してるというわけでbugシリーズでのレギュラー獲得とみていいんでしょうか?それとも今回は霞王スペシャルだったんでしょうか(笑)

亜利子が正式に虫憑き認定とのことで、話がどう変わっていくのか楽しみ。
今度は本編にbugのキャラクター(亜梨子とか)が出るのかどうかとかも気になるところ。

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AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 6(上)

[著]川上 稔 [絵]さとやす(TENKEY)

全竜交渉が終わるかと思いきや、『軍』がもたらしたTOP-Gの存在とその滅亡により直前にきて全竜交渉やりなおしという事態に。そんな中、佐山と新庄は8th-Gとの全竜交渉を行う為、そしてお互いの過去を探る為に出雲UCATに赴く。

 

今回の見所はなんといっても京ちゃんのツンデレっぷり!!レディース宜しく各国UCATにタンカ切るわ、旦那の事ノロケまくるわでまさに正統派「ツンデレ」の趣き。もう3巻以来ずっと最強の萌えキャラとして崇めてきましたが、ここにきて更に萌えっぷりが上がった気がします。ツンだけでなくデレの要素が加わったところがまた(笑)

原川とヒオのツッコミ漫才夫婦も今回は暴走気味でしたが、ヘタレ全開の飛場が男を見せてくれたのが嬉しかったです。というかもうこの子、最初出た頃は単に美影馬鹿のヘタレで、からかわれ役という印象しかなかったのに、すっかりオープンエロなキャラに・・・。

来月発売の最終巻に向け話はだんだんと重くなっていくところですが、時々そんな重さを吹っ飛ばすようなコミカルなシーンが入るのがテンポがよく、600P弱といえどあっさり読みきってしまいました。
過去もあらかた暴露されたところで、あとは軍の2人がどう動くのが気になるところです。

しかし、流石に上下同時に出されるとあの厚さは強烈ですね。

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AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 6(下)

オンライン書店ビーケーワン:終わりのクロニクル 6下終わりのクロニクル 6下

発売:2005.11
発行:メディアワークス
[著]川上 稔 [絵]さとやす(TENKEY)
下巻が暫く部屋という名の樹海に埋没しており、読めませんでした…。
発見してから一気に最終巻までつっぱしったところなのですが、とりあえず落ち着いてこちらから感想を…!!

各Gとの再交渉を終え、TOP-Gとの覇権をめぐり各G・各国UCATを交えての会議を開催する事になる全竜交渉部隊。まあこの会議が全体的に凄い鳥肌立つほど好きです。まずブレンヒルトと佐山の交渉の所では、ほんと二人の凛々しさに鳥肌立て、京のツンデレ妻っぶりに惚れ直し、単なる癒し系だとおもってた4th-Gのケモノたちの台詞にゾクっとし、最後7th-Gの飛場の台詞で吹きそうになりました(笑)なんというか、飛場と大城は血でも繋がってるんじゃないかと思うくらい立ち位置が似てますね。そして世界発生の謎に対する答えは本当に新鮮に驚けました。

ページ数の長い小説は、全体的にどこかしら中弛みが起きる事が多い気がするんですが(特にガンガン読者の私はハーメルンの中盤やだんだんつまらなくなっていったグルグルとかが忘れられない…)本当にこの小説は読めば読むほどストーリーにのめりこんでいけます。ぶっちゃけページ数も比例して増えているはずなんですが。

そして最後のシーン…今までどんなことがあっても自分のペースを崩さなかった佐山の悲痛な叫びが本当に痛々しくて…ある意味、色々な意味で人間を棄てていた佐山が見せた、初めての「人間らしい」姿だった気がします。

そして遂にストーリーはクライマックスへ。
ある意味このシリーズが(「AHEADシリーズ」は続くとしても)終わってしまうのは本当に名残惜しいです。本当に、忘れられない作品となりそうです。

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AHEADシリーズ 終わりのクロニクル7

オンライン書店ビーケーワン:終わりのクロニクル 7終わりのクロニクル 7

発売:2005.12
発行:メディアワークス
[著]川上 稔 [絵]さとやす(TENKEY)
約1100ページ、税込1250円の超大作。

上下に分ければいいのに…と、見た瞬間に思ったのですが、この息も吐かせぬ急展開の数々は上下に分けられたら相当テンションダウンしてしまったと思うので、これでいいのだ!!と納得。ていうかこれ500Pとか600Pで1回終わられたら多分凄いテンション下がります。友人に「京極夏彦?」って真顔で言われましたがあのまロい挿絵を見て沈黙しておりました(…)

とりあえず、あらゆる意味で通勤のお供には向かない作品(笑)片手で本なんか絶対もてないし、何より挿絵のまロさも5倍増し。佐山と運・切とのアレなシーンがそれぞれ挿絵入りで1度ずつ入るため電車の中で読んでいてマジ困りました…。

そして、読んでいてこんなにストーリーに引き込まれたのは何年ぶりだろう?
最近色々な意味で本を「消化」していた私に、本を読む本当の楽しさを教え直してくれた気がします。絶対絶命の状況から何度でも雄々しく立ち上がる佐山達の姿に感動。皆が過去を忘れず、軋みを受け止めて、でも蔑ろにする訳ではなく未来に征くために進撃する姿は本当に見ていて清清しかったです。要所要所で感情が溢れて泣きそうに…。3巻以来の京萌えとしては、京ちゃんの旦那復活とかかなり嬉しかったです!

何より、大城(至)とSfのシーンでは泣きそうになりました。Sf健気すぎる…。そしてなんとなくですが、TOP-GにおけるSfはノアだったんじゃないかと…二人のそれぞれの最後の行動を見て、そう思いました。
あと3代の佐山父子が全員で詔を上げるシーン。マジで痺れる…!各巻で入る佐山の台詞は毎回かっこよすぎで大好きでした。最後に上げられる、例の概念の条件文が「姓」ではなく「意志」だったのは、佐山が自分の軋みを克服した証だったのでは、と勝手に解釈しております。

あと、米国UCATかっこよすぎだよ。惚れたよ。
「俺は世界を0.8秒も救えるんだ」は名台詞だと思います。いい男過ぎです。
「清しこの夜」だけじゃなく各国国家が物凄く上手いシーンで挿入されているのがまた良かった。ていうかイギリスUCAT別の意味で素敵すぎなんですけど(笑)

1000Pを越える長編だったにもかかわらず、全く中だるみをすることもなく、最後まで一気に読み切ってしまいました。本当に読後の爽快感はここ何年も得られなかったものだったかと。最近の読んだのって、変に後味の悪いものが多かったような気がして(そういうのも嫌いじゃないんですけど)

とにかく、長い連載お疲れ様でした。
さて、落ち着いたらもう一度このシリーズ1巻から読み直したいと思います!久しぶりに本を読み返したいって思ったよ(笑)

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とある魔術の禁書目録(インデックス) 1

オンライン書店ビーケーワン:とある魔術の禁書目録(インデックス)とある魔術の禁書目録(インデックス)

発売:2004.4
発行:メディアワークス
[著]鎌池 和馬 [絵]灰村 キヨタカ
posted with 簡単リンクくん at 2006. 8. 2
この小説を語る上ではずせないのはなんといっても
各キャラクターの独特の喋り口だと思います。
台詞で普通に「フラグ」とか「○○ルート(エンディング)」など
俗に言うギャルゲー攻略系の用語がてんこ盛りなので、
この辺で好き嫌い分かれそうな作品です。(私は結構ツボにきましたが)

ある意味正しいヲタクの話し言葉をそのまま小説にしまったような。
そんな印象?

ストーリーとしては基本的にラノベの典型的なラブコメものという感じ。
主人公の能力が「全てのものを打ち消す」という、
無敵でありながらまったく攻撃性の無い能力というのが
少し変わっているといえば変わってるくらい。

ただ、この能力が結構曲者。
無敵なのは右手だけなので無防備に攻撃食らうともちろん死ぬし…
という欠点があって、結構戦闘もただぶつかるだけじゃなくて
知能的な戦闘が多い気がします。

「レベル0」の能力者である主人公が、高レベル能力者であるライバルや
魔術師達と互角やそれ以上に渡り合っていく姿はなかなか爽快です。

ラストの展開はちょっと…いや、すごく後味悪かったですが
続き物シリーズなので今後に期待します。

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