
何をやってもトラブル続き、不運だらけの少女・綾香はある日高校に行く途中で奇妙なバスジャック事件に巻き込まれる。自らを「既に死んでいる」というバスの運転手、そして彼を“狩る”為に現れた輪廻転生の護り手、“冥界護法官”サバキと名乗る黒い少年。サバキは綾香の凶運体質を利用し、現世に彷徨い出た死者達を転生させようと試みるが…!?
キャラクターが全体的に良い味出してます。元から悪い奴とは殆ど居なくて(今回の元凶である男ですら、読んでいると結構情状酌量の余地を感じます)、彼らなりに一生懸命生きた結果が“それ”であるとひしひしと伝わって来る。だからこそ、彼らの最期が凄く哀しい。特に結末に関しては理を曲げてまで掴んだ“真実”にやるせないものを感じます。
惜しむらくは、折角のラノベなのに挿絵のポイントが少ない…というか印象薄いってことかなあ…特に身長20センチの“美女”・ハカリさんはグラフィック的に結構インパクトあると思うのでもう少し挿絵で前面に押し出しても良かったかと。良い意味でチグハグな外見をしているがために、読みながら具体的なグラフィックがなかなか想像できなくて戸惑ったりしてました。
あと、裁判シーンは1回にまとめてでいいとおもうよ!
毎回裁判シーンがあるたびに微妙にオチがついてしまうので、一番盛り上がるべきクライマックスにさあ行くぞ!って時に「え?もう終わりじゃないの…?」ってなるのは個人的には致命的です。クライマックスなのに読者の気分がこれだけ盛り下がるのもどうかと…!!
とりあえずストーリー的には結構好みだったので続編も期待したいと思います。







