ページ 191 | 今日もだらだら、読書日記。

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小説版機動戦士ガンダムSEED DESTINY1〜2

   
原作
矢立肇・富野由悠季

再び戦乱に翻弄される少年たちの運命は……大ヒットガンダムシリーズ、完全小説化!
C.E.(コズミック・イラ)73。ザフトと地球連合の戦いが停戦して2年が経った。カガリと共に中立地帯のプラントを訪れたアスラン・ザラは、そこで開発中だった三機の新型ガンダムが何者かによって奪れるのを目撃する! ガンダム強奪犯追討のため出航する、ザフトの新造艦ミネルバ。だがそれは、新たな戦乱への幕開けに過ぎなかった──。

本当はSEEDよりもこっちを先に読んでいたという罠(笑)
全体的な印象・感想はSEED小説版とあまり変わりませんが
DESTINYは毎週見てるにもかかわらず同じ感想という事は
やっぱアニメ版ってちょっと説明ぶs(強制終了)

インパルスが何故合体するのかとか何故時々色が違うのかとか
今まで全く判らないまま見てたので凄く参考になりました。
どれだけ自分が適当に見てたかって証拠だなあ。
まあ今更教えてもらってもシンはデスティニーガンダムに乗り換えちゃいましたけどね!!

SEEDもそうなんですがキャラクターの心理描写がちゃんとされているため
私なんかはアニメ版より小説版のほうが萌えたかも。
というか2巻以降のシン→アスランな心理描写に萌えました。
個人的にアニメでも一番萌えたシーンなんでっていうのもありますが。
あと、アニメ版だとカガリの行動にシンと一緒にやきもきしたものですが
この辺は上手く解説してくれたかなーっと。

1巻で現在の自分に焦燥するアスランの心理描写が凄い好き。

あと西川ファンとしてはハイネの最期が書き直されてるのは涙モノです。
アニメ版の死に方はギャグにしか見えなかった。
ちゃんとフェイスらしく、かっこいい死に方になってます。よかったよかった。

現在2巻ってことで、丁度ハイネが殉職したあたりまでー。
SEED小説版も面白かったし、ここからアニメで相当萎えた部分に突入なので
個人的には萌えるフォローを期待しております。

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冲方式ストーリー創作塾

オンライン書店ビーケーワン:冲方式ストーリー創作塾冲方式ストーリー創作塾

発売:2005.6
発行:宝島社
[著]冲方 丁
何故か沖方丁氏と乙一氏を勘違いしていた私ですこんばんは。
そしてもうほんとごめんなさい。
順番に書いていくといつまでもここが更新できなさそうなので
感想覚えてる奴から書くことにしました(笑)

小説の書き方系は大塚英志の本を何冊か読んだことがありますが
大塚さんのが専門学校で教えたことが中心の結構実践的な実用書的だったのに対し、
沖方さんのは「自作品のできるまで」って感じです。
「マルドゥック・スクランブル」や「カオスレギオン」、そして「蒼穹のファフナー」の出来るまでが最初から最後まで楽しめます。
すいません、呼んだことがあるのが「ファフナー」だけでほんとすいません。

マルドゥック・スクランブルやカオスレギオンは兎に角
ファフナーはアニメの内容ほぼ全てのネタバレを含むため
今から「ファフナー」を読みたいネタバレ嫌派の方は
アニメと小説を全部見てから読むことをお奨めします。
そして多分全部見てからのほうが楽しめると思います。

タイトルはハウツーものっぽいですが、ご本人の味がでた文章は
普通に読んでいて面白いし、エッセーや読み物として普通にいけます。
イメージ的にはイラスト系のHPにある「CG講座」の小説版
って考えればよいとおもいます。

小説家を目指す人だけでなく、ラノベの好きな方にまとめてオススメ!

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レジンキャストミルク

オンライン書店ビーケーワン:レジンキャストミルクレジンキャストミルク

発売:2005.9
発行:メディアワークス
[著]藤原 祐 [絵]椋本 夏夜
「ルナティック・ムーン」の藤原・椋本コンビの新作です。
“欠落”と引き換えに特殊な力を手に入れた子供たちがバトルするという、そんなかんじの話。

個人的に見所なのは各登場人物の壊れぶり。
ここまでまともなキャラが居ない作品って言うのも珍しいんじゃ(誉め言葉)
主人公は酷くまともに見えますが、後半に進むにつれそんなことは全く無いということがわかってきます。
個人的には舞が好きです。壊れぶりが激しくて。

ツンデレと二重人格が大好きな私にはたまらない作品でした。
ただ、設定がぶっとび過ぎて一部ちょっと判り辛い部分があったかも。
戦闘モードに入るときの主人公とヒロインの発言がかっこよくて好き。

後半部分の彼らの会話は年齢指定入りそうな勢いでしたが!

兎に角、個人的にはオススメの一作です。

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機動戦士ガンダムSEED DESTINY(3) すれ違う視線

   
原作
矢立肇・富野由悠季

少年たちの想いを、戦争という運命が無残に引き裂いていく……慟哭の第3巻!
ダーダネルスの戦闘において突如、参戦したフリーダム。その介入によって、ミネルバは思わぬ犠牲者を出すこととなった。キラたちの行動に納得できないアスランは、単身アークエンジェルとの接触を試みる。一方、ザフトのエースパイロットであるシン・アスカと地球連合軍“ファントムペイン”所属の強化人間であるステラ・ルーシェは、互いを敵と知らぬまま出会い、心を通わせていくのだった……。

ステラが死ぬまでということでアニメでは自分的にはかなりだれだれだった
部分なのですが、普通に面白かったです。
流石だと思いました。
トダカとシンの繋がりが描かれていたのが個人的に嬉しい。
あと、シンがアスランを見下した真の理由も…。

あのあたりの展開でシンが嫌いになったアスランファンの皆様は
是非ともあの小説を読んでいただきたいです。
大分怒りが緩和されると思います…
てか最終回迎えて、アスランファンのシンへの冷たい反応が本当に辛いので
出来れば皆読んでほしいなー…。
あれ読んでも納得行かないなら思う存分嫌えばいいよ。

後はアウルの死亡シーンが大幅加筆されていたのが嬉しかったです。

本編に対するコメントはこのくらいなんですが、
後は小説版の解説に対するコメント。
この巻で書かれたのかどうかは良く覚えていないのですが
アニメでは長々とやってると面白くなくなるので心理描写は少な目って
発言があるんですけど…

個人的にアニメ版では小説版を読まないと理解できない部分が多すぎ、
小説と併せて読まないと製作者の意図は理解できない作品になってる気がします。
そんな作品を「完成したアニメ作品」と呼べるんでしょうか?

昨日の最終回を見て、本気で呆然としました。
あまりの出来の悪さに叫びたくなりました。
(元)主人公の放置プレイ具合に涙がこぼれそうになりました。

正直DVDのオマケ40分ごときで補完が出来るとは微塵も思っていないので
小説版の今後のフォローに期待します。

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世界のキズナ(1) 混沌な世界に浮かぶ月

世界のキズナ 1 混沌な世界に浮かぶ月
[著]有澤 透世 [絵]椿 あす
 
ぶっちゃけ久しぶりのジャケ買い(殴)
いや、挿絵描いてる某メイドマンガの作者さんが日記で宣伝しておられたので…。

人とのキズナを殆ど感じたことがなかった主人公がヒロインとの出会いによって少しずつ変わっていくといった
かなり王道的な展開で、安心して読めました。
対照的に、キャラクターのぶっとび具合は結構ミモノかと。

ただ、キャラクターの設定はぶっとんでいるのにそれを生かしきれていない、というのか
キャラクターの設定の割には破壊力が足りないなあ…という感じ。
ストーリーも駆け足で詰め込んだ感があったので、キャラクターを減らすか
ストーリーを途中で終わらせてでも各キャラクターの魅力を掘り下げてほしかったような…。

設定は面白いんですけども、読み終わってみると各キャラクターに対して異常に印象が薄いんですよね…。敵側のウーノ・サーノの2人のイカレっぷりは十分すぎるほど印象に残ったのに、味方側は…という感じでした。

続編が出るようですが、ぶっちゃけこれ以上どうやって展開するのかな?
一度世界が平和に戻ったところで1巻を終了させて、2巻で後半の話をやったほうが、
各キャラも彫りこめてよかったんじゃないかなーとか思います。

総合評価はとりあえず2巻待ち。
Missingみたくいきなり4巻あたりから面白くなる話もありますし…。

どっちかっていと椿あすさんのメイドガイが見れたのが
一番面白かったとか思っててほんとすいません。

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夜魔

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発売:2005.11
発行:メディアワークス
[著]甲田 学人
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6.19
「Missing」の名脇役(というか悪役?)神野・詠子コンビの周囲で起こる怪奇を描いたハードカバー短編集。

個人的に、何故電撃文庫の作品がここで挿絵なしやハードカバー方向に力を入れ出したのか疑問なんだけど(ラノベはイラストがあってなんぼだと思うので)、でも甲田さんの小説は元々あまりラノベらしくない、小難しい内容なのでこれもありかな、と。
ただ、電撃HPに載っていた時は挿絵入りだったと記憶しているので、かなり贅沢な使い方してるなあと思います。ちゃんと挿絵がついてるものをわざわざ挿絵だけなしにして出版する意図がようわからんです。

空目様の小難しい都市伝説講義がなくなった御蔭で、ライトノベルではなく、完全な「伝奇・ホラー小説」という形になってしまってますね。学校の怪談とかそういう系の本だと思って読むと良いかと。Missingも背筋の凍る描写が満載でしたが、今度は「正義の味方」たる空目達がいない為、全話見事に救いのない展開となっています。ハッピーエンドじゃないと許せないという方は死んでも見ないほうがいいです。あと、オバケや怪談苦手な人。これ読むともれなく夜眠れなくなる、飯が喉を通らなくなるなどの副作用が起こります(笑)


尚、独断と偏見で一番怖かった話を選ぶなら断然「薄刃奇憚」。
元々プチ先端恐怖症のケがある私は吐き気を催しそうになるほどの破壊力でした。主人公がリスカする時の情景描写や心象描写が物凄い真に迫っており、もう始終自分が鳥肌。Missing5巻の赤名裕子が自分の眼球にガラスを突き刺す場面が延々と続くと考えてくれれば良いかと。それでも最後まで思わず読んでしまう辺りはもう甲田マジック。しかし、リスカの描写がリアルすぎて怖いんですが…甲田さん、リスカ経験あるの?とツッコミたくなりました。

読後感は最悪ですが、それでこそMissingてかそうじゃなきゃMissingじゃないよねということで、最高の読後感の悪さに★5指定(笑)

心臓の悪い方、怪談が苦手な方は絶対に読まないように!

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機動戦士ガンダムSEED DESTINY(4) 示される世界

   
原作
矢立肇・富野由悠季

シンVSキラ、死闘を制するのは……激闘の第4巻!
戦争を闇から演出する組織ロゴスに対し、ついに宣戦布告をしたプラント最高評議会議長デュランダル。その声明に世界は衝き動かされる。だがその陰では、戦火を拡大させる脅威としてアークエンジェル討伐の特命がミネルバに下されていた。フリーダムによってステラを喪い、復讐の機会を待ち望んでいたシンの瞳が、赫く燃えあがる──!

ステラ死亡、キラ撃破?インフィニットジャスティス登場のあたりまで。

後半はアニメを見ていてもずっと萌えまくってた辺りなんですが
もうやばいね、この小説。

アスランがシンのこと心配しすぎで。

キラが撃墜された後の口論すら後藤さんにかかればアスランがシンを心配した結果という事に!この読書日記ではできる限り腐女子発言しないよう頑張ってましたがもう我慢できません(笑)
AAにいってからも、議長に言いように使われているシンを必死に説得しようと思い悩むアスランの姿はまるで悪い大魔王に許婚を攫われたヒーロードラマの主人公のようでした。( ご め ん な さ い …)

いやまあ、腐女子発言はこの辺にしておいて(笑)
本当にこのままのアニメ展開だと、シンってAA側には雑魚扱いされ、議長とレイには捨て駒扱いされ、ルナマリアとも微妙だし…で、ほんとどうしようもない扱いを受けていたので、こんなにシンのことを心配してくださる人がいたことが純粋に嬉しかったです、1人のシンファンとして。

その他、アニメから改善されてた事といえばスティングの死に様。
前巻でアウルが半ば予想した通りの結末を迎えてしまったスティングが本当に哀れ。
それだけに、最期アウル・ステラがお迎えに来る場面が本当に嬉しくて。それでも2人のことを完全に思い出す事は出来なかったスティングが可哀相で…。
連合3人には、天国ででも幸せになって欲しいです。

また、AAに行ったネオがステラたちのことで思い悩んだり、シンとの約束を守れなくて思い悩んでくれたのは物凄い嬉しかった。特にネオに関しては、ステラ達やシンの扱いを考えると、思い悩みもせずにあっさりマリューさんとよりを戻してしまわれるのはマリューさん好きとしても複雑だったのです。


兎に角、あらゆる意味で良くぞここまでアニメをフォローしてくれたな!という感じなのでアニメに納得いかなかった方は是非ご一読を!!特にアスランとシンの凸凹コンビ(カップリング?(笑))が好きな方は絶対読んで欲しい一冊です。

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召喚士マリア4 眼差しに切なさを、沈黙に優しさを。

オンライン書店ビーケーワン:召喚士マリア 4召喚士マリア 4

発売:2005.10
発行:富士見書房
[原案]安田 均 [著]北沢 慶 [絵]四季 童子
終わりのクロニクルの合間を縫って読んでしまいました。
フレイムとマリアがひょんなことから仲違いをするという、王道中の王道展開。…ってあれ?マリアのお相手ってアルフレッドじゃなかったの!?(笑)

今回はヤキモチを焼きまくるアルフレッドもかなり必見ですが、フレイムとマリアのラブラブっぷりも見逃せません。というか一々台詞がエロいですよ、あなたたち。かのレジンキャストミルクが官能的ともいうエロさとすれば、こっちはとても健全なエロさで…いや、こういう展開大好物ですが!
しかし、第2巻から一々百合臭さが漂ってる気がするのは気のせいですか。

フレイム・マリア・アルの三角関係も見逃せませんが、そこにフリーダを加えた四角関係も見逃せないです。というか健気なフリーダさんに今回はときめき!この作品の女性キャラってツンデレ多くないですk(殴)

王道展開ファンタジー+ラブコメ好きにはたまらない話でした。

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ムシウタbug 3rd. 夢狙う花園

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[著]岩井 恭平 [絵]るろお
角川書店(2005.11)

ハルキヨだの霞王だの本編のキャラが少しずつ出てきました。
今のところ外伝読まなくても本編は楽しめますが、逆に外伝を読むと本編が更に楽しめるような仕様になっているのがいい感じです。

ところで今回は他の話は個人的にイマイチ不発だったのですが、最後の「夢奏でる人形」がツボ。元々霞王は本編の方からツボなキャラだったんですが(学校でのお嬢様モードとのギャップが好きv)あんなに悲しい過去を持っていたとは。学校でのお嬢様モードも、元々の自分を出しているだけだったんですね。
なんだかんだいって今回は全話登場してるというわけでbugシリーズでのレギュラー獲得とみていいんでしょうか?それとも今回は霞王スペシャルだったんでしょうか(笑)

亜利子が正式に虫憑き認定とのことで、話がどう変わっていくのか楽しみ。
今度は本編にbugのキャラクター(亜梨子とか)が出るのかどうかとかも気になるところ。

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AHEADシリーズ 終わりのクロニクル 6(上)

[著]川上 稔 [絵]さとやす(TENKEY)

全竜交渉が終わるかと思いきや、『軍』がもたらしたTOP-Gの存在とその滅亡により直前にきて全竜交渉やりなおしという事態に。そんな中、佐山と新庄は8th-Gとの全竜交渉を行う為、そしてお互いの過去を探る為に出雲UCATに赴く。

 

今回の見所はなんといっても京ちゃんのツンデレっぷり!!レディース宜しく各国UCATにタンカ切るわ、旦那の事ノロケまくるわでまさに正統派「ツンデレ」の趣き。もう3巻以来ずっと最強の萌えキャラとして崇めてきましたが、ここにきて更に萌えっぷりが上がった気がします。ツンだけでなくデレの要素が加わったところがまた(笑)

原川とヒオのツッコミ漫才夫婦も今回は暴走気味でしたが、ヘタレ全開の飛場が男を見せてくれたのが嬉しかったです。というかもうこの子、最初出た頃は単に美影馬鹿のヘタレで、からかわれ役という印象しかなかったのに、すっかりオープンエロなキャラに・・・。

来月発売の最終巻に向け話はだんだんと重くなっていくところですが、時々そんな重さを吹っ飛ばすようなコミカルなシーンが入るのがテンポがよく、600P弱といえどあっさり読みきってしまいました。
過去もあらかた暴露されたところで、あとは軍の2人がどう動くのが気になるところです。

しかし、流石に上下同時に出されるとあの厚さは強烈ですね。

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