ページ 197 | 今日もだらだら、読書日記。

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アリソンIII(下) 陰謀という名の列車


[著]時雨沢 恵一
[絵]黒星 紅白

 
「アリソン」シリーズの最終巻です。
前巻読んでから1ヶ月くらい経ってたのですっかり内容を忘れ(以下略)

今回は兎に角ヴィルが大活躍で萌えでした(笑)
今まで結構アリソンに振りまわされるヘタレ君なイメージだったんですが。
最後の種明かしでのヴィル君がめっちゃかっこいいですよ!

とりあえず、前後に「クロノクルセイド」と「吸血鬼のおしごと」最終回を
見て凹み気味だった所為か、アリソンの最後は本当に嬉しかった。
「おしごと」以上にアリソンは「バッドエンドが想像できない作品」であったので
上巻の最初を読んで以来物凄い不安だったのですよ・・・。
大っぴらに付き合うことは出来なくても、娘に正体を明かすことができないとしても
アリソンとヴィルの幸せそうな雰囲気がエンディングから伝わってきたので
こういうのもありなんじゃないかと思いましたv

そして今回の後書きもツボヒット。卒業しても皆一緒だよ!(編集部注:意味不明)

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スクラップド・プリンセス サプリメント さまよう者達の組曲


[著]榊 一郎
[絵]安曇 雪伸

 
「スクラップドプリンセス」シリーズの外伝シリーズ第一作。

富士見系の外伝で伝統的に多い(?)ギャグ短編あり、シリアスもありで
なかなか見ごたえのある作品です。
一番必見だと思うのは生きている時のユーマとキャロルが見れることじゃないでしょうか。
キャロルさん素敵・・・!!(聞いてない)
少年・暗殺者萌えとしてクリスの外伝もかなり萌えさせていただきました。

一番好きだったのは「処女と暗殺者の小夜曲」です。
ゲストキャラのコーティエ可愛い・・・!
ギターフは「ある意味クリス以上に主人公の人気を脅かすキャラ」と書かれていますが
全然奴が好みじゃない私にもなんとなく人気の秘密がわかる気がします。
本当にちょっとしか出てこないんだけど、ものすごく存在感濃いキャラなんですよね。

「温泉狂想曲」でのラクウェル姉の壊れっぷりも相当最高なんですが
個人的に榊さんはシリアスのほうが好きかな?、と思いました。

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9S<ナインエス>4

オンライン書店ビーケーワン:9S 49S 4

発売:2004.8
発行:メディアワークス
葉山 透〔著〕
posted with 簡単リンクくん at 2006. 5.31
最近、本を読み返す暇も無くて続きを読んだら設定を忘れてることが高確率で…
この本も前編読んだ後色々と設定をド忘れしてまして
ああ前後編ってもんは続けて読まないとだめだーと実感…(笑)

とりあえず、今回は2巻の消化不良っぷりを吹き飛ばすような面白さだったです。
わけのわかんない武器とか出てきても今回は前回ほど突拍子もない展開も無かったし(良い意味で)
敵を倒したと思ったらまだ倒れない、まだ倒れないの繰り返しで、
登場人物たちの焦燥感がこちらにまで伝わってくるようでした。

個人的には仲良しALC舞台が大好きなので彼らが無事でホっとしました。
密かに萌とあきらの友情っぷりが好きなのです。
二人のやりとりが能力とかは置いておいて、一番平穏というか、普通の友達って感じがして。

最後のオチはあまりにもあっけないというか、あれだけひきずっといてあっけなさすぎる気もしたのですが
まあ、ある意味あれもありかなぁと納得できる範囲(2巻のアレから比べたら…!!)
個人的には変異体ごとごーっと燃やすとかそういうスケールの大きい事をやってほしかったですがっ。
(↑うららさんそれ都市ひとつ潰れますよ)

しかし、今こうやって読み返すと闘真君、めっちゃ自分好みだなあと…
二重人格持ちの表人格ヘタレで裏人格鬼畜サドって何ですか!!萌えるんですが!!(蹴)
途中某エヴァンゲリ●ンの×ンジくんみたいな挿絵が入ってガクブルでしたが。

とりあえず最後は闘真と由宇が一緒になれて(誤解されます)ほんとに良かったですv
個人的には由宇もいいけどかなり麻耶ちゃんが好みなので彼女の方もきになるですが。

っていうか、これの短編バージョン気になる…!!

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スカイワード2

オンライン書店ビーケーワン:スカイワード 2スカイワード 2

発売:2004.9
発行:メディアワークス
マサト 真希〔著〕
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6. 1
今回は話がずんずん暗くなってびっくり。
中性体への差別と戦争の話がクローズアップされてるから仕方ないけど。

この人の小説だとどちらかというと独特の勢いがあるほのぼのギャグ時の方が
文章のノリ的に好きだったので、ちょっと物足りなかったかなあ。
カラー口絵の抜き出し文も普通のところばっかりだったので、
多分2巻が最初に出てたら買ってなかったかもとか。

でも、なんだかんだいいつつ終盤は息を付かせぬ展開の連続でどきどきしながら読めました。
新キャラの二人もなかなか可愛いです。
…しかし、仕方ないとはいえ機械人形系のキャラって皆綾波系で落ち着くよなあ…。

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キノの旅VIII

 

「あー…」運転手が口を開いた。力のない声だった。「何さ?キノ」モトラドが聞いた。キノと呼ばれた運転手は、ポツリと「お腹すいたな」「だったら、止まって休む!空腹で倒れられたら―」モトラドの訴えを「はいはい。何回も聞いたよ、エルメス」キノは流す。エルメスと呼ばれたモトラドは「分かっててやってるんだから」呆れ声で答えた。「そもそも、あの国が滅んでいたのがいけない」カーブを抜けながら、キノが言った。―お腹をすかせたキノとエルメスが辿り着いた場所には、盆地の中央を埋め尽くすように、数百人の難民が集まっていた…(『愛のある話』)他、黒星紅白が描くイラストノベルも含め全8話収録。 (「BOOK」データベースより)

個人的お気に入り度数

アリソン読んでいても何度もおもったんだけどこの人断然短編の方が上手いね。
なんか長編読んでてだれるんだよなあ・・・私だけでしょうか。

すごい久しぶりのキノ新作でかなり楽しみにしていたのですが、
同人人気が出てしまった所為なのか今回やたら萌え狙いっぽい作品が多くてしょんぼり。
「悪い事はできない国」の挿絵が狙いすぎだと思ったのは私だけじゃないはずだ。
エピローグの「船の国」はあまり感じなかったんですが、友達のサイトで
「シズキノ狙ってるのか」みたいな文章読んで違和感の正体になんとなく納得してしまったり・・・。

っていうか挿絵のキノがどんどん女の子っぽくなってきてますよね。
これがキノじゃなくて黒星さんが描く別作品の、キノ似の女の子なら普通に可愛いと思うのですが。
っていうか今回キノにマツゲと胸の膨らみが・・・やたら強調されていたような・・・(苦笑)
船の国の挿絵も普通に可愛いんですが、「男と見紛うような女の子」ではなく
単なる「ボーイッシュでクールな女の子」って感じになってしまっていて、それはキノじゃないなと。
キノは中性的だからこそエロカワイくて萌えなんだよ!!(訳のわからない主張)

話は「歴史のある国」が一番面白かったと言うかこれと「船の国」以外の話は全く印象に残らなかったというか。
船の国はキノ出さなくていつもくらいの長さだったら普通に面白かったんじゃないかと思うよ。

でもこの本後書きだけで600円出してもいいよ本気で。
今回の後書きは騙されましたね。電車の中で吹きましたね!!(笑)

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シャドウテイカー2 アブサロム

オンライン書店ビーケーワン:シャドウテイカー 2シャドウテイカー 2

発売:2004.10
発行:メディアワークス
三上 延〔著〕
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6. 1
そんなに長い本でもないですが、ストーリーへの引き込まれ度はかなり高い作品だと思う。

前作のような最後での大どんでん返しっていうような展開ではなかったのですが
(“アブサロム”の正体がどんでん返しといえなくは無いけど、前作と比べるとかなり薄い)
ハラハラ・ドキドキさせられるのは前作よりも強かったかも。
早いところで敵の大まかな情報が出てくることによって恐怖感が増すと言うか。
特に第三章の「鉄の乙女」。マジ怖いです…。

新キャラの茜さんもかっこ可愛くて良かったです。
「ボルガ」と茜の両親の話に関しては最初になんとなく予想ついちゃってたけど。

全体的に、何が言いたいかって純粋に面白いです。
絵も可愛いし、これからが楽しみ。

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AHEADシリーズ 終わりのクロニクル2(上)

オンライン書店ビーケーワン:終わりのクロニクル 2上終わりのクロニクル 2上

発売:2003.10
発行:メディアワークス
川上 稔著
posted with 簡単リンクくん at 2006. 5.25
ストーリーも本格的に動き出して、どんどん面白くなってきました。
新庄姉弟の秘密のことも勿論ですが、他のキャラたちにも色々秘密がありそうだし。
しかし何度見ても切君は男に見えませんね?。

特に出雲がLow-Gに来た経緯とかは物凄く気になるところです。
というか今回の話で、密かに出雲と風見に萌えてしまったのですが。
熱田と対峙したときの公然いちゃつきが・・・!!かっこいい!!(笑)

今回の交渉相手は日本神話を背景にしているギアということで、日本史萌えとしても結構興味シンシンです。
あと、出雲風見ペアとは別の方向で鹿島夫妻が・・・何とも言えずに可愛かったなあ。

ストーリー自体は殆ど動いていないですが2nd-Gに対する設定解説を入れつつも
コミカルな日常が上手い具合に織り交ぜられているので1の上巻みたく読んで苦痛になることは全然ありませんでした。
下巻に期待!

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バイトでウィザード とどけよこの憎しみ、と少年は涙した

オンライン書店ビーケーワン:バイトでウィザードバイトでウィザード

発売:2004.11
発行:角川書店
椎野 美由貴〔著〕
posted with 簡単リンクくん at 2006. 5.26
どんどんどんどん展開がドロ沼シリアス方面に爆走中なのは気のせいでしょうか…

「インフィニティゼロ」「ダブルブリッド」「Missing」とは違った意味でグロ小説認定。
なんというか迫り来る死の恐怖が怖すぎる。緊急24時もびっくりの恐ろしさですよ。

しょっぱなから「治癒無効体質第七段階」の患者とか見せられて詳細な説明聞かされて
もう聞いてるこっちが思わずブルブルしているのに、どんどん話の大筋はハードにハードに。
戦闘シーンが入るたびに主人公が怪我しないか、ここまで読者を心配させる主人公も稀なんじゃなかろうか。
すいません、もう喧嘩っぽいシーンになるだけでもハラハラです。
こんなにハラハラする小説初めてかもしれません(間違った意味で)

今回のラストは・・・プロローグである程度予測ついたとはいえ・・・そうきたかと。
この話もそろそろクライマックス突入っぽいですね。バッドエンドじゃない事を祈ります(汗)

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シャドウテイカー 黒の彼方

オンライン書店ビーケーワン:シャドウテイカーシャドウテイカー

発売:2004.6
発行:メディアワークス
三上 延〔著〕
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6. 1
実は現行の修羅場中に現実逃避で読んでt(殴)
ちょっと読んですぐに修羅場に戻る予定だったのですが、
小説の世界に引き込まれて読み終わるまで戻ってこれませんでした。
断じて本気で修羅場から逃避したかったから必死に読んでいたわけでは…!!(笑)

読み終わっての感想。とにかく話の構成が上手い。
先の読めない展開もさることながら、読者の目をだまくらかす手段が本当に秀逸。
いや、だって本当にああいう展開になるとは思わなかったもん(笑)

ただし、多分「ここで読者の目をこうやって欺いておいて、オチはこう?」みたいに
最初と最後だけ決めて書いたのかな?という感じがちょっと。
最終的にちょっと納得いかないというか、かみ合わない感覚が残りました。
…ひょっとしたら私の読み込み不足かもしれませんが;

戦闘シーンなんかも気持ち悪かったり、怖かったりで臨場感たっぷり。
イラストも好みで続編が楽しみな作品です♪

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AHEADシリーズ 終わりのクロニクル1(下)

オンライン書店ビーケーワン:終わりのクロニクル 1下終わりのクロニクル 1下

発売:2003.7
発行:メディアワークス
川上 稔著
posted with 簡単リンクくん at 2006. 5.25
上巻で、本気で挫折しかけたのですがなんとか下巻読もうと言う気が起きました。
本気で上巻がダメだったので、これで下巻がダメだったら読むのやめるつもりで。

んで、見事にハマってしまいました。
上巻のテンポ悪い設定解説だらけの文章が嘘のよう。ストーリーにすいすい引き込まれます。

下巻だけで評価付けるなら◎。上巻だけで評価つけるなら△ってカンジです。
良くも悪くもライトノベルの良さと悪さを象徴するような作品だと思いました。
何かのレビューで「設定マニアにはたまらない」と書かれていたので、
一部のラノベマニアには本気でたまらない作品なのでしょう。
個人的な意見としてはやっぱ上巻のテンポの悪さはなんとかしてほしいと思うのですが…
設定を作りこむのはいいけど、あの膨大な設定、そこまで理解して無くても読める作品だと思うのですが。
上下巻というと上巻の内容覚えていないと辛い作品が多いのにこれは全然そんな事無かったですよ。
それなのに、上巻でファンを振るいにかけてるんだとしたらもったいない気がします。

ストーリーは時にシリアス、時にラブコメ、時にギャグと私の好きな要素盛り込みまくりで萌えさせてもらいました。
特に切君関係のネタと、出雲の「最強料理人」のネタには爆笑。
佐山は死ぬほどかっこいいし、ちゃんと新庄とラブコメやってくれるしで大満足でした。

とりあえず2巻買ってきたのですが、上巻を越えられるか今から非常に不安…。

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