“双 ” の検索結果 | ページ 8 | 今日もだらだら、読書日記。

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ビーズログ文庫アンソロジー オトキュン!

 

ビーズログ文庫の人気作品が大集合!「死神姫の再婚」の最強夫婦が教師と元生徒のイケナイ関係に!?「双界幻幽伝」の朧月が輝夜姫になって引きこもり…え、蒼刻が求婚!?「おこぼれ姫と円卓の騎士」のおこぼれ女王がマフィアのボスって、どういうこと!?ほか「闇の皇太子」「瑠璃龍守護録」「戦う王女」シリーズの短編を掲載。ここでしか見られない設定で胸キュン満載にお届けします。 (「BOOK」データベースより)

「ですから、今から少しでも学園の雰囲気に慣れておきたいので、来月の文化祭を一緒に回ってほしいんです。いえ、決して下心はありません。純粋な職業意識からです。手を繋ぎたいなどと贅沢は言いません。隙あらば人気のないところに行こうなどとは思っていません。そもそもあなたがお化け屋敷なんかで怖がってくれないことは分かっています。くそ……ああ、失礼。とにかく下心はありませんし、食べたい物があればなんでも奢りますから」

カシュヴァーン様 マジ残念(挨拶)

 期待の更に上を行く最初から最後まで全開に残念なカシュヴァーン様に腹筋を破壊されましたルアークのツッコミがまた的確すぎて……本編がシリアス入っててこういう能天気なお話が殆どなかった分、余計に破壊力が……

 ビズログ文庫の人気作・期待作の番外編を集めたアンソロジー。シリーズの中でマトモに読んでるのが「死神姫の再婚」のみでほぼそれ目当てで買ったのでちょっと他の作品についてはよく知らないんですが、多分「神とある国の物語」以外は完全なパロディ・パラレルネタな外伝の詰め合わせのようです。

 個人的に「死神姫」以外で一番のお気に入りだったのは「おこぼれ姫と円卓の騎士 アンラッキースパイシーラブ」。突然マフィアの次期頭首候補として指名されてしまったヒロインが警察官のデュークと自分の立場を隠して恋に落ちるお話。実の兄をはじめとしたマフィアのファミリー達に振り回されながらも、ただ状況に振り回されるのではなく、彼らの上に立つ為の力を付けながら最終的には彼らを撲滅するため頑張ろうとする姿が男前過ぎました。

 元の作品は、中世ファンタジーらしいよ!↓

おこぼれ姫と円卓の騎士 (ビーズログ文庫) おこぼれ姫と円卓の騎士 (ビーズログ文庫)
「さっさと頭を下げなさい!」←この女王様が、スゴイ!!! 
ソルヴェール国の第一王女・レティーツィアは、将来自分が“女王になる”ことを知っていた??。結果、優秀な兄たちの“おこぼれ”で王位が転がり込んできたレティは、王の専属騎士団(ナイツ・オブ・ラウンド)を作るべく、漢(おとこ)の中の男と評判の騎士・デュークを強引に勧誘。けれど彼は「『おこぼれ姫』の愛人と呼ばれるのは願い下げ」と一刀両断!!ますます彼がほしくなったレティは……!?第13回えんため大賞優秀賞受賞作!!


 もうひとつ面白かったのは「双界幻幽伝 竹取物語だけどかぐや姫は月に還りたくないそうです。」。以前だれかにオススメされた時に聞いたときはヒロインの引きこもり属性がとても気になっていたんだけど、舞台が中世日本になったせいで聞いていたほど引きこもり属性的ななにかは感じず、その分、蒼刻の無双っぷりと静心のシスコンぶりが光っていたような。次から次へと無茶振りをふっかける静心の鬼舅具合とあるときは悠々と、またある時は必死に静心の出す試練を乗り越えていく蒼刻のやりとりが楽しかったです。

 元の作品は、中華ファンタジーらしいです。
双界幻幽伝 出逢いは前途多難! (ビーズログ文庫) 双界幻幽伝 出逢いは前途多難! (ビーズログ文庫)
噂の「天然公主」は超引きこもり! 幽霊もビックリの中華ファンタジー開幕!
姚朧月は死者の霊=幽鬼が見える少女。ユーモラスな幽鬼に囲まれて育ったので、感性がちょっと変わっている。──ついたあだ名が「天然公主」! そんな彼女のもとに、劉蒼刻という武人がやってきた。幽鬼が見える朧月にどうやら依頼があるらしい。嫌がる朧月に、「とりあえず連れ出せば、あとはなるようになるだろう」と、蒼刻は無理やり連れ出してしまい──!?


 しかし、本編とリンクがやや強いせいで世界観・キャラがつかみきれなかった「瑠璃龍守護録」と「神とある国の物語」、登場するキャラ数が多い「闇の皇太子」の3つに関しては、正直原作読んでないと厳しいものがある気がする。各作品、それなりに未読者への配慮はあるんですが……正直元作品のあらすじと簡単なキャラクター紹介くらいは載せてくれてもよかったんじゃないかなあ。楽しめた2つも含めて、世界観設定自体を変えてしまっている作品が殆どだったため結局これどういう話なんですかという話が多くて、そこはちょっと残念でした。

 とりあえず、「おこぼれ姫」と「双界幻幽伝」はちかいうちによんでみたいとおもいます。


七星降霊学園のアクマ 01 グラトニー・シールド

 
夕仁

「止まらない!助けて、にぃちゃん!」「雪伽!」僕、花村月斗と双子の妹・雪伽は悪魔を討つ“降霊士”を目指して七星降霊学園で勉強中だ。志望のクラスに入るための試験で、僕らは天使召喚しようとして暴走。魔法陣から出てきたのは―「吾輩はネコではない!悪魔だ!」という金目の黒ネコで!?違法の悪魔召喚をしてしまった僕らは、戦闘系でも支援系でもない「その他」のクラスXに入ることに!?兄妹イチャラブアクション開幕。(「BOOK」データベースより)

 振り分け試験中に天使を召喚しようとして、間違えて違法である悪魔・カグラを呼び出してしかも天使と融合させてしまった花村兄妹。送還はできないし、魔力は殆どカグラに持っていかれて他の天使の召喚もできない。あげく、曰くつきの「クラスX」に配属されてしまい……というお話。

 メインである花村兄妹と自称「最凶の悪魔」であるカグヤだけでなく、癖の強いクラスXの「はみだし者」たちが、教官のしごきに耐えつつも少しずつ心を通わせていく展開が楽しかった。スニーカー文庫の特設サイトだとどうみてもネタ枠扱いだったボブが実は普通にイケメンな件。そしてまさかの仏教系筋肉男子。

 両親を悪魔に殺されたせいで悪魔に潜在的な憎しみを持つ主人公・花村月斗が少しずつ考えを変化させていくのもよかった。家事をつかさどる天使と融合しちゃって妙に甲斐甲斐しく世話を焼いてくるカグラ可愛すぎる。あと、厳しいばかりではない教官の保護者のような視線がとても暖かく、きゅんとします。

 色々辛い過去を持っていてもあまり重くなりすぎず、バトルもあるけどあくまで主人公コンビの成長と周囲の人間関係に終始した展開がとても好みだったんだけど、「兄妹いちゃラブアクション」っていわれると物凄い違和感を感じるので困る…。なんかこう、もうちょっと違う煽り文句はなかったんですかね!ラブコメというよりは擬似家族モノとしての要素の方が強いので、恋の鞘当を期待すると物足りないんじゃないかしら。個人的にはバトル展開メインだった「デーゲンメイデン」よりもこっちの方が好きです。

 ところで、まさか富士見の新作でもノータッチだった「本日の騎士ミロク」のBLあとがきが今更蒸し返されるとは思いませんでした。BLあとがき楽しみにしてます!!!(え


俺はまだ恋に落ちていない

 

「…ふん。さっすが男に縁のない女子校ちゃんは、がっつき具合がはんぱないわ」「…かく言うあなたは、たった二回しか会ったことのない殿方に、なにかご用でも?」「今で三回目よ。つまりあんたより多いわけ。分かる?」高校生・赤井公は友人の田所からふたりの妹・恵衣美と詠羅を紹介される。活動的なロングヘアの高校生・恵衣美。占いが好きなショートカットの中学生・詠羅。会うたびに、ふたりと仲が良くなっていく赤井だが、ふたりの仲は最悪の関係!?GA文庫大賞“期待賞”を受賞のトライアングル・ラブコメディ。 (「BOOK」データベースより)

 友人・田所の引越しを手伝わされた際に出会った、田所の双子の姉妹への「アタックけん」をもらってしまった赤井。それ以来なにかとふたりと出会う機会が増えたのだが、姉妹の仲が悪いのが物凄く気になって…というお話。

 過去のとある事件をきっかけにして人間関係に色々と機敏になってしまった主人公が、双子の姉妹やふたりの周囲の人々の関係を見過ごせず、時にはおせっかいすぎるくらいに親身になってあげる姿が好ましく、かっこいい。正直メインのラブコメ分よりも、周囲の人間関係と主人公を中心にするどこか淡々とした青春模様の方が面白かった。特に不仲になりかけていた恵衣美の友人カップルを、無関係の赤井が首突っ込んで仲直りさせる展開はアツい!

 ただ、タイトル的にもっとラブコメラブコメしたものを想像していたせいか、ラブコメとしてはちょっと物足りない感が強いかなあ。双子から主人公への好感度がかなりしょっぱなからMAX付近なのに物凄く違和感あったし、一方の主人公はどこまでも過去のトラウマから不仲だった人間関係を見過ごせなかっただけという感じがして、タイトル通り「俺はまだ恋に落ちていない」状態。…なのに、相手の方は結婚まで考えてるってちょっと愛が重いよ!!赤井にも双子にも色々と裏がありそうな感じはしたのでもっとその辺を1巻からばんばんだして欲しかったというか、多分続刊以降色々見えてくるんだろうけど、1巻だけだと色々と説明が足りなくて残念という印象を受けました。

 ところで、田所(兄)と山城はデキてるんですか?


はたらく魔王さま!5

 
029

修理の終わった魔王城(築60年・六畳一間のアパート)がなんと地デジ対応に! テレビなど贅沢品と思っていた魔王だが、ついに薄型テレビ購入に踏み切る。家電に詳しくない魔王たちは、恵美の会社の同僚・梨香を誘い、大型電気店に向かうことに。なぜだか異世界の聖職者・鈴乃もそれに便乗し、魔王一行の“お買い物ツアー”がスタートする。そんな中、魔王に恋する女子高生・千穂に危機が迫っていた──!フリーター魔王さまが繰り広げる庶民派ファンタジー、第5弾登場です。(公式サイトより)

 魔王さま、地デジテレビを買うの巻き。あらすじ読んだとき絶対この話のラスボスは1巻で出てきたNHKの集金のおじさんに違いないとおもってたら既に大家サイドで解決してた!なんてこった!テレビの話は、むしろニート堕天使こと漆原が執着しないのがちょっと予想外だったのですがそうだよね……彼はネットの申し子……アニメ見るならネットで見るよ……(魔王城にある旧型PCで動画再生可能なのかはこの際置いておいて

 とりあえず序盤の一流ニート堕天使vs三流ネカフェ難民大天使で萌え死んだわけですが、物語はフリーターネタが減ったせいか予想以上に天界・魔界入り乱れてのシリアス展開。恵美の両親や千穂まで巻き込んでの総力戦でした。天界の話が絡むと漆原が活躍するなあ……「一流のニート」語りで盛大にふきだしましたが、双方の情報を整理する探偵役を務める中盤はびっくりするほどの漆原無双。味方側でも突き抜けて年齢を重ねている事もあり、まだまだ色々魔奥や芦屋のしらないネタを握っていそうな感じ。

 人間側は千穂ちゃんがうっかり○○しちゃったり(アルティメットまどかにしかみえなかったのは私だけで良いです)、いよいよ本格的に梨香と芦屋にフラグが立ったり……でこちらも目が放せない。梨香さんは今回で履歴書が出ていよいよレギュラーメンバー昇格なのか。次巻もとてもたのしみです。

 シリアス分多めで魔奥の労働ネタは少なかったけど某うどんチェーンの話とか、新人バイトの教育の話とか、値切りの話とかなんだかんだで庶民ネタも忘れてはいないあたりがさすがすぎる。そろそろこういう小ネタで短編集とか出せるんじゃないですかね!本編シリアス気味だからそろそろ、ね!!ニート堕天使とネカフェ難民天使ズの怠惰な一日とか見たいですね!!

 ところで、大変個人的に今回の「あとがき」にぐっ……となりました。言葉にうまくできなくてもどかしいけど、あの震災ってやっぱり何かを決定的に変えてしまったんだなあというかなんというか。


対魔導学園35試験小隊 1.英雄召喚

 
切符

魔力を持つ人間が滅びようとしている世界―武力の頂点の座は剣から魔法、そして銃へと移り変わっていた。残存する魔力の脅威を取り締まる『異端審問官』の育成機関、通称『対魔導学園』に通う草薙タケルは、銃が全く使えず刀一本で戦う外れ者。そしてそんなタケルが率いる第35試験小隊は、またの名を『雑魚小隊』と呼ぶ、劣等生たちの寄せ集めだった。しかしある日、『魔女狩り』の資格を有する超エリートの拳銃使い・鳳桜花が入隊してくる。隊長であるタケルは、桜花たちと魔導遺産回収の任務に赴くのだが―。甦る『英雄』を地に還すのは少女の銃か、少年の剣か!?学園アクションファンタジー。 (「BOOK」データベースより)

「草薙諸刃流皆伝、草薙哮。現時刻を持って此処を戦場と心得た——」
「——問答無用で征かせてもらう!」

 「量産型はダテじゃない!」「Re:バカは世界を救えるか?」の柳実冬貴さんが贈る異世界学園ダークファンタジー。“魔女”に全てを奪われ復讐に生きる少女と剣使いとしての実力はあるが銃器をまるで扱えず、“刀”を使うことに執着する少年と二人の所属する通称“雑魚小隊”が異端審問官を目指しながら敵と戦うお話。

 銃全盛の時代に時代遅れの剣術バカがいっくぞー!な、劣等生が優等生を打倒する的展開は前2シリーズと共通するけど、ひときわ重くて暗い世界観が印象的でした。桜花が復讐に生きる決意をした一件や圧倒的な力を持つ敵との戦いなど、全体的に凄惨な描写が目を引く。しかしサブタイの「英雄召喚」で某アニメ放映中のアレを思い出したらあながちまちがいじゃなかったね!!(エクスカリバー的な意味で)

 しかし、それでも全体に漂う中二のかおりと主人公達のアツいバトル展開は連綿と受け継がれてて、各所で中ニ心を刺激されてやばい。今回は「能力を生かせてないだけで、実は有能な人たち」のお話なので全体的に彼らが本領を発揮しだすと決め台詞キメキメの無双展開になることが多く、その際に行われる掛け合いや決め台詞の数々にいちいちニヤニヤが止まらなかった。あとうさぎはやっぱりロリ巨乳の血脈なんですね!

学園側も味方とは言い辛いし小隊員やタケルの家族にもいわくがありそうな感じで、まだまだこれから重い展開になりそう。色々な意味で、続きが楽しみです。


読了記録まとめ[2012年2月分]

2月の読了冊数は22冊でした。(+感想書いてない本が実は2冊)
2月から本気出した!2年ぶりの20冊突破でした。

今月のピックアップ

紫色のクオリア 1 (電撃コミックス)
 コミック版「紫色のクオリア」が凄くよかった!!原作小説の第一章にあたる『毬井に関するエトセトラ』の最後までが収録されているんだけど、ゆりんゆりんな女の子のやりとりもメカメカしい部分もちょっぴりグロいところもしっかり描かれていて、原作再現度はんぱない。設定段階から綱島さんがガッツリ関わってる関係もあるからまた勝手が違うのかもしれないけど。
 とりあえず1話のラスト2Pで転がれますねヤバい続き楽しみ!!

2月の読書メーター

読んだ本の数:28冊 / 読んだページ数:7153ページ
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機巧少女は傷つかない7 Facing “Genuin Legends”

 

機巧魔術―それは魔術回路を内蔵する自動人形と、人形使いにより用いられる魔術。「誤解を恐れずに言えば、この夏、夜々と雷真は一線を超えました」「嘘…よね?」そんなわけで夏が終わり、“迷宮の”魔王グリゼルダのもとでの修行で実力を上げた雷真は、ロキやフレイとともに順当に夜会を勝ち進んでいた。だが、シャルが何者かの呪いを受け、人形サイズに小さくなってしまうという事件が起きる。一方で、学生総代にして、“十三人”の第三位、オルガ・サラディーンに迫られる雷真。そして、雷真とオルガの婚約が発表され―!?シンフォニック学園バトルアクション第7弾。 (「BOOK」データベースより)

 新たな力を手に入れ、ロキ・フレイとともに順調に夜会を勝ち抜いていく雷真。しかしその裏で、彼らがかつて倒した筈の人物が不気味な動きを見せていた……いよいよ後半戦突入でクライマックスも見えてきた感じのシリーズ第7巻。

 アリスとシン、雷真と夜々。立場は違うけれど関係性の似ている二組の強い絆が印象的な巻でした。ただ妄信的に主人のいう事を聞くのではなく、諌めることも出来るけれど敢えて妄従することで主が道を誤ったときも共にその失敗を受け止めようとするのがシンと夜々が選ぶ「従」の形。かつてアリスにかどわかされた事を考えると信じられないくらい強く成長したんだなあと感慨深くなる。

 アリスとシンの主従関係がクローズアップされる一方でその実今回すごくロキ回でしたよね!!口ではなんといっていても、いざというときにロキと雷真が見せるようになった強い信頼関係がとても美味しい。「好敵手」と書いて「信頼関係」と読む関係なんて最高じゃないですかー!もう実質3巻くらいから味方になったようなもんだったけど、ここにきてしっかりと「共闘関係」であることをアピールしてきたなあ。口喧嘩→シャル中心に妙な誤解をする→怒鳴るという流れが定番になってきたのも個人的にグッジョブです。しかしシャルは限りなく正ヒロインポジションに近い位置に居るというのに何故そんな残念な属性をゲットしてしまったのか……

 6巻終盤〜7巻序盤にかけての雷真無双っぷりがめざましかっただけに、現れた「あのひと」の強さが際立つようで。「夜会」の上位ランク者達も動き出していよいよクライマックス目前の雰囲気になりつつあり、この強大な敵を雷真達がどうやって相手にしていくのかとても楽しみです。

 ……しかし、異様に夜会が目立たなかったのは編集サイドからのストップだったのかおのれ。システムとかかなり凝ってるんだしもうちょっと夜会描写を頑張ってくれてもよかったと思うんですが……。なんか結局肝心の「夜会」が殆ど目立たないままクライマックスだなあ。


読了記録まとめ[2011年7月分]

7月のラノベ読了冊数は6冊でした。この時期やたら眠くなるのはなぜでしょう……


鋼の錬金術師 (1) (ガンガンコミックス)
以前から読みたいなあと思っていた「鋼の錬金術師」を全巻一気読み。1日2?3冊くらいのペースでのんびり読んでいくつもりだったのに、読み始めたらもうページをめくる手が止まらず、平日夜ぶっとおしで2日がかりで読み切ってしまいました。原作途中でガンガン本誌買うのを辞めてから読めていなかった作品なのですが本当に読んでよかった。
全27巻、最初から最後まで本当に面白かったです。


PandoraHearts(15) (Gファンタジーコミックス)
あと今月はやっぱり「Pandora Hearts」最新刊がすごかった!我慢しきれずに雑誌で読んでしまっていた部分なんだけど、エリオットが最後までかっこよくて、取り残された人たちの気持ちが胸に痛かった。グレンの魂に悲しい「願い」を告げるヴィンセントは本当に幸せになってほしいと思うのですがカバー裏の彼が不憫すぎて鼻水引っ込んだ。
エイダちゃんが居る限りヴィンスは死なないと思うんです。ええ 色 々 な 意 味 で 。



7月の読書メーター

読んだ本の数:45冊 / 読んだページ数:7846ページ
ナイス数:137ナイス
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Zぼーいず/ぷりんせす2

 
るご

今度はとつぜん幼女が増えた!? 「生き返ってやる! 絶対に!!」決意を胸に“姫護者”になった健太郎たち。姫のクリクリ(三歳)のお世話にも慣れたある日、遊び場で小さな女の子と出会う。「……く、くるしゅうない……」それが、”イレギュラー”を巡る新たな事件のはじまりだった! 「下僕のみなさん、お仕事です」「だから、ひと言多いんだよ!」そんな時、クリクリが何者かに攫われる。生徒も教師もゾンビのように彷徨う学校で、一体何が起こっているのか――!? ハートフル不死者コメディ第二弾!

ょぅじょ(と残念な人)が増えた!!

ひょんなことからようじょ 死神のお姫様に魂を食べられてしまった高校生3人が生命を返してもらうため、ようじょのお守り “姫護者”となる不死者コメディ第2巻。

死神姫・クリクリに続いて、ょぅじょ 天界のお姫様・エルエルが登場して彼らの引き起こした「イレギュラー」騒ぎでひともんちゃく……というお話なんだけど、とにかくエルエル側の付き人二人の残念具合が酷い(褒めてる)。 変態紳士という名のロリコンを患う残念すぎるイケメンと、男子高校生同士の絡みが大好きな腐天使の組み合わせってどういうことなんですか!!腐天使はもっと男子同士の絡みを促進させていいのよ!!!(聞いてない)

それにしても、メインのストーリーも良いけど高校生5人の仲良し具合が美味しいなあ。特に前巻で健太郎と文吉に命を救われる形となり、仲良し4人組に加わる事になった双六と4人のやりとりがイチイチ美味しかった。個人的には(一葉さん的な期待もやや含めつつ)男子3人の仲良しっぷりがもっと見たい。


読了記録まとめ[2011年4月分]

4月のラノベ読了冊数は6冊でした。
殆どよめなかったのはスパコミの原稿でわたわたしてたのもありますが、主に第二次スパロボZが来ちゃったせい。

第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇 SPECIAL ZII-BOX

コードギアスとかグレンラガンとかガンダムダブルオーとか(自分は見てなかったけどマクロスFとか)、ここ数年の人気ロボットアニメが一気に参戦してくれたので正直たまらんです。まだ序盤なんだけどカミナとルルーシュのやりとりが気になりすぎて生きるのがつらい。狙撃手組は狙撃手同士判りあっちゃっててやや複雑な気持ちになります(終盤の展開的な意味で)

あとは色々な所で話題になってるけど、刹那とヒイロの同境遇無口キャラコンビの掛け合いが面白いです。何故ここに宗介が居ない(真顔)

月末は「ハチミツとクローバー」マラソン。とても面白かったけど、この物語を最初から最後まで一気に読むのはまるでトライアスロンに挑戦するようなものでした……登場人物たちの強い想いが時にあまくて、時に重くて。ラブコメかとおもっていたけど、むしろ青春物語というか成長物語というか、そんなお話でした。面白かった。

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス?ヤングユー)

読書メーターのまとめツールのデザインがイマイチ気に食わなかったのでマクロ一括置換で手直し。
記事の最後に覚書でいじったところをまとめてあります。
ていうか、せめて独自クラスを設定しておいてくれると弄り易くなるんだけどなー。
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