“双 ” の検索結果 | ページ 9 | 今日もだらだら、読書日記。

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2010年上半期ライトノベルサイト杯投票します。

ラノサイ杯に投票します。既存:新規で6:4です。
今期はとにかく読了数が少なかったのと、新シリーズ開拓が少なかったのでこんな形になりました。
しかし5/10がファミ通文庫って……なんというファミ通無双……

■ 2010年上半期ライトノベルサイト杯 開催のお知らせ(平和の温故知新さん)
↑詳しいルールや投票の仕方等はこちらから↑


タイトル横の「感想」リンクをクリックで当サイト内の感想ページに、書影クリックでAmazonの商品ページに飛びます。
また、基本的にオススメ度の高い順に並んでいます。
既存と新規部門で記述方法が若干違うのは、空色パンデミックが発掘できなかった仕様です。

既存部門

■ 魔王城4限目(⇒感想

7月に完結した「魔王城」シリーズの4巻目。最終巻も物凄く面白かったけど、面白さに拍車がかかったのはこの4巻からだったように思えます。魔人の子供たちの為に自ら「魔王」となる事を決意した普通の人間・エイゴと、彼を慕う心優しき魔人の子供たちの姿に胸が熱くなった。ストーリー展開も素晴らしいんだけど、エイゴと子供たちが「人間」達に立ち向かう事を決めた時の挿絵がまた素晴らしくて……文句なしに今期イチオシのシリーズでした。超オススメ!!

「お前たちを迷わせる余計な罪は、すべて俺が引き受ける」
【10上期ラノベ投票/既存/9784047263161】
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■ ラ・のべつまくなし2 ブンガクくんと腐たご星(⇒感想

2010年上半期の個人的床掃除部門大賞。カタブツの文学青年・ブンガク君とイマドキ腐女子な明日葉の初々しく可愛らしいお付き合いの様子もさることながら、ブンガク君の親友であり編集者志望の圭介の間に存在する親友関係がヤバイ超やばい。明日葉じゃなくてもカップリング萌えしたくなるってものです。ラノベ作家を主題にした作品といっても至極正当派なラブコメとして仕上がっていて、少女小説好きな女の子にもオススメしたい一作です。

だから、謝ります。 この心に渦巻く欲望で、あなたもすこしだけ……汚させてください
【10上期ラノベ投票/既存/9784094511901】
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■ ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!4・5(⇒感想:Disc4/Disc5

「もしもギャルゲーのヒロイン達が現実世界に現れちゃったら?」なシリーズ4作目。3巻がちょっと……で暫く積んでいたのですが、それを後悔するほど4巻目が面白かった!!「エターナルイノセンス」の本来の主人公・正樹の登場をきっかけにこれまで全然焦点の当たってこなかった男子キャラたちに一気に焦点が当たるようになり、(個人的に)物凄く面白くなってきました。とりあえず敬遠してた女性ラノベ読みの皆さんはなんとかして3巻までを乗り越えて4巻読むべき。正樹と武紀の友情具合にキュンキュンしようぜ!!!

すでに存在しない好敵手親友に届くように願う。「言われるまでも、ねえよ。親友……」
【10上期ラノベ投票/既存/9784047262881】
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■ バカとテストと召喚獣7.5(⇒感想

アニメ化ひゃっほう!で今年半分私を思う存分転がしてくれたバカテス短編集3冊目。姫路さんの変態という名の淑女化が甚だしい「僕とダウトと男の尊厳」をはじめ、いつものノリの短編も素晴らしかったけど、明久の優しさが垣間見える美波の過去編「ウチと日本と知らない言葉」が本当に素晴らしかったです。本編も良いのですが明久と雄二の初邂逅と結成されたばかりのF組バカルテットの様子がやばすぎましたすいませんごめんなさい入学式から2週間の間に、雄二になにがあったんだあああああ!!!!!(じったんばったん)

「俺も知り合ったばかりで、まだあまりよくわかっていないんだが??あのバカ、結構面白いやつかもしれないぞ」
【10上期ラノベ投票/既存/9784047263130】
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■ 魔王様げ?む!2回戦(⇒感想

魔王の力で女の子にされ、魔王城のメイドとして働く羽目になってしまった元勇者・レモンと女の子にひたすら目が無い魔王・ディンゴと魔王城のメイドの皆さんが巻き起こすコメディ。とにかく美少女に対して歪みないディンゴと、かつての不遇な境遇も相俟って少しずつ周囲に感化されてしまう自分を自覚しながらもどうしても「元・男」としての自分を見失えないレモンの絶妙なボーダー具合がとても好きです。変態として歪み無いのに時々イケメン具合を発揮するディンゴは反則だ!!あと可愛いのにちゃんと男捨ててないレモンとのやりとりが微妙に時々BLっぽくて萌える!!

「ああ、存分に後悔させてくれ。…………やれるものならな」
【10上期ラノベ投票/既存/9784059035459】
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■ GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン3上(⇒感想

ぶあついせいでどんどん他人に薦めづらくなっていく「境ホラ」シリーズ3巻上。ページ数も酷いけど、とにかくどこまでもどこまでも増えていくキャラのインフレが快感になってきたらあなたも今日から川上信者!!すいません私そこまで悟りきれてません!!3上はトーリの私物整理の一幕とか義経可愛いよ義経とかストーカー眼鏡最高とか色々大ボリュームな1冊でしたが、やはり誰がなんといおうと最大のインパクトは終盤の全裸対決であろうと。何気にP.A.ODA男子萌えとカーチャン無双が著しかった3中も凄かったですが、とりあえず全裸対決のカオスっぷりに勝るインパクトはございません。このインパクトだけで1票入れるよ私!!

「言っておくが、全裸ネタは朕のものだ。??何故なら朕は、“太陽王”だからね
【10上期ラノベ投票/既存/9784048686006】
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次点:「いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室1」「レイセン File1:巫女とヒキコと闇少女
最後までツンデレを取るか、全裸を取るかの争いでした。レイセンは新規扱いだったら入れたかな…。

新規部門

■ 空色パンデミック(⇒感想

「空想病」という病気を患う少女と普通の少年が出会うボーイミーツガール。何の力も持たない少女のいたいけな『空想』が世界の全てを書き換えて行く後半以降の展開がとにかく凄かった。現実が侵食されていく様、どこから空想でどこまでが現実なのか揺らいでいく感覚が凄かったです。そして最終ページが本編

【10上期ラノベ投票/新規/9784047262874】
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■ 東京レイヴンズ(⇒感想

陰陽師とその子孫たちが活躍する「現代」を舞台にした陰陽ファンタジー。現代異能バトルものな一面も十分面白かったのですが、やはりなんといっても面白かったのが主人公・春虎を取り巻く人間関係。特に悪友である冬児との以心伝心な関係にニヤニヤが止まりませんでした!!物語自体ははじまったばかり、という印象なので2巻以降が楽しみ。

【10上期ラノベ投票/新規/9784829135198】
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■ ココロコネクト ヒトランダム(⇒感想

仲良し5人組が頻繁にお互いの身体と人格が入れ替わってしまうようになって……というお話。事件の大元を解決するでもなく、5人がお互いに持つ「悩み」を根っこから解決してしまうでもなく、それでも5人がそれぞれの悩みや欠点を受け入れてちょっとだけ前に進んで終る……という感じがとてもよかったです。そして主人公は一級フラグ建築士。

【10上期ラノベ投票/新規/9784047262904】
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■ はるかかなたの年代記 双貌のスヴァローグ(⇒感想

ひょんなことから自分の身体にもう1人の人格<チョールト>を宿す事になってしまった少年が元に戻る方法を模索して国際教育機関に入り込み、そこで出会った人々と少しずつ成長していく…というお話。ユウとチョールトの2人で1人の関係も、天才型のカティア&努力型のアレットという対象的な二人のヒロイン級の少女たちとの関係も物凄く魅力的でした。個人的には、次巻では男友達であるクリスとの関係をもうちょっとクローズアップしてくれたら大喜びです。是非お願いします。

【10上期ラノベ投票/新規/9784086305549】
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次点:「B.A.D.1
こっちは「はるかかなた?」と「B.A.D.」の争いでした。BADはどちらかというと次巻への期待面という意味が強かったのではるかかなた?で。

今年のファミ通文庫新人作品はどれも強烈で、甲乙つけがたかったです……


ラ・のべつまくなし2 ブンガクくんと腐たご星

 

「金輪際アンタとは仕事しない!」純文学を志すも『かみたまっ』でラノベ作家としてデビューし、ヒットを飛ばすことになった青年・矢文学(通称・ブンガク)。スケジュールの合間を縫って会うことになった『かみたまっ』のイラストレーター双星は、双子の高校生・星峰海、陸の合同ペンネームだった!陸に比べプロ意識の高い海は、ブンガクが『かみたまっ』のファンの女子高生とつきあっているという話を聞き、突然の絶縁宣言!!陸の謝罪を受けたブンガクだが、明日葉にはふたりの関係を怪しまれてしまい―。カタブツとフジョシのラブ第2幕。(「BOOK」データベースより)

個人的お気に入り度数

子供時代のトラウマから「二次元絵を3秒以上見つめると気絶してしまう」という筋金入りの二次元アレルギーで文豪を夢見るラノベ作家と腐女子の女の子の繰り広げるラブコメディ第2巻。

ラノベはイラストと文章の二人三脚だよね、というお話。二次元アレルギーの関係でどうしても学が目を向けられなかった部分、というのはあるのでしょうが「ラノベ」をやる時点で避けては通れない部分ですよね。なんだかんだ言いながらも、『かみたまっ』を良くする為一生懸命な海の言動にニヤニヤしてしまいました。特に新キャラのデザインに対する海と学のやりとりは興味深かったなぁ……「売れるものを作る」為に妥協しなきゃいけない部分もある、っていうのは商業で創作をしてみないとわからない視点なんだろうなぁ、とか思いました。

ラストで海&陸が学の書いた小説を読む場面が本当に楽しそうで、凄くニヤニヤした。ていうか普通にこれ読みたいんですけど!!学の書く小説って普通に男子が良い悪友関係っぽくてとても気になる。元の作風はどうなんだかわからないけど、ラストの展開なんか完全にヒロインと主人公の親友のダブルヒロインになってますよね!!

しかし本編以上に学&圭介の親友関係と学×明日葉のほの甘恋愛模様やべえええええええええ!!!!!お互いの才能をお互いの居ない所で惚気あう学と圭介の言動にニヤニヤし、学と明日葉の初々しいやりとりの数々にゴロゴロ転がった。もうなんだこれ、男女カプ的にも男子の友情的にもやばい。学と圭介やなにやらで腐女子妄想して転がってしまう明日葉はもう色々と仕方ないと思うんですこれ目の前で展開されたら私だったら空気読まずに転がるわ!!!1巻でもかなりラブ度高いシリーズではあったのですが、2巻に来て一気に糖度が上がった気がします。数ある床掃除系少女小説群とも立派に張り合える程度の糖度やばい。

特に、クライマックスの学と明日葉のやりとりと、学のセリフがとても好きだ。カタブツな学が言うからこそ、その言葉の内容とのギャップに萌えます。本当にこのセリフはやばい。超やばい。

だから、謝ります。
この心に渦巻く欲望で、あなたもすこしだけ……汚させてください


あと1冊で完結とのことですが、二人の恋愛模様がどうなっていくのか、どんなお話が展開されるのか、とても楽しみです。


GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン3(中)

 

蘭西領のIZUMOにて動き出した各国と個人の複雑な関係。その中で武蔵が取る選択とは?そして彼らが向かう先に、それぞれ待っているものとは?六護式仏蘭西との戦闘がIZUMO上で展開する中、欧州覇者となるルイ・エクシヴや、その妻、毛利・輝元の参戦を経て、ついにはミトツダイラの母である巨乳の人狼女王までが戦闘に参加してカーチャン無双の時代がここに…!この戦闘を経て、一体、誰が何処に向かうのか。中世の日本と世界各国が同居する“極東”を舞台に繰り広げる学園ファンタジー第6巻。

個人的お気に入り度数

だめだ、「さん、はいっ」が忘れられない
そんなわけでようやく登りきったぜこの830Pを………まだまだ1000P越えなかったから今回は薄かったよね、なんて絶対言わないんだからな!!なシリーズ第3弾という名の第六巻。今回は全体的に、公衆の場で開けない挿絵が多かったですね!!

今回は上巻からちょくちょく登場してきたM.H.R.R.とP.A.ODAの一部面々が本格顔見せ。キャラも増えるし戦局も増える。ネイトのカーチャンこと人狼女王に誘拐された武蔵総長を助けに行ったネイト+点蔵カップル+ナイト、松永久秀の策によりマルデブルグへと向かう事になったその他の武蔵面々+αの二方面だけでも把握が一杯一杯なのに、そこに国境付近で激突する瀬戸内海戦を追加するのは酷いと思うの!!正直最後の100Pくらいは戦局の把握が追いつかなくてちょっとおいていかれ気味だった。

今回はやっぱりP.A.ODAとM.H.R.R.の男子達の動向から目が放せませんでした。境ホラにもついに男子萌えの時代が!!M.H.R.R.側は傀儡美味しいですもぐもぐなマティアス&昼行灯の香りを漂わせるゴースト・前田、P.A.ODA側は御市様LOVEで破天荒な柴田&前回あんなに豪胆に登場しておいたのに今回いきなり下っ端臭を漂わせ始めた佐々の両コンビのやりとりがたまらない。特に柴田と佐々は、仲悪し(と書いてなかよし、と読む)で背中合わせな先輩後輩具合に普通にニヤニヤが止まらない!

そのまま俺が轢き掛けたので、襟首掴んで持ち上げたのであった。
そうしたら、人妻が連射してきて成政が頑張った。結果として、俺は無事だ。
「だったらいいか」
そして成政が重いのでとりあえず放り捨てようとすると、振り向かれた。
「おいコラ、先輩だろうと礼くらい言え。命救ってやったろうが?」
「今、貴様の命を俺の不機嫌から救ってやったから帳消しだぜ……!」
「汚え——!!」


その一方で、歴史再現により決定付けられている互いの将来についてのちょっとシリアスなやりとりも良いなあ。敗北する未来を逃げずに受け入れた上でM.H.R.R.の二人にその後を委ねようとする二人の姿が印象的。本当に、この2人のコンビは今後の登場が楽しみすぎます。

とりあえず他は語り始めると長くなってしまうので印象深かったポイントを一言で言うと「土下座対決で爆笑」「人狼女王夫婦パネエ」「点蔵メアリ/立花夫妻のナチュラルお惚気攻撃」「フラグをたてまくるヒロイン男(全裸)」「ストーカー眼鏡の執筆速度に嫉妬」ってかんじでしょうか。シェイクスピアは本当に……今からでも遅くはないので転校しろといいたい。いえでも、こんな微笑ましい遠距離恋愛を続けてくれるならずっと英国にいるべき……キュン……。


今月のまとめと読了記録[2010年4月分]

4月に読んだ本は5冊でした。再読含むと7冊。
すっかりラノベを定期的に読む癖そのものが抜けかけているというこの事実だよ……

あと、初読当初色々アレな感想を書いてしまっていた「扉の外」を再読してました。
当時は消化不良な部分やキャラクターに感情移入できない部分などが酷く気になってしまってかなり苦手に思えたのだけど、再読してみるととても面白い。しかしやっぱり3巻の終わり方は尻切れトンボの打ち切り臭が酷いので4巻が出ないものか……。

なお、すっかりご無沙汰している「今月のアクセスの多かった感想」ですがまさかのょぅι゛ょひめぱら無双でした。今月読んだ新刊は確かに「ひめぱら」「ミロク」「彩雲国」の三択だったのであれなのですが、想定外すぎる……。

2010年4月の読了記録

再読・マンガを含め全25冊。
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デュラララ!!×7

 

「僕は何もしてないよ。あれは、ダラーズみんなでやった事だから―」東京・池袋。この街の休日はまだ終わらない。臨也が何者かに刺された翌日、池袋には事件の傷痕が未だに生々しく残っていた。すれ違うことなく街を徘徊するクラスメイトの男女、弟に付きまとう女の動向を窺う姉、最強の男を殺すために強くなろうとする少女、兄のことなど気にせずひたすら無邪気な双子、今後の自分を憂い続けるロシア出身の女性、過去の未練にしがみつくヤクザな男、休日を満喫しようと旅行に出た闇医者、そして安心しきりの首なしライダーは―。さあ、みんな一緒に、デュラララ!!×7。 (「BOOK」データベースより)

個人的お気に入り度数

病院で誰が襲撃してくれるかなとワクワクしている折原さんにうっかり萌えた……
プロローグで「!?」となっていたらエピローグで襲撃者が来てくれたことに大喜びするいざやさんに思わずキュンとなるなど。何この人残念すぎて180度回転して可愛い……。正直、臨也萌えがちっとも理解できなかったのですが(ただし4巻の一人鍋は除外する)、ちょっと分かる気がしてしまった自分が怖い。というかなんだろうね……きっとこの残念な方が素なんでしょうねこの人……(笑顔)

個人的にはエピローグで「襲撃者」の正体に気付いた臨也のよろこび具合ハンパなさすぎてとても満足したのですが、同時に、誰も来てくれなかった場合のパターンを物凄く見たかったです……。

というわけで、4巻に引き続き骨休め感が強い番外編集。恋に生きてるヤンデレ女子2人がガチンコ対決したり、平和島さんの周辺にフラグ乱立してたり、粟楠会の幹部・赤林の意外な過去話が明らかになったり……とそんな感じ。ヤンデレ女子対決にニヤニヤしたり、典型的な任侠の人である赤林の人柄に好感覚えたりしていましたが、正直プロローグの折原さんのワクワク具合を見てしまっていると、折原さんのことも忘れないであげてくださいって気分になる。特に平和島さんのフラグメイカー具合にはもうね……!!

しかし、何よりすごかったのはラストの新羅&セルティ。おまえら、どんだけラブラブになれば気が済むんだっ!?最早始終イチャついてるだけにしか思えない勢いに、散々悶える羽目になりました。やばい、この二人の破壊力、本当に巻をおうごとにやばい。セルティのデレ度が加速度的に上がっていくのがもうね!!!
もうおまえらとっとと籍入れちまえよ!!!(出来ません)

しかし、6巻がああいう終り方で切れてしまっているので8巻がどうなるのかが気になるなあ……今回はチョイ役での登場だった帝人にも何か思惑があるようだし、特に『ダラーズ』と言う組織が当初のものとは別のものへと変容しつつある気がして、それが物凄く気になります。

……ダラーズにしろブルースクウェアにしろ、うまいこと良い方向へ変わっていけばいいんだろうけど、一筋縄ではいかないんだろうなあ……。



ライトノベル春の100冊フェアを勝手に捏造企画に便乗した

絵空さんの「ライトノベル春の100冊を勝手に捏造企画」に便乗。
角川春のライトノベル100冊フェアに便乗して「角川も春も関係ねえ!!俺のお勧めの100冊を読めエエエエ!」と叫ぶ企画です。基本的に1作者1シリーズ縛り、レーベル問わず(ただしティアラ文庫やBL系は除く)で選出しました。

完結作品は意図的に途中までしか選んでません。
「ここまでは読んで欲しい」「ここまで読んでハマらなかったらもういい」くらいの心持ちで選んでます。
ややなんで打ち切られたし系多めなのは仕様です。
初心者向けとかそういうことはありませんむしろクロウト向けの面持ちあり(特に電撃文庫)

見たい人は続き読むからどうぞー。
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デュラララ!!×4

 

「数年前から目撃されている黒バイクというのは、貴方の事で宜しいんでしょうか?何の目的でこんな危険なバイクで街を走行しているんですか?犯罪を犯しているという意識はあるんですか?」東京・池袋。そこには様々な火種とそれに振り回される人種が集う。池袋の都市伝説を放送するテレビ局、服装と特性がバラバラの奇妙な双子の新入生、兄とは正反対の有名アイドル、ダラーズの先輩に憧れる少年、果ては殺し屋に殺人鬼、そして一千万の賞金が懸かった“首なしライダー”。そんな彼らが過ごす賑やかな池袋の休日は、今日も平和なのだろうか―。 (「BOOK」データベースより)

個人的お気に入り度数

池袋に集う様々な人々に、『首なしライダー』という面々が繰り広げる群像劇。とある「池袋の休日」を描くシリーズ第四弾。時系列を頻繁に入れ替えながら様々な視点で語られていくストーリーは、「バッカーノ!」シリーズを思い出すなぁ。

とりあえず池袋の濃ゆいメンツに振り回されるセルティが可愛い!!そしてさりげなく新羅との関係を素でノロケだすセルティ可愛い!!3巻までのような重い展開じゃない分、キャラクターの魅力がこれまで以上に強かったように思えました。初登場の臨也の妹コンビ、静雄の弟の幽の3人もまたなかなかアクの強いキャラで、始終ニヤニヤしながら読み進めてました。

個人的に壮絶にツボに入ったのはチャットでの臨也と正臣のやりとりだったりするのですが。お互い表のチャットでは軽いノリで軽口をたたきあっている「お調子者」二人の、プライベートモードでの殺伐具合がたまらない……!!本当にちょっとだけのやりとりだったのですがとても萌えました。殺伐萌えを刺激されました。うわあああああ次巻以降も是非こう、殺伐と絡んでいってほしいものだこの二人。

その一方で、次の巻からの展開に向けてまた新たな伏線が不気味に蠢いている感じが凄い。というか、二巻に引き続きまた引き方が凶悪すぎます!!続きが気になって仕方ない。


……しかし、なんというか4巻はラストの臨也を抜きには語れないな。
仲間に入れてもらえなくてふてくされてる臨也の「一人鍋」の破壊力やばい。


今月のまとめと読了記録[2010年2月分]

2月に読んだ本は10冊でした。
新刊の崩せてなさが酷い……今月少なかったのに半分も読めてない。

2010年2月にアクセス多かった感想


バカとテストと召喚獣7.5
⇒感想

バカとテストと召喚獣7
⇒感想

バカとテストと召喚獣6
⇒感想

バカとテストと召喚獣6.5
⇒感想


バカとテストと召喚獣5
⇒感想

レイセン File1:
巫女とヒキコと闇少女
⇒感想

バカとテストと召喚獣
⇒感想

バカとテストと召喚獣4
⇒感想


こ れ は ひ ど い 

思わず8位までの拡大版にしてしまった……バカテス新刊が僅か数日でアクセス数トップに躍り出てくるのはいつものことですが。いつぞやの「生徒会」無双を思い出しますが、今回はこの合間にもバカテス同人の告知ページが挟まったり性別秀吉部門を捏造したとか秀吉&かなたんメインの女装ラノベ特集とか……もうそんなんばっかりです。感想記事以外のアクセスを入れたり、レイセンが入らなかったら、完全バカテス無双だったという恐怖。ありがとうレイセン、君のおかげで地球は救われた!!(大げさすぎる)

2010年2月に読んで面白かった本


 
バカとテストと召喚獣7.5
⇒感想

 
デュラララ!!×2
⇒感想

レイセン File1:
巫女とヒキコと闇少女
⇒感想

いつか天魔の黒ウサギ
紅月光の生徒会室1
⇒感想



普段はアクセス数のほうとおもしろかった本は被らせないようにするのですが、ここんとこ読んだ冊数自体が本当に少ないのでそういうの考えないことに。

とりあえず「バカとテストと召喚獣7.5」は表紙の時点で☆6つつけざるをえないわけですが、それは置いておいても収録されている「ウチと日本と知らない言葉」が素晴らしかったです。バカテスの過去話は本編とはまた一味、趣が違って大好きだ…!

アニメ効果で読み始めた「デュラララ!」もおもしろかった。2巻3巻とどんどん右肩上がりにおもしろくなっていくのですが、個人的には平和島静雄さんに焦点が当たる2巻がお気に入り。というかセルティと静雄のやりとりが可愛くて仕方ないのですがどうしたらいいですか。3巻の正臣や、岸谷親子に振り回されるセルティさんも大好きですが…!

新作という名の続編な「レイセン」はヒデオや鈴蘭をはじめとする既存シリーズキャラたちが見せる新たな関係が興味深い。特に鈴蘭と翔希の今後の関係が気になって仕方ないのですが…うわあああ相変わらずこの子は主人公の見せ場を美味しく戴いていくよ!!「紅月光の生徒会室」は、キャラは好きだけどいつ天本編のハードバトル具合についていけず脱落しそうな私にはこの上もなく美味しいシリーズでした。月光と大兎のデコボコな友人関係(主従関係?)がたまりません。男子高校生美味しいですもぐもぐ。

2010年2月の読了記録


実は、水面下で「ぼくと魔女式アポカリプス」の再読をしたりしていた。
草太×澪の悪友関係がたまらな(強制終了)
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