[著]喬林 知 [絵]松本 テマリ
シマロンに渡った災厄を呼ぶ“箱”「風の終わり」を取り戻す為にカロリア代表としてシマロン領内で行われる天下一武道会(略してテンカブ)に出場することになったユーリ達御一行。様々な障害を乗り越え、何とか決勝戦に進出するが、最終戦でユーリの対戦相手として待っていたのはあまりにも意外な人物の姿だった…!!
何はともあれ最後がーーーっ!?シマロンに渡った災厄を呼ぶ“箱”「風の終わり」を取り戻す為にカロリア代表としてシマロン領内で行われる天下一武道会(略してテンカブ)に出場することになったユーリ達御一行。様々な障害を乗り越え、何とか決勝戦に進出するが、最終戦でユーリの対戦相手として待っていたのはあまりにも意外な人物の姿だった…!!
なんとなく嫌な予感がしてはいましたが、一番当たって欲しくない予想が当たってしまったというかそんな感じが…
ストーリー的には、「きっとマのつく陽が昇る!」の頃から明らかに何かありそうだった村田の正体が遂に明らかに。何気に暗い過去話をしてみたり、昼行灯の仮面を半分脱ぎ捨てて妙に凛々しくなっちゃいましたがそんなムラケンも素敵(笑)そしてここんところ漢らしさ急上昇のヴォルフラムは今回も絶好調です。うじうじしてるユーリを殴って「求婚返し」とか、漢らしすぎですから!!
暗い話ばかりが続きますが、時々差し込まれる明るい話が一つの清涼剤。留守番組はいつでも明るい話を繰り広げてくれますし、テンカブでの予選大会の様子も何気に楽しい。そして最強の恋する熟女・ツェリ上王陛下が素敵過ぎます。今回ばかりはシリアスな一面も覗かせてくれますが、流石元魔王だけあって強いのなんの。
カロリア編も次回で終わりという事で、漸く次で一段落のようです。とりあえずキリのいいところまで一気に突っ走るぞっ!(笑)