前巻の展開を受けて、ライバルの駿河坂学園電子遊戯研究部との格闘ゲーム対決をすることになった岸嶺達。チーム戦とはいえ、個々の技量が試されることになる格闘ゲーム対決という事で、一番の初心者である岸嶺の特訓をはじめるが…というお話。
まるまる1冊「ストリートファイター」回。プロゲーマー監修による、格ゲー脱初心者講座は確かに役に立つし、面白いと思うんだけどもうこれラノベというよりもラノベ調の格ゲー技術解説書だよなーという気持ちがどうしても。ライバル校の面々との手に汗握る攻防や敗北展開など、物語上は凄くアツくなるお話だったのでもうちょっとこの解説部分をすんなりまとめてくれないものかと思ったのも一度や二度ではありませんでした。
でも同時に、この解説部分なしにいきなり「EXセビキャンからコアコパに繋いでうんぬん!!」みたいなことやられたら本を壁にぶんなげるレベルだったとおもうし、格ゲーみたいに歴史もあってファン同士の暗黙の単語とかあるとこのくらい解説がないと仕方ないんだろうなあ……
次巻はまた色々なゲームをやっていく3巻までの流れに戻るそうなので、次巻を楽しみにしたいです。
「うらら」一覧
読了記録まとめ[2012年11月分]
11月の読了冊数は12冊でした。
今月読んだ漫画
2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:22冊 / 読んだページ数:4789ページお金がないっ 3 (バーズコミックス リンクスコレクション)の感想
雪弥どんだけ魔性だよ!!異性一人もいないのに同性に惚れられすぎでふいた。しかもっていうか監禁だのゴーカンだの盗聴だのが普通にでてきて周囲犯罪者の巣窟すぎてすごい。
お金がないっ (4) (バーズコミックス リンクスコレクション)の感想
ストーカーの変態に襲われたと思ったら助けてくれた人もストーカーの変態だった。な、なにをいってるのか解らないと思うが俺にもry。狩野とこの事件の犯人、よくストーキング中に出くわさなかったなと心底どうでもいいことが気になってしまった。しかし、1巻読んだとき狩野の残念なヘタレドS視点が多くてそこがめちゃくちゃ面白かったのに2巻以降はすっかり普通に雪弥視点だなあ…(多分普通の読者が求めてるのそこじゃないからな)
碧海のAiON 11 (ドラゴンコミックスエイジ)の感想
最後の会話をしてる時間軸に気がついて泣いた…この演出は泣ける。一緒に年とっていっても良かったのに!全て終わってからでないと「もういいんだ」って思えなかったのが切ない。良い終わり方でした。
ルートダブル - Before Crime * After Days - √Current (講談社BOX)の感想
√Currentというタイトルになっているものの、√Cの内容は導入程度であとは√Doubleの前半(最初の悪意除去まで)。元々√Dの内容が他と比べて特出して長く、√Cの内容は短い上にアレなので、丁度良い長さだったかなと。グランドエンディングに行くんだとしたらフラグ部分のシナリオは全部拾うんだろうけど、全部拾おうとするとそれでも√Dは長くなるはずなのでどのへんまで拾ってくるのかが楽しみ。個人的には加筆部分で超テンション上がった!これは√Dでの加筆が楽しみ…!!
お金がないっ 5 (バーズコミックス リンクスコレクション)の感想
ずっとイヤイヤいってた綾瀬はともかく、狩野さんがまだその段階(性別近辺)でもだもだしてたことにふいた。もうてっきり「性別なんて関係ない」ととっくに吹っ切っているものかと。綾瀬の女装は普通に女子女子しすぎて面白みがたりない…!!オカマバーのスタッフたちの葛藤やなにやらはとてもおもしろかった。
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンV<上> (電撃文庫)の感想
P.A.ODAやM.H.R.R.とのバトルが本格的になってきていよいよストーリーも本題に入ってきたんだな、と思いつつ、しょうじき戦闘、戦闘続きの今巻は若干辛いものを感じてしまった。正純の小粋な(笑)ギャグを挟んだ交渉シーンをもっと!成実とウッキーがすっかりアツアツで、忍者とメアリのいちゃいちゃも大変美味しく点蔵もげろ。それにしても下巻表紙見たときにも思ったけど女装トーリが予想以上に本格派でびっくりした…なんかここにきて殆ど挿絵に出てこなかった女装トーリの大判振る舞いなんですけどなにがあったんですか。
ROBOTICS;NOTES 瀬乃宮みさ希の未発表手記 (電撃ゲーム文庫)の感想
めちゃくちゃ面白かった!!けど本編の核心中の核心すぎて、ゲーム未プレイの人がうっかり手を出してしまわないか心配するレベル。終盤の鳥肌っぷりは本当にヤバイ。しかし、それはそれとして姉馬鹿すぎるみさ希さんが残念かわいい。
魔法少女育成計画 restart (前) (このライトノベルがすごい! 文庫)の感想
相変わらず全力でえげつないな!『ここでこうしたら最悪だよな』ってポイントを的確に突いてくる安定感があって清々しいまでのえげつなさが素敵。キャラクター一新しての新展開と思わせておいて、さりげなく前作からのフラグも絡ませてくるのがニクイ。キャラ的にはプフレお嬢様がとても好きだけど後編のいいところで盛大に死にそうだよね…
STEINS;GATE 閉時曲線のエピグラフ 【書籍】(小説のみ)の感想
ドラマCDβの内容を絡めてくるとおもってたけど、あっちとは微妙に違う世界線扱い?色々な意味で序盤も序盤というかんじなので次巻に期待。リア充になろうとしてなりきれてないオカリン可愛いかった。
GIANT KILLING(25) (モーニング KC)の感想
羽田の過去話とスカルズとチームのぶつかり合いアツくて、普段見えてこない人たちの本音が覗けて楽しかったけど、若干その羽田自身が「居心地の悪い」「サツバツとした」空気作っちゃってる感ある気がするのがなんだかなあ…というきもちに。色々な意味で次巻予告のラストのあの人がどう仕切ってくるのか楽しみ。やり方は違えど皆が「チームのため」と思ってて、それでもすれ違っちゃうのが寂しいな。
僕と彼女のゲーム戦争 (電撃文庫)の感想
本読みとしてもゲーム好きとしても凄く共感できて面白かった!物語にのめり込みすぎて物語の世界に引き込まれちゃう主人公が食わず嫌いしていたゲームに触れ、本とは違ったゲームの物語としての自由さに惹きこまれて行く様子が楽しい。しかし、この主人公の場合FPSよりRPGの方が向いてそうな気がしゲフンゲフン。
境界線上のホライゾン?4コマ公式アンソロジー (電撃コミックス EX 179-1)の感想
おもしろかったー!基本的に2巻までのネタメインだけど、さりげなく最新刊までのネタも出てくるのがとてもポイント高し。キャラやネタの偏りも殆ど(※若干オパーイネタおおめ)なくて武蔵メンツの誰かが好きなら間違いなく楽しめるかと。個人的に迷さんの話で床転がりました公式でBLネタありがとうございますありがとうございます…!!
氷雪王の求婚 〜春にとけゆくものの名は〜 (コバルト文庫)の感想
冷徹な皇帝が、嫁いできた破天荒なヒロインに惹かれ、徐々に雪解けしていく様子と、当事者達の残した手記という形で“後世”の視点から少しずつ明かされていく二人の物語の結末にゾクゾクさせられる。すごくおもしろかった!
僕と彼女のゲーム戦争〈2〉 (電撃文庫)の感想
新キャラ登場+因縁の敵とFPS対決。宵闇の魔術師さんが良い中ニ系社蓄で笑いが止まらない。FPS・TPSは一切やったことないんだけどそんなの気にならないくらい楽しめた……けどあとがきの後のラグ解説は正直置いてかれまくりだった感じ。個人的に、天道が任天堂好きっぽい発言を匂わせているので、次はそっち系の対戦アクション話もやってほしいなあ(1巻でちょびっとスペランカー出てきたけど)
マギ 15 (少年サンデーコミックス)の感想
主役3人が修行回まっただなかな間に紅家内の内紛がたいへんなことに。久しぶりの白瑛さんや懐かしのメンツにニヤニヤしたのも束の間いろいろと急展開だった!しかし炎兄の周囲をうろちょろしてる紅玉ちゃんがかわいい。
おこぼれ姫と円卓の騎士 女王の条件 (ビーズログ文庫)の感想
レティまじ男前。いつか仲良くできる時が来ると信じて、仲の悪い兄妹を装う3人が可愛くてかっこよくてたまりませんでした。グイード兄様の微妙な天然具合にもニヤニヤする!
お金がないっ 6 (バーズコミックス リンクスコレクション)の感想
本編よりもファンタジーパロの番外編で笑った。レベルMAXで「腹上死」てwww 本編は……元々ド王道なのでいろいろとマンネリ感がが。
空色パンデミック4 (ファミ通文庫)の感想
「これ最後におめでとうおめでとうで終わりそう」とか思ってたら案外間違ってなかった気がする。どこからが現実でどこまでが空想なのか読者の認識までも曖昧にして、結局あれとかこれとかどうだったのどうなったのと思いつつも、新規に広げられた伏線も曖昧のままに。それでいて、なんだかいかにもこの作品らしい終わりかただな、と納得してしまうような何か。あと森崎は最後までイケメンであった。
紫色のクオリア 2 (電撃コミックス)の感想
「1/1,000,000,000のキス」編。原作が原作だけに若干(というよりもものすごく)文字部分が多く、原作未読者には入り辛いかもと思う部分もあるんだけど、それ以上に物語が動いてからのマナブの疾走感に圧倒される。原作の再現度の高さも凄いんだけど、百合にエロにSF(1巻と比べメカ分少ないのが残念)と綱島志郎全開という感じで原作ファン・綱島ファン両方の視点から見てとても美味しくいただけました。原作読者にも、未読者どちらにもオススメしたいです。そしておまけ漫画の天道が可愛すぎて可愛すぎてしんだ。
PandoraHearts(19) (Gファンタジーコミックス)の感想
最後が…!!!(言葉にならない)オズやアリスの正体をはじめとしてまた色々と衝撃の事実が明らかになりどんどん突き落としてくる展開だけど、そんな中で久しぶりのエコちゃんや、最後のあの人の勇姿に心が震わされた。最近突き落とされて次巻へ…な展開ばかりだったので物凄く久しぶりに光が見える終わりかただった気がしたけど、しかしその分次巻でどーんと突き落としてくるとかありそうなのが恐ろしいところで……。
僕と彼女のゲーム戦争3 (電撃文庫)の感想
なんか「僕と彼女達のゲームハード戦争」になってきたぞ…任天堂ヒロインと箱ヒロインとセガヒロインで…。フィッシングゲームの話がいろんな意味で異色で面白かった。そしてハーレム形成されつつあるのに見事すぎるほど見事に肝心の天道先輩とフラグ立たないな!!割と駄目人間具合が先行してた気がする先生が司令塔として大活躍してるのに地味にニヤニヤ。
H+P(9) ‐ひめぱら‐ (富士見ファンタジア文庫)の感想
このペースと巻数でいまだネタが尽きないのには感嘆を覚えるが、回想扱いでトレクワーズでの話やりすぎでなんでカタルギア行かせたんだプロローグエピローグしか本筋進んでないw エロコメ的には、若干というかかなりレイシア偏重気味で、レイシア好きじゃないと正直きつい。あとアルトの空気化が露骨すぎてなんか涙でてくる。
読書メーター
おこぼれ姫と円卓の騎士 女王の条件
シリーズ第二巻。宮中に呪いの魔法陣が描かれるという不気味な事件が発生し、レティは犯人を捜す事に。ところが、その事件の捜査線上に浮かび上がってきたのはすぐ上の兄・グイードで……!?というお話。
レティ達兄妹の複雑な関係がとてもよかった。宮廷内の勢力争いの縮図のようになってしまったせいで本当は仲が悪いわけではないのに「仲が悪いフリ」をしなければいけない3人。いつか仲良くできる時が来ると信じて、仲の悪い兄妹を装う姿が可愛くてかっこよくてたまりませんでした。グイード兄様の不器用な天然具合可愛いなあ。
そして兄妹の話の裏で繰り広げられるデュークとアストリッドの関係にもニヤニヤする!すっかりレティ派になってしまったアストリッドの出自から来る有能さに、レティの一の騎士として頼もしさと仄かな対抗心や嫉妬を覚えるデュークが微笑ましい。アストリッドは早く正式にレティの騎士になってデュークと色々な意味で鞘当て展開したらいいとおもうよ!
空色パンデミック4
シリーズ完結編。幾度も結衣の発作に巻き込まれるうち、現実と空想の区別がつけられなくなってしまう「現空混在症」に罹患してしまった景。自らが空想して作り上げた「結衣のいない世界」に引きこもりがちになった景を現実に引き戻す為、蒼井は結衣と協力してとある芝居を計画する。
最後までどちらが現実でどれが空想か、伏線も意味ありげな設定も全てを曖昧にしたまま霧の向こうへ。足元が覚束なくなるような不思議な読後感を持つ物語でした。あと最後まで森崎まじイケメン。正直わからないまま終わった部分の方が多いんだけど、曖昧ななか唯一これが「景と結衣の物語」として完結した事だけがはっきりしていて、これが一番この作品らしい終わり方だったなと納得してしまう。
しかし、これ典型的な“セカイ系”だなあと思ってしまうのは色々と解らないまま読者置いてきぼりに進行する物語といい、随所に挿入される楽屋裏のような「空想の世界」と「舞台上の物語」が並行する様子といい、なんだか新世紀エヴァンゲリオンを思い出してしまったからか(ちょうど直前に新劇見てたからかもしれない)。
「おめでとう」「ありがとう」で終わりそうな話だな、とおもってたら大体間違ってなかった!
僕と彼女のゲーム戦争3
僕と彼女達のゲームハード戦争
1巻から存在を匂わせてきた図書室の少女にして幼馴染の「みやびちゃん」登場……したのはいいんですけど任天堂好きの天道先輩、箱○派の杉鹿、そしてセガ信者のみやびちゃんとなんか色々揃っちゃった感が凄い。これでソニー信者が居れば完璧ですねわかります。
初回登場から岸嶺への恋愛度MAXなみやびちゃんと1巻かけてじっくりフラグ熟成した杉下との板ばさみハーレム展開炸裂な「ファミリーフィッシング」話にニヤニヤする。しかし、恐らく本命ヒロインじゃないかと思われる肝心の天道先輩が1ミリもデレないな……LOVEの欠片もみあたらない。
女子の華麗な活躍に押されて隠れがちだけど、初期はただの変態なイメージが強かった瀬名先生の隠れた策士ぶりが大変美味しい。色々とスレスレな方法で敵を翻弄したり、個性豊かなメンバーをまとめあげる司令塔具合が頼もしい。女子の活躍の裏をしっかり支える男性陣2名、という構図が大変美味しかったです。
次巻は、ライバル校のゲーム部と格ゲー対決話になりそう。格ゲーはある程度やったことあるし、そういう意味でも楽しみです。っていうか他校にまで版図広げてヒロイン増えちゃうのか!?
僕と彼女のゲーム戦争2
新キャラ登場+FPS・TPS対決回。宵闇の魔術師さんとのリベンジバトルは近いうちにあるだろうなとおもってたけど予想以上に早かったですね。中二病系社畜っぷりが光ってる。
FPSやTPSは全くやった事ないんだけど、未プレイでも十分楽しめました。Haloでポイント貯めてヘリ呼ぶのめちゃくちゃ楽しそうだな!!まどかの複雑な事情を知り、未熟ながらも負けられないゲーム対決に挑もうとする岸嶺が主人公らしい熱血ぶりで、かっこいい。典型的なツンデレ娘の杉鹿が様々なハプニングやバトルを経てデレていくのも可愛かったです。
しかし、オマケで載ってたラグについての話は、正直ゲームやってないと全くわからないネタで、正直読んでても何が面白いのか全く解らなかった。「そのゲームをやってなくても楽しめる」のは凄く強みのシリーズだと思うので、こういう話ちょっと……となってしまう。まあ、だからこそ「あとがき」の後ろにあるんでしょうし興味が無ければ読み飛ばせってことなんでしょうけど。
H+P(9) ‐ひめぱら‐
BOOK☆WALKERの完結記念キャンペーンやってた+最終巻のあらすじ見たら大変楽しそうな展開になってたので購入。久しぶりに読んだけど安定のくだらなさ(※褒めてる) この巻数で、基本短編の寄せ集めみたいな構成で、未だにセクハラエロコメのネタが尽きないのは驚嘆に値する……んだけど、カタルギアくんだりまできて過去編としてトレクワーズでのエロコメ回想ばかりしてるなら、ぶっちゃけカタルギア行った意味なくね?作者が心底楽しんで書いてるかんじなのはたいへんよいことなのですが。プロローグとエピローグとピコルの穴以外全部回想ってどゆこと…
本編は現在お姫様達が敵国に捕まって処刑待ちとかシチュエーションからして萌え的にも燃え的にも美味しいのに、わざわざ回想してまで話を引き伸ばす意味がわからないよ。捕まったヒロインたちが尋問で危機一髪!!な展開とか、捕まっても主人公を信じて待ち続けるお姫様達とか上手いこと隙を見て逃げ出そうとしてねじ伏せられて連れ戻されてもいいし、処刑場に連れて行かれて拘束されるヒロインたちとか、処刑直前に新たな能力or新しい味方を得た主人公が乱入+無双!!みたいな展開あったら燃えるとおもうんですよ!!ここまできたらそういうのみたいじゃないですか!!
エロコメ的には、若干というかかなりレイシア偏重気味で、すごくおっぱいでした…。初期のエリスやユフィナとのラブコメみたいな展開が普通に好きだったので、天然淫乱おっぱい担当のレイシア様メイン回ってノリが苦手…。ユフィナがただのオチ要員の暴力ツンデレと化し、エリスに居たっては思い出してはツンしてデレるだけのにぎやかしにしか見えない現状つらいなぁ。
本編の続きは次巻に期待したいけど、それよりも表紙だったアルトの本編空気化が露骨すぎてなんか涙でてきた。
読了記録まとめ[2012年10月分]
完全に忘れてた。読了冊数は13冊でした。
2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:31冊 / 読んだページ数:7656ページ / ナイス数:134ナイス
ROBOTICS;NOTES 1 キルバラッド・アノテーション (角川スニーカー文庫)の感想
フラウの一人称だと、原作でもちょくちょく表面に出てきてた腐妄想とかだだ洩れ状態なのにとてもニヤニヤするな。海翔からは見られないツイぽの「フラウのタイムライン」が物凄く面白いというのもあるけど、典型的非コミュオタ系腐女子なフラウの、一見ひょうひょうとしているような言動の裏に隠された迷いや戸惑いが本当に可愛い。あと眼鏡と八汐先輩の薄い本はよ。
ROBOTICS;NOTES プロジェクト・プレアデス (ファミ通文庫)の感想
昴が一度の挫折を経て、正体を隠して「ROBO-BAN」で再び優勝するまでを描いたスピンオフ前日譚。彼が父親を欺いたままホビーロボットを開発し続けられた理由とかプレアデスになった経緯とか凄く面白かったけど、原作を見る限り完全に一人でホビーロボット弄りをしてるんだとおもってたので普通に身内の協力者に恵まれてる状況はやや違和感があったかも。この終わりかたなら少なくても真帆や直樹とは何らかの形で関係を保持していただろうと思うし。もう少し上手いこと、原作開始当初の「現在」につなげて欲しかったかなあ。
ハイキュー!! 3 (ジャンプコミックス)の感想
西谷さんマジ男前!!!ばらばらになっていたチームが、少しずつ一つにまとまっていく流れがたまらないそして試合中の日向への影山の一喝がもう殺し文句すぎてやばかった…。
わたしに××しなさい!(10) (講談社コミックスなかよし)の感想
逆ハー全開な見開きに萌える前に噴いた…こ、こういうのは扉絵だけにしてほしいw もう完璧に時雨ルート確定という感じなんだけど、時雨が本気になってきたせいで雪菜がいまだに「恋愛ごっこ」のノリで通そうとしてるのが少々きつい。あと一歩で恋を自覚しそうでできない姿はとてもかわいらしいんだけど、同時に時雨に対しても晶に対しても恋愛ミッションを隠れ蓑に真面目に向き合うのを避けてる感を受けて「ちゃんと向き合ってあげて」という気持ちになる。ドルチェの件や小説の身バレ問題も含め、あともうちょっとで色々動きそうではあるんだけど
薄氷あられ、今日からアニメ部はじめました。 (このライトノベルがすごい! 文庫)の感想
正直、アニメ製作における創作に関する云々とかそれを作る上での部員達の青春的な何かを期待してたので終盤の展開にがっかりした。なぜ一番肝心の、部員たちのみによるアニメ製作エピソードをダイジェストにしたし。
はたらく魔王さま! 6 (電撃文庫)の感想
祝・アニメ化!ここはひとつマクドナルト・ドコモ・ユニクロとのコラボを是非お願いします!!//千穂ちゃんまじ男前。魔族・人間・天使の枠組みを越えて少しずつ露わになる真奥の新しい「世界征服」のビジョンが興味深い。考えなしにフリーターしてるわけじゃないんだなあ。あとサリエルが愛に一直線すぎて腹筋辛い。
死神姫の再婚 2 (B's-LOG COMICS)の感想
カシュヴァーン様にもこんなに残念じゃないただのイケメンだった時代が(略)漸くルアークがでてきたくらいのところまでで、かわいいし丁寧なコミカライズだけど進行遅いなあとちょびっと思ったり。
おこぼれ姫と円卓の騎士 (ビーズログ文庫)の感想
姫様マジ男前!!生まれ持った異能みたいなものはあっても極力それには頼らず、2人の優秀な兄の方が自分より王に向いてるのではないかと思いながらも良い女王になれるよう精一杯努力する姿がかっこよかった。過去/未来の生まれ変わりの王達と話せる設定面白いなあ。
(仮)花嫁のやんごとなき事情 -離婚できなきゃ大戦争!?- (ビーズログ文庫)の感想
壁ドン!!!!!これはいい壁ドン!!!!!すっかりフェルにデレデレなのに、しっかりと彼女をドSに弄ぶ旦那様が据え膳前でお預け喰らって悶々としてるのがもうほんとたまりません壁ドン!!ストーリーはまだまだこじれそうな感じだけどっていうか最後に出てきたあの人……
死神姫の再婚 -怪物王子の死神姫- (ビーズログ文庫)の感想
お腹痛い→お腹壊れる→お腹壊れた→お腹すいた←new! カシュヴァーン様がアリシア世界一可愛いよいいすぎでもうほんとに…おめでとうございました!
男子高校生のハレルヤ! (GA文庫)の感想
名門女子高の中で女装男子と性別不明のバカどもが繰り広げるドタバタ騒ぎ。性別が行方不明すぎてカオス。途中完全にベツモノになってたけどとても面白かったです。ところで、イラストというよりもむしろ全体的な装丁・デザイン部分で全力で露骨に俺妹をオマージュしようという意思が見受けられるんだけど、いったいどういう効果を狙ってそういうことをしたのかが良くわからなくて物語と全く別の場所で消化不良を感じた。なんか発売前にパクリの汚名という悪評流されてイメージを落としただけな気がするんだけど…
オレを二つ名(そのな)で呼ばないで! (このライトノベルがすごい! 文庫)の感想
ラブコメ薄め、高校生達が異能に振り回されつつドタバタ楽しくバトってる感じでとても楽しかった!バカやってるだけでなくちゃんと熱血で青春な要素もあるのがとてもよかったです。猫執事はギリギリだとおもってたけどイラスト見たら割りとギリギリセウトだとおもうので一匹ください。学園内限定箱庭的な異能空間で若干某ラノベを髣髴するけど、あれよりも異能バトル押しで、似た題材でも違うことをやってる感じ。
空色パンデミック Short Stories (ファミ通文庫)の感想
森崎ハイスペックにもほどがある。発作で特定作品のなぞらえをやっていく展開なんだけど、本来の人間関係やら性格が絡んで色んな所に脱線していく姿に笑った。TVA版のエヴァ+αなネタでさりげなく新劇までからませてくるのが巧妙すぎる。
ROBOTICS;NOTES?ロボティクス・ノーツ?(1) (富士見ドラゴンブック)の感想
キャラ解釈でモヤモヤすることが多かった。あと、とあるキャラが消えてかわりに他のキャラにそのキャラの設定を上乗せしてるのがちょっと気持ち的にきつい。そこはあらゆる意味で絶体に消しちゃいけないキャラだろ…
好きっていいなよ。 1 (デザートコミックス)の感想
ちょうどアニメ最新話まで。アニメがえらい性急に二人の仲が進展していくように見えたんだけど、原作だとそこまでの違和感なくて、やっぱり若干削ってる部分あるんだなあなどと。若干デレるの早い気はするけどなんだかんだでデレていくめいが可愛い。しかし「今のは挨拶代わりのキス」あたりの黒沢君の男子力にはうっかりふく。
そらのおとしもの (16) (カドカワコミックス・エース)の感想
流れるように喧嘩の仲裁からフラグ構築までを一挙にやっちゃう智樹さんマジパネエっす…(ごくり)しかし、カオスのフラグも回収してないのにこれ以上フラグ立ててどうするんだ!
うそつきリリィ 9 (マーガレットコミックス)の感想
修学旅行の話が!!先輩が男前女子すぎてしんだ!!直太の意外な一面にもときめく。
境界線上のホライゾン4〈下〉?GENESISシリーズ (電撃文庫)の感想
色々な人達の、再起の回。トーリの決意とか二代の再起とかネシンバラ解凍とかウルキアガ嫁GETとかいろいろあって楽しかったけど、最後の『狐の嫁入り』がほんとに泣ける……//色々な意味で触手がおかしなフラグを立ててるのと、景勝様がかわいすぎて目が放せませんでしたがなんだかんだで最大破壊力だったのは挿絵も含めまして成実さんの ?おっぱい!!!/ ではないかと。 ラストのウルキアガの“嘘”にニヤニヤしすぎて頬の筋肉やばい。
バラ色の聖戦(9) (KC KISS)の感想
所用で序盤読んだらなんか止まらなくなってしまって一気読み……とりあえず2巻くらいからずっと「早く旦那と離婚しよう!!」としか思えなかったので9巻で漸く円満離婚してくれてほっとしました。職場ではデキるひとなんだろうけど、とにかく旦那の家でのクズっぷりが光りすぎてフラストレーションすごい。美鈴さん関連のエピソードでほろり。
神のみぞ知るセカイ 19 (少年サンデーコミックス)の感想
ラストのちひろが切ない。でも、“女神”として“攻略”されなければいけなかった歩美をはじめとした女神を内に秘めたヒロイン達と、最後の最後で攻略対象ではない「一人の女の子」としてフってもらったちひろ。どっちが幸せなのかは少し考えてしまうな。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫)の感想
さりげなく雪乃さんのデレが見え隠れして、ちゃんと青春ラブコメしてるじゃないですかやだーばくはつ!けなしつつもなんだかんだで仲良しーな八幡と材木座にニヤニヤした(だがパン1だ)。あとラストの平塚先生せつない……。
お金がないっ 1 (バーズコミックス リンクスコレクション)の感想
凄い昔に何かの折に小説のほうは読んだことあったんだけど、漫画版が攻視点だと聞いて。……で、よんでみたら物凄い狩野が残念でふいた。綾瀬の天然純白っぶりは正直あまり好みじゃないんだけど、天然に振り回されて徐々に残念な人になっていくドSさんはとても好みだw
お金がないっ 2 (バーズコミックス リンクスコレクション)の感想
「ありえないシチュエーション」と言われてとりあえず雪弥とのいちゃラブ新婚家庭を思い描いてる狩野さんがまじ残念…(※褒めてる)色んな意味でやってることはアウトー!なのに、ここまでこう、可哀想になる攻って希少だ。小説の1巻の話を随分長い事やるんだなあ。
読書メーター
僕と彼女のゲーム戦争
本が好きで好きで、集中すると物語の世界に「入り込んで」しまう岸嶺は、ある日先生に言われて特別待遇で2年前に共学になったばかりの伊豆野宮学園に転入する事に。クラスの女子生徒からは遠巻きにされ、読書に集中できると思ったのも束の間、なぜか変な教師と美人の生徒会長の2人しかいない現代遊戯部に勧誘されてしまう。
これまで殆ど食わず嫌いをしていたゲームに触れた岸嶺が、ゲームという物語が持つ媒体の本とは違う「自由さ」に惹かれ、少しずつ夢中になっていく姿にどっちも好きな身としてはとても楽しい。特に、「スペランカー」に天道先輩が即興でこじつけた物語の世界の続きを岸嶺が更に広げていく様子にニヤニヤした。
ゲームは殆どやった事がない初心者同然の岸嶺だけど、のめりこむとゲームの世界に「入り込んでしまう」事で発揮する強い集中力を買われて、結局正式な現代遊戯部のメンバーになる事に。大きな才能の兆しを覗かせるもののやはり初心者は初心者、という感じの彼が始めての大会でボロ負けし、悔しさと執着を憶えていくのがとてもよかったです。今後の成長展開が凄く楽しみ。
ゲームが大きな市民権を持ち、各地で頻繁にゲームの大会が繰り広げられている、現代とはちょっとだけ違った現代が舞台。ゲームで対戦するのが大きなウェイトをしめてくるので対戦ゲームがメイン。正直この手の対戦ゲームは殆ど触れた事がないので解らないジャンルなんだけど、丁寧な解説や臨場感溢れる描写でゲーム勘が無くても十分楽しめる。とはいえ、ゲームやってたほうが楽しめるんだろうなあ……2巻まで読んだところやはりTPSとかFPSと呼ばれるジャンルのゲームがメインで語られていくっぽいのですが、今回の「スペランカー」みたいなゲームの話も時々やって欲しい気がする。
流石にこういうコンセプトの物語だと難しいんだろうけど、RPGとかをプレイした場合にどうなるのかもちょっと気になるんだよね。流石に対戦要素皆無のゲームだと難しいかもだけど…。
STEINS;GATE 閉時曲線のエピグラフ
2010年11月。β世界線。これは岡部倫太郎が、7月28日に牧瀬紅莉栖を救えないまま戻ってきた後の物語。倫太郎は紅莉栖への想いもタイムマシンへの情熱も封じこめ、ラボへもほとんど足を運ばず、ごく普通の大学生活を送るようになっていた。そんなある時、大学のセミナーで一人の女性と出会う。その女性の名前は比屋定真帆(ひやじょうまほ)。紅莉栖と同じヴィクトル・コンドリア大学脳科学研究所の研究員で、セミナーにて講演を行うレスキネン教授の助手として来日したのだった。そのレスキネン教授が研究している『Amadeus』と呼ばれるシステムが、やがて自身を再び陰謀のはびこる世界へと導くことになるとは、このとき岡部はまだ知らなかった。そう、そこに『彼女』は今もいる――(公式サイトより)
コミックマーケット82の企業ブースで先行発売されていた「Steins;Gate」のノベライズ。β世界線で紅莉栖を救えなかった岡部が再びタイムマシン研究と向き合うまでの物語です。
全3巻構成ということで、色々な意味で物語が動き出す前で終わった印象。リア充を目指すもリア充達の空気についていけてないオカリンかわいい。また、コミケ会場で阿万音由季と出会ったダルが未来の嫁と未来の娘に囲まれつつ、今まで自分が出会った女子とはどこか違う彼女に振り回される姿が可愛いのなんの。未来のダルからさりげなく岡部への想いが透けて見えるのにもニヤニヤ。
紅莉栖の大学での先輩・比屋定真帆との出会いをふまえつつ死んだ紅莉栖の周囲で尚も蠢く影の姿が見え隠れするのがとても気になります。ドラマCDβ「無限遠点のアークライト」とは同一世界線の出来事の筈なんだけど、あちらのドラマCDから比較するとびっくりするほどオカリンが前向きなんだよなあ……そんなオカリンの心を折るような出来事が多分今後起きる筈なので、その辺も踏まえて楽しみです。