これを機会にラノベ読みの人達の「ここまでがラノベ」って話を沢山聞けたら嬉しいですねえ・・・。
とのことなので、面白そうなので便乗します。
あくまで個人のイメージですので、「これ明らかに違うぞ」ってのがあっても目をつぶってあげてください。
私が「ライトノベルだ!」と無条件で思っている本
・漫画っぽいイラストが表紙である。
・本文内に漫画っぽい挿絵が入っている。
・挿絵の人がオマケマンガを前とか後ろに描いていたりする。
・漫画・アニメ・ゲームなどのノベライズ作品全て。
従って「塩の街」とか「砂糖菓子?」は電撃文庫版がラノベでハードカバー版は微妙。
銀英伝も私の中ではギリギリラノベ外というイメージなのですが、多分道原先生が挿絵をしていらっしゃるVerはラノベ認定になるのかと。天野絵の創竜伝は微妙だけどCLAMP絵の創竜伝はバリバリラノベだと思って読んでたりしましたね。
余談ですが、がっつりスレイヤーズ世代な私は「銀河英雄伝説」といわれると
田中芳樹よりも先に伊東老師の漫画
「宇宙英雄物語」を思い出します。
だってなんだか字面が似てるから。
ハマってた当初良く取り違えたから。
ついでにリューナイト大好きだったから。
…本当に申し訳ありません両先生。
私が「ライトノベルだ!」と無条件で思うレーベル
・上記の内容に当てはまる内容の本が大多数を占めるレーベル
・メインとなるジャンルが判らないカオスなレーベル
私はラノベってジャンルと言うよりもレーベルの種類だと思ってます。
「ミステリ」も「ファンタジー」も「現代小説」も一緒くたに含めて
いいとこ取りできるのがライトノベルレーベルの美味しい所ではないかと。
だから正直、基本恋愛が主体の少女レーベル全般は
厳密には「ライトノベル」には含まれないと思う。
あれはもうラノベとは似てても同一ではない「少女小説」ってジャンルでいい。
あと、理由はないけどファウスト系はラノベっぽくない気がする。
ただ、いっしょくたに含めてなんでも「ライトノベル」って定義できるので
逆にレーベルに限定しないライトノベルの定義と言うものは猛烈に広いと思います。
美少女文庫系もボーイズラブもそれっぽかったらライトノベルでOKみたいな。
そのカオスさがラノベの魅力!!
…そんなこんなで、私の脳内のライトノベル定義を出来るだけ再現してみたのがこちら↓
明るい緑の枠の中が広い意味での「ライトノベル」の定義。
一応右に行くほどSF・ファンタジー率が高いレーベル・作家で
左に行くほど舞台は現代で不思議率が下がるという方向になってます。
角川スニーカーは学園モノが多い気がするので左。
朝日ソノラマは内容的にはほぼSF方面に偏ってるけど表紙絵がいつも漫画家さんで、挿絵もあるので。
もっと良い分け方はあるとおもうんだけど、そのへんはつっこまないであげてください…
なお、ガガガとかファウストとかはレーベル自体良く知らないので省略。
美少女文庫系もとりあえずBLとの対比で入れてみたけど全く判らないです。
MF文庫JはこのブログにMF文庫の感想がほぼ皆無なことからもお分かりの通り、殆ど読んだこと無いのですが、やたらとラブコメ率が高いというイメージがあります。実際のところどうなんでしょうね。
【8/27追記】
少女小説周りと修正したのとガガガ文庫をこっそり追加しました。
ビーンズとルルルは特に他のレーベルよりもライトノベルに近い印象を受けます。なんとなく。でもBLっぽかったりルビーパーティっぽかったりと女性向率は高いと思われるのでこんなカンジに。ウィングス文庫も入れるならビーンズの直上あたりですね。
ガガガ文庫は、エロゲライターの起用や「武林クロスロード」のタマモノでMF文庫Jよりも男性向な印象をもってたり。