“谷川 流” の検索結果 | ページ 2 | 今日もだらだら、読書日記。

キーワード:谷川 流 (20 件 / 2 ページ)

撲殺天使ドクロちゃんです

オンライン書店ビーケーワン:撲殺天使ドクロちゃんです撲殺天使ドクロちゃんです

[著]おかゆ まさき、高橋 弥七郎、築地 俊彦、鎌池 和馬、ハセガワ ケイスケ、谷川 流、水島 努、成田 良悟、時雨沢 恵一
[絵]とりしも、CLAMP、いとう のいぢ、駒都 えーじ、渡辺 明夫、しゃあ、若月 神無、氷川 へきる
どうしてこんなところにいるんですかCLAMP先生。
絵柄が明らかに一人だけ浮いてて素敵ですCLAMP先生。

電撃の人気作家さんを中心に全員で「撲殺天使ドクロちゃん」を書いたトリビュートノベル。前後の文章を予め原作のおかゆさんが考えて、その間を埋めると言う形なんで、前後の文章を8回読むのは正直微妙だったのですが逆に何の縛りもなくドクロちゃんのアンソロ小説を書きました、というより全然良いですね。各作家さんの味が出ていて面白かったです。

しかし「ドクロちゃん」のあの畳み掛けるような主人公の地文は、原作を読んだ時から鎌池さんに似てるな?とおもってたけど、鎌池バージョンに関しては桜君の中に上条当麻が降霊してしまったようにしか見えない(しかも全く違和感がないw)

あと、ハセガワさんがこんな時でもいつものノリで素敵すぎです。
読んだ時暫くどうリアクションすればいいのか悩みましたから!!
原作を知っててあれ読むとある意味最大のギャグだと思います。

そして谷川さんと水島監督と時雨沢さんはギリギリの線走りすぎ(笑)
ブ△ーポップはとにかく小○館とディ■ニーは危険だからーーーっ!?
前者2人のところは電車の中で噴出しかけ
時雨沢さんの部分は電車の中では読めませんでした

他の作者さんも各人のキャラが上手く出てる感じで普通に面白かった。
企画物としては評判の悪い富士見の「小説やろうぜ!」よりよかったのでは?
ハセガワさんの浮き上がりっぷりもあの中に入るとある意味新鮮です。
時雨沢さん、全くの別シリーズであのノリギャグ小説を書いて欲しい(笑)「学園キノ」楽しみです。


絶望系 閉じられた世界


[著]谷川 流
[絵]G・むにょ

 
ぶっちゃけるとこの作者さんの本は「涼宮ハルヒ」が個人的に微妙だったので
(嫌いではないけど世間が絶賛する理由がいまいちよくわからない人)
なんとなーく敬遠していたのですが…なんとなく挿絵とかストーリー紹介につられて購入。

いきなり悪魔と天使と死神と幽霊が自分の家におしかけてきちゃうというストーリーで
萌えがどうのだの、そんなネタばかり出てくるのでハルヒと同じ系統の「萌え」話かと思いきや
読めば読むほど「あれれ?」な方向に進んでいくストーリー。
そして最後は中盤で一瞬頭をかすめた通りの、結構後味の悪い終わり方。

やっばい、この人ちょっと惚れ直したかも(笑)

「まいじゃー?」さんで「後味が悪いので注意」と書かれていたので既に事前準備はできたし
中盤あたりでただの萌えストーリーでないこと、後味悪い終わりになるんだろうなというのは
ある程度予測できたので意外にその辺りは気になりませんでした。

でもなんか、本当に天使とか死神とか悪魔とか、人間を超越したものがいるのだとしたら
本当にこんな感覚なんじゃないかなー、ってなんとなく納得してしまった。
「絶句」でも似たような口論がありましたが、あちらはもっと人間擁護してくれるもんね。
しかし手洗いで殺される罪のない雑菌たちっていうのはなんか凄いうまいたとえだなあと。

狂気におかされた人間と、人間外のものたちが中心に据えられているので
なんだか普通の人間なら当然考えるはずの建御の思考が凄い愚かに見えてしまった。
でも、ほかの小説だったらこっちが当たり前…というか普通に建御に萌えてた可能性もありますが(笑)

ハルヒが苦手なのは露骨な萌えっぽい展開が微妙ー、っていうのあるんですが
この小説では萌えネタすらストーリー全体に流れる「普通」への皮肉みたいな空気を増長してるような気がして。
ひたすらゲームやってる悪魔が個人的には結構うけました。

なんか凄い不思議な感覚の小説でした。読んでいて非日常にトリップしてしまうような、そんな感覚。
後味の悪い終わり方が大丈夫な方にはオススメかも。


読了記録まとめ[2011年5月分]

4月のラノベ読了冊数は10冊でした。含再読+諸事情で感想書いてないの。
ハルヒは4年ぶりじゃ絶対覚えてないと思って「分裂」から読みなおしたけどやっぱりこれは「分裂」読んでからじゃないと楽しみ切れなかっただろうなあと思った。そういえば「分裂」「驚愕」って元々連続刊行予定とかでしたよね…

借りていた漫画をまとめて読んだり複数から「マギ」を勧められたりした辺りから物凄く漫画が読みたくなって、物凄い勢いでマンガ再読週間が発生してました。再読とはいえ凄く読んだ。

6月は本命級のシリーズの新刊率がやばいので(バカテス、生徒会、死神姫、彩雲国)またガッツリラノベを読む生活に戻りたいと思います。

↓まとめて読んだ5冊以上のシリーズものまとめ


GIANT KILLING(1) (モーニングKC) サッカーものは正直あまり……と思ってたんだけど凄く面白かった。主人公の所属するチームの選手だけでなく相手チームの監督や選手、そしてチームの外の人間たちも生き生きと描かれてるのが素敵。
あと、椿のヒーロー性というのかピンチになった時に意表を付いてしかし期待を裏切らずに活躍してくれるあの安心感はホントすごいと思う。しかし個人的には黒田さんが好きです(残念キャラなのにやるときは割とやる人とかふざけてるもえる!)

LOVELESS 1 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) 再読その1。最新刊発売に合わせて読み返したんだけど、序盤の置いてきぼり感が実にやばかったです。最初コミックス買った時は草灯×立夏だとおもってたけど今読み返すと1巻から草灯がド受にしか見えない不思議。
……ここんとこ話の筋が理解できなくて困ってたんですが、単に8巻読みとばしてただけでした

マギ 1 (少年サンデーコミックス) 大高さんは「すもももももも」やってた頃からヤング誌にいるのが不思議なくらい正統派な少年マンガ描きのひとだよなあ……とおもってたらすもも終わった後サンデーでビッグになっていらっしゃった…。様々な事情で出会った少年少女達の友情やら葛藤やらが素敵だしバトル熱いわだしでやばい。初登場時にあんなにヘタレてたアリババ君がこんなに立派に……とホロリしたのは私だけじゃないはずだ。
しかし紅玉ちゃんのかわいさがマッハすぎて生きるのがつらい(モルジアナも男前可愛すぎて生きるのがry)

すもももももも~地上最強のヨメ~(1) (ヤングガンガンコミックス) 再読その2。みんな「マギ」面白かったなら「すもも」も読もうよ!!!
「マギ」よりややお色気率高いけどアツいバトル展開は顕在というか女の子がみんないじらしくて可愛い半端なく可愛いので読むべき。全体的にヘタレ多めな男子陣が、少しずつ精神的に成長していくのも良いです。終盤の孝士と優介の対決がアツすぎてやばかった。
しかし最終回どうしてこうなった(ほめてる)

tactics 1 (BLADE COMICS) 再読その3。新刊読んだらだいぶ話忘れてたので読み返し……主人公の主人公らしからぬ言動と、敵に誘拐されて喘いじゃうヒロインぶりを発揮しながらも隠しきれない黒幕臭がヤバいレベルでうさんくさい。勘太郎の「過去」と「策略」が明らかになるまでは追いかけ続けるぞー!とおもってますが短編が多いのでいつ明らかになるのか……

5冊以下だと「キスよりも早く」と「となりの怪物くん」の続きは近いうちに読みたい。

続きを読む


ココロコネクト ミチランダム

 

そして――永瀬伊織は壊れていった。
「太一とは、付き合えません」太一は正式に伊織に告白し――玉砕した。異常な現象が起こっていても関係ないと、決死の覚悟で臨んだ想いは儚く散り、その上、重い足を引きずり向かった部室でフられた事をメンバーに知られてしまう! 部内は騒然となり、稲葉は動揺を隠せない。伊織が場を取りなそうとしたその瞬間、彼女の心と感情が響き渡り……。そして、その日を境に永瀬伊織は変わってしまった――。愛と青春の五角形コメディ、岐路と選択の第4巻!

それまでどうか、この考えが『感情伝導』しませんように。
いや、違うな。
「『感情伝導』させるんじゃねえぞ<ふうせんかずら>。そっちの方が絶対に面白いものが見られるからよ」

シリーズ第4巻。“文研部員の誰かの考えている事が、ランダムで部員の誰かに筒抜けになってしまう”という『感情伝導』現象の中、太一は伊織に告白するが……というお話。前巻の『時間退行』現象も酷かったけど、今回の『感情伝導』の性質の悪さ半端ない。それでさえ一瞬考えてしまった気まずい思いなんかが伝わってしまったりするのに考えている事が一部しか伝わらないものだから、ますます誤解が広がってしまう。しかも距離は関係なく伝わるものだから、逃げ道もなくて……という性質の悪さ。

文研部の面々がそれぞれ伊織との関係を修復しようとして次々に玉砕し、挙句にクラス内でももめごとを起こしてどんどん孤立して行ってしまう序盤・中盤は本当にもどかしく、心が痛いんだけど最終的に彼女を引き戻したのは親友・稲葉の行動。決して強いわけではないけど、様々な痛みや葛藤、恐怖に立ち向かいながらも親友の為、不敵に事態に立ち向かっていく稲葉の様子が本当にかっこいい。そしてその稲葉が動くきっかけを作ったのは愚直ともいえる太一の行動で。相変わらず「誰かが動けなくなったら他の誰かがその背中を押す」ような5人の関係にニヤニヤします。今回は伊織の話であると同時に、稲葉の話でもあったよなあ。それにしても、「デレばん」可愛いよデレばん。

結局「永瀬伊織は決して強くなんかない、ただのありふれた女の子だ」という事実を本当の意味では伊織自身すらもちゃんと認識できてはいなかったんだなあと。一見不可解なように見えた伊織の態度の変貌も、ひとたび口に出してしまえば彼女の悩みは本当に年頃の少女としてありふれた悩みで。そんな彼女の悩みを笑い飛ばし、吹き飛ばした稲葉の言葉が心地良かったです。そして危機に陥った稲葉を助けようとする太一・唯・青木の3人の『心の声』と、4人に背中を押された伊織の奮闘に凄くニヤニヤする。

相変わらず真っ直ぐすぎるくらいに真っ直ぐな青春模様も今回の一件でひとところに落ち着いた印象。ふうせんかずらの謎の言葉が示すように、そろそろ物語も終盤に差し掛かったという事でしょうか。どのような結末を迎えるのか、本当に楽しみです。

ところで、今回の話がどうしても↓とオーバーラップする。
性格は全然違うけど、長門と伊織の人間性がどこか似てるんだろうなあ。敵ではなく、「彼女ならなんとかできる」「彼女は強い」という味方の思い込みこそが彼女を追い詰めた。そしてそれを自ら溜め込み、静かに内で爆発させて壊れるしかなかった。そんな所が。


4044292043涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)谷川 流 いとう のいぢ
角川書店 2004-07

by G-Tools


今月のまとめと読了記録[2010年5月分]

5月に読んだ本は再読含め15冊でした。漸く調子が戻ってきた……

今月面白かった本


 
東京レイヴンズ
⇒感想

 
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!disc4
⇒感想

魔王様げ?む!2回戦
⇒感想

あざの耕平さんの新作「東京レイヴンズ」が超面白かった!!ストーリー本編も物凄く面白いですが、春虎と冬児の悪友っぷりにニヤニヤがとまりませんでした。地文で冬児に対する呼称が「冬児」「悪友」「親友」の三段階ある事に転がったのは私だけじゃないはず。まだまだ導入回という感じの1巻でしたが、2巻が本当に楽しみです。

そして長らく積んでいた「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!disc4」が不意打ちすぎて……まさかの男子回が……!!現実に投影されたゲームの本来の主人公である真田正樹と武紀の友情具合にごろんごろん。4巻、5巻と一気に面白くなってきた印象なので3巻で積んでる人は今からでも崩すんだ…!!

密かに今月一番楽しみにしていたTSラノベ「魔王様げ?む!2回戦」も予想以上に面白かったです。女の子として女好きの魔王様に使えることになった元勇者・レモンの葛藤やツンデレっぷりにニヤニヤが止まらない。是非とも、3巻が読みたいなあと思う1冊でした。


2010年5月の読了記録

再読・まんが含めて50冊。
以前から色々な人にオススメされていた「Landreaall」がめちゃくちゃ面白かった!以前から色々な人にオススメされていたのですが、その人気もわかるというもの。主人公も好きですが、ティ・ティとフィルが好きです。というか魅力的なキャラクターが多すぎて色々な意味で困るまんがです。

あと、バカテス好きなら買い逃せない、「バカとテストと召喚獣 SPINOUT! それが僕らの日常。」。ファミ通コミッククリアの更新を毎回楽しみにしていた本なのですが、とにかく明久たちのなんでもない日常が可愛くて可愛くてたまらない。バカテス好きなら必見の1冊です。
続きを読む


今月のまとめと読了記録[2009年11+12月分]

11月に読んだ本は6冊、12月に読んだ本は7冊でした。
冬コミやらなにやらで、本当に本を読む時間が無かった……

2009年11?12月にアクセス多かった感想


とある魔術の禁書目録19
⇒感想

バカとテストと召喚獣7
⇒感想

彩雲国物語 暗き黄昏の宮
⇒感想

ぐらシャチ
⇒感想

スピンオフシリーズのアニメ化の影響もあるのか、未だ根強い人気を誇る「とある魔術の禁書目録19」がアクセス数的にはぶっちぎりなのですが、発売日前数日に「続きを読む」状態にしてたとはいえたった6日間でこれだけアクセス数がある「バカとテストと召喚獣7」に噴いた。うちのブログは様々な意味で8割くらいバカテスで構成されているといっても過言ではない気がします。

たったひとりの女の子を守るため戦おうとする浜面の活躍が光る禁書19、明久&雄二の悪友コンビバッテリーに萌えが止まらないバカテス7、どっちも最高に面白かったです!!いよいよ最終局面に突入する「彩雲国物語」も続きが楽しみな感じ。同時に読んだ短編集「黄粱の夢」も良かったです。

この2ヶ月で読んだ本の中では数少ない新シリーズものの「ぐらシャチ」もよかった!ほのぼの路線から次第におかしな方向に展開して行く不気味さはまごうことなく中村恵里加。しかし、今年こそ「ソウルアンダーテイカー」の続きが出るとイイなあ……

2009年11?12月に読んで面白かった本


 
SH@PPLE-しゃっぷる- 7
⇒感想

 
魔王様げーむ!
⇒感想

生徒会の七光
碧陽学園生徒会議事録7
⇒感想

 
15×24 link three 裏切者!
⇒感想

どちらも新刊が出るたび「面白かったー!!」と叫んでる気がしますが、激動の展開だった「しゃっぷる」と結末へ向けて動き出した感じの「生徒会の七光」がやっぱりおもしろかったです。折り返し地点な「15×24」もなんかすごいことになってきた!

あと、あまり注目されてませんがメガミ文庫の「魔王様げ?む!」が予想外に面白かった。よくあるTS系男の娘モノかとおもったら、変態という名の紳士炸裂だが意外に良い人な魔王に翻弄されつつ、だんだん魔王城の一員として順応していく主人公の姿にとてもニヤニヤしました。

2009年11?12月の読了記録

今月はラノベ&ラノベ以外+再読合わせて全80冊。
多いな!とおもったら2ヶ月分だった。そりゃそうだ……

マンガは、様々な今まで読んだことの無い長編?シリーズに手をつけた2ヶ月でした。「砂時計」とか「かりん」とか。
続きを読む


今月のまとめと読了記録[2009年8月分]

8月に読んだ本は15冊でした。コミケの影響やらなにやらで着実に減ってる。
6月頃から新刊すらまともに読み切れない状態が続いているので、そろそろペース上げて読んでいきたいなあ。

2009年8月のページアクセストップ4


 
バカとテストと召喚獣6.5
⇒感想

俺の妹がこんなに可愛いわけがない4
⇒感想

騎士は恋情の血を流す The Cavalier Bleeds For The Blood
⇒感想

 
紫色のクオリア
⇒感想


発売日前に記事書くと、一時的に「続きを読む」仕様にするからアクセス数稼ぎやすいというのはあるんですが、やっぱアニメ化効果高いなあ……な「バカとテストと召喚獣6.5」が今月のトップアクセス。「とらドラ!」アニメの時ずっととらドラの感想がアクセス数トップ4に入り続けたことがありましたが、似たような状況に陥りそうだ……。バカテスは今回も面白かったです。雄麗ちゃん可愛いよ雄麗ちゃん。

第一部完結?&逆書評企画で盛り上がる「俺の妹がこんなに可愛いわけがない4」、とりあえず麻奈美ルート希望でアンケートハガキ出そうと思いつつ放置しているのは内緒。うーん、黒猫ヒロインルートが気にならないわけではないけど、どちらかといえばやはり桐乃ルート希望かなあ。黒猫はやはり脇でこそ光り輝くキャラだと思うんですよね。

バリバリクロスオーバー作品な「騎士は恋情の涙を流す」は、やはりブギーパート→しずるさんパートへの転換が素晴らしかったです。そして表紙のしずるさんがかっこいいよ!!

2009年8月に読んで面白かった本


黄昏色の詠使い10
夜明色の詠使い
⇒感想


大正野球娘。
⇒感想


“文学少女”と恋する挿話集2
⇒感想

アラビアンズ・ロマンス
?花嫁は王の腕で微睡む?
⇒感想


遂に完結!な「黄昏色の詠使い10」。これまで出会ったひとたちがネイトの元に駆けつける場面とラストのネイト&クルーエルの二重奏で胸がジンとなったひとも多いはず。素晴らしい最終回でした。

アニメも後半に差し掛かって今さらだけど読み始めたよ!な「大正野球娘。」。「征服娘。」がツボだったのできっとツボにはまるんじゃないかなあと思ってたけど、予想以上に面白かったです。

昨日読み終わったばかりの「“文学少女”と恋する挿話集2」。ななせかわいいよななせがいっぱいつまった、甘酸っぱくて切ない短編集でした。しかしコノハの女泣かせっぷりは異常。ななせは反町くんに乗り換えるべき(※修羅場フラグ)

何気にコンボ継続中なティアラ文庫から「アラビアン・ロマンス」。展開とか物語とかより、オチに噴いた。主人公、絶対カルディールよりも仔馬のこと愛してると思うんだ……。

2009年8月の読了記録

今月は何気に漫画読む率が高かった気がします。
うち20冊以上再読ですけど。パステリオンの新装版はうれしすぎた。
あと、夏になるとキャットルーキー再読したくなるのは甲子園の影響ですかねえ(別に甲子園見てないけど)

個人的には、何の気なしに買った「プラナス・ガール」と「碧海のAiON」がめちゃくちゃ面白くてびっくりでした!前者は良い女装ラブコメ、後者は主人公(♂)の可愛さがタダゴトではない。すごく……主人公がヒロインで総受です本当にありがとうございました。4巻予告でにやにやしすぎる…続き楽しみすぎます。

続きを読む


2006年に読んだ本まとめ その1

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。


遅まきながら2006年の総括してみます。
5作品くらいを適当に選出しようと思ったのですが
ラノサイ杯と殆ど変わらない結果になる予感がするので
幾つかジャンルにわけて各項3作品ずつ纏めてみました。

だって「ムシウタ」と「フルメタ」と「SEED DESTINY」は外せないから!
そうするとあと2つしか選べないから!!(致命的!)

ぶっちゃけbooklines.netさんのまとめを見て「これだ!!」と思い立った訳ですが。
えっと、勝手にパクっちゃってスイマセン…!

※書影クリックでbk1の商品ページ、タイトルクリックで感想に飛びます。

■ 燃えた


とある魔術の禁書目録9?10とある魔術の禁書目録9&10 (鎌池和馬/メディアワークス)
[9巻感想/10巻感想]
新キャラ・吹寄さんの出番の少なさには泣きましたが男3人の熱い奮闘ぶりは文句なしにシリーズ最高峰。いつもとは少し違った、静かな雰囲気のラストシーンもなかなか良かったです。白井黒子さんの魅力満載な8巻も捨てがたかったですが、熱さでいったら絶対にこっち推し。

燃えるワン・マン・フォース燃えるワン・マン・フォース (賀東 招二著/富士見書房)
何が何でもフルメタだけは外せません。傭兵としての自分と現在の宗介のせめぎあい、今まで自分が載っていた最新鋭機・M9にオンボロサベージで挑んでいく展開等、熱いバトルが目白押し。かなめとのL・O・V・E分もあります(笑)

今年は文庫でもアーバレスト後継機の姿が拝めるのかな?

星のプリンキピア 下アストロ!乙女塾! 星のプリンキピア 下
   (本田 透〔著〕/集英社)
あかほりばりのハーレムラブコメだったこのシリーズ、3巻・4巻は普通に熱いバトルを繰り広げます。2巻までのノリがダメだった方にもオススメ。円・晶・茜の姉妹愛や精神的に成長したヒカルの姿にひたすら燃えたり感動したり。

しかし皆さん、ホノカも忘れないで上げてください(主張)


■ 泣いた

終わる世界、終わらない夏休み終わる世界、終わらない夏休み 桜井深優の終末
 (あきさか あさひ著/エンターブレイン)
前編もよかったけどやっぱり後編「桜井深優の終末」が格別でした。深優の恋心に物凄い共感して、ラストの演説でボロ泣き。色々ツッコミ所は多かったけど、その青臭さがまたたまりません。2006年で文句なしに一番泣いた作品!

ムシウタ 07.ムシウタ 07. (岩井 恭平〔著〕/角川書店)
06の戌子の最後にも散々泣かされましたが、07での大人顔負けの愛恋のジャーナリスト魂にはまさに感嘆としか言いようが無いです。前半のどこかコミカルなシーンが印象深い分、ラストの悲しすぎる展開にはボロ泣き。

虫憑きですらない二人の“魔王”の対決は必見です。

“文学少女”と飢え渇く幽霊(ゴースト)“文学少女”と飢え渇く幽霊(ゴースト) (野村 美月[著]/エンターブレイン)
遠子先輩の思わずおなかがすいてしまうような“薀蓄”の数々も魅力的なのですが、雨宮蛍と黒崎の決して結ばれない悲しい恋心に涙。毎回序盤で空腹中枢を、結末で涙腺を刺激してくれるシリーズ。2006年最大の収穫はこのシリーズに出会えた事かも。


■ ダーク&鬱展開

レジンキャストミルク 5レジンキャストミルク 5 (藤原 祐〔著〕/メディアワークス)
ダークといえばこれしかないでしょう。あれだけ日常を守りたいと願っていた晶が遂に芹菜(日常)と訣別し、硝子(非日常)と結ばれ、最強の虚界渦を目覚めさせるシーンは最高でした。またその突き放し方が容赦ないのです。

今後どうなるのか、続編が非常に楽しみ。

殺×愛(きるらぶ) 5殺×愛 5—きるらぶ FIVE— (風見 周[著]/富士見書房)
「泣いた」に分類してもいいと思うのですが…現在の所「レジンキャスト?」と並び立つダークシリーズ。4巻までの全てが上手く行くのではないかと錯覚させられるほのぼのラブ展開から、来夏の一言をきっかけにドン底まで崩壊していく5巻は必読です。…というかある意味これ、芹菜を取った「レジンキャストミルク」と受け取れなくも無いですね…。こちらも続編に期待です。

バイトでウィザードバイトでウィザード 沈めよ恋心、と雨は舞い降りた
  (椎野 美由貴〔著〕/角川書店)
一段落した本編最新刊より、コチラの方が断然ダークだった気がする。逢いたくて仕方ないのに、いつまでもすれ違い続ける京介と礼子の姿にヤキモキ。報われなさ過ぎる展開に、本家家長への怒りを募らせたり、着々と死へと突き進む京介にハラハラしたり…ていうか本当にこれ、本編の続きあるんですか。あそこで終らせるのが一番綺麗な気がするんだけども…


■ L・O・V・E(By富士ミス)

涼宮ハルヒの憤慨涼宮ハルヒの憤慨 (谷川 流〔著〕/角川書店)
長門が書いた部誌の原稿にニンマリし、「禁則事項」発言でニヤニヤし、そしてハルヒ&キョンの成長ぶりに萌え萌えするのが正しい楽しみ方だと信じて疑いません。少しずつ角がとれてきたハルヒの可愛さもさることながら、そのハルヒをどこか暖かい気持ちで見守っているキョンの姿に燃え。アニメも面白かった!!

カーリーカーリー 二十一発の祝砲とプリンセスの休日
  (高殿 円著/エンターブレイン)
「これ、ラブコメ違う」ってツッコミが各所から発生しそうですがこの巻の見所は誰がなんと言おうとヤキモチ焼きまくるヘタレカーリーだから仕方ないんだっ!!シャーロットと仲の良いアヒルを密かに焼き鳥にしようと目論んだり、シャーロットとのヒンドゥー語レッスンでは教えるフリしてシャーロットに愛の言葉を吐かせまくって萌え萌えしてる、そんな貴方にときめきます。寄宿舎編は終了とのことでパーフェクトヘタレ女装美少年カーリーたんが拝めないのは死ぬほど残念ですが、是非続編をお願いします!!

とらドラ! 3とらドラ3! (竹宮 ゆゆこ〔著〕/メディアワークス)
1も捨てがたかったんですが、「竜児は、私のだああああー!」発言がツボだったのでこちらに。このくっつきそうでくっつかない、もどかしい関係が猛烈にツボポイント直撃。

3巻では泳げない事や貧乳を気にしている大河の、普段は見られない弱気な姿が非常に可愛かったです。


「笑った」「ノベライズ」「名場面・迷場面」はこちらからどうぞ。


電撃コラボレーション  MW号の悲劇

[著]電撃文庫記念企画
(渡瀬草一郎、三雲岳斗、時雨沢恵一、有沢まみず、成田良悟、近藤信義、藤原祐、在原竹広、岩田洋季、谷川流、おかゆまさき)
[絵]エナミカツミ、とりしも
   個人的お気に入り度数
電撃文庫の記念コラボ企画第二弾は豪華客船「MW号」の沈没という共通の事件を元に、「タコ」「電撃」「30」の3つの単語を物語りに織り込むという縛りを加えたアンソロジー小説。

とりあえずカラーページのびんかんサラリーマンなんぞこれーーーっ!
電車の中でカラー表紙のページ開いて慌てて閉じたよ!!何このBL小説も真っ青のエロいカラー挿絵!!これはいつか「腐女子向けラノベ」エントリとか書いた時のオチとして使えという天啓か!!

例によって様々な解釈の短編が収録されていますが、単体での一番ツボにハマったのは有沢さんの「万年すだれ禿係長小保多喜八郎の冒険」。人生滑りまくり、「仕方ない」と溜息を吐きながら自殺しようと決意した一人の男が、死ぬ前に一花咲かせようとするお話なのですが……正直すだれ禿親父に感動させられる日が来るとは夢にも思わなかった。コボタかこいいよコボタ。先月のホラー話といい、このコラボシリーズでの有沢さんの輝きっぷりは半端じゃない。

あとはベタベタ王道なボーイミーツガールを描いた渡瀬さんの「残酷劇の夜」や、惨劇の起こる船ではなく、惨劇の最中のネット掲示板を舞台にした時雨沢さんの「MW号専用掲示板『ウィー・アー・オン・ボード!』」あたりがお気に入り。時雨沢さんは「キノの旅」本編を彷彿させる、強烈なブラックジョークだなあ…こういう時にネットなんか頼っちゃいけませんよってことですねわかります。三雲さんの「DIVE TO BLUE」と在原さんの「内藤君と水野君の場合」ははっちゃけすぎてて好き嫌いが分かれそうな感じ。特に在原さんは、なんかもう途中から作品そのものが親父ギャグ化しちゃってたからなあ…良い息抜きにはなりましたが、寒かった事も事実としか言いようがない。意図的に狙ってハズしたギャグをやって、そのハズしっぷりを楽しむ作風なのかなあという感じだけど、これを「ギャグ」と受け取れるかどうかは微妙なライン。

しかし、何より今回物凄かったのはこの設定も何もかもバラバラな物語群全てを1つの「群像劇」へと仕立て上げ、バッドエンドになった作品には追加でハッピーエンドオチまで付けてしまった成田さん。元々代表作である「バッカーノ!」からして群像劇なわけで、ある種得意分野だったのかもしれませんが、アンドロイドネタの藤原さんや異能要素バリバリでフリーダムまっしぐらな谷川さんの短編まで強引に1つの世界へと引き込んでしまったのは圧巻としかいいようがない。そして物語そのものも凄く良いのですよね。荒神さんと『魔法のランプ』一味がオトコマエすぎて胸が熱くなりました。すごい、この人凄すぎるよ……!!

そして巻末の「応答せよ!びんかんサラリーマン」噴いた。
びんかんサラリーマン強えええええーーーっ!!


本の選び方とかの話

おひさしぶりです。
夏コミだの夏休みだのにかまけて本を読む時間自体が急激に減少しているので
外部にネタを探しに行ってみました。

一番読書時間の減少に歯止めをかけたのは
これとかこれとか買っちゃった所為な気がしなくもありません。
後者はこのブログでレビューすると言うのもありなのかな。川上さんつながりだし。

というわけで、
ウパ日記さんでやっている「皆さんの本の選び方を知りたいな」に答えてみようかと思います。

1.月に何冊読んでいるか

 ブログの更新具合から判断するにラノベは月10?15冊前後。
 通勤時間に読むことが殆どなので仕事でどれだけテンパってるか、
 また携帯ゲームを購入した直後は極端に冊数が減ります。
 
 漫画まで含めるともう10冊増えるかな。
 読み返した本を含めるともっと増えます。

 ちなみにMOTHER3が発売された4月中旬以降の1ヶ月間は
 活字系は1冊も読んでなかったりする。
 総合すると睡眠とDSとPSPが最大のガンの模様。

2.どんな本を読んでいるか

 近頃はライトノベルと漫画ばっかりですねー。
 時々PC系のソフト解説本やWebデザイン関係の本も読みますが
 そちらはもっぱら積読行きが多いです。

 ちなみに通常の書籍だと歴史小説とエッセイが多めです。
 初期のさくらももことか群ようことか椎名誠とか永井路子とか
 一時期物凄いハマってました。

 同人誌は「どんな本」の中に入りますか?

3.どうやって選ぶか

 作者(シリーズ)買い+表紙買いが99%。
 新作系は表紙→巻頭のイラストページ→あらすじを見て
 どうしても気になるもののみ選ぶ感じ。割合第六感が頼り。

 そういわれてみると巻末の既刊紹介で「気になった」本は多くあるのに
 購入に至った本って全く無いですね。
 「都市シリーズ」とかラノベにハマった最初のころから
 ずっと既刊紹介で気になってた本だったのに、
 実際に手に取ったのは「終わりのクロニクル」を読破した後でした。

4.本の選び方に何かこだわりはあるか

 特に無いですが特定作者以外はほぼ表紙買いなので
 自分の好みの絵柄ではない挿絵の本は殆ど手につけてないんじゃないかな。
 逆に好きな挿絵画家が描いてる本って殆ど手をつけてる。

5.ブログで感想を公開している場合、感想を書くときに心がけていることはあるか

 ネタバレはあまり気にしない方だけど明らかにばらしてしまったらまずい
 バレってあるとおもうのでそういう部分だけはバラさないように気をつけてます。
 (西尾版デスノートの例のどんでん返しの部分とかみたいな)

6.書名と、読み終えるまでに要した時間(作品名/時間)

 作者によって物凄い読み終わるまでの時間が変わります。
 基本的なラノベは基本的に1日の通勤時間内で読める(※往復3?4時間)
 
 逆に今まで読んでて読みづらいと感じた3強が
 西尾維新・谷川流・奈須きのこ。
 ファウスト系は基本的に総じて駄目なので西尾+奈須をいっしょくたにしてスペースを空けると川上稔の一部作品(好きなんだけど…)
 ハルヒの短編とか、薄い本なのに2?3日がかりのときも多かった。
 一度自分の脳内で中だるみが生じるとだれるというか、1?2Pで眠くなるので駄目。

 最長記録は奈須きのこの「空の境界(上)」であると思われます。
 睡眠時間が挟まるので詳細不明。
 Fateや月姫ではそんなことないのにどうして空の境界はあんなにだるかったんだろう。