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今月のまとめと読了記録[2009年11+12月分]

11月に読んだ本は6冊、12月に読んだ本は7冊でした。
冬コミやらなにやらで、本当に本を読む時間が無かった……

2009年11?12月にアクセス多かった感想


とある魔術の禁書目録19
⇒感想

バカとテストと召喚獣7
⇒感想

彩雲国物語 暗き黄昏の宮
⇒感想

ぐらシャチ
⇒感想

スピンオフシリーズのアニメ化の影響もあるのか、未だ根強い人気を誇る「とある魔術の禁書目録19」がアクセス数的にはぶっちぎりなのですが、発売日前数日に「続きを読む」状態にしてたとはいえたった6日間でこれだけアクセス数がある「バカとテストと召喚獣7」に噴いた。うちのブログは様々な意味で8割くらいバカテスで構成されているといっても過言ではない気がします。

たったひとりの女の子を守るため戦おうとする浜面の活躍が光る禁書19、明久&雄二の悪友コンビバッテリーに萌えが止まらないバカテス7、どっちも最高に面白かったです!!いよいよ最終局面に突入する「彩雲国物語」も続きが楽しみな感じ。同時に読んだ短編集「黄粱の夢」も良かったです。

この2ヶ月で読んだ本の中では数少ない新シリーズものの「ぐらシャチ」もよかった!ほのぼの路線から次第におかしな方向に展開して行く不気味さはまごうことなく中村恵里加。しかし、今年こそ「ソウルアンダーテイカー」の続きが出るとイイなあ……

2009年11?12月に読んで面白かった本


 
SH@PPLE-しゃっぷる- 7
⇒感想

 
魔王様げーむ!
⇒感想

生徒会の七光
碧陽学園生徒会議事録7
⇒感想

 
15×24 link three 裏切者!
⇒感想

どちらも新刊が出るたび「面白かったー!!」と叫んでる気がしますが、激動の展開だった「しゃっぷる」と結末へ向けて動き出した感じの「生徒会の七光」がやっぱりおもしろかったです。折り返し地点な「15×24」もなんかすごいことになってきた!

あと、あまり注目されてませんがメガミ文庫の「魔王様げ?む!」が予想外に面白かった。よくあるTS系男の娘モノかとおもったら、変態という名の紳士炸裂だが意外に良い人な魔王に翻弄されつつ、だんだん魔王城の一員として順応していく主人公の姿にとてもニヤニヤしました。

2009年11?12月の読了記録

今月はラノベ&ラノベ以外+再読合わせて全80冊。
多いな!とおもったら2ヶ月分だった。そりゃそうだ……

マンガは、様々な今まで読んだことの無い長編?シリーズに手をつけた2ヶ月でした。「砂時計」とか「かりん」とか。
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今月のまとめと読了記録[2009年1月分]

1月に読んだ本は18冊でした。
冬休み中殆ど本を読まなかった上コミケから間髪居れずに原稿だったからある意味仕方ない……。

2009年1月のページアクセストップ4


 
ばけらの!2
⇒感想

これはゾンビですか?1
はい、魔装少女です
⇒感想

 
とらドラ9!
⇒感想

生徒会の四散
碧陽学園生徒会議事録4
⇒感想


元キャラ作家さんの推理やってた「ばけらの!2」と発売前からうっかり騒ぎ立てた「これはゾンビですか?」がツートップ。ジンくんは総攻(合言葉)。ゾンビはもうちょっとゲテモノ臭がしたほうが好みだったのですが…割と正統派な異能力バトルラブコメでした。「生徒会の四散」はアニメ化も決定して波乗ってますね。でも5巻でコレまで水面下で動いてきた「企業編」がどういう動きを見せるのかが心配だなあ…。

ていうか今回、3位の「とらドラ9!」除いて全部何らかの形で他所のサイトさんからの言及を頂いてるのですが、煮ても焼いても食えない感想書いたときに限って他所のサイトさんから感想リンクされてて後から恥ずかしくなるトラップは何なんでしょうか…「ジン×ヒカル萌え」とか「枯野×杉崎萌え」とか書いたときに限って!

2009年1月に読んで面白かった本


戦闘城塞マスラヲ Vol.5
川村ヒデオの帰還
⇒感想

ムシウタbug 8th.
夢架ける銀蝶
⇒感想

 
ラノベ部2
⇒感想

ベン・トー3
国産うなぎ弁当300円
⇒感想


今月は間違いなくずっとスニーカーのターン!!!
クライマックスだった「戦闘城塞マスラヲ」と「ムシウタbug」が新年早々素晴らしい勢いで魅せてくれました。マスラヲはヒデオ&睡蓮をメインにした続編シリーズの予定があり、ムシウタはこのまま本編クライマックスに続いていく…とのことで、今後の展開も見逃せません。

ますますヘンな方向にヒートアップする「ベン・トー」とパロディとあるあるネタまみれな「ラノベ部」も巻を重ねるごとに面白くなってきてて、今後が楽しみ。ラノベ部は小ネタの応酬やなんともいえない心地よい雰囲気もとてもいいんだけど無口系百合娘の暦の可愛さが半端じゃないと思うのです。

2009年1月の読了記録

メディアマーカーの読了記録から。
今月はラノベ以外ではなんといっても「バクマン。」が凄かったです。あと初期ガンガン読者としては、夜麻みゆき新刊が物凄い感慨深かった!
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2008年11月のまとめ&読了記録

11月に読んだ本は21冊でした。
原稿に集中する為意図的にペース落としていたのはあるのですが(感想書く時間が意外に時間泥棒さんなので)、やっぱ全体的に以前よりペース増えたなあ…と思いつつ、せっかく新刊が少ない月だったのでもうちょっと読みたかった気も。
そして先月から続いていた「杉井光強化月間」がようやく終了。どれもおいしゅうございました。
…え?ここまで来たら「さくらファミリア!」も読んでコンプすべき?

2008年11月のページアクセストップ4


とらドラ9!
⇒感想

とらドラ8!
⇒感想

とある魔術の禁書目録SS2
⇒感想

バカとテストと召喚獣5
⇒感想

先月から引き続き「とらドラ!」フィーバー中。全然アクセスが下がる様子がないのですが、何が起こっているのですか……。

そして追随するのは同じくアニメ化中の「禁書目録」最新刊。新キャラ・新設定乱立でそろそろ設定資料片手に読む時代になってしまうのか。何度も言ってますが電撃文庫は、次から禁書文頭にキャラクター及び世界設定紹介をですね……?

それにしてもアニメ化3作品には叶わなかったとはいえ、最後の3日で禁書に追いつきそうなアクセスを集めた「バカとテストと召喚獣5」。次期アニメ化候補のトップエースパワーはやはり凄い。私としてはもうちょっと女性読者が増えて欲しいと切実に願うものであります。5巻は久保君がイケメン男子であることが発覚して、雄二×明久にノリきれない美形スキーがニヤリとすること請け合いですよ!?とりあえずエンターブレインは冬コミでアキちゃんの抱き枕を出してください。むしろ「裸ワイシャツ上目遣い涙目ボタン上2つ空け」の明久をお願いします。2万までなら出す。


2008年11月に読んで面白かった本


ダブルブリッド Drop Blood
⇒感想

火目の巫女
⇒感想

桐原家の人々3 恋愛統計総論
⇒感想

魔王城一限目
⇒感想

今月読んだ中では…というかむしろラノベ全体の中でも「ダブルブリッド」と「バカとテストと召喚獣」は愛着のあるラノベとしては5本指に入ると思うのですが、その2つが2回連続同じ月に出るのはどんな運命の悪戯か!多分これがホントに最後の短編集、とても美味しく戴きました。というかダブルブリッドは思い入れありすぎて困る。未収録の短編をまとめた本が出るであろう事は予想してましたが、よもや本編終了後のお話が読めるとは夢にも思っていなかったです。最後の最後に素敵なプレゼントを本当にありがとうございました。ていうかこの調子で来年には「ソウル・アンダーテイカー」の続きが出るといいなあ…

杉井光強化月間からは平安系欝グロ巫女ファンタジー「火目の巫女」。結局2ヶ月がかりで「さくらファミリア」以外の杉井光作品をコンプしてしまったのですが、結局火目が一番ツボだったなあ……続きが絶望視されているのがとても残念です。「このラノ」ランクインのご祝儀かなにかで出ませんかね…できればメモ帳4巻より火目4巻を……。

そして杉井光強化月間とともに密かに裏で行われていたルビー文庫積読崩しキャンペーンから「桐原家の人々」。友情以上愛情以下BLと弟×兄スキーとしては大変美味しいお話でした。ああ、そういえば4巻まだ買えてない……ここまで来ると「デルフィニア戦記」が俄かに気になってくるわけですが、今月来月は新刊予定が詰まってるから来月以降かなあ…

魔王城一限目」はガーゴイルとはうってかわってしょっぱなから重い展開の物語ですが、「ガーゴイル」から続く家族の暖かさが根底に流れる優しいお話。今月読んだ新シリーズ系では一番オススメです!


2008年11月の読了記録

MediaMarkerさんでちょくちょくつけてる読了記録がHTML出力できるようになったので、読書メーター組に対抗して使ってみたいと思います。…個人的に、欲を言えば、カテゴリを絞っての表示とコメント出力ができれば完璧なんだけどなあ。ラノベの読了はいらないのでそれ以外だけで出力したい…
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2006年に読んだ本まとめ その2

昨日の記事の続きです。
どちらから読んでも大丈夫ですが、記事へのリンクははっておきますね。

2006年に読んだ本まとめ その1

■ 笑った


ネコのおとネコのおと (※リレー小説/富士見書房)
2006年最大の馬鹿小説企画。物凄い勢いで脱線するストーリーや、後ろの先生に丸投げとかいう阿呆な展開も非常に秀逸なのですが、やはり注目すべきは富士見ミステリー文庫の自虐ネタ。電撃を目の仇にしてみたり、ミステリー文庫なのに「読者は富士ミスにミステリーなんか求めてない」と言い切るその姿勢が素敵です。腹抱えて笑わせていただきました。特にラスト2篇はネコミミメイドの吉田先生が非常に熱い展開を魅せてくれましたw

撲殺天使ドクロちゃんです撲殺天使ドクロちゃんです (※トリビュートノベル/メディアワークス)
ドクロちゃん知らなくても好きな作家さんが数人居れば楽しめると思います。いつのまにかリレー小説的になってきたり、やる気の無い楽屋オチが突然やってきたり、ディズ●ーやドラ■もんが乱入したりと無茶苦茶な内容。一人だけいつも通りのほのラブやって浮きに浮いてるハセガワ先生や、一人世界が間違ってるCLAMP先生も素敵です。しかし個人的に一番ウケたのはやはり「後書きノリ」な時雨沢先生。若本声のドクロちゃん…!

9S〈ないんえす?〉SS9S〈ないんえす?〉SS (葉山 透〔著〕/メディアワークス)
本編も架橋に入り、シリアス展開目白押しなナインエスシリーズの短編集。正直「れじみる。」とどっちにするかギリギリまで悩みましたがレジンキャストミルクは別項で取り上げたのでコチラに。ていうかどっちもお料理話が偉いツボで!どっちも似たような展開なだけに選べない…!完璧キャラとして描かれるヒロイン・由宇の意外な欠点が垣間見える珠玉の短編集です。特にこの話ではその「完璧」な部分が物凄く逆効果になった感じだけど。


■ ノベライズ

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 5機動戦士ガンダムSEED DESTINY 5 選ばれた未来
   (後藤 リウ[著] /矢立肇、富野由悠季[原作]/角川書店)
説明が足りな過ぎるアニメの副読本としては最高の一品。穴だらけの原作アニメの納得行かない部分を全て美味い事補完してくれたことは、一人の種ファンとして感謝の念に絶えません。ていうかコレを読むたび、どれだけ本来の種キャラが魅力的で、その魅力をアニメが表現しきれてないか思い知って切なくなるんですがね。キラではなくシンがちゃんと主人公してるところもポイント高し。

DEATH NOTEDEATHNOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺害事件 (西尾 維新[著]/大場 つぐみ・小畑 健[原作]/集英社)
あれだけ個性的なキャラクターを殆ど違和感無しに描いてしまう所からまず凄いです。そして全編から漂う、西尾さんのLへの愛(笑)。ナオミとLの軽妙な会話には思わずニヤニヤしてしまいます。そしてラストの“原作を知れば知るほどハマってしまう”トリックはまさに流石としかいいようがありません。

ノエルと白亜の悪夢アリアンロッドリプレイ ルージュ: ノエルと白亜の悪夢 (菊池 たけし著 / F.E.A.R.著/富士見書房)
とりあえず雰囲気掴みということで借りた一冊なのに、よもやここまでドはまりしてしまうとは…。TRPGの楽しさが伝わってくるような、楽しさ満載の2巻までと打って変わってドシリアス展開の3巻では、手に汗握りながら最後まで一気に読み進めてしまいました。みっしょん06を読み終わったときの喪失感ときたらもう…。ノベライズに入るかどうか微妙だけど、面白かった!


■ 心に残った名場面・迷場面

メイド刑事(デカ) 2メイド刑事(デカ) 2 (早見 裕司著/GA文庫)
「でも、あの炎の中から、どうやって?」
「理屈じゃないんです」


炎に包まれても至近距離で爆発受けても、御主人様への忠誠心さえあれば燃え盛る豪火だって熱くないんです!!問い掛けられても華麗にスルーがメイド刑事の心意気!!

ムシウタbug 4th.ムシウタbug 4th. 夢並ぶ箱舟 (岩井 恭平〔著〕/角川書店)
「なんで“さくら”が襲われてるのか、事情は知らねぇが——」
「とりあえず、どっちもくたばってクダサイ


最近のbugシリーズは霞王のためにあるといって過言ではないと思います!はすっぱ不良言葉と半端な外国お嬢様言葉の乱れうちに萌え!(笑)

グロリアスドーン 1グロリアスドーン 1 (庄司 卓著/ホビージャパン)
「ちょ、待て。恵子、恵子!当たってる!当たってる!」
「うるさい!当ててんのよ!有り難く思いなさい!」
「当ててる…」


シリアスなクライマックスでこのセリフが来るとは夢にも思わなかったです。っていうかこれどこのタカy(殴)ドリル発言も非常にいかしてました。

極北からの声極北からの声 (賀東 招二著/富士見書房)
そして——おお、神よ。
艦の医務室でぼろぼろのぬいぐるみを抱いていた優しい幼な子の瞳は、無垢なる輝きを完全に失い、無感動な殺人者のそれへと変貌していた。


とりあえずカシムの存在そのものに10000万票くらい入れてしまいそうです。2006年最萌え大賞。カシム可愛いよカシム!!!


それでは、改めて今年も宜しくお願い致します。


2006年に読んだ本まとめ その1

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。


遅まきながら2006年の総括してみます。
5作品くらいを適当に選出しようと思ったのですが
ラノサイ杯と殆ど変わらない結果になる予感がするので
幾つかジャンルにわけて各項3作品ずつ纏めてみました。

だって「ムシウタ」と「フルメタ」と「SEED DESTINY」は外せないから!
そうするとあと2つしか選べないから!!(致命的!)

ぶっちゃけbooklines.netさんのまとめを見て「これだ!!」と思い立った訳ですが。
えっと、勝手にパクっちゃってスイマセン…!

※書影クリックでbk1の商品ページ、タイトルクリックで感想に飛びます。

■ 燃えた


とある魔術の禁書目録9?10とある魔術の禁書目録9&10 (鎌池和馬/メディアワークス)
[9巻感想/10巻感想]
新キャラ・吹寄さんの出番の少なさには泣きましたが男3人の熱い奮闘ぶりは文句なしにシリーズ最高峰。いつもとは少し違った、静かな雰囲気のラストシーンもなかなか良かったです。白井黒子さんの魅力満載な8巻も捨てがたかったですが、熱さでいったら絶対にこっち推し。

燃えるワン・マン・フォース燃えるワン・マン・フォース (賀東 招二著/富士見書房)
何が何でもフルメタだけは外せません。傭兵としての自分と現在の宗介のせめぎあい、今まで自分が載っていた最新鋭機・M9にオンボロサベージで挑んでいく展開等、熱いバトルが目白押し。かなめとのL・O・V・E分もあります(笑)

今年は文庫でもアーバレスト後継機の姿が拝めるのかな?

星のプリンキピア 下アストロ!乙女塾! 星のプリンキピア 下
   (本田 透〔著〕/集英社)
あかほりばりのハーレムラブコメだったこのシリーズ、3巻・4巻は普通に熱いバトルを繰り広げます。2巻までのノリがダメだった方にもオススメ。円・晶・茜の姉妹愛や精神的に成長したヒカルの姿にひたすら燃えたり感動したり。

しかし皆さん、ホノカも忘れないで上げてください(主張)


■ 泣いた

終わる世界、終わらない夏休み終わる世界、終わらない夏休み 桜井深優の終末
 (あきさか あさひ著/エンターブレイン)
前編もよかったけどやっぱり後編「桜井深優の終末」が格別でした。深優の恋心に物凄い共感して、ラストの演説でボロ泣き。色々ツッコミ所は多かったけど、その青臭さがまたたまりません。2006年で文句なしに一番泣いた作品!

ムシウタ 07.ムシウタ 07. (岩井 恭平〔著〕/角川書店)
06の戌子の最後にも散々泣かされましたが、07での大人顔負けの愛恋のジャーナリスト魂にはまさに感嘆としか言いようが無いです。前半のどこかコミカルなシーンが印象深い分、ラストの悲しすぎる展開にはボロ泣き。

虫憑きですらない二人の“魔王”の対決は必見です。

“文学少女”と飢え渇く幽霊(ゴースト)“文学少女”と飢え渇く幽霊(ゴースト) (野村 美月[著]/エンターブレイン)
遠子先輩の思わずおなかがすいてしまうような“薀蓄”の数々も魅力的なのですが、雨宮蛍と黒崎の決して結ばれない悲しい恋心に涙。毎回序盤で空腹中枢を、結末で涙腺を刺激してくれるシリーズ。2006年最大の収穫はこのシリーズに出会えた事かも。


■ ダーク&鬱展開

レジンキャストミルク 5レジンキャストミルク 5 (藤原 祐〔著〕/メディアワークス)
ダークといえばこれしかないでしょう。あれだけ日常を守りたいと願っていた晶が遂に芹菜(日常)と訣別し、硝子(非日常)と結ばれ、最強の虚界渦を目覚めさせるシーンは最高でした。またその突き放し方が容赦ないのです。

今後どうなるのか、続編が非常に楽しみ。

殺×愛(きるらぶ) 5殺×愛 5—きるらぶ FIVE— (風見 周[著]/富士見書房)
「泣いた」に分類してもいいと思うのですが…現在の所「レジンキャスト?」と並び立つダークシリーズ。4巻までの全てが上手く行くのではないかと錯覚させられるほのぼのラブ展開から、来夏の一言をきっかけにドン底まで崩壊していく5巻は必読です。…というかある意味これ、芹菜を取った「レジンキャストミルク」と受け取れなくも無いですね…。こちらも続編に期待です。

バイトでウィザードバイトでウィザード 沈めよ恋心、と雨は舞い降りた
  (椎野 美由貴〔著〕/角川書店)
一段落した本編最新刊より、コチラの方が断然ダークだった気がする。逢いたくて仕方ないのに、いつまでもすれ違い続ける京介と礼子の姿にヤキモキ。報われなさ過ぎる展開に、本家家長への怒りを募らせたり、着々と死へと突き進む京介にハラハラしたり…ていうか本当にこれ、本編の続きあるんですか。あそこで終らせるのが一番綺麗な気がするんだけども…


■ L・O・V・E(By富士ミス)

涼宮ハルヒの憤慨涼宮ハルヒの憤慨 (谷川 流〔著〕/角川書店)
長門が書いた部誌の原稿にニンマリし、「禁則事項」発言でニヤニヤし、そしてハルヒ&キョンの成長ぶりに萌え萌えするのが正しい楽しみ方だと信じて疑いません。少しずつ角がとれてきたハルヒの可愛さもさることながら、そのハルヒをどこか暖かい気持ちで見守っているキョンの姿に燃え。アニメも面白かった!!

カーリーカーリー 二十一発の祝砲とプリンセスの休日
  (高殿 円著/エンターブレイン)
「これ、ラブコメ違う」ってツッコミが各所から発生しそうですがこの巻の見所は誰がなんと言おうとヤキモチ焼きまくるヘタレカーリーだから仕方ないんだっ!!シャーロットと仲の良いアヒルを密かに焼き鳥にしようと目論んだり、シャーロットとのヒンドゥー語レッスンでは教えるフリしてシャーロットに愛の言葉を吐かせまくって萌え萌えしてる、そんな貴方にときめきます。寄宿舎編は終了とのことでパーフェクトヘタレ女装美少年カーリーたんが拝めないのは死ぬほど残念ですが、是非続編をお願いします!!

とらドラ! 3とらドラ3! (竹宮 ゆゆこ〔著〕/メディアワークス)
1も捨てがたかったんですが、「竜児は、私のだああああー!」発言がツボだったのでこちらに。このくっつきそうでくっつかない、もどかしい関係が猛烈にツボポイント直撃。

3巻では泳げない事や貧乳を気にしている大河の、普段は見られない弱気な姿が非常に可愛かったです。


「笑った」「ノベライズ」「名場面・迷場面」はこちらからどうぞ。


2006年上半期ライトノベルサイト杯

平和さんのブログで行われている2006年ライトノベルサイト杯に参加しつつ、上半期に読んだ小説を振り返ってみます。
(参加などに関する詳細は上記サイトさんをご参照ください。
 あと、こちらから外部ブログの投票が可能です。

前回の2005年ラノリン杯は考えているうちに投票し損ねてしまったので、
外部ブログの投票OKになったところでさっさと投票してしまおうという魂胆です!

…前回はホント、気がついたら終わってたし_| ̄|○

※タイトルクリックで以前当サイトで取り上げた時に書いた感想、
 書影クリックでBK1の該当作品ページへ飛びます。

ちなみに乗り遅れて寂しかったので勝手にやってみた前回分


オンライン書店ビーケーワン:燃えるワン・マン・フォース【06上期ラノベ投票/4829117931 】
燃えるワン・マン・フォース(賀東 招二著/富士見書房)

今まで雑魚扱いだった旧式メカで今まで自分達の使っていた最新鋭機に挑むという展開が激しく燃える。傭兵としての自分と現在の自分がせめぎあう中、無意識にかなめを求める宗介の姿に激しく燃える。
兎に角タイトル通り「燃える」一作です。もう大好き!


オンライン書店ビーケーワン:倒凶十将伝 巻之13【06上期ラノベ投票/4257768991 】
倒凶十将伝 巻之13(庄司 卓著/朝日ソノラマ)

とりあえず、作品に関する内容には多々ツッコミたい所がありましたが(特にラスト)、長年待った身としては最終巻が出ただけで御の字です。本当にありがとうございます。最終巻の話を聞いたときは真面目に感動の涙で前が見えなかったので一票入れさせて貰います。


オンライン書店ビーケーワン:機動戦士ガンダムSEED DESTINY 5【06上期ラノベ投票/4044291128 】
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 5 選ばれた未来
(矢立 肇原作 / 富野 由悠季原作 / 後藤 リウ著/角川書店)

ノベライズは多分ライトノベル判定として微妙だと思うし、そっち系は票入らないと思うのですが敢えて入れます。アニメ版に不満があった人は今すぐ全巻買って来るべし!特に49話EDでのスタッフロールの順番を見て凹んだシン好きの人は是非。

色々と穴だらけのメインストーリーや、各キャラクターの心理を綺麗に補完してくれてます。


オンライン書店ビーケーワン:ムシウタ 07.夢遊ぶ魔王【06上期ラノベ投票/4044288135 】
ムシウタ 07.夢遊ぶ魔王(岩井 恭平〔著〕/角川書店)

「ムシウタ」シリーズ、というか岩井さんの作品は殆ど無条件で推しなのですが、特にこの巻は“はじまりの3匹”でさえ手玉にとってしまう二人の「魔王」がかっこよすぎでした。ラストは電車の中なのにボロ泣き。今期一番泣かされたラノベでした。


オンライン書店ビーケーワン:とある魔術の禁書目録(インデックス) 8【06上期ラノベ投票/4840232695 】
とある魔術の禁書目録8(鎌池 和馬〔著〕/メディアワークス)

「レジンキャストミルク4」にするか、「きるらぶ3」にするかで真面目に悩んだのですが、禁書目録は期間内に3冊出てるし票割れしそうだから黒子燃えとして1票いれとく。10巻のラストも激しく好きなのですが敢えて8で。
兎に角ポイントは黒子と御坂の女の友情(百合とか言ってはいけない)。お互いが依存しあう関係ではなく、お互いを支え合いたいと思う二人の関係に一票!



次点(書名クリックで感想)

燃え展開
 ■レジンキャストミルク4
 ■殺×愛(きるらぶ)3
 ■とある魔術の禁書目録(インデックス) 10
 ■制覇するフィロソフィア

愛すべき馬鹿小説(笑)
 ■9S<ないんえす?>SS
 ■アストロ!乙女塾! 僕は生徒会長に恋をする



とりあえずこんなかんじでしょうか。4作品選ぶのは割合サッと決まったのですがラスト1つで猛烈に悩んだ…。
フルメタは今月宗介の過去を描いた外伝が出るとのことなのでそちらにも物凄い期待。Wikiでネタバレ読んだ限り物凄い自分好みの展開っぽいし(笑)種死にいれるのはきっと自分だけなんだろうなあ…。あと倒凶十将伝が完結したのが真面目に嬉しかったです。

優勝は「学校の階段」あたりじゃないかと勝手に予想してみますがどうなることやら、結果発表が非常に楽しみです。


ムシウタ 05 夢さまよう蛹

[著]岩井 恭平 [絵]るろお

記憶を取り戻したかつて大助の姉、千晴は茶深と協力して"かっこう"こと大助の行方を追う。
その頃、姉の失踪を知った大助は特環から離れ、単独で虫憑きを生み出す"最初の3匹"の一人、"大喰い"と接触しようとしていた…
 

大助が虫憑きになった理由、大喰いの能力や"3匹目"の正体など
どんどんストーリーが核心に近づいてきました。
大助・千晴の関係もさることながら茶深一味が凄い良い味出してます。
もうほんと、茶深には幸せになってほしいって感じです。
こういう小悪役っぽい子は下手すると最後ら辺とかでヒロインかばって
死ぬとかそういう役回りしそうで怖いんですよね。

それはいいけど茶深の能力って結構美味しい気が。
彼女の能力は正直サポート系になっちゃうので本人的には不本意でしょうけど。

大喰いの能力はほんと反則ですね…。
彼女の能力を知った魅車副本部長がどう動くかも今後楽しみ(というか不安というか)

個人的には千晴のお姉ちゃんっぷりに萌え!


ムシウタ03 夢はばたく翼

オンライン書店ビーケーワン:ムシウタ 03.ムシウタ 03.


[著]岩井 恭平 [絵]るろお
角川書店(2004.5)

1・2巻も読んでるんですがちょうど忙しい時期で感想書けなかったんだよね…。

詩歌と彼女を逃がそうとする特環の職員初季、“かっこう”に届け物があるという海老名夕の3人の少女がというそれぞれの目的の元、“かっこう”のいる潮天市を目指すという話。

表紙の初季を見て、しっかり一目ぼれ。
グラフィック的からしてものすごっっい好みのコなのですが
軽そうに見えて実はかなり現実主義な性格もかなり良いです。
個人的には霞王との学園での凸凹コンビぶりを是非とも見てみたい(笑)

一般人なのに頑張ってる夕の姿も凄く好印象。
序盤はうだうだしててあまり好きじゃなかったんですが
途中からどんどん精神的に成長していく姿が良かった。

あ、いや、詩歌が苦手とかそういうことはまったく無いのですが
そのくらい今回は脇キャラがおいしかったということで。

そして特環内部での分裂が表面化してきたわけですが。
バリバリに典型的な「ボスキャラ」の魅車副本部長が良い味出してます。
これから彼女がどのような悪巧みを企んでいくのかも気になるところですね。

最後の初季の「ありがとう…最後に夢、みつけちゃったよ」みたいな
セリフがツボだったので(結構うろ覚え)オススメ入れときます。

しかし今回の大助、某禁書目録のヒロイン並みに出番が無いぞ。
…頑張れ主人公!


ムシウタbug 3rd. 夢狙う花園

オンライン書店ビーケーワン:ムシウタbug 3rd.ムシウタbug 3rd.


[著]岩井 恭平 [絵]るろお
角川書店(2005.11)

ハルキヨだの霞王だの本編のキャラが少しずつ出てきました。
今のところ外伝読まなくても本編は楽しめますが、逆に外伝を読むと本編が更に楽しめるような仕様になっているのがいい感じです。

ところで今回は他の話は個人的にイマイチ不発だったのですが、最後の「夢奏でる人形」がツボ。元々霞王は本編の方からツボなキャラだったんですが(学校でのお嬢様モードとのギャップが好きv)あんなに悲しい過去を持っていたとは。学校でのお嬢様モードも、元々の自分を出しているだけだったんですね。
なんだかんだいって今回は全話登場してるというわけでbugシリーズでのレギュラー獲得とみていいんでしょうか?それとも今回は霞王スペシャルだったんでしょうか(笑)

亜利子が正式に虫憑き認定とのことで、話がどう変わっていくのか楽しみ。
今度は本編にbugのキャラクター(亜梨子とか)が出るのかどうかとかも気になるところ。


「私の好きな」ライトノベル・オールタイムベスト・75(草稿)

ラノベオールタイムベスト100の話題を見かけてからずっと「自分のオールタイムベスト100を作りたい」と思っていたのですがいつもの調子で紹介入りで記事化すると地獄のように長い記事になるので体力があれば夏コミで本にしようかな……と思っていたのですが、そのうち普通に「自分のオールタイムベスト100」の流れが界隈に来たので取り急ぎ出します。コミケで紹介本……というのは割と真面目に考えているのでもし覚えていたら夏コミ1日目のFC小説島をチェックしてみてくださいね(まだ本が出るとは言ってない)

なお、100タイトル選ぶつもりで85まで選んだところで「これは無理に100にするよりもここから少し削ってまとめたほうが正しいな……」という気持ちになってきたので75に削って出します。夏コミで本当に本にするなら改めて100にするかもしれないし50くらいまで更に削って出すかもしれない。そして好きな順・刊行順ではなくだいたい私が読んだ年代順です。

1990年代

1:神坂一「スレイヤーズ」「このジャンル」を認識した始まりの一作
2:山本剛「魔導物語」良きノベライズ
3:神坂一「闇の運命を背負う者」
4:新井素子「グリーン・レクイエム」続編の「緑幻想」が特に好き。
5:あかほりさとる「セイバーマリオネットJ」
6:久美沙織「MOTHER2 ギーグの逆襲」MOTHERがBROTHERになってしまう。
7:北条風奈「小説TWINSIGNAL」シンガポール行きたくなる!!!2巻が特に好き。
8:神坂一「ロスト・ユニバース」
9:庄司卓「倒凶十将伝」

2000年代

10:時雨沢恵一「キノの旅」
11:中村恵里加「ダブルブリッド」オールタイムベストスリーには余裕で入る
12:椎野美由貴「バイトでウィザード」
13:甲田学人「Missing」
14:神野オキナ「シックス・ボルト」
15:杉原智則「頭蓋骨のホーリーグレイル」
16:有沢まみず「インフィニティ・ゼロ」
17:鈴木鈴「吸血鬼のおしごと」
18:木ノ歌詠「カラっぽの僕に、君はうたう。 フォルマント・ブルー」
19:川上稔「AHEADシリーズ 終わりのクロニクル」電子書籍化待ってる…
20:賀東招二「フルメタル・パニック!」
21:岩井恭平「消閑の挑戦者」
22:岩井恭平「ムシウタ」
23:三上延「シャドウテイカー」このへんの三上延作品セット買い。
24:後藤リウ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」この本があったから18年待てたんだとおもう
25:藤原祐「レジンキャストミルク」殊子先輩が好きだ
26:風見周「殺×愛 ─きるらぶ─」
27:高殿円「カーリー」
28:土橋真二郎「扉の外」
29:喬林知「まるマシリーズ」三男派
30:虚淵玄「Fate/Zero」
31:林トモアキ「戦闘城塞マスラヲ」
32:井上堅二「バカとテストと召喚獣」
33:水瀬葉月「ぼくと魔女式アポカリプス」
34:菊池たけし「アリアンロッド・リプレイ・ルージュ」TRPGリプレイの中ではこれが一番好き。
35:神坂一「ドアーズ まぜこぜ修繕屋」神坂一挙げすぎってそろそろ思ってるよね。わかるよ。
36:小野上明夜「死神姫の再婚」
37:葵せきな「碧陽学園生徒会シリーズ」正式名称を使うめんどくせえオタク
38:田口仙年堂「吉永さん家のガーゴイル」最後の名乗りのカタルシスよ
39:平坂読「ラノベ部」平坂先生のリレー小説描写は神
40:田口仙年堂「魔王城」電子書籍化して!!!!!!!!
41:杉井光「さよならピアノソナタ」火目の巫女とどっちにするか悩んだ
42:田尾典丈「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!」
43:うえお久光「紫色のクオリア」
44:壱月龍一「ラ・のべつまくなし」
45:渡島健康「魔王様げ〜む!」

2010年代

46:本田誠「空色パンデミック」こっちも電子書籍化して!!!!!!!!
47:あざの耕平「東京レイヴンズ」
48:海羽超史郎「STEINS;GATE‐シュタインズ・ゲート‐」続編「比翼連理のアンダーリン」が特に好き
49:柳実冬貴「Re(アールイー): バカは世界を救えるか?」
50:森 美紗乃「奥様は貴腐人 旦那様はボイスマイスター」
51:かじいたかし「僕の妹は漢字が読める」異色の萌えディストピアSF
52:和ヶ原聡司「はたらく魔王さま!」
53:大樹連司「ボンクラーズ、ドントクライ」甘酸っぱくてほろ苦い青春の三角形。
54:夕鷺かのう「(仮)花嫁のやんごとなき事情」
55:渡航「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」
56:榎宮祐「ノーゲーム・ノーライフ」
57:賀東招二「甘城ブリリアントパーク」続きが読みたい……
58:壁井 ユカコ(GoRA)「K -Lost Small World-」男二人の依存関係とすれ違いと
59:ツカサ「銃皇無尽のファフニール」
60:羊太郎「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」
61:望公太「最強喰いのダークヒーロー」
62:speakeasy(さがら総・橘公司・渡航)「クオリディア・コード」前日譚も本編も全部違う味わいがある
63:望公太「ラノベのプロ!」良い幼馴染ラノベだった
64:瀧ことは「腐男子先生!!!!!」書籍版完結してよかった……
65:師走トオル「ファイフステル・サーガ」
66:瘤久保慎司「錆喰いビスコ」3巻までしか読んでないんだけどその3冊がメチャクチャに好き
67:衣笠彰梧「ようこそ実力至上主義の教室へ」

2020年〜

68:二月公「声優ラジオのウラオモテ」
69:七夕さとり「悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜」
70:有象利路「サキュバスとニート」このへんの有象利路作品も著者セット枠。
71:紫大悟「魔王2099」
72:七斗七「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」
73:鏡 貴也「伝説の勇者の伝説」令和になってから読んだ。
74:南野 海風「魔術師クノンは見えている」
75:とくめい「アラサーがVTuberになった話。」