ページ 78 | 今日もだらだら、読書日記。

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悪魔が来たりて恋を知る

 

高潔な魂を持つ聖騎士・ユーシウスを堕落させるため、人間界に送られた夢魔のミアリ。媚薬の力でユーシウスを夢中にさせようとするが、逆に薬を飲まされて彼に恋をしてしまう!媚薬で積極的になったミアリの誘惑をはねのけて、彼女が半魔だと聞き出したユーシウスは『君を人間の淑女にする』と宣言して―!?臆病で引っ込み思案な恋する夢魔と、生真面目で不器用な堅物騎士が繰り広げるキュートなラブファンタジー。 (「BOOK」データベースより)

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 夢魔と人間の混血のため夢魔としての能力が低く、満足に精気を奪うこともできないミアリ。他の悪魔達ですら苦戦する高潔な聖騎士・ユーシウスを堕落させろという命令を受けて嫌々人間界に降り立つが、あっさりユーシウスに正体がバレてしまった上、彼に飲ませようとしていた媚薬を自分で飲む羽目に!?すっかりメロメロになってしまったミアリを邪険にもできず、自分の部屋でかくまうことになったユーシウスだが……というお話。とりあえず本屋で手にとって帯で盛大に噴出したのは私だけじゃないはず。

 序盤の媚薬を飲んでしまったミアリの残念なメロメロっぷりに笑いが止まらなかったんだけど、それ以上に媚薬が切れた後の二人のもどかしいながらも完璧にバカップルにしか見えないノロケっぷりに笑いが止まらなかった。お互いに「「魅了の魔法!」」とかいってるけどそれ単なる恋という名の魔法ですよね!?的な。

 主人公2人もいいけど脇役も美味しい。ミアリを良いようにこきつかいながらもなんだかんだで愛着を見せる下級悪魔・アドルニ様の行動にはときめきっぱなしだし、お互い嫌いあっていたユーシウスとカルガが徐々に本当の主従となっていく様子には主従萌えとして本当にニヤニヤが止まらなかった。そしてすっかり確信犯となったカルガがミアリをけしかける様子が微笑ましくて微笑ましくて!!

 同時期にはじまった小野上さんの新シリーズ「イノセント・スター」と比べるとややこちらの方がシリアス度が高い感じのストーリーも良かった。続編が出るかどうかは解らないけど、続きがあるならカルガさんの活躍に期待したいです。

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GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン4(上)

 

武田との歴史再現のため三方ヶ原の戦いに臨んだ武蔵。だが、強引な解釈による羽柴の登場により初めての敗北を喫してしまった。そして今、武蔵は関東IZUMOの巨大な浮きドック“有明”で大改修を受けていた。そんななか、関東の北に存在する奥州列強―伊達、最上、上越露西亜との協働について、武蔵は模索を始める。しかし、各勢力もそれに対し動き始め…。様々な過去と思惑を秘めた奥州列強と、果たして武蔵はどのように向き合っていくのか―!?各国に分割統治された中世の神州・日本を舞台に繰り広げる、壮大な戦国学園ファンタジー、第4話ついにスタート。(「BOOK」データベースより)

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ついに主人公が一度も男子の服を着ていなかった気がする。
……全体の2割女装で、8割裸だった気がする……っていうか某ショップのBD限定版の全巻購入特典ドラマCDが男子オンリーだったり今回のメアリの格好して点蔵の嫁宣言する女装といい終盤のトーリヒロイン発言といい、なんですかホライゾンは最近男子推しなんですかいいぞもっとやr

 羽柴との戦いで手痛い敗戦を得た武蔵の一同。ミトツダイラの治める水戸の領地で武蔵の改修をしながら再起を計ろうとするが、彼らの敗戦を知った奥州の伊達・最上・上杉に動きがあって……というお話。

 新キャラがまた増え(以下略)ああいえもう3勢力増えるくらいは定番なので気にしちゃだめなのかもしれませんが!最上・上杉側の新キャラは殆ど居なかったので今回はまだ余裕というべきなのかもしれませんがしかし、まさかここにきて武蔵内部からも新キャラ来るとか思わなかったですよね!とりあえず私としては政宗ちゃんの可愛さにキュンとなりつつ残念系少年キャラらしき片倉の挿絵を強く希望しながらそれはそれとしてノブタンコニタンが相思相愛ラブラブすぎね!?メアリの発言で「終わクロ」のヒオ嬢思い出すんだけどやっぱ彼女はそのポジションなんですかね!?あまりにもアレな「おちこんでいる」のいい間違いっぷりに腹筋が崩壊しすぎてやばかったです。

 あと相変わらず織田羽柴軍勢美味しいです。すっかりなんか織田羽柴勢の中の常識人系ツッコミポジションと化してきた百合花さんが地味に美味しすぎるのですが、それ以上に今回は勝家&御市様の新婚夫婦具合にきゅんきゅんしました。刹那的な愛って美味しいよね!!御市様ってば川上作品によく居そうな最強バカップル夫婦系かとおもったらまさかの狂気系だし!

 前回の相対により新たな力を得た者、いまだ本調子を取り戻せない者、まだまだ足並みの揃わない武蔵の面々だけど、次回は武蔵残存組と上杉・最上・伊達に分かれての相対戦でしょうか。楽しみだけどまたメンツが多そうな!

 ……そういえば、ネシンバラさんは元に戻(以下検閲により削除)

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STEINS;GATE2 形而上のネクローシス:Reverse

   
原作
5pb.×ニトロプラス

「紅莉栖、俺が贈るフォークでも…ダメか?」「あ、あ、あ、あ…、お、お、岡部ッッ!?」夢にまで岡部が出るようになってしまった紅莉栖。「何で、あんな面倒なのに惚れた?」と自分を責めながらも、彼から目を離すことができない。その岡部は、Dメールによる世界線移動後も、改変前の記憶が消えずにいた。紅莉栖は、人間の記憶データを過去に送れるのではないかと考えて…。デレ成分大増量で贈る大ヒットアニメノベライズ、第2弾。 (「BOOK」データベースより)

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 牧瀬紅莉栖視点から見た、もうひとつの「シュタインズゲート」ノベライズ第二巻。物語の折り返し地点を過ぎた辺りまで。

 前半のキモであるDメール実験にまつわる各エピソードを鈴羽の父親追跡に関するエピソード以外全部すっとばすという、前巻以上にアニメかゲームで「本編全ての内容を知っている」ことを前提とした大胆な構成。確かにあれは岡部の視点だからこそ全てを語ることが出来た物語であって、紅莉栖や他のキャラの視点から見たらこうなってる筈なんですよね……

 それにしても、その代わりに描かれる紅莉栖が各ラボメンに向ける視点がくすぐったくて仕方ない。っていうかこの助手、完全にデレッデレじゃないですかーーー!!!ルカ子の女らしさに嫉妬したり、タイムリープ前の自分自身にヤキモチを焼いたり、自分の恋心に気づいて七転八倒したりと自分の気持ちを持て余す助手が可愛すぎるんだけど、岡部の中二病ポーズをさりげなく「かっこいいから困る」とかいいだしちゃったり、とにかく紅莉栖視点から描かれる岡部がいい男すぎてかっこよすぎてヤバイ。ベタ惚れすぎる。そして思わず2chにスレ立てしちゃう助手ってそれなんて二次創作ですか。もういっそ安価スレにしたらよかったのに!!

 あと、父親との繋がりが今回も多く描かれているのが印象深い。「マイフォーク」にそんな深いエピソードがあったとは思わなかったんだけど、それ以上にびっくりしたのは屋上での父親との電話の理由だったなあと。まさかそんな理由で電話をしていたとは。岡部と牧瀬父の共通点はゲーム本編でもそれとなくかたられて来てるんだけど、改めてこの物語を読み返すと助手どんだけファザコンなんだって思うほどに父親と岡部を比較する描写が多くてとてもニヤニヤするのでした。

 もうなんかひたすら助手可愛いよ助手なノベライズになってきてるんだけど、いよいよ物語は佳境に入ってたぶん最後の1冊、岡部が世界線を越えた時の助手とかがどういった形で描かれるのかが楽しみすぎます。

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読了記録まとめ[2011年10月分]

 10月のラノベ読了冊数は11冊でした。久しぶりにマンガ以外で2桁……
ラノベといってもBLが3冊入っていることは内緒です。内緒です!!

 「STEINS;GATE 亡環のリベリオン」最終巻限定版についてきた小冊子の未来話が猛烈なオカダルだったのですが、いや、オカダルとかそういうのを置いておいても未来のオカリンとダルの友情話として破壊力が激高だったんですがなんでこれ小冊子特典なんですか。しかもこの限定版、何気に売り切れ早かったよね……布教したいこの気持ちをどこで我慢したらいいのか。色々な意味で困ります。

10月の読書メーター

読んだ本の数:21冊 / 読んだページ数:4185ページ / ナイス数:59ナイス
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イノセント・スター 光を欲する暗黒星

 

“星”と呼ばれる能力者であるエリッセは、何をやっても失敗ばかりの不幸体質。階級も万年最下位の六等星だ。恩師グラシカルに報いようと、能力を増強する禁呪・暗黒星に手を出した!…はずが、オレ様ディガンが登場!?「お前の望みを叶えてやろう」「きゃきゃきゃのきゃー!?」―凶悪に笑う彼に拉致されてしまったエリッセ、目指すはなぜか王宮!?星が煌めくラブコメ・ファンタジー、開幕。 (「BOOK」データベースより)

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 『星』と呼ばれる異能を見込まれて学園に入学したものの、毎回試験のたびに不幸なトラブルに巻き込まれて万年六等星の座をキープしていたエリッセ。能力の底上げを図ろうと禁呪に手を出したら強力な能力を持ち、そして封印されていたかつての一等星・ディガンが現れ、彼女を拉致してしまう。ディガンにより、自分のこれまでの不運が『不幸の星』と呼ばれる禁呪が原因であるといわれたエリッセは呪いを解除するためディガンとともに王宮へ向かうが……というお話。「死神姫の再婚」の小野上明夜さんの手がける新シリーズ。

 落ちこぼれでなにかと騒がしいけど前向きなヒロイン・エリッセと俺様系ナルシストな暗黒星・ディガンの凸凹カップル具合がとても微笑ましい。穏やかで優しいエリッセの恩師・グラシカルとの微妙な三角関係もよかったなあ。旅路を進むにつれ、だんだんグラシカル先生LOVEなエリッセへのモヤモヤを隠しきれなくなっていくディガンのヤキモチっぷりが可愛い。

 しかし、個人的には天才少年ハーシエルが残念過ぎてやばかった!先生への恋愛フラグはなんとなく見えていたけど、自分に正直になったハーシエルの甘え全開の発言に最初はにまにましたものの、その後どんどん発言が残念になっていく彼の言動にはもう笑うしかなかった。見た目クールでナマイキな天才系ショタなのに甘えた通り越して残念とかある意味新しいよ!!可愛いよ!!

 ディガンとエリッセの関係がどうなるかもとても楽しみだけど、2巻以降は色々な意味で脇役組の活躍にも期待したいです。グラシカル先生とかハーシエルくんの活躍を是非!お願いします!

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本日の騎士ミロク9

 

「アンタやジルサニアには犠牲になってもらう」迷いのない声で告げ、ツッキーニの王子ゼラは牢獄を去った。「ミロク…」ジュジュは呼ぶ。ここにはいない大切な騎士の名を。本当に助けに来るだろうか。いや、きっと来るだろう。赤目隊はそういう連中だ。案外、すぐ近くにきているかもしれない。そんな楽観的な予想すらしつつ、ジュジュは待った。―姫をさらわれ満身創庚で帰還した赤目隊。必要な情報は得た。一刻も早く第八国の魔手から大陸とジュジュを取り戻すのだ!だがミロクにゴウト殺害容疑がかけられて!?ミロク、決断の時―。 (「BOOK」データベースより)

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 クライマックス目前の第9巻。前巻で姿を現した「第八国」の狙いを知り、長年の諍いを捨てて協調の道を歩き始めた各国。しかし、ゴウト殺害容疑がミロクにあると思いこまされたオウガンの軍勢がジルサニアに襲いかかり……!?というお話。

 第八国が引き起こした脅威に立ち向かう絶望的な戦いから一転、ミロクとジュジュが合流してからの展開の巻き返しが凄かった!ミロクとジュジュを筆頭にこれまで反目しあっていた赤目隊と天尾隊、ジルサニアとオウガンが手を取り合って立ち向かう姿が熱かった。あとゴウト兄様が出番無いのに全てをお見通しすぎて萌えすぎて辛い。なんだこの有能過保護兄……

 しかし、次巻で完結ということだけどイマイチ盛り上がりに欠けるというか、明かされた事実は確かに衝撃だったんだけど、第八国も一部キャラが出張ってるだけで全く全貌見えないし、どうやって絞めるのかなあ。個人的にジュジュ救出でもうちょっと盛り上がっても良かった(いえ、救出後の展開は本当に素晴らしかったんですけども!)

 読書メーターでミロクのオウガン服が地味すぎる的なツッコミがあったけど、あれほんともうちょっとかっこよく描いてくれてもよかったよね……あと、シェンランはなんであんなジルサニアっぽい服装をしているんだろうと密かに…。

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Zぼーいず/ぷりんせす 3

 
るご

「死神の仕事をしてもらいます」サリが告げた新たな仕事―それは、生者から命を奪うこと。「冗談じゃねえ、ふざけんな!」“姫護者”としての仕事にも慣れてきた健太郎たちだが、これにはさすがに反発する。だが、今回はどうやらワケありらしい。寿命が尽きたはずなのに元気な老婆。しかもその人は、高校の担任、張飛の知り合いで―!?姫護者たちは悩む。命とは何か。命を失った不死の自分が、命にどう向き合うべきか…。ハートフル不死者コメディ第三弾。(「BOOK」データベースより)

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 姫護者として経験を積んできた3人にサリが依頼してきたのは「死期を過ぎているのに生きている人間の命を刈り取る」こと。しかもその相手は担任・超飛の恩人ともいえる人物で……というお話。

 姫護者を名乗っていてもただの人間である自分たちが命を扱うという事の重みに悩みながらも、様々な人と出会い成長していく子供達とそれを優しく見守りながらも譲れない自分のエゴを通す為に立ち向かう大人のぶつかりあいが熱かった。敵のあの人の一連の行動と発言が暖かすぎる。

 そして今回が物凄い面白かっただけに、完結の2文字が寂しすぎる。「完結」ってことになってるけど見事な「俺たちの戦いはこれからだエンド」といいますか打ち切り臭がね……なんかあまり大きな話にしなくていいから、ご近所の不思議事件を解決する的な小さめスケールの話で細々と続いて欲しかったなあ。ミロクも完結間近みたいだし、次シリーズが読めるの楽しみにしてます。

 それにしてもあとがきの

『元々はゾンビになった野郎どもがキャッキャウフフするBLみたいな話だった』
  ↑なにそれ見たかった


 あとがき冒頭のコメント見て真っ先にこう思いましたっていうか1巻のあらすじ見たときにてっきりそういう話だと思ってましたいやさすがに「BLみたい」は予想外でしたけど!!

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生徒会の金蘭 碧陽学園生徒会黙示録6

 

「私達は今、とても大切な時期にあります」私立碧陽学園生徒会―そこは、美少女メンバー四人が集う楽園だが、変革を求められる時期が訪れていた。シリーズも終盤へ突入した今だから、出来ることがきっとあるはずだ。さあ「生徒会の一存」の新たな可能性を見つけ出そうじゃないか。失敗を恐れてはいけない、挑戦し続ける勇気が人を成長させる!だから…許して欲しい。中目黒善樹の女装姿を。一瞬「あれ、新キャラ、美少女!?」って思ったあなたも、怒らないで欲しい。そして逃げずに、この本をレジまで。ねっ、お願いします!だって彼、本当にいい奴なんですよ。2年B組編も、ついに決着!? (「BOOK」データベースより)

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 「2年B組」シリーズ完結編を収録した、番外シリーズ第6巻。表紙からしてニヤニヤが止まらなかったわけですがピンナップ裏が俺得すぎてご馳走様でした杉崎は中目黒の嫁!!!しかしこの表紙の帯についてる「王道宣言」の文字に、富士見ファンタジア大丈夫かといいたくなったのは私だけじゃないはずだ。

 本編の半分以上の分量を占める「2年B組の進級〜決意の章〜」がやばい。前巻から続く、中目黒の過去と2年B組のそれぞれの前途を描くお話なのですが、それぞれが自らの気持ち・お互いの気持ちと向き合って逃げずに折り合いをつけて、また新しい関係に向かって歩き出していく姿がとてもよかった。まさか生徒会シリーズでボロ泣きするとは(略

 あまりにも大きな中目黒の決意に対して『同志』として応援する宇宙姉弟と『守りたい』から反対する杉崎・深夏の考えの違いが印象的だったけど、4人とも中目黒をかけがえのない仲間だと思うからこその言葉だというのが熱かった。中でも、守がかっこよすぎてやばい。あの微妙微妙といわれ続けてきた「超能力」の使いどころが卑怯すぎるとおもいました!!そして最後の最後まで真冬ちゃんが鬼すぎる(主にBL的な意味で)

 しかし、巡の気持ちに対しての杉崎の反応はズルいな!合コンの話や今回の話を含めて他人のために自分を捨てて行動出来る『似たもの同士』な巡を恋愛対象として見れなかった杉崎の気持ちは良くわかるんだけど、同時にそれって現メインヒロインである生徒会役員4人と同じように彼女を杉崎が『尊敬している』事の裏返しでもあるわけで、なんというか正ヒロイン昇格も夢じゃないんじゃないですかというか生徒会役員4人の卒業後は大逆転すらありうる。卒業目前にして構図が逆転してしまった2年B組の様子だけでもうニヤニヤが止まりませんww

 2年B組シリーズに引き続いて次巻は本編完結編、黙示録の次巻では「1年C組」シリーズの完結編と最終回ラッシュな生徒会。各編どのような結末を迎えるのかとても楽しみ。

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恋する遺伝子 嘘と誤解は恋のせい

 

♪:ピン・ポン・パン・ポーン! 本作品をご購読の前に、↓をご確認ください。
1.男性が妊娠することを許容できる。
2.それが攻であっても問題ない、むしろ惚れる
3.受はエロカワもいいけどツンデレもいい
4.『授乳プレイ』や『妊娠中S○X』も任せろ
5.大どんでん返しは娯楽作品の醍醐味だ
6.もともと小林典雅に正統派は期待していない
――以上、三つ以上YESのあなたは神様です!そんなあなたに捧げます、『嘘と誤解?』第2弾。

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 割の良いバイトと聞いて不妊治療のラボにやってきた六車騎一は先日亡くなったばかりの憧れの劇作家・朝来野寛が生前に作った受精卵の処遇で遺族とモメている場面に遭遇する。父を嫌い、遺伝子を処分してくれという朝来野の息子・尚の発言を聞いてその受精卵の『代理父』になると名乗り出るが……というお話。

 まさかの男子の妊娠ネタ……一応SF設定とはいえそういうジャンルもあるのか、世界は広いな……などと思っていたらいい具合にオチがついてた。ふきだした。むしろ開始10Pで結哉の家の冷蔵庫の中身に食ってた炒飯を噴射しそうになった。(お察しください)

 凄い判り易いツンデレ受な尚が自由奔放な騎一にほだされていく姿にはニヤニヤしましたが、巻末に同時収録されていた短編「本音と妄想は恋のせい 完全版」の威力が酷かった。すっかりバカップルになった結哉と和久井が二人の出会いのきっかけになった『アンケート』をもう一度やり直してみる……というお話なんだけど、和久井さんが頭に何か沸きすぎで酷い(褒めてる)。もう「結哉のひざっこぞう可愛いイヤッホオオオオオ!」とか脳内で叫んでた頃の彼が可愛く思えてくるくらいに酷い。結哉も相当なアレだとおもうけど、和久井さんはたが外しすぎです。

 まさかエロシーンでこんなに腹かかえて笑うことになるとは思わなかったよね!!!

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死神姫の再婚 -誰にも言えない初恋の君-

 

「あなたのことが大嫌いです!!」 大人気シリーズ、コミックスも同時発売!
王宮へ連れて来られたアリシアは、特別に「嫌い」なゼオルディスと対面。 かつての「贅沢」を取り戻すため、カシュヴァーン追放撤回を要求するも、 楽しげに笑う王によって図書館地下の牢に幽閉されてしまう。 そこには、元聖女クロエとナディールがいた。 クロエと近況を確かめ合ったその夜、アリシアの前に現れたのは、行方不明だった「息子」ルアーク――!?  大切な「初恋」を守る第12弾!! 

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 急転直下の新章第二巻。『嫌い』を思い出したアリシアが再び立ち上がり、散り散りになった「家族」達の動きが見えてくる一方でいよいよ追い詰められていくアリシアの様子にハラハラする。死んでないだろうと思ったとは言え、あの人やあのキャラの元気な姿を見れたのは僥倖だったけど。

 執拗に巧妙に彼らを追い詰めていくゼオルディスの行動もなんだか色々な意味で真の意図が見えない。なんかわざと国を破滅に導いてる感じもするというか、滅ぼされるのを待ってる的な印象もあって、不気味。真意の見えない『先生』勢力もいて、この不穏な雰囲気はまだまだ続きそう。

 これまでとは一転、シリアスな雰囲気の本編も十ニ分に面白いんだけど、やはり早くあの夫婦のイチャイチャが見たい。アリシアの夢が酷すぎて再会の時にどうなってしまうのか逆に楽しみすぎるw

 しかし今回は大きく成長したティルナードとセイグラムのやりとりだけでご飯10杯いけます!!譲れないものを守るために自身のトラウマの元凶であるゼオに立ち向かう覚悟と、そしてそれ以上の大きな重圧を覚悟して立ち上がったティルナードも凄いけど、セイグラムの判り辛い過保護っぷりにニヤニヤしました。反撃開始になるだろう次巻がとても楽しみです!

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