ページ 84 | 今日もだらだら、読書日記。

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フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生?

 

千鳥かなめたちが会場に着いたとき、そこにいたのは見渡す限りのボン太くんだった!ボン太くん(強化服ver)を開発した相良宗介もそこに招待されており、その数―およそ300体。様々なボン太くんたちとふもふもと触れ合っていたのも束の間、3万人の暴徒が「ヒャッハー!」と叫びながら釘バットや鉄パイプを振り回し、会場を制圧しようと迫ってきた!?30,000人VS300体(ボン太くん)の壮絶な戦いが始まる―(『つぶらなテルモピュライ』より)。傑作短編4本のほか、メリダ島での決戦後のテッサの行方を描く待望の特別書き下ろしを加えた極上の短編集がここに推参。 (「BOOK」データベースより)

いつもとおりの短編と、本編完結後のテッサのその後を描く書き下ろしエピソードの5編を収録した短編集最終巻(一応)

短編の方はかなめと宗介がサバゲーで対決する「与太者のルール(前後編)」もよかったけど、かなめとそのご近所さんのやりとりを描いた「ご近所のサーベイヤー」が好き。かなめの住んでいるマンションの清掃員をしているいけすかないオバチャンが空き巣犯の疑いをかけられて……って話なんだけど、いけすかない相手でも濡れ衣は許せなかったり、見てみぬふりをする近所の住人達に憤ったり……となんだかんだで情に熱いかなめの魅力が一杯に詰まったエピソードでした。最後のオバチャンとのやりとりと、水面下での宗介の活躍に胸が熱くなる。

しかし、一応9巻続いた短編集シリーズの事実上最終エピソードとなるのが大量のボン太君が暴徒達と対決する「つぶらなテルモピュライ」ってどうなんですか!?いや面白かったけど!!ある意味すごくフルメタらしいですけど!!

書き下ろしの「テッサの墓参り」は同時発売の「フルメタルパニック・アナザー」の繋ぎとなるエピソード。テッサが1人でアーバレストの開発者であった少年・バニの墓参りをする話なのですが道中が盛りだくさんすぎてニヤニヤが止まらない。墓前でのやりとりにはじーんとなりました。

単独の後日談でありながらもマオとクルツの関係やこれからの未来に想いを馳せるテッサなどなど、「アナザー」への期待が高まる細かい演出がニクいです。こんな引きかたされたら「アナザー」も買わざるを得ないじゃないですか!!

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星間商事株式会社社史編纂室

 

川田幸代。29歳。会社員。腐女子。社の秘められた過去に挑む―。本間課長は言った。「社史編纂室でも、同人誌を作ろう!」その真意はいかに?風雲急を告げる社史編纂室。恋の行方と友情の行方は、五里霧中。さらには、コミケで人気の幸代の小説も、混乱に混乱を!?これでいいのか?わたしの人生。 (「BOOK」データベースより)

社内でも変わり者だらけの社史編纂室に所属する29歳腐女子のOL・川田幸代はある日、社内でこっそり印刷していたコピー本の原稿を本間課長に見られてしまう。それだけで済めばよかったのだが、あろうことか課長は「うちの部署でも同人誌を作るぞ!」といいだす。そのうち忘れるだろうと適当にあしらっていたら、課長が書いた小説もどきが意外なところに繋がっていって……というお話。

星間商事が隠蔽した過去の事件が、色々な人物の証言から少しずつ浮かび上がっていく展開がすごく面白かったんだけど、それ以上にアラサー腐女子の「あるある」な悲喜こもごもが面白かった。友達といえども同じ「創作者」として譲れなかったりプライドを刺激されたり、趣味と仕事をどうやって両立させていくか、将来や結婚と趣味を両立させることの難しさや不安とか、若い頃には自覚していなかった様々な感情が色々と「あるある」すぎて……。

それとは別にはじめてのコミケ参加に一喜一憂する社史編纂室の面々が微笑ましくてニヤニヤする。特に部数の話とか……ええ、すごく……微笑ましいですね!!部長と課長のやりとりがすごいほほえましいですね!

イベント初参加って皆夢もってるよね!!

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嫁にしろと迫る幼馴染みのために××してみた

 
konomi

寂れた地元の商店街を救うため、大村秋馬は日々フードファイトに挑んでいた。そこにある日、小さいころに引っ越していった幼馴染みの来海が帰ってくる。その胸には、幼いころ交わした「秋馬のお嫁さんになる」という約束があった。しかし、夢いっぱいで帰ってきた彼女の目の前に現れたのは、変わり果ててしまった秋馬!どうにか秋馬を自分の理想の姿に近づけようとする来海だったが、動画サイト中毒の残念美少女にダイエット知識満載な謎のクラス委員長、才色兼備のぽっちゃり好きお嬢様まで絡んできて…暴走しがちな奮闘の行方は!?―。 (「BOOK」データベースより)

これは「ダイエット物」をもっと押し出したほうが良かったんじゃないか……

「ひめ×ぱら」の風見周+萌え萌えな表紙+最近ありがちな思わせぶり長文タイトル……で「ああまたエロコメか」とおもってたら違うらしいので買ってみたけど正直ラブコメ部分よりもダイエットものとしての部分のほうが面白い。実際にダイエット歴を持つ作者が実体験を元にそのノウハウを詰め込んだ……ということで、ダイエット物としては「なるほど」と思う部分が多く、自分がダイエットの参考にしたいので続きは出て欲しいけど、ラブコメ部分はあまり……

軽く読めてしまうから読んでるときは気にならなかったけど、読み終わって振り返るとうーんと思う部分が色々と。ヒロインの性格がアレすぎてちょっと抵抗感を覚えてしまいました。なんかこうツンデレ、では片付けられない不快感が。

あとこのラノベ、絵師選び失敗してると思う。確かに女の子はすごく可愛いんだけど、可愛いんだけど!!!主人公がピザデブ体型なのにその体型に普通の人間と同じ顔パーツがくっついててちょっとあの……その…………何故デブがちゃんと描ける絵師を選ばなかったし!!!

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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(上)

 

昔はなかよしだったが、高校生になった今はばらばらの幼なじみたち。ただ一人、あのころから変わらない少女“めんま”のお願いによって、彼らはふたたび集り始める……。フジ系「ノイタミナ」で人気のアニメを、企画・脚本の岡田麿里みずから小説化

同名アニメのノベライズ。引きこもりの高校生・宿海仁太の前に死んだはずの幼馴染の少女・“めんま”の幽霊(?)があらわれる。めんまは叶えてほしい願いがあるというが、その願いの内容を思い出せないという。知らんぷりを決め込んでいた仁太だったが、かつての幼馴染達と彼女の願いを叶えようという話になって……というお話。

原作アニメは未視聴ですが展開が説明不足だったりすることもなく、楽しめました。それぞれがめんまの死亡事故に関して後暗い思いを持ち、そのせいでなんとなく疎遠になってしまった幼馴染グループが以前とは違う事を自覚しながら、ぎこちないながらも少しずつ再び集まっていく姿が印象的。

各キャラクターの心の動きが丁寧に描写されていて、面白かったです。引きこもりの仁太が“めんま”の言葉をきっかけに再び学校に戻ろうとするやりとりも良かったし、偽りの自分を演じながら仁太にひそかな恋心を寄せている“あなる”の恋する乙女っぷりは猛烈に可愛いし、めんまに対して恋心を抱き、そのせいで仁太に屈折した感情を抱く“ゆきあつ”の思いもよらぬ行動には思わずニヤニヤしてしまう。

物語の序盤のみで上巻が終わってしまったので、ややボリューム的に物足りない感じなのが残念。というか上下巻で上巻この分量だけだと下巻相当掛け足になっちゃうんじゃないのと余計な心配をしてしまいます……とりあえず下巻楽しみ。

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読了記録まとめ[2011年7月分]

7月のラノベ読了冊数は6冊でした。この時期やたら眠くなるのはなぜでしょう……


鋼の錬金術師 (1) (ガンガンコミックス)
以前から読みたいなあと思っていた「鋼の錬金術師」を全巻一気読み。1日2?3冊くらいのペースでのんびり読んでいくつもりだったのに、読み始めたらもうページをめくる手が止まらず、平日夜ぶっとおしで2日がかりで読み切ってしまいました。原作途中でガンガン本誌買うのを辞めてから読めていなかった作品なのですが本当に読んでよかった。
全27巻、最初から最後まで本当に面白かったです。


PandoraHearts(15) (Gファンタジーコミックス)
あと今月はやっぱり「Pandora Hearts」最新刊がすごかった!我慢しきれずに雑誌で読んでしまっていた部分なんだけど、エリオットが最後までかっこよくて、取り残された人たちの気持ちが胸に痛かった。グレンの魂に悲しい「願い」を告げるヴィンセントは本当に幸せになってほしいと思うのですがカバー裏の彼が不憫すぎて鼻水引っ込んだ。
エイダちゃんが居る限りヴィンスは死なないと思うんです。ええ 色 々 な 意 味 で 。



7月の読書メーター

読んだ本の数:45冊 / 読んだページ数:7846ページ
ナイス数:137ナイス
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東京レイヴンズ5 days in nest II & GIRL AGAIN

 

嵐のような薪入生―鈴鹿から解放され、束の間の自由を満喫する春虎と夏目。向かった先は、陰陽塾に所属する上級生のみで行われる、富士山麓の実技合宿所。「いやぁー楽しみだなぁ、合宿!」「何しろ『一年には関係ない』もんね!」「いいよなー!」「いいよねっ」浮き立つ心をおさえきれずにハシャぎまくる二人。しかし―「もうっ!ダーリンたら遅いぃーー」まさかの嵐が再び襲来!忠義心は人一倍・任侠式神コンや男装夏目を初恋の王子と慕う京子、そして謎の幼女好きまでが入り乱れ、楽しいはずの合宿は悪夢の合宿へと変貌する。(「BOOK」データベースより)

前半短編集→後半本編なシリーズ第五巻。

短編は酒に酔って絡んだり、風邪を引いた春虎を看病しようとして春虎のトラウマを呼び起こしたり……と夏目の空回り気味で残念な暴走が可愛すぎた。個人的には春虎が猫を飼う羽目になる話が一番面白かったです。コンを含めた割と不毛な恋の鞘当て具合にニヤニヤが止まらない。

後半の本編は2年生と3年生が合同で合宿に行くお話。色々な意味で今後への仕込み感が強いお話だったんだけど、京子の意外な一面を見せられたり、段々春虎に惹かれていってるっぽい鈴鹿をまじえたやり取りが甘酸っぱくてやばかった。最後のアレは色々な意味で「夏目の自業自得」というべきか「春虎ニブすぎ」と突っ込むべきか悩ましいんだけど、今後どうなっていくのかが楽しみな引き方でもありました。

……それにしても寮母組は片方だけでも冬春派でもよくね?春夏だと実は普通にBLじゃないんだよ寮母組ィ…!!

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僕の妹は漢字が読める

 

兄ラブ妹&国宝級美少女と贈る平成文学の金字塔!? 『きらりん!おぱんちゅおそらいろ』それは日本文学を代表する作家オオダイラ・ガイの最新作だ。彼の小説に感動した高校生イモセ・ギンは、ツンデレ気味だけど本当は兄思いのクロハ、クールでちょっと毒舌系の幼女ミルというふたりの可愛い妹に助けられオオダイラのもとを訪れる。しかし、そこでギンや妹たちは謎の現象に巻き込まれてしまい――。

凄い久しぶりに読んだ気がするHJ文庫の新人さん。冒頭部分の立ち読みが一部で超話題になった問題作な何か(笑)萌えが進化しすぎた23世紀。萌えるラブコメで「正統派」文学作家を目指す主人公が妹2人と日本文学を代表する文豪・オオダイラ先生(※度し難いHENTAI)と共に謎の現象に巻き込まれる……というお話。

ものすごいネタ枠だと思って7割地雷を踏むつもりで読んでみたら普通に面白かった!立ち読みで色々な意味で波紋をよんだ23世紀の「正統派文学」こそとんがっているし、オオダイラ先生の救いがたいロリコン(というか妹萌え)具合は正直相当ヤバイのですがなんだかんだでニヤニヤしながら物語に引き込まれてしまいました。

主人公のありえないほどの物分りの悪さ・頭の悪さは23世紀のグローバルスタンダードと考えてよいのでしょうか。正直あまりの現実曲解能力に頭を抱えることがおおかったんですが、なにしろ「漢字が読めない」未来の話だからなあ……。23世紀で「漢字が読める」ということがどれだけ凄い事なのかイマイチ伝わってこなかったのが残念です。23世紀の普通の人間たちの営みをもうちょっと描写してくれれば……!!

あと2、30Pあれば綺麗に落せそうな話な気がするのに、完全に「次巻へ続く」なのか。個人的に物語のオチが気になるので次巻は読むと思うけど、これ次どういう風に転がるのかちょっと気になるなあ。

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彩雲国物語 紫闇の玉座(下)

 

―残り時間は、一日足らず。それ以上は生きられぬ。縹家の大巫女・瑠花の力を借りて蝗害を鎮めた秀麗。しかしその決断は秀麗に残された時間を侵食し、生命を蝕んでいく。同じ頃、勢いを増す旺季を前に、国王・劉輝は苦悩していた。強力な後ろ盾も、官の信頼をも失った自分が、果たして玉座にふさわしい者なのか。そして、彩雲国最大の危機が訪れる―。シリーズ第18弾、怒涛の最終巻「紫闇の玉座」(下)、ここに完結。 (「BOOK」データベースより)

「彩雲国物語」シリーズ、完結編。最期の一日を残して眠りについた秀麗。一方、劉輝は旺季との戦いを避けるために紫州を落ち延びて……というお話。

シリーズ中盤以降はその優柔不断さにヤキモキさせられる事も多かった劉輝ですが最後に来て大きく成長した姿が眩しかったです。その優しさは失わないまま、「王」としての大きな器を持った姿はまだすこし頼りないけど、劉輝と秀麗に惹かれて集まった人々の顔ぶれを見ていたらそんな心配もふっとんでしまうようでした。これまでの長い物語で出会った人々が劉輝のために次々と駆けつける姿は感無量でした。

そして、劉輝の王としての成長も凄く良かったけど、やはり秀麗が復活してからの盛り上がりぶりはやばい。色々な人の力を借りながら、最後の1日になると知りながらそれでも真っ直ぐに劉輝のところへと駆け抜ける彼女の姿が印象的でした。男子陣の活躍も凄かったんですけど、劉輝や楸瑛と共に旺季の前に並び立つ秀麗の姿を見たらやはり主役が居ないと締まらないなあと。

………しかし、それでも年の功には勝てないのか、最後で美味しい所を全部、彼の人に持っていかれた気がしてならない(笑)いやほんとうにあの人の「あの」登場のしかたはズルいですよね!?そしてほぼメインキャスト総登場なこの場面で、出番を食われた一部の人(つか黎深&絳攸)がマジ哀れ……

序盤で語られたあの思わせぶりな未来図をしっかり回収し、大団円でありながらもどこか最後は少し切ない終り方が素敵でした。本当に面白かったです。

……しかし、個人的には割を食った人とか最後の最後で出番のなかった人とかにも是非日の目を当ててあげて欲しいな。あと1冊くらい……外伝とか、でないものでしょうかw

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奥様は貴腐人 旦那様はボイスマイスター

 

「聞いている人を恥ずかしがらせるんだよ!」
BLを愛する“貴腐人”のゆりは、男前な性格の美人OL。半年前から同居する恋人の 曜(よう)は、いまいちブレイクできない声優で、ゆりに求婚するも拒まれてばかり ……。   そんな曜に十八禁の「BLノベルゲーム」の仕事が入る。が、ゆりは曜の声にダメ出 しの連続。 ゆりが惚れ込む曜の本来の声の力を発揮させるため、貴腐人の個人レッスンが始まる!

この作中作がやりたいんですがどこに行けば買えますか?

やり手のキャリアウーマンにして貴腐人のゆりと新人声優の曜。籍は入れていない事実婚状態の二人だが、ゆりは曜の求婚を受け入れてくれない。仕事もぱっとせず、キャリアな彼女との関係に焦りを感じていた曜は降ってわいた「主役の仕事」に内容も聞かずに飛びついたが……というお話。

BLゲームの主役という仕事を受けて、周囲の期待や要求に押しつぶされそうになりながらも一人の「ボイスマイスター」として成長していく曜の姿も、年上キャリア女子×年下男子のラブコメとしても凄く良かったのですが、それ以上に腐女子センサーが作中作に反応しちゃってもうどうしようもない。本当に一部しか出てこないのに面白そうなのが悔しくて……

監禁&どっちも報われないバッドエンドな司ルートが小出しにされた部分だけで解るほどにツボすぎるんですがこのゲームどこに行けば買えますか?二次元の池袋に紛れ込めば買えますか?真綿で絞めるようにジワジワと病んでいく独占欲強い攻と、実は攻の事が好きだったのに壊れるまで攻の愛情を受け入れられない受とか正直好きすぎて困る。本当は監禁前から相思相愛だったのに……な、主人公の朝陽の独白だけでご飯10杯行ける。

しかし、作中作が気合い入りすぎてて、本来のメインの2人をもうちょっと書きこんでほしかったというのは少しあるかも。ゆりによる曜のBL調教はもうちょっとねっとりやっても良かったと思うんです。いや、描写を割いてほしいというよりも、あっさり改善しすぎかなあという印象を受けまして(BL調教シーン自体は凄く良かったと思う…!)

最後で二人に振りかかった恋の障害をどう乗り越えていくのかも気になるので、ぜひとも続編を出してほしいです。あと赤井×曜に萌えたのでぜひとも続きをお願いします。あと作中作はスピンオフ扱いで本にまとまったりしないんですか?X文庫ならBLも大丈夫ですよねってちぃ知ってるよ!!

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「好きなライトノベルを投票しよう!!2011上期」に投票します

企画元:好きなライトノベルを投票しよう!! 2011年上期

投票参加します。また例によってものすごく既存シリーズに票が偏っている……

既存シリーズ

■ バカとテストと召喚獣(感想:9巻/9.5巻

9巻:悪友のハイタッチで死んだ
9.5巻:子作り&馴れ初め話で死んだ

燃え全開の9巻終盤と雄二&明久の馴れ初めが解ったり二人が子作りしちゃったりする9.5巻のコンボでむしろこれに投票せずにどこに投票せよと。バカテスは本当に、ラブコメ分もおいしいけどそれ以上に男子の友情美味しい。今回は各巻3回くらい河の向こうででおじいちゃんが手を振ってました。

【11上期ラノベ投票/9784047270312】
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■ ムシウタ11. 夢滅ぼす予言(⇒感想

人間に異能を与える代わりに夢を喰らう『虫』に取り付かれた少年少女達の物語、最終決戦目前。これまでの様々なエピソードが集まって一つの所に集束していく姿は圧巻でした。しかし最後に出てきたラスボス(?)の名前が衝撃過ぎる……!!
まだ出てきていない重要メンバー達の活躍も含め、どのような結末が待っているのか本当に楽しみな作品です。

【11上期ラノベ投票/9784044288242】
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■ STEINS;GATE‐シュタインズゲート‐ 円環連鎖のウロボロス(2)(⇒感想

アニメも放映中の名作ゲーム「シュタインズゲート」のノベライズ。原作と同じ場所から始まり、ちょっとだけ違う部分を通って別の面を見せていく物語が原作を知っていても面白くて、凄かった。元の原作も凄い作品なんだけど、ノベライズとしての料理の仕方も凄かった。個人的にはダルの出番が増えていたのが超満足です。あと萌郁ルートのあそこが色々な意味で大変な事に…!!

【11上期ラノベ投票/9784829146101】
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■ ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! (感想:disc7/シルバーブレット2

「もしもギャルゲーのヒロイン達が現実世界に現れたら?」からはじまって凄い所に来ちゃったなあと。とある事件をきっかけに2つに『分かれた』世界の選択肢を委ねられた武紀の葛藤が重い。一連の事件の裏で様々な『主人公』と『キャラクター』達が異能を駆使して繰り広げる番外編「シルバーブレット」も面白かったです。あと武紀と正樹のW主人公コンビの友情が破壊力やばい。
あと現実産ヒロインこと高橋愛子さんがマジ可愛い。

【11上期ラノベ投票/9784047272828】
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■ Re(アールイー):4 バカは世界を救えるか?(⇒感想

こちらも完結目前。中二病を患う高校生がひょんな偶然から本当の異能を手に入れて……というお話なんだけど殺される事で世界を「巻き戻す」異能を持ったヒロイン・アルルを巡った様々な人々の思いが交錯する様が凄い。4巻で明かされた過去の顛末には鳥肌立ちっぱなしでした。キャラも魅力的なのでもうちょっと読みたかったんですが、次で完結ということでとても残念……。

【11上期ラノベ投票/9784829136294】
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■ 死神姫の再婚(感想:始まりの乙女と終わりの教師/定められし運命の貴方

カシュヴァーン様、マジ残念
お互い思惑があって夫婦になったのに気がついたら完全なバカップルと化していたこのシリーズですが、遂に心も身体も結ばれたライセン夫婦の場所も状況も選ばないバカップルぶりがやばい!物語はいよいよ本題へ……という感じですが、もう夫婦のイチャイチャが見たくてしかたありませんどうしたらいいですか……

【11上期ラノベ投票/9784047273207】
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■ ファンダ・メンダ・マウス2 トラディショナルガール・トラディショナルナイト(⇒感想

「マウス」と彼に惹かれて集まった周りの人間たちが巻き起こす物語。1巻が綺麗にまとまってたのでどうなるか……と思ったら2巻はマウスの本人は全く望んでないハーレムが拡大して更にしっちゃかめっちゃかに!色々な人間たちの思惑が徐々にまとまって1つの事件に集束していく様がよかったです。あと各キャラの歪みっぷりが素晴らしすぎる。

【11上期ラノベ投票/9784796680332】
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■ お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ2(⇒感想

ただの兄←妹メインの兄ハーレム話かと思ってたら、実は相思相愛ブラコンシスコンだったという掛け合いメインのラブコメ。妹が可愛くて仕方ないけどちょっとその愛情が歪んでる兄とサブヒロイン達による「妹弄り」が微笑ましすぎてニヤニヤしてしまう。ラストのどんでん返しも楽しい。
あと個人的にどうしてもこの表紙&カラーページデザインにホイホイされて仕方ないです……ストーリーの内容とは関係ないところなんですがこの表紙の引力はヤバイとおもうんです。

【11上期ラノベ投票/9784840138550】
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新規シリーズ

■ はたらく魔王さま!(⇒感想

異世界の魔王が現代日本に飛ばされ、いつかもとの世界に戻って再び世界を征服するという野望を抱きながらフリーター(マック店員)として頑張るお話。今流行の「魔王vs勇者モノ」でありながら地に足がつきまくりなフリーター生活に「あるある……」ってなったり魔王とは思えないせせこましさにツッコミ入れたくなったり……な庶民具合が楽しいお話でした。い、一応異能バトルもあるよ!

【11上期ラノベ投票/9784048702706】
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■ 花咲けるエリアルフォース(⇒感想

絶滅したソメイヨシノと繋がった少年少女達が、超兵器《桜花》を操り内戦中の日本を駆ける……というお話。圧倒的な力を誇るが飲み込まれたら二度と“戻って来れない”戦いに巻き込まれながらも、精一杯青春を謳歌する主人公たちの姿が印象的。桜の花のような儚く切ないお話でした。個人的に同作者の「火目の巫女」とか好きなら読むべき。

【11上期ラノベ投票/9784094512571】
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【いれたかったけど票数的に入れられなかったもの】
・デュラララ!!×9  …… 臨也と新羅の過去話がドツボすぎてどうしよう!!
・彩雲国物語 紫闇の玉座(上)  …… きっと次回完結編のほうに投票する予感がするので。
・ココロコネクト ミチランダム  …… 凄く良かったけど前回入れたと思って…!

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