ページ 83 | 今日もだらだら、読書日記。

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ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc7

 

二次元の女の子に恋をして虚しくならないか(Y/N)?
理恵の世界から戻った俺こと都筑武紀は、かつてない衝撃を受けていた。 死んだはずの両親が生きている! しかも目の前には恋人状態の高橋が!!   『八年前の事故が発生しなかった世界』――だがしかし、この幸せで残酷な世界に俺の愛するヒロイン達は存在しない。 そして、事態収拾のため情報を集めようとした俺は、ある人物からもたらされた驚愕の真実に戦慄する……まさか、あの事故が!? 選択肢無限の真世界を奔走する、青春ADVノベル、待望の第7弾!

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負荷軽減の為、分割されたヒロイン達のレイヤーを行き来していた武紀は元の世界に戻ろうとした拍子に別の「世界」へと飛ばされてしまう。そこは武紀の両親をはじめとして様々な人が犠牲となった“8年前の事故”の起らなかった世界。ヒロイン達の代わりにそこにいたのは死んだはずの両親と、“恋人”の高橋愛子で——というお話。

「高橋ルート」がまじ破壊力やばい!!!!!

「もしも」の世界でいよいよ正ヒロイン昇格な現実産ヒロイン・高橋さんがヤバい。素直じゃない所はもちろんあるけど、武紀への恋心を隠さない高橋さんのまっすぐな愛情と信頼がやばい。デートやら痴話喧嘩やら萌えポイントは大量にあるんだけど、個人的に2人の高橋愛子の会話にはニヤニヤが止まらなかった。さりげなく幼馴染の彼女もヒロイン戦線に加わって武紀さんマジフラグ建築士。

明かされたフェアリーテイルシステム誕生のきっかけと2つの「世界」の真実。片方の世界を「選択する」権利を委ねられた武紀が恋人と両親のどちらを取るかで葛藤する姿は心が痛くなるんだけど、最終的に「全員を幸せにしたい」という武紀だからこその結果に辿り着いてくれて本当によかった。

それにしても高橋さんの猛攻もすごかったけどそれ以上に正樹と武紀、二人の“主人公”の親友具合がやばい。武紀が何かやってくれることを信じて自らの存在を削ってでも武紀の帰る場所を守ろうとした正樹に、彼の予想を超えるところまでしっかり信頼通りの行動を見せる武紀の行動にニヤニヤが止まりませんでした。263Pでうっかり悶えたのは私だけじゃないはずだ。

正樹と武紀はもちろんなんだけど、どこの並行世界へいっても関係性の変わらない翔也の安定感とか、有能なのにシスコンという残念な“裏主人公”秀之など、本当に男子の活躍が美味しいシリーズになってきて困る。いよいよ「シルバーブレット」シリーズとのリンクも強くなって来て、両シリーズともに続きが楽しみです。

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涼宮ハルヒの驚愕

 

人気シリーズ前後巻で登場、超待望の第10弾! 長門が寝込んでいるだと? 原因は宇宙人別バージョンの女らしいが、どうやらSOS団もどきのあの連中は俺に敵認定されたいらしい。やれやれ、勘違いされているようだが、俺もいい加減頭に来ているんだぜ?

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4年ぶりの新刊。発売時にさらっと読んだだけで記憶が曖昧だったので『分裂』から再読したんですが、これは出来る限り『分裂』からまとめて読みたいお話だなあ……

新入団員希望がSOS団部室に押し寄せて入団テストをやる羽目になる、平和なドタバタ騒ぎな“α”と、佐々木と似非SOS団(違)が絡み長門が不調を訴えてキョンが事態解決の為に紛争する羽目になる、シリアスな“β”の2つに文字通り“分裂”する物語。交互に入れ替わる物語は結構混乱する事もあったんだけど、一本の電話をきっかけに全く違う展開を見せていく展開が面白かった。

また、色々なキャラクターの新たな一面が見れるのが凄く面白い。前編159Pのアレでいろいろな人が叫んでましたがあれは叫ばざるをえないですよね……。意外なところで登場した古泉もかっこよすぎたし、長門以外の宇宙人2人のやりとりも物凄く興味深かった。

あと個人的にはこれまであまり印象なかった谷口・国木田コンビがクローズアップされてた気がするのが面白かったかも。谷口とキョンの腐れ縁という名の悪友具合も楽しかったし、何より国木田めちゃくちゃ美味しいキャラじゃないですかー!!!原作はさっと通しで1回読んだだけなので自信ないんだけど、こんな濃いキャラだったっけ?佐々木とのやりとりにもニヤニヤが止まりませんでしたが彼が北高を目指した理由が凄すぎる。

“β”でSOS団存続の危機に立ち向かうキョンの奮闘も好きなのですが、“α”で佐々木に言われた言葉を受けてキョンに個人レッスンするハルヒが可愛すぎた。今回は完璧にハルヒがヒロインの立ち位置すぎで、ハルヒ派としてはニヤニヤが止まらない。

いくつかの謎が解き明かされたけどそれ以上に謎が増えた気もする今回。次巻がいつ出るかはわかりませんが4年待ってよかったと思える面白さでした。次巻も楽しみです!できたら4年よりははやk

それにしても、最初の挿絵で某キャラの復活よりも「挿絵にペン入れされてる!!!」ってポイントに驚愕したのは私だけじゃないと信じたい。

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東京レイヴンズ4 GIRL RETURN & days in nest ?

 

土御門夏目―芯が強くて楚々とした、春虎自慢の幼なじみ。…の、はずだった。半年前までは。しかし現在。「このバカ虎!」。半年ぶりに再会した幼なじみは、陰陽塾きっての秀才で口が悪くて素直じゃなくて、とある理由で男装女子になっていた!?そして、その男装女子に日々振り回されている、日本一ツイていない少年、土御門春虎。「夏目君とデキてる…ホモなんでしょ?」「いや実は幼女好きだって」。クラスメイト曰く『ホモだと思ったらロリコンだった』。心ない噂と運の悪さに苦しむ春虎。しかも二年になった二人を襲ったのは、あの夏の日の「嵐」!大騒動の学園生活を経て波乱の新学期がいま始まる。 (「BOOK」データベースより)

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「……桜が似合うな、春虎」
「え?な、なんだって?」

しょっぱなから↑で萌え死ぬかと思った。冬児が春虎を口説いているようにしか見えません!!鈴鹿復活のドタバタを描いた中編+短編という構成の学園ラブコメ系番外編。しかし、春虎はバカ通り越してakihisa化が進んでませんか。

夏目の正体が女だとバレそうになってドタバタしたり、春虎の天然フラグ立て能力に夏目やコンが悶々としたりするのが微笑ましすぎる。個人的に春虎のデート(?)を夏目やその他の人々が尾行する「ブラッディー・ホリデー」が一番好きだった。取り乱し暴走する夏目可愛いよ!普段は仲が悪いコンと夏目の意気投合ぶりにも爆笑。

それにしても男の娘やら貴腐人やら、色々な意味で濃いキャラが増えたなあ。寮母二人はなんというか一番男子寮の寮母にしちゃいけない人材だと思うんだけど如何なものか。あと違うぞ間違っているぞ!真実がわかってないから仕方ないのかもだけどそこは腐だったら春虎と夏目じゃなくて本能で正体を嗅ぎ分けて春虎と冬児に萌えるところ!!(え

……個人的には春虎・冬児は安泰として(何の)、大友・小暮の教師組にも注目したい心持です。

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Zぼーいず/ぷりんせす2

 
るご

今度はとつぜん幼女が増えた!? 「生き返ってやる! 絶対に!!」決意を胸に“姫護者”になった健太郎たち。姫のクリクリ(三歳)のお世話にも慣れたある日、遊び場で小さな女の子と出会う。「……く、くるしゅうない……」それが、”イレギュラー”を巡る新たな事件のはじまりだった! 「下僕のみなさん、お仕事です」「だから、ひと言多いんだよ!」そんな時、クリクリが何者かに攫われる。生徒も教師もゾンビのように彷徨う学校で、一体何が起こっているのか――!? ハートフル不死者コメディ第二弾!

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ょぅじょ(と残念な人)が増えた!!

ひょんなことからようじょ 死神のお姫様に魂を食べられてしまった高校生3人が生命を返してもらうため、ようじょのお守り “姫護者”となる不死者コメディ第2巻。

死神姫・クリクリに続いて、ょぅじょ 天界のお姫様・エルエルが登場して彼らの引き起こした「イレギュラー」騒ぎでひともんちゃく……というお話なんだけど、とにかくエルエル側の付き人二人の残念具合が酷い(褒めてる)。 変態紳士という名のロリコンを患う残念すぎるイケメンと、男子高校生同士の絡みが大好きな腐天使の組み合わせってどういうことなんですか!!腐天使はもっと男子同士の絡みを促進させていいのよ!!!(聞いてない)

それにしても、メインのストーリーも良いけど高校生5人の仲良し具合が美味しいなあ。特に前巻で健太郎と文吉に命を救われる形となり、仲良し4人組に加わる事になった双六と4人のやりとりがイチイチ美味しかった。個人的には(一葉さん的な期待もやや含めつつ)男子3人の仲良しっぷりがもっと見たい。

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない8

 

「私と付き合ってください」新たな局面を迎えた恋愛模様。そして―「きょうちゃん。―おこるよ?」「貴様等、そこに並んで正座しろ!」「恋人ができたそうですね、お兄さん」俺の全方位土下座外交が幕を開けた。幼馴染みに三年ぶりのマジギレ予告をされたり、あやせに火あぶりにされかけたり―「五更日向です。―こっちは末っ子の珠輝」新たな登場人物も加わって高校生活最後の夏休みは毎日が大騒動だ。そんなある日、黒猫が『運命の記述』と題された予言書を見せてきて…?予言書に秘められた少女の“願い”とは!?兄妹の関係にも一大転機が訪れる、シリーズ第8弾。 (「BOOK」データベースより)

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桐乃とのアレのあとで黒猫からの爆弾投下……というわけで、色々とどうなるか不安だったシリーズ第8巻だけど、最終的に凄く綺麗に落ち着いたなあ。

“白猫”になったり“神猫”になったり……と、京介と付き合うことになって物凄く舞い上がってる黒猫が可愛すぎるんだけども、同じくらいに大切な親友と大好きな兄貴の間で板ばさみになる桐乃が可愛すぎる。黒猫と桐乃がお互いをどれだけ大切に思っているのかが伝わってきて、可愛くて仕方がなかった。黒猫が描いた『運命の記述』の最終ページが示すように、彼女としては「京介と付き合う」ってことは同時に二人の横に桐乃が居ないと成立しない話になってるんだろうなあ。不器用な愛情が、本当に可愛い。

そして兄貴は巻を追うごとに残念になっていく(褒め言葉)。土下座しまくったり、自分のコスプレが叩かれてるのを見て凹んだり、あやせの呼び出しに尻尾振って飛んでいったり、黒猫とのやりとりに舞い上がったり……と残念な気持ち悪さも最高潮です。京介は一度自分を鍛えなおす為に御鏡とお付き合いしたらいいんじゃないだろうか(瀬菜を悦ばせる意味でも)

京介が黒猫の“人生相談”を受ける……と見せかけて、最終的には色々な面で成長した桐乃が京介の“人生相談”に乗って一肌脱いであげるという、初期の「俺妹」と鏡合わせのような展開がとてもよかったです。兄貴の背中を押す桐乃が死ぬほどかっこよかった。これは良い最終回(←あくまで比喩表現であり、本当に完結したわけではありません)

しかし、個人的には綺麗にまとまりすぎて次巻以降どうするんだろう?という疑問が……

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読了記録まとめ[2011年4月分]

4月のラノベ読了冊数は6冊でした。
殆どよめなかったのはスパコミの原稿でわたわたしてたのもありますが、主に第二次スパロボZが来ちゃったせい。

第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇 SPECIAL ZII-BOX

コードギアスとかグレンラガンとかガンダムダブルオーとか(自分は見てなかったけどマクロスFとか)、ここ数年の人気ロボットアニメが一気に参戦してくれたので正直たまらんです。まだ序盤なんだけどカミナとルルーシュのやりとりが気になりすぎて生きるのがつらい。狙撃手組は狙撃手同士判りあっちゃっててやや複雑な気持ちになります(終盤の展開的な意味で)

あとは色々な所で話題になってるけど、刹那とヒイロの同境遇無口キャラコンビの掛け合いが面白いです。何故ここに宗介が居ない(真顔)

月末は「ハチミツとクローバー」マラソン。とても面白かったけど、この物語を最初から最後まで一気に読むのはまるでトライアスロンに挑戦するようなものでした……登場人物たちの強い想いが時にあまくて、時に重くて。ラブコメかとおもっていたけど、むしろ青春物語というか成長物語というか、そんなお話でした。面白かった。

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス?ヤングユー)

読書メーターのまとめツールのデザインがイマイチ気に食わなかったのでマクロ一括置換で手直し。
記事の最後に覚書でいじったところをまとめてあります。
ていうか、せめて独自クラスを設定しておいてくれると弄り易くなるんだけどなー。
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いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室3

 

「奴隷は黙って、俺につかえろ」楽しいハズの高校生活に君臨する、俺様生徒会長・紅月光。「…お前の生き方全般、そろそろ謝った方がよくない?」生徒会委員の不死者も美少女魔女も、同棲中の悪魔娘も、紅月光の俺様ぶりは天災と思って諦めモード、野放し状態。そんな中、いきなり打倒・俺様生徒会長を叫ぶ転校生が現れる!さらにさらにHなサイトをチェックする姿を目撃され、人生最大の敵・雨の日の捨て猫と対決するハメになり、次々と暴かれる俺様生徒会長の弱点!俺様生徒会長が人生を反省する日がくる、のか!?学園ファンタジー、高校編。(「BOOK」データベースより)

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「いつか天魔の黒ウサギ」の短編シリーズ第三巻。イズミはすっかり短編側でもレギュラー化してるのに、セルジュ&ハスガ兄弟は相変わらず空気だなあ……

とりあえずケース3「男子の秘密のハードディスク」が俺得すぎて困った。ひょんなことから月光と大兎がヒメアの作った異世界にふっとばされてしまうお話なんですが、散々罵りあいながらもなんだかんだで仲が良い二人のやりとりと、敵が出てくればやっぱり罵りあいながらもしっかりお互いの立場を把握しつつコンビネーションを発揮する二人の姿に萌えた。その二人をニヤニヤ見守る女子陣の暢気具合も可愛い。っていうかあそこに混ざって男子組を見守りたい。

しかし、今回一番ツボに入ったのはケース4「早退します、雨だから—」であるといわざるをえません。猫に翻弄される月光が可愛すぎるうううううう!!!散々悪態をつきながら、この人間違いなく猫好きですよね!!猫にすら自分の気持ちをまっすぐに表せない月光がマジツンデレ可愛い。

そろそろ短篇の時間軸が本編未読部分メインになってきたので、いい加減放置していた本編も読まなきゃなあ……

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それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ[完全版]3

 

またまたレッドスナッパーズの四姉妹を相手に戦うことになった洋子たちだったが、どうやら敵さんは任務をほっぽり投げて個人的な恨みで行動している模様…。作戦も何もあったものではない攻撃に、徐々に戦闘は不毛の様相を呈しつつあった。そんな折、突然現れた正体不明の戦闘艦が射ち出したモノに、一同の目は一気に点になってしまう!?外伝シリーズも巻き込み始めた、暴走の第3巻。(「BOOK」データベースより)

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外伝optシリーズ1巻『薔薇のストリーム』と本編5巻『合わせ鏡のラビリンス』を収録した完全版第3巻。

『合わせ鏡のラビリンス』が4巻収録予定の『時計仕掛けのラビリンス』に続いているので、どうせならそこは1冊で読みたかったなあ…!って気持ちもなくはなかったのですが、opt1収録の『謀略のテレパシー』がさりげなく本編に絡んでくるからこの収録順じゃないとダメなんですよね。NESSの内部争いも本格化する中、テンツァー達がいよいよヨーコ達の正体に感づき始めたり、オールドタイマーがいよいよヨーコ達に絡んできて、ちょっとシリアス度の高い1冊でした。ただし『薔薇のストリーム』は除く。

なんだかんだで仲良くなっていくヨーコ達とレッドスナッパーズの皆様の姿にニヤニヤ。文化祭の準備をなし崩しに手伝わされる彼女達がとても可愛い。描き下ろしで普段とは違った姿を覗かせるロートや『薔薇のストリーム』でのあの人たちとの絡みなどなど、なんだかんだでレッドスナッパーズがとても可愛い1冊でした。そしてさりげなくゼンガーに協力する裏で、自らの行動に疑問を感じ始めるシルヴィが印象的。

しかし、全体的にシリアスな話が続く中で、しょっぱなに収録されている『薔薇のストリーム』のはしゃぎっぷりが輝きすぎてる……まどかのあの発言は、初版刊行時にリアルタイムでアニメっ子だった世代にはほんとニヤニヤが止まりません。ええ、リアルタイムで見てましたから!無印からSuperSまで見てましたから!!

元ネタがわからない!という平成っ子はとりあえず「タキシード仮面 名台詞」で動画検索するといいんじゃないかな!

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Re(アールイー):4 バカは世界を救えるか?

 

佐藤光一は、打ちのめされていた。自慢だった銀髪に黒髪が生え始め、中途半端なプリン頭になるほどに。「―私は一度世界を滅ぼしたんだよ、コーイチ君」明日菜の声が、脳内で反響し続けている。それは残酷な真実。『一周目の世界』で自分はアルルも世界も守れなかったのだ!現実の重さに途方に暮れる光一を、心配する広美やアルル。折しもクリスマス直前、広美には、光一に思い出してほしい大事な「約束」があった。だが、光一は広美との「約束」を思い出す暇もなく、月陽奏麻との強制デートに連行されることに―。 (「BOOK」データベースより)

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「……君がコーイチか」
全てを知った上で、明日菜はアルルがそう呼んでいたように、光一の名を呼んだ。
受け継いだ約束を??彼にもう一度返すために。

急展開のシリーズ4巻。前巻で真実が明かされたときも衝撃だったけど、明日菜の回想という形で語られる「一周目の世界」の姿が衝撃的。そしてそこから続く、終盤の展開に呆然。面白いっていうかもう、なんというか、この展開は凄い

『シェード』という言葉の意味と、「一周目」の光一達の姿を見た時の衝撃といったら。かつての世界の記憶をたった一人受け継いだ明日菜がどれだけの想いで『シェード』をつくり、この7年の間アルルの為だけにひたすら報われない孤軍奮闘を続けてきたのかと考えると、胸が苦しくなる。

一方で明日菜の記憶を覗いてしまったことで真実を知った光一が周囲の人々に励まされ叱咤され、再び立ち上がる姿が印象的でした。本当にどこにでも居る臆病な少年でしかないから、重すぎる現実には打ちのめされるし凹むし逃げ出したくなったりもする。それでもへっぴり腰でも前を向いて、日常と非日常、相反する両方を守ろうとする姿が熱く、頼もしい。

光一が「非日常」を愛するのと同じくらいにどれだけ「日常」を愛しているかが前半でたっぷり描かれているからこそ、終盤の展開が辛かった。ありとあらゆる意味で奪われていく「日常」の姿に、ただただ呆然とした。そして最後で明らかになったラスボス……『神』の正体がええええええええそうくるのかああああああ!?

しかし、こんなに面白いのに次巻で完結って……!!
光一の幼馴染達、明日菜と板介、すっかり光一と仲悪コンビとして定着した「能力泥棒」さん、そして思わぬ本性(?)を覗かせた矜持のアルル溺愛っぷり……と、メインキャラだけでなくサブキャラもどんどん魅力的になってきて、彼らの活躍をもっと見たい!と思うんですが……番外編でも短編集でもいいので、もうちょっと彼らの動く姿が見たいです。ついでにどんどん影が薄くなっていくロリ宮にも光を当ててあげてくださいお願いします。

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レイセン File2:アタックフォース

 

街に漂う悪霊を祓う神霊班の仕事(主に雑用・運転手)に慣れ始めたヒデオ。しかしある夜、お祓いに出向いた先で、不可思議な少年少女グループ“フォース”と出会う。なんと彼らは、睡蓮すらも知らないタイプの精霊を操り、悪霊を祓うどころか、捕らえて集めていたのだ!正体も目的も分からない敵の出現で、神霊班は警戒態勢に。そして戦力増強のため、ヒデオに地獄の修行が課せられるのだった―第二の人生、ますます波瀾万丈に。 (「BOOK」データベースより)

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話自体は普通に面白かったんだけど、書き下ろしの番外編の分量が多すぎて本編があまりにも物足りない。前半の新たな敵「フォース」との顔合わせや修業話が面白かっただけに、肩透かしを食らった気分が否めませんでした。

番外編も面白いことは面白かったんだけど、「レイセン」本編とは雰囲気が違いすぎて…うーん……短編集とかなら、気にならなかったんでしょうけど。本編・番外編で今回大活躍した葉多恵さんは「ミスマルカ興国物語」からの出張キャラらしいですね。

2巻が色々な意味で中途半端なところで終わってるので、3巻でどういう風なところに落としてくるのかが気になります。

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