ページ 83 | 今日もだらだら、読書日記。

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2011年に萌えた男子コンビ・カップリングを今更まとめてみる。

今年はやらないつもりだったんですけど、「ザ・インタビューズ」で戴いた質問で結局同じような事を書いてしまい、勿体無かったので思わずそちらからサルベージしました……2011年度今年萌え転がった男子コンビ・カップリングまとめ記事です。インタビューズでは男女カプも幾つか挙げましたがちょっと変更致しまして男子しか出てきません。男子しかでてきません。大事なことなので2回言いました。あと、ネタ不足のため例年行われていた「少女小説レーベル除外」「女子に既に人気のある作品除外」とかもなしにしました。自分に正直。


■ 真奥貞夫&芦屋四郎&漆原半蔵(はたらく魔王さま!!)感想

 カップリングじゃないけど美味しい枠。異世界の魔王で日々マクドナルドのA級クルー目指して邁進する魔王様(※吹いたら負け)の真奥と、彼にに心酔し彼の居ない魔王城(六畳一間の古アパートの一室)を守る心配性な魔王の腹心な専業主夫・芦屋と元大天使長から堕天し東京に来た直後は一時的に魔王達と敵対したもののなんだかんだで現在ただの引きこもりにまで身を落とした残念ショタ・漆原。真奥の元魔王とは思えないほどの生活感覚や関係者一同から存在をスルーされる残念な漆原がなんだかんだでいいところを持っていくというこの美味しいキャラっぷり、良くも悪くも残念な芦屋の心配性ぶりには常にニヤニヤが止まりません。
 男3人六畳間暮らしという設定も美味しいですが個人的にはもうちょっとカップリング的な萌えがあると完璧だなあといえなんでもありません。

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■ ミュゲ→クロード(花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す)感想

 “花”に殺された幼馴染の仇を討つため、男であるにも関わらず本来は女しか持たないはずの花を滅ぼす“歌姫”の能力を持っていた主人公は少女に扮し、喪った恋人の名を借りて歌姫を目指す。女装男前男子な主人公・クロードと彼の幼馴染にして悪友そして従者な青年・ミュゲ。悪友と主従萌えがダブってる時点でもう萌えるしかないわけですが周りが見えてない一直線バカと彼を影からサポートしつつ実はどうしようもなく自分に足りない部分に惹かれている策士タイプとかいわれるともうどうしようもなく私得だよね。
 幼馴染にして主従であるがゆえの強固な信頼関係や、ミュゲがややクロードに依存してるっぽい表現が大変美味しかったです。個人的にはミュゲ豆腐メンタル攻希望。

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■ ゴウト→ミロク(本日の騎士ミロク)感想

 敵国・オウガン国の元皇子であるミロクと彼の兄であり全ての元凶…と目されていた男・ゴウト。悪役かと思っていたら自ら憎まれ役を買って出るような苦労症の良いお兄ちゃんだったよ!!オウガン訪問・兄弟和解回である8巻の兄弟のやりとりも美味しいですが、9巻でミロクの行動をお見通しで出番は無いのに世話を焼いてくれるゴウト兄貴のツンデレっぷりがたまりません。
 ミロクはやや7巻まで惰性で読んでた部分あったけどゴウト兄貴でてから本当に面白くなりました。(次で完結ですが)

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■ インノケンティウス→酒井学長(境界線上のホライゾン)感想

 アニメ版「境界線上のホライゾン」で改めて教皇総長と酒井学長の微妙な関係に萌えてたらBD特典小説がやってくれました。短いシーンなのですが酒井学長に執着する元少年大人気ない残念可愛い美味しい!!正直この2人の過去に何があったのか気になって仕方ないのですが公式補完はありますでしょうか!!現役酒井学長がイノケンを出し抜く話を是非!!お願いします!!
 BD1巻はamazonで買えば3000円程度ですし、150Pオーバーの読み応えある特典小説が大変美味しく賢姉のキャラソンにもニヤニヤできること請け合いですのでまだ買ってない人は今すぐ買いに行くといいと思います。特典小冊子は2年生時代の浅間&喜美&ネイトが中心になる物語ですが、賢姉ダンスあり、浅間のズドンあり昨年度総長連合&生徒会長の登場ありと大変美味しい内容になってますので原作派でも購入する価値は十分にありです。

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■ 折原臨也→岸谷新羅(デュラララ!!×9)感想

 密かにこいつらについて語る機会が無くてもだもだしてたのは内緒だ。デュラは基本あまりカプ萌えなし・新羅とセルティのいちゃいちゃバカップル描写萌える!!ってノリだったのですが9巻で明かされた臨也と新羅の関係にはもう萌えるしかなかった。セルティしか見えてない一直線バカな新羅と自分とは相容れない考えの新羅をうっとうしく思いながら段々自分が持ってない部分に憧れていく臨也の関係がストライク過ぎて死ぬかと思いました。
 デュラは好きな話と苦手な話が結構まっぷたつなんだけど、9巻は本当に最初から最後までツボに入りすぎでヤバかったです……。

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はたらく魔王さま! 3

 
029

魔王城(築60年の六畳一間)の庭に、異世界からのゲートが開く。そこから現れた小さな少女は、魔王を“パパ”、勇者を“ママ”と呼んだ。まさか二人がそんな関係だったなんて…とショックを受ける芦屋や千穂。だが、一番混乱していたのは魔王と勇者だった。少女は魔王城で預かられることになり、真の意味で大黒柱となった魔王は、子育てに挑戦。さらに、親子(?)三人でのおでかけもあったりで、恋する女子高生・千穂は、やっぱりヤキモキしてしまうワケで―?フリーター魔王さまが繰り広げる庶民派ファンタジー、波乱必至の第3弾。 (「BOOK」データベースより)

 日本にやってきた異世界の魔王&勇者とその仲間達が六畳一間で繰り広げる庶民派ファンタジー第三巻。今回は魔王を“ぱぱ”、勇者を“まま”と呼ぶ子供アラス・ラムスがやってきて……!?というお話。

 少しずつ、物語が核心部分に触れてきました。真奥の過去が明かされたり、恵美の持つ聖剣の正体が明かされたり。呑気に人間界で某ファーストフード店のA級クルー目指してて本来の目的忘れてるのかと思ってたけど、結構真奥もいろいろ考えてるんだなあ。なんだか魔界側にも天使側にも事情がありそうでまだまだ一波乱起こりそうな展開。

 しかしそれはそれとして、アラス・ラムスの爆弾発言から一時的に「夫婦」として振る舞うことになった真奥・恵美と彼らを取り巻く人々のドタバタが微笑ましすぎてニヤニヤが止まらない!恵美の立場にヤキモチ焼きつつも色々とほっとけない男所帯の子育てに色々アドバイスしてしまう千穂ちゃんのお人よしっぷりも可愛いのですがまさかの芦屋恋愛フラグ(ただし本人無自覚)に今後の展開を期待せざるをえない。自分のこととなると途端にわたわたする梨香可愛いです。

 一番可愛かったのは誰がなんと言おうと漆原だったんだけどね!!押しいれに避難するニート堕天使可愛いよことあるごとに皆からいらない子扱いされてむくれるニート堕天使残念可愛いよ家計が火の車なのにピザの宅配頼んでる漆原可愛いよ時々しか役に立たない漆原かっこかわいいよ!!!終盤の元大天使長の貫禄を見せ付ける漆原が可愛すぎて生きるのが辛いレベルです本当にご馳走様でした。

 漆原が押しいれの中から芦屋を懐柔して足につかってピザ食いながら事件を解決する「堕天使のメモ帳」(※神様のメモ帳のオマージュ)はまだですか!!

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「好きなライトノベルを投票しよう!!2011下期」に投票します

企画元:好きなライトノベルを投票しよう!! 2011年下期
投票は明日までです。投票しようか悩んでいる人は今のうちですよ!お早めにどうぞ。

というわけで投票参加します。なんだかんだで、2011年下期はあまり本を読めてなかったです。
っていうか投票安定枠だった「ギャルゲヱ」「Re:バカ」が終了してしまって寂しい……


■ 奥様は貴腐人 旦那様はボイスマイスター (⇒感想
バッドエンドもえ。
 ええあの本当に作中作がやりたいんです。どこにいったらやれますか。二次元の扉はどこに開いてますか?バッドエンドもえすぎてやばい。監禁調教バッドエンドのこのすれ違い具合とかボタン掛け違えてどん底までまっしぐらなカンジとか大好きすぎてやばい。いえ本編も成長中な危なっかしい子×男前女子で美味しいですが。ほぼ濡れ場なBL描写があるので、苦手な人はご注意。

【11下期ラノベ投票/9784062866859】

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■ 花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す (⇒感想
女装×男装に男の友情!主従関係もえ!!
 かつて“花”に襲われ殺された初恋の少女の仇を討つため、花を狩る“歌姫”を養成する学校に女装してもぐりこんだ少年と、歌姫とペアを組む“舞手”になるため男装して潜り込んだ少女の物語。男女逆転そのほか諸々含んだ主人公二人のもどかしい関係にニヤニヤが止まらないんだけど、幼馴染にして従者であるミュゲと主人公の友情・主従関係が美味しくてたまらない。男の信頼関係美味しいです。
【11下期ラノベ投票/9784047274419】

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■ 僕の妹は漢字が読める(⇒感想
23世紀総バカだから仕方ないよね。
 衝撃的すぎる冒頭文がよく槍玉に挙げられるアレですが、案外普通に面白かった。23世紀のひらがな文明を物凄く真面目に文学論っぽく語ってるような気がするけどやっぱりひらがな文明ひどいとかもう。タイムトラベル仕立てになっている物語もかなり好きでした。
【11下期ラノベ投票/9784798602509】

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■ 金星特急(⇒感想
少女小説だからとか言わず男子も女子も是非。
 絶世の美女「金星」に告白する為に危険な金星特急に乗り込んだ少年・錆丸と、様々な事情から特急に乗り合わせた人たちの冒険物語。錆丸の旅の経験をふまえた成長ぶりも大変美味しいのですが、彼を取り巻く人々の人間関係がまた美味しい。ジェットコースターのようなスリリングな展開がヤバい。男性にも女性にもオススメしたい一冊です。腐萌え要素もあるよ!!(個人的には夏草と三月の相棒関係美味しいです!!)
【11下期ラノベ投票/9784403541773】

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■ Zぼーいず/ぷりんせす 3 (⇒感想
「子供」達の成長とそれを見守りしかし敵対する「大人」達の相対がアツい。
 ひょんなことから死神に魂を「食べられ」てしまい、死神姫の“姫護者”となった高校生男子3人が繰り広げるハートフル不死者コメディ。命を扱う“姫護者”としての任務を介して少しずつ成長していく子供達と、それを様々な形で見守る大人たちの関係がとてもよかった。3巻が最高すぎるんだけど3巻完結です。不思議要素は置いておいていいのでもうちょっとこのノリで続けて欲しかったなあ……
【11下期ラノベ投票/9784047274662】

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■ STEINS;GATE2 形而上のネクローシス:Reverse(⇒感想
助 手 デ レ 注 意 !!(ただしネタバレにも注意)
「シュタインズゲート」の物語をヒロインの一人・牧瀬紅莉栖の視点から描くノベライズ。しょっぱなから原作の重要部分をネタバレしてしまう大胆な展開には驚いたけど、色々舞台が整った後にいよいよやってきた2巻の助手デレにはもう萌え狂うしかなかった。助手可愛いよ助手。岡部と違い「リーディングシュタイナー」を持たない助手視点からの物語構成も面白くて、来月発売予定の完結編が本当に楽しみ。
【11下期ラノベ投票/9784044748531】

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■ STEINS;GATE‐シュタインズ・ゲート‐ 比翼連理のアンダーリン(1)(⇒感想
比翼「連」理はダテじゃない。
「シュタインズゲート」ノベライズからもう1冊。こちらはファンディスク『比翼“恋”理のだーりん』を元に、本編や別の世界線を巻き込みながら展開されるもうひとつの「比翼“連”理」。最初から最後までニヤニヤ展開の連続だった原作ゲームのエピソードから少しずつ不穏な影が見え隠れしていくのがもうたまりません。とりあえずアニメで綯様成分が足りないと思った人は読むしかありません。綯ちゃん様のフトモモに萌え転がればいいよ!!!
【11下期ラノベ投票/9784829146521】

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■ ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc8 (⇒感想
3人の「主人公」達の結末をとくとみよ。
 ヒロイン達全員と、そして自分自身の「家族」を掴み取る為に本来ありえない「ハーレムエンド」を目指す主人公・武紀と自らが選んだたった一人の「ヒロイン」と大切な妹の為に邁進するもう一人の主人公・秀之。本編と外伝「シルバーブレット」2つの物語が交錯する終盤の展開が本当に熱かった。そして物語の結末を武紀に託した「エターナルイノセンス」本来の主人公である正樹の裏での活躍も見逃せない。なんか本当に後半は考え方の違う主人公達3人の活躍が光る物語でした。
【11下期ラノベ投票/9784047274655】

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■ Re(アールイー):5 バカは世界を救えるか?(⇒感想
こんなかっこいい中二病(と書いてバカと読む)みたことない。
 残酷な世界の真実にあるときは翻弄され、打ちのめされ、ボロボロになって、それでも仲間の激を受けて立ち上がってバカみたいに不敵に笑う主人公の姿がかっこよすぎた。たった3つしかフラグ立ててないはずなのに、56億×3(多分)ものフラグを回収しちゃったよ!!終盤の最終決戦とかもう震えるしかありません。個人的にはキャラクター掘り下げメインの短編集+後日談がもう一冊ほしいな……出ませんか……でません、か…
【11下期ラノベ投票/9784829136744】

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■ バカとテストと召喚獣10 (⇒感想
男子代表対決に100000000000票。
 半年近い年月を経て実現した、Aクラスとの雪辱戦。頂上に君臨するAクラスと様々な経験を経て成長したFクラスの一進一退の攻防がとにかくアツかった。っていうかずっと密かに待ちわびてた久保VS明久・雄二の対決が見れただけでもうほんとおなかいっぱいすぎて……。色々な意味であの決着のつき方には不満が残るけど今までとは違う展開が見れそうな次巻以降の展開が楽しみ。あとラストの久保君がマジで心配。
【11下期ラノベ投票/9784047276475】

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フルメタル・パニック! アナザー2

   
原作
賀東 招二

家の借金返済のため、民間軍事会社D.O.M.S.へ所属することになった陣代高校3年生の市之瀬達哉。厳しい訓練を終え、日本へと戻り、いつもの高校生活が始まるはず、だったのだが―『仕事だ、タツヤ』ざわめく級友たちを尻目に教室へ乗り込んできたのは、金髪美少女で優秀なASオペレータでもあるアデリーナと、10歳の天才スナイパー・クララだった!またしても変質する達哉の日常。彼女たちが持ち込んできた新たな仕事とは、“蒼いASを運ぶこと”だけのはずが、輸送中のヘリにミサイルが撃ち込まれ―!?疾風怒涛のSFミリタリーアクション、垂直離陸。 (「BOOK」データベースより)

 「フルメタ」本編から十数年後の世界を描く、スピンオフシリーズ第2巻。前巻の解説によると各国を回りながらASのバリエーション機紹介するのがメインということで、どうなるのかなあと思っていたんだけど、謎の新キャラや陰謀の匂いが充満して「それだけじゃ終らないぞ」という感じがぷんぷんに漂ってきてる。しかし12回リテイク喰らわせたとか明らかに筋トレより体力使いそうです賀東先生ェ…

 当面の敵になりそうな面々と、個性的な新キャラが多数登場。「ロックだ!」が口癖のオッサンとか、頭のネジがトんでそうな美人姉&クール(?)な弟分とか。個人的にはユースフ王子に今後の出番があるかどうかが大変気になります。ツンデレ男子は良いもの!!

 一方で、ちょくちょく顔を除かせる前作キャラにも期待してしまうのは本編ファンのサガという奴で……すっかり良い母になってるマオ姐さんはもちろんなのですが名前だけ登場のお蓮さんとかクルツ君やテッサとか。個人的には先生になったオノDが良い味出しすぎてて目が放せない。「卒業したくてもできなかった奴」っていうのはやっぱりあの人の事なのかーとか……

 新キャラ・旧キャラ入り乱れる中、達哉とアデリーナの関係にも少しずつ踏み込んでいったのが印象的。宗介とかなめの男女の立場が入れ替わったような形なんだけど、それでいて達哉がきちんと「ヒーロー」してるところが個人的にはとても美味しかった。悩みや葛藤もどこかあの二人を思わせるものがあって、今後二人の関係がどうなっていくのかが物凄く楽しみです。

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STEINS;GATE‐シュタインズ・ゲート‐ 比翼連理のアンダーリン(1)

   
原作
5pb.×ニトロプラス

『我が名は―鳳凰院凶真ッ!』室内に響く、“俺たち”の声。それは「比翼『連』理」の世界線で紡がれる、新たな運命石の扉が開く音。そして繰り広げられる、「未来ガジェット研究所」のラボメンたちによる楽しくも騒がしい日々。―だが待て、何だこの違和感は…?想定厨×2の展開で『STEINS;GATE』ファンを熱狂させたファンディスク『比翼恋理のだーりん』と似て非なる物語を描くノベライズ、ここに降臨。 (「BOOK」データベースより)

 シュタインズゲートのファンディスクである「比翼恋理のだーりん」のノベライズ……という名の皮を被った別の何か。だーりんの各キャラ個別ルートのエピソードをなぞりながら、本編世界線及び某別の世界線が混入してきてるんですがお陰で平和な厨×2リア充世界線を隠れ蓑にして裏が明らかに色々な意味でヤバイことになってる。なんていうかこの混ぜちゃいけない洗剤混ぜて大変なことになっちゃってる感はんぱない。とりあえず8人のオカリンまじペロペロ

 あの人のエピソードだけ妙にじっくりやるよなーとかこの人のエピソードだけ意識的かなってくらいに触れてこないよねとか思ってたけど、原作「比翼恋理」だと一切出てこない本編寄りのエピソードが、いびつに形を変えて少しずつ少しずつ不穏な顔を覗かせていくのがヤバい。マジやばい。そっちいっちゃだめー!!と叫びそうになる。

 っていうか世界線数値といいプロローグといいひょっとして……と思ってたけど最後の展開見たらもう叫ぶしかなかった。そしてよりによってその世界線が混入してるとか作者が悪趣味すぎてもうそこにシビれるアコがれるいいぞいいぞもっとやってくださいお願いします!!!ええもう私あの話大好きなので!!私あの話大好きなので!!!

 総合するとだーりんの萌郁ルートとあの世界線を重ね合わせた結果できた萌郁&綯様ルートなのかなあと理解してもう続きが出るのを楽しみにしながら悶々とするしかないわけですが続きが楽しみすぎて転がる。「だーりん」では大幅に設定が変わる萌郁や鈴羽の立場がこの世界線だとどうなってるのかなあとか帯が詐欺すぎるとか最終ページの綯ちゃん様のフトモモ素晴らしいとか早いところ2巻お願いします!!!

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2011年読んだ本まとめ

年末はコミケに参加されたかた、お疲れ様でした&うちのスペースに遊びに来てくださったかたありがとうございました!
2011年の年間まとめ記事です。

2011年の読了冊数
 2011年 1月: 7冊 [まとめ] 2011年 2月:10冊 [まとめ]
 2011年 3月:19冊 [まとめ] 2011年 4月: 6冊 [まとめ]
 2011年 5月:10冊 [まとめ] 2011年 6月: 9冊 [まとめ]
 2011年 7月: 6冊 [まとめ] 2011年 8月: 9冊 [まとめ]
 2011年 9月: 4冊 [まとめ] 2011年10月:11冊 [まとめ]
 2011年11月: 13冊 [まとめ] 2011年12月: 8冊 [まとめ]
合計:112冊

年々着実に減っております。というか再読とBLを抜かすと3桁にも多分届いていないというこの体たらくだよ!

2011年のオススメ10選+α
ムシウタ11. 夢滅ぼす予言
バカとテストと召喚獣9
STEINS;GATE‐シュタインズゲート‐ 円環連鎖のウロボロス(2)
花咲けるエリアルフォース
岩井 恭平「ムシウタ11. 夢滅ぼす予言」(⇒感想
 2011年はとりあえずムシウタの最新刊が出たのがもう本当に嬉しすぎて……続編が出ただけでも嬉しいのに表紙はかっこうさんだし本編もドンデン返しにドンデン返しを繰り返す凄い展開でとにかく凄かった。物語はクライマックス目前でいよいよ完結まであと一息か……というところで、今年くらいに完結してくれるの待ってます超待ってます。

井上 堅二「バカとテストと召喚獣9」(⇒感想
 過去話収録の9.5巻も個人的にはアツかったけどここ何巻かで一番熱い展開だったのはやっぱり9巻ということで!雄二の戦略の上を行く上級生+Cクラス勢力と、劣勢を強いられるFクラスをそれとなく応援してくれるAクラス組と、雑草魂で劣勢を覆すFクラスの面々に胸が熱くなりました。とりあえず明久と雄二のハイタッチだけでこの先3年は戦えると思いました。

海羽 超史郎「STEINS;GATE‐シュタインズゲート‐ 円環連鎖のウロボロス(2)」(⇒感想
 去年アニメ化した人気ノベルゲーム「シュタインズゲート」のノベライズ完結編。ほぼ原作と同じだけどやや違う展開になっているので原作プレイ済・アニメ視聴済でも問題なく楽しめると思います。とりあえずバレル・タイターと綯様のかっこよさに悶え苦しみ転がればいいと思う。年末に出たファンディスクのノベライズ「比翼恋理のアンダーリン」もまだ読めて無いけどとても楽しみです。

杉井 光「花咲けるエリアルフォース」(⇒感想
 「桜」を媒介に意識を繋げた少年少女達が2つに分裂した日本を舞台に戦う「戦争」の物語。初期の杉井光作品を髣髴させる、残酷だけどはかなくて美しいお話でした。

女子に読ませたいよ枠

はたらく魔王さま!
奥様は貴腐人 旦那様はボイスマイスター
金星特急1
バカとテストと召喚獣10
和ヶ原 聡司「はたらく魔王さま!」(⇒感想
 異世界では魔王として恐れられていた男が勇者との戦いに敗れ、異世界に逃げ込み……マクドナルドのA級クルーを目指すお話。色々はしょったけど大体間違えてない。魔力の使い方間違えてる!そして生活感覚が元魔王のクセにみみっちい!!という親近感あふれる生活の数々に何か塩水とか出そうになるのもご愛嬌。魔王軍の男3人六畳間暮らしとか素晴らしいですよね。引きこもり系ニートショタのルシフェルくんが可愛すぎて困る。

森 美紗乃「奥様は貴腐人 旦那様はボイスマイスター」(⇒感想
 だいたいタイトルとおり。さえない新人声優の主人公がBLゲームの主役を貰って……!?というお話なんですが、作中作として随所に登場するBLゲームが美味しすぎて生きるのが辛いレベル。バッドエンドの豊富さが売りのゲームらしいなんですがどっちも報われない監禁調教BADエンドとか普通にやりたいじゃないですか!!イケメンツンデレ医者と人気声優(♂)に目をつけられちゃった主人公カップルの今後も気になるのですがこの作中作で一作出してほしい。合言葉は「バッドエンドもえ」。

嬉野 君「金星特急」(⇒感想
 絶世の美少女「金星」の婿取り列車・金星特急。乗り込んで戻ってきた人間はいないという曰くつきの特急に乗り込んだ人間達の物語。少女小説らしからぬスリリングな展開が凄すぎて性別問わず読んでほしい作品なのですがとにかく主人公の錆丸が着実に成長していく姿がかっこよくてニヤニヤする。金星特急の内外を問わずに繰り広げられる人間模様・恋愛模様も美味しくて、読み始めたらページをめくる手が止まりません。まだ既刊5冊しか出てないので追いつくなら今だと思う。

井上 堅二「バカとテストと召喚獣10」(⇒感想
 バカテスは9巻の燃えっぷりが本当に凄かったんですが10巻どうしてこうなった(特に最終ページ)。 すっかり残念キャラと化してた久保君の活躍とか秀吉・ムッツリーニの思わぬ活躍とか明久・雄二の無二の信頼関係とか男子の魅力が如何なく発揮された巻でした。とりあえず最終ページどうしてこうなった(大事なことなので2回ry)

完結シリーズ

彩雲国物語 紫闇の玉座(上/下)
Re(アールイー):5 バカは世界を救えるか?
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc8
雪乃 紗衣「彩雲国物語 紫闇の玉座(上/下) 」(⇒感想
 全22巻完結。彩雲国を2つに割るかと思われた内紛の結末。「王」としての器を持つには少し足りないけれど、それでも少しずつ成長していった劉輝と命を削って彼を支えた秀麗の元に仲間が集まっていく姿が胸に熱い。一部割を食った人たちも居ましたけど(笑)、ちゃんと大団円な結末にたどり着いてくれて満足でした!

柳実 冬貴「Re(アールイー):5 バカは世界を救えるか?」(⇒感想
 全5巻完結。次々と明らかになる残酷な「世界の行く末」と、その結末に絶望したもうひとりの自分。何度もくじけそうになりながら、それでもどこまでも我侭にご都合主義に、最後には絶望をぶっ飛ばして願う通りのハッピーエンドを勝ち取った主人公の姿がバカバカしくて超かっこよかった。どのキャラも本当に魅力的で5巻で終っちゃうのは本当に残念だったんですが……短編集とか後日談とかでませんかね?ね?

田尾 典丈「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc8」(⇒感想
 全12巻(本編8+番外編4)完結。現実の世界と「フェアリーテイルシステム」によって生み出されたにせものの世界。2つの世界の選択権を握らされて、それでも「両方の生存」を望む主人公の姿がかっこよかった。彼の目指す「ハーレムエンド」には女子としては色々思うところがありますが、ここまで徹底的にその実現を目指す為に努力する姿を見せられるともう応援するしかないでしょう。武紀とは対称的なもうひとりの主人公・秀之の活躍を描く「シルバーブレット」も楽しかったです。っていうか正樹と武紀の友情が最後までウマーだったので私とても満足です。

BL/エロス

だけど、ここには愛がある
嘘と誤解は恋のせい
義兄 明治艶曼荼羅
栗城 偲「だけど、ここには愛がある」(⇒感想
 2011年はいつもよりも多めにBLを読んだのでそちらのまとめも……お勧めもらってちょくちょく読んでいたBL小説ですが、今のところ読んだ中では一番これが萌えました。「豆腐メンタル女装攻×ちょっとズルい包容力のある男前可愛い受」って!!ナルシストな攻がだんだん受に本気になるにつれ「自分が一番」じゃなくなることに不安を覚えて……という展開が大変美味しかったです。まあそんなことより一番ツボに入ったのは番外編の可愛い攻×ゴリマッチョ女装受だったわけですが。

小林 典雅「嘘と誤解は恋のせい」(⇒感想
 可愛い受→イケメンノンケ攻、だとばかり思っていたらシリーズを経てどんどん残念になっていく攻の受大好きっぷりにどうしたらいいのか真面目にわからなくなる件。続編となる「恋する遺伝子」の2編目とかもう、ここまで笑いの止まらなくなるエロシーンがあっていいのかと真面目に悩むレベル。とりあえず結論としてはバカップル早急に爆発しろ。

丸木 文華「義兄 明治艶曼荼羅」(⇒感想
 頭が良くて頭のおかしい義理の兄にどこまでも歪んだ愛を注がれてどんどん調教されちゃう妹のお話。言葉で追い詰められ、立場で追い詰められ、逃げ場を無くしたところで今度は肉体面でも囚われ……と四方八方救いのない展開は好き嫌い分かれる作品だと思いますが、救いのないバッドエンドが好きな人には一度読んでいただきたい。義兄の愛がどこまでも一方通行でしかなく、どちらに対しても救いの与えられない終り方なのがまた素晴らしいと思いました。

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読了記録まとめ[2011年12月分]

 12月のラノベ(?)読了冊数は8冊でした。シメがBLのようにみえるけど実はこれは感想アップするの忘れてた奴なので真の2011年の締めラノベはバカテスです。冬コミやらなにやらで殆どまともに読めなかった……

 久しぶりにコミケに全日参戦したり、今だかつてない大スランプ(笑)に陥って今だかつてない修羅場入稿をしたり……と大変ネタに事欠かない一ヶ月でした。こんな私ですが2012年も宜しくお願いいたします。

美少女戦士セーラームーン新装版(1) (KCデラックス) 今月のネタといえばセーラームーンを再読したことでしょうか。リアルタイムで原作を追いかけた世代としては時々読み返したくなる不思議なマンガです。アニメも良いけど原作が良いのです。スターズのインフレしすぎなセーラー服だって今となればご愛嬌です。

 読書メーターの感想コメントを見ると私が「ほたるちゃんかわいい」としか言ってないことが伺えますが、本当に一番好きなセーラー戦士は誰がなんと言おうとコードネームとかいいながら前口上で全力で正体を明かしちゃってるセーラーVちゃんです。

 あと、フィギュアスケートの中継を見るたびに同作者の「THE チェリープロジェクト」を読み返したくなるのは私だけでは……おっと昔話はここまでだ。

今月の読書メーター

読んだ本の数:28冊 / 読んだページ数:5861ページ / ナイス数:51ナイス
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たまには恋でも

 

地味で眼鏡で無愛想な岡崎は、爽やかで男前の先輩社員・椋本に気に入られ迷惑していた。明らかに人種が違うから放っておいてほしいのに、椋本は自分と話していると微妙に嬉しそう。原因はまったく謎だった。ある日仕方なしに一緒に食事をしてみたところ、椋本とは漫画やラノベの話が合うことがわかる。それどころか、実は椋本はけっこうなオタクで、岡崎の言動や見た目が萌えツボだったらしく!?ふわゆるラブ。 (「BOOK」データベースより)

 オタクネタあるある……なネタの数々が楽しかったけど一部「オタクネタあるあ……る……あ……(白目)」だった。

 攻の椋本が凄くイケメン気取ってるんだけど(そして事情を知ってるメンツ以外には確かにそういう部分を一切見せない有能サラリーマンなんだけど)、典型的な空気読めない痛々しいオタクなんだよね。オタクって「この人にはオタク話してもいいんだ!」って思ったら途端に饒舌になるよね。そしてもうその状態になったら自分の趣味を布教するの優先するから空気読めないよね。岡崎が椋本の行動にイラっとした行動の痛々しさも判るし、その後の仲がこじれる課程もなんか色々な意味であるあるすぎて心が痛すぎた。誤解が誤解を生んでどんどん泥沼にハマっていく課程とかもうさ……。呑み会の席ではこじれフラグ立ちすぎて読んでるこっちの胃がキリキリする。

 しかし、仲が完璧に拗れて覚悟を決めた後の岡崎は男前すぎて大変に萌える。コミケ会場で男同士の痴話げんかとかもう本当にご褒美以外のなにものでもないですよ私も群がってた腐女子群のなかに混ざりたい!!なにはともあれちゃんと落ち着くところに落ち着いてくれて本当によかった。

 それにしても、仲直りを兼ねた初エッチでの椋本の言動がオタクすぎてもうふきだすしかない。「こんなことなら昨日西館で女性向けの本を買い占めておけばよかった」「……俺、なんで触手出ないんだろう……」は今年読んだBLの三大迷台詞とかに認定してもいいとおもいます。

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バカとテストと召喚獣10

 

総員、再びペンを執れ! 白熱のAクラスリベンジ!!
ついにAクラスとの再戦を迎えた明久たちFクラス。 雪辱を果たすため、そしてA教室の大画面で秘蔵DVDを観るため(一部関係者談)気力充分な彼らだったが、 前回苦戦を強いられたAクラスも今回は序盤から全力全開!  試召戦争は午前中から早くもクライマックス状態に。 そんな中、突然三年生の首席がFクラスを訪れ謎の言葉を残していく……。 『美形は帰れ!』(動物園の皆さん)果たして二年最強クラスの座はどちらの手に!? 風雲急を告げる第10巻!!

 いよいよクライマックス目前の本編第10巻、2年頂上・Aクラスとのリベンジバトル戦。

 雄二の発破の言葉とか明久とのやりとりとか、第1巻を思わせるやりとりが随所に見受けられていちいち懐かしいのですが、同時に彼らの半年間の成長を伺わせるエピソードが随所に挿入されて感慨深い。初期から読んで行くと明久の点数が着々と上昇しているのが見て取れてこちらも凄い感慨深い。得意科目として定着しつつある歴史科目の上昇も勿論ですが、さりげなく数学の点数も上がってたよね?

 そして、男子萌えとしては明久と初期ラスボス予定だったあの人(笑)の直接対決には胸が熱くならないわけがない。翔子を討ち取る戦法が限られる以上、今回の実質的なラスボスだったよね久保君……お目にかかれないだろうと思っていた腕輪能力もしっかり発揮してくれて、こんなにかっこいい久保君が原作で見られる日が来るなんて夢にも思わなかったです。原作でもアニメでもすっかり残念なイケメンが定着してきたとおもったらコレだよ。そしてその久保への色仕掛け作戦が通じないことまで踏まえて、それでも迷わず明久をぶつける雄二は明久のことどんだけ信頼してるんですか萌える。

そしてなによりP223の破壊力!!!!!

 密かにずっと直接的な絡みが見たいみたいみたいみたいと思っていた雄二・久保両名の絡みが実現しただけでも嬉しいのにこいつらがなんだかんだでかっこよすぎるから困る。いや今回本当に久保君がかっこよすぎるんだけど!!ありがとう美少女、ありがとう美少女、本当にありが……DVDの特典のアレといい急に久保君の扱いが上昇しすぎなんですけど美少女になにがあったんでしょうか(真顔)

 あと今回は秀吉の活躍にニヤニヤです!!7巻くらいから着実に(内面での)男子らしさを増して行ってる秀吉ですけど、今回の活躍にはニヤニヤせざるをえなかった。ニヤニヤした。秀吉は早く明久を嫁に貰えばいいと思います。

 それにしても、後書きによると本編はラスト・エピソードを残すのみのこと。最後の展開には少し消化不良的なものを感じたのですが、それ以上に次巻で来るだろう対決を楽しみにせざるをえない。他クラスの出番も増量しそうで、凄い楽しみ。ていうか、最後のエピソードはじっくりページをかけてやってほしいなあ。Aクラス戦は凄い良かったけど、ページ数少なめだったのがちょっとだけ残念だったので。

 姫路さんのなんとかフラグとか6巻から名前だけは出てきたあのひとがいよいよ登場とかなんか微妙に裏がありそうなリンネ君とか、10巻ラストとか10巻ラストとか10巻ラストとか一体どうなるんでしょうかね!?

 姫路さんの事を話す高城先輩にさりげなくヤキモチ焼く明久にニヤニヤが止まらないわけですが、リンネの活躍によりまだまだどうなるのか解らない明久・姫路・島田3名の恋愛フラグとかも気になりますがとりあえず10巻ラストが挿絵つきで本当にご馳走様でした10巻は一言で感想をまとめると明久総受けってことでいいんじゃないかとおもいました。

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金星特急5

 

夏草と三月を雇い金星特急を追う錆丸。だがイスタンブールで戦闘集団イェニツェリに捕まり、純国語普及委員会に監禁されてしまう。狙いは錆丸の持つ金星の情報。正しい世界の普及を推進する団体である純国普が、なぜ金星について知りたがるのか?疑問を覚えつつも錆丸は独力での脱出を試みる。一方、特急内の砂鉄は無事一命を取り留める。ところがその直後、突然列車が乗客たちを降ろして走り去ってしまい!?物語はいよいよ核心へ―。人気シリーズ第五弾。 (「BOOK」データベースより)

 まだまだ続くよグラナドへの旅。何故か純国普に狙われたりさらわれたりしながら旅を続ける錆丸+月氏の一行と、突然金星特急を下ろされてしまった砂鉄ユースタスアルベルト一行のお話。

 巻を追うごとに肉体的にも精神的にも「成長」している錆丸ですが、今回の巻は本当にかっこよかった!赤線で培った人間観察術や様々な技術をフルに生かして大人たちの鼻を明かしていくさまが爽快。というか、子供らしい無邪気さの裏で言動や立ち居振る舞いが気になる主人公だったけど、そんな秘密があったとは。

 錆丸の護衛についた夏草・三月の相棒っぷりもまた美味しい。無二の信頼関係も美味しいけど、程度は違えど同じ傷を持つ者同士の共感とかそれがあるから故の遠慮とか。似たような境遇であるが故に夏草が踏み込めない一歩を憎まれ役覚悟で踏み込んでいく錆丸がまたかっこよかった。天才少年を引き連れた雷鳥&無名コンビの旅といい、巻末の夏草の外伝といい、今回は色々な意味で月氏キャラ美味しすぎてご馳走様でした。実は愛され系(主に家族から)な無名が可愛い……そして巻末外伝で明かされた鎖様の過去にキュンとなる。

 砂鉄ユースタスアルベルトご一行はもうなんていうか砂鉄×ユースタスを中心にした恋の鞘当て模様がやばい。ユースタスにお熱な新キャラsも登場してまだまだこっちも波風ありそうだけど、とりあえずアルベルトの挑発にまんまと乗せられてヤキモキする砂鉄の様子にニヤニヤが止まりませんでした。次巻収録予定の外伝も楽しみ。

 それにしてもオマケペーパーの錆丸の女装が可愛すぎてときめきが止まらない。

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