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夏に読みたいラノベを考えてみる

以前から自分がマイナー嗜好だとは自覚していましたが遂に数値的にマイナーだと認定されてしまいました。
でも、むしろつきつめるとラノベサイト杯で7票以上支持のあった作品を1つも読んでない私はもっとマイナー嗜好の方に配置されても良いのではないかと思うのですよね。他の方は推してないだけで1?2作品は読んでるだろう…というかこの場合「マイナー」というより「偏食家」っていうのかな(笑)

そんなこんなで仕事中の気分転換にラノベリングを眺めてたら
同じサイトさんでこんなエントリーを発見したので考えて見ました。

夏に読みたいライトノベル

…といってもシリーズモノの1巻だけとか除外なので、殆どでてこない…
シリーズしばりがなかったら「消閑の挑戦者2」とか「インフィニティ・ゼロ-夏-」「フルメタルパニック!揺れるイントゥ・ザ・ブルー」とか挙げてみるんですが。

とりあえず思い浮かんだのが以下の3つ。


オンライン書店ビーケーワン:少女には向かない職業少女には向かない職業

発売:2005.9
発行:東京創元社
桜庭 一樹著

posted with 簡単リンクくん at 2006. 8. 3
オンライン書店ビーケーワン:ひとめあなたに…ひとめあなたに…

発売:1985.1
発行:角川書店
新井 素子〔著〕

posted with 簡単リンクくん at 2006. 8. 3
見事にグレーゾーンの連発ですね!
ノベライズに越境作品に角川「文庫」。
そもそも新井素子ってラノベ…?とか思ったんだけど「ライトノベルファンパーティ」さんでは新井さんのインタビューとか載ってた記憶があるので敢えてラノベ扱いで。「トロピカルパフェ事件」がラノベならきっとこっちもラノベだよ!!

とりあえず他にも色々浮かんだのですが「空」と「海」を連想する作品は自分的に全面的に「夏っぽい」らしいです。とりあえず舞台が夏だったものだけ選出してきました。「最後の夏に見上げた空は」とか「海辺のウサギ」は既に載ってたので除外。

あと微妙なラインなのが「グリーン・レクイエム」でした。
やはり「海」のイメージが強烈だったんで思い出したんだけどざっと確認した限り「グリーンレクイエム」は夏。でも続編の「緑幻想」が大分微妙なライン。というかこれはラノベなのk(略)でも普通の人の第一印象は「いちめんのなのはな(=春)」だとおもうので除外で…。

ちなみにこの中で一番オススメなのは「ひとめあなたに…」。
世界最後の1週間を前にした人々の話。
チャイニーズスープの話は新井素子作品の中でも有名な話になるんでしょうか?


せっかく挙げたので、「ひとめあなたに…」を久しぶりに読み返そうとおもいます。


DEATH NOTEアナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件

オンライン書店ビーケーワン:DEATH NOTE ANOTHER NOTEDEATH NOTE ANOTHER NOTE

発売:2006.8
発行:集英社
[著]西尾 維新 [原作]大場 つぐみ / 小畑 健
凄く面白かった!!
…けど、なんか感想を書くとすぐにネタバレ領域になってしまいそうで、
感想書くのが難しい…。

メロの語りによって語られる、南空ナオミがLと共に解決した事件の話。
原作と全く違うメロの語り口が印象的です。原作のラストも踏まえて考えるとメロの粗雑な行動や喋り方ってわざと作られてたものなのかなー、と邪推してみたり。

そしてナオミかわいいよナオミ。ツンデレでドジっ子だなんてなんて事!!
しかし普通に「ツンデレ」とか「ドジっ子」なんて言葉が出てきてしまう辺り、
色々な方向で素敵過ぎる。

竜崎の奇想天外な行動に笑いつつ、「あ?でも絶対こいつこんなキャラだよね」って思えちゃうところが凄い。映画版にしろ小説版にしろ、Lのイメージが全く崩れてない所に驚愕です。独特すぎてあの味をそのまま再現するのは難しいのではないかと心配していた部分なので、原作そのままのキャラクターを見るとホっとします。ラストの展開は、デスノートの原作を読み込んでいる人ほどどんでん返しに引っかかるんじゃないかなという感じで非常に良いです。

しかし、推理小説を読み慣れていない所為もありますが(元々何かを推理する能力が無いので、推理小説の類は苦手なジャンルなのです)ラストの謎解きが全くわからないまま終わってしまい、そこだけが消化不良かな、と感じました。ラストのトリックだけでいいから図解して欲しかった。とりあえず、「サムターン鍵」からしてまず脳内に全くイメージ出来ないんですよね…私には。
まあ別に密室トリックが理解できなくても話の大筋は理解できるのでいいんですが。

なんだかメロ的にはもう2話ほど語りたい事件があるっぽいので、是非そちらもノベライズして戴きたいです。なんだかんだいってもやはり面白かった!


アストロ!乙女塾! 星のプリンキピア 上

オンライン書店ビーケーワン:アストロ!乙女塾!アストロ!乙女塾!

発売:2006.6
発行:集英社
[著]本田 透 [絵]うろたん
ちょ、何この普通すぎる展開!

作風が変わりすぎて最早別物なんですが。
正統派の近未来学園SF化しちゃってますよ?!
いや、別に普通に楽しめたけど。

話自体つまらなくはないんですが。
むしろ個人的には結構好きな展開なんだけど2巻までの作風にすっかり慣れてしまって、
同じものを求めて読んでしまったため今回のあまりの「普通さ」に愕然とするというか…。
過去編がメインとなっている所為もあるだろうけど、2巻までの色々な意味での飛びぬけた莫迦さ加減が見られないのが残念。本当に色々な意味で「普通のライトノベル」。

1巻であれだけケチつけておいて、正統派な方向に方向転換されると納得がいかないって自分のことながらどうなのよと思うんですけど、2巻でせっかくこの作品の味みたいなモノを純粋に楽しめるようになってきたのに3巻で作品の方が方向転換されてしまうと、こう、拍子抜けっていうか…

ラブコメで破天荒な転校生のヒロインに振りまわされ、
迷惑しながらも少しずつ彼女に振り回されることに慣れていったのに
急にそんな彼女がまた転向しちゃって急にその大切さに気づいちゃった
主人公の気分って言うんでしょうか。
この作品にはもっと振り回されるくらいじゃないと、物足りないんです(笑)

ここから後半でいきなり2巻までのテンションに戻ったら意外性ありすぎで面白いんとおもうんで、そんな展開に期待(待て)
あと新キャラのいいんちょの活躍に人知れず期待。
いいんちょ可愛いよいいんちょ。


とある魔術の禁書目録(インデックス) 10

オンライン書店ビーケーワン:とある魔術の禁書目録(インデックス) 10とある魔術の禁書目録(インデックス) 10

発売:2006.5
発行:メディアワークス
[著]鎌池 和馬 [絵]灰村 キヨタカ
間髪居れずに後編読了。

いや?今回、兎に角男三人が熱すぎる
9巻のやりとりでもかなり熱かったですが今回は更にヒートアップしてますね。路地裏でステイルが当麻を叱り付けるシーンなんかまさに熱すぎ。基本的に女の子が出張っているこのシリーズでは珍しい漢率の高さだったと思います(笑)

逆にラストは展開が展開だったのでイマイチ盛り上がりや熱さにかけると感じたのですが、あの終わり方は終わり方でよかったかと。逆に、静かな熱さというか、ジーンとくるものを感じました。そしてエピローグで黒幕達の思惑が少しだけ明かされるのもそれまでのじんわりほの暖かい展開からの対比を感じて引き立ってる気がします。とにかく個人的には全く文句なしです。
つか、いつも当麻が相手をぶん殴ってイイこといって終わりというのでは流石にマンネリ感ありますしね。

残念だった点を挙げればやはり吹寄が最後までゲストキャラのままで終わってしまった点でしょうか。事件を何かの拍子にかぎつけて一番いいところで乱入してくるとかそんな展開を期待してたんだけども。今までは各巻必ず中心核となるヒロインが居てそのキャラを守るために当麻が奮闘するというパターンだったけど、今回はインデックス・姫神・吹寄と当麻の「原動力」たるキャラが3人も居た為か、なんだかその辺が薄いというかなんというか…うーん。当麻は正直「みんなのため」に動き回るキャラではなくて、毎回対象が違うにしろ「一人の誰かの為」に動くキャラだと思うのですよ。全体的に、7巻までのシリーズ展開と8巻、9巻10巻は毛色が違う感じがするので、色々模索中なのかもしれませんが。

ただ、今まで存在の薄くなりがちだった姫神や小萌先生に焦点が当たったのは高評価です。いや、特に姫神は一度ヒロインを張ったにもかかわらず、明らかに性格的にも「薄い」なあと感じていたので…。
そして今回の隠れた裏主役はやはり小萌先生かと(笑)前巻の棒引きの顛末といい、今回の奮闘といい、美味しい所もっていきすぎです。もっと美味い事ステイルさんと絡ませて出してあげて欲しい!

そして今回もローマ正教の人は素敵壊れっぷり。
リドヴィアはうまいこと生き延びててまたどこかで立ち塞がってきそうで怖いです…。

あとはやはり運動会のエピソードが前巻の最初だけであっさり終了してしまったのがちょっと残念。設定からしたら、この運動会だけで1冊ラブコメちっくな短編集(ないんえす?みたいな感じの)が書けそうだと思うんですがどうですか!?


断章のグリム1 灰かぶり

オンライン書店ビーケーワン:断章のグリム 1断章のグリム 1

発売:2006.4
発行:メディアワークス
[著]甲田 学人 [絵]三日月 かける
「Missing」の甲田学人さんの新シリーズ。
“神の悪夢”と呼ばれる超常現象に遭遇し、そのトラウマを思い起こすことによって特殊な能力を身につけた人間達が“神の悪夢”が引き起こす超常現象と戦う…といったストーリー。登場人物達の行動がアクティブになったMissingという印象?(間違っても“ポジティヴ”ではない)

相変わらず民俗学に関する学術的…というかコアな話題と過剰すぎるだろってまでのグロ描写が秀逸です。しかも今回はヒロインがリスカで攻撃という事で、先端恐怖症の私にはキツイ話になりそうです。

色々な意味でMissingの題材を童話に変えてその他色々な細かい部分を電撃文庫でありがちな学園SFモノに焼きなおしたという印象が否めませんが、なんかもうこの方の作品のポイントは大まかなストーリーよりも薀蓄とグロ描写にあるように思えてきたのであまりきにならないという説も。主人公の日和見な印象がどうしても近藤を髣髴するとか(能力的にはむしろ稜子ですが)、ヒロインが亜紀ちゃんに見えるなんてオモッテナイヨー。むしろ葬送屋が神野・叶野コンビに見えたのは私だけじゃないはずだ(というか、あの描写は絶対狙ってると思う)。

他の方の作品でたとえれば、大筋的には「シャドウテイカー」に似てるかもと思ったり。学園が舞台だったりグロかったり暗かったりするあたりが。

描写は相変わらずいらんまでに上手いです。Missingから伝統のグロ・スプラッタな描写は途中でもうちょっと描写力下手でいいのにとまでうっかり思ってしまいました。表現が上手くて脳内でリアルに表現されてしまうので、そっち系の描写が苦手な人には全くお奨めできません。


アストロ!乙女塾!

オンライン書店ビーケーワン:アストロ!乙女塾!アストロ!乙女塾!

発売:2005.10
発行:集英社
[著]本田 透 [絵]うろたん
「まいじゃー推進委員会」さんで取り上げられていて面白そうだったので購入。
スーパーダッシュ文庫とか買うの久しぶりかも…。

えー。本書のイメージを一言で表現するならあかほりさとると「処女はお姉さまに恋してる」を混ぜちゃった感じ。ある意味混ぜてはいけない2つを混ぜてしまったような小説。とりあえず、こういう方向の小説を書けそうな人材をだとあかほりしか思いつきません。(でも2巻のカバーではあかほりさとるが敗北宣言してるそうですが…(笑))

とあるオタク少年が押しの強いの幼馴染(腐女子属性)の強引な手引きにより何故か超絶美少女に変身し、「アストロ乙女塾」という異名を取る超お嬢様高校に女の子としてもぐりこんでいつのまにかモテモテ君になってしまうお話。一体どこからその「アストロ乙女塾」という異名が付いたのか説明不足でよく解りませんがその辺はもう勢いとかそういう感じでつけたんじゃないかとおもわれるので気にしてはいけない気がする。

主人公のヒカルは生徒会長とお近づきになりたいと思っているうちに何故か生徒会と対立し、彼女たちと戦っていく羽目になるんですが、相手が皆勝手に勘違いして勝手に自滅、何故か主人公の上手いとはいえない舌先三寸に丸め込まれて気がつけばメロメロになってしまうという展開の繰り返し。あまりにもありえない展開で「ちょw何その超展開www」みたいな部分だらけなのですが、同じ女として「あんたら、もうちょっとしっかりしてよ…orz」という気分になってしまい、なんというか心から楽しめませんでした。

主人公も最初はヘタレで女顔の美少年という印象で結構個人的にはタイプなのですが途中からひたすら調子に乗っていきます。女の子だからといってセクハラ発言していいなんて男の妄想の中だけの世界だぞ!!たぶん。しかも誰も止めないし。

総評すると、まさに登場人物が全員ボケで、ツッコミがいない小説。

もう、どこに突っ込んだらいいのかわからないというかむしろ登場人物全員というか本全体にツッコミを入れてやりたい!!!くらいの勢いな訳ですが、序盤ツッコミ役だった人達までどんどんボケになってしまうのがなんというか切ない…。ああ、晶さんか生徒会長だけでもツッコミキャラのままで居て欲しかった…orz

ツッコミ体質の人と女性には正直オススメできません。
ツッコミ体質の人はあまりのツッコミ不在ぶりにストレスが溜まります(つか私は本気で本の中の世界に突入して全員にツッコミ入れてやろうかと本気で思った。)また、女性の人はなんというか心から楽しめないような気がします。ちょっと「この作者、女のことなんだとおもってるんだ」とおもったのは私だけですか。

ストーリー展開以外は非常に個人的には面白かったですが。パロディだらけの展開とか、各所に入るヲタク用語解説とかはツボでした。

…ツッコミ体質な女としてもう読むのをやめようと思ったのですがうっかり2巻まで同時購入というオチだったのでそのうち読んでレビューしようと思います…。


9S<ないんえす?>SS

オンライン書店ビーケーワン:9S〈ないんえす?〉SS9S〈ないんえす?〉SS

発売:2006.1
発行:メディアワークス
[著]葉山 透 [絵]山本 ヤマト
「9S<ナインエス>」シリーズの外伝的な短編集。本編とは打って変わったコミカルストーリーになってます。富士見ファンタジア文庫でいう、「スレイヤーズすぺしゃる」やフルメタの「??」シリーズ、オーフェンの「はぐれ旅」シリーズ的位置づけとみなして良いかと思うのですが、考えてみると電撃の長編でこういう外伝短編はあまり見かけませんね。イラスト無しラノベやハードカバーシリーズとは別の方向での目新しい試みなのかも?

ナインエス本編は現在かなりシリアスな展開になってきているし、こういう作品でギャグネタだけ別に一冊でというのはうまい出し方だと思います。富士見の人気作品のようにだらだらといつまでも出しまくるのはどうかと思うけど…。
作者さん、シリアス一辺倒かとおもってたらギャグ上手いよ(笑)

由宇が料理苦手というのがまず意外。女らしい事は確かに苦手そうだけど、料理とかそういうものはむしろ完璧すぎるくらいに完璧に出来てしまいそうなイメージがありました。(それこそ、例の「心臓クッション」みたいな方向の料理が出来るのかな?と(どんなんだ))本編では技術的な面においては「完璧な女」ぶりを毎回披露してくれるだけに、あまりにもベタベタすぎる欠点が逆に良いですね。カラー口絵に使われた言い訳にも噴いたw

サブキャラ達の外伝も非常に良いです。
由宇の外伝ほどのベタベタさではありませんが、本編に通じるような複線有り、男の友情女の友情ありでなかなか美味しいです。

萌え(由宇のコスプレ)あり、腐女子がニヤニヤな展開までアリ(笑)
ナインエスファンには絶対にオススメの一冊です!


パンツァーポリス1935

オンライン書店ビーケーワン:パンツァーポリス1935パンツァーポリス1935


[著]川上 稔 [絵]しろー大野
メディアワークス(1997.1)

「都市シリーズ」や「AHEADシリーズ」の川上稔のデビュー作にして、「都市シリーズ」第一作。

舞台は第一次世界大戦後の独逸。人々が夢見た宇宙への進出は打ち上げられた宇宙船が帰還不能になるという悪夢のような事故をきっかけに諦められていた。そしてその事故から15年…再び宇宙に上がるため開発された「成長する」飛行戦闘艦を巡って闘いが繰り広げられる。

友のため、父親の為、そして自分の進むべき道の為に軍に逆らい宇宙を目指す…という設定からして非常に熱い。一昔前のジャンプ漫画三大原則(「友情」「努力」「勝利」)を忠実に守っている小説です。各キャラクターも生き生きとして非常に魅力的。特にヒロインのエルザが非常にカッコいいです。

川上さんの小説は全体的に設定が非常に細かく、導入部分で激しくだれるのが個人的にはネックなのですが、この話はデビュー作という事もあり、全体的に判りやすい世界設定になっています。個人的にはこのくらいスッキリしてる方が読みやすくてよいかも。結構色々と無茶や強引な部分があるというレビューが多かったですがテンションと話を読ませる力が強いので私はあまり気にならなかったです。また、敵も味方も悪い奴はいないというかそれぞれの信念を持って闘っているという所が非常に清清しい。どこかスポーツの試合でも見たような独特の読後感の良さはやっぱり癖になります(笑)

なんか自分の感想とよそのレビューを読んで総合評価すると「よくも悪くも古きよき時代のジャンプ漫画な小説」ってイメージでしょうか。ジャンプ読者じゃないのでなんともいえませんが三大原則は踏襲してるとおもう。


消閑の挑戦者3 ロスト・エリュシオン

[著]岩井 恭平 [絵]四季 童子

従姉妹である鈴藤いるるにつれられ、日本から遠く離れた国を訪れた小槙と祥。
そこで二人は、1日しか記憶を保持できない少年・イオと出会う。
“友達”のいない小槙と、「超人」としての孤独を抱える少年少女たちはインターネットを通して交流を深めていくが…
 

今までの「天才同士の対決」の枠を外れた感のある第三段。
第一巻のころからだいぶ雰囲気変わりましたが、
それは決して受け入れがたい変化ではなくて、むしろ好感触。
実際ラノベ系サイトでも評価が高いようですねv

今回は小槙の非人間的な部分がクローズアップされていますね。
小槙や他の超人たちからみれば「普通」の範疇に入る
彼女の周囲の人たちのそこはかとない不安が、
逆に小槙のことをどれだけ思っているかと感じられます。

というか話が大きくなってきたな(笑)

イズミちゃんの喋り方が好きです。
密かに私の中でブームです。ってアホかー!使わなければ意味がありません!(笑)


電車男漫画版3本斬り!

バイト帰り、もって行った本を読みきって暇だったので
「電車男」漫画版を3冊ぶっとおしで読んできました。
更に電車男を読みきった後某元首相のお孫さんの駅員漫画を買ってきました。
どっちも電車の中で読むなって感じですが、その辺はご愛嬌です。

というわけで、第一ラウンド。


電車男 1 (1)
電車男 1 (1)
原 秀則
何気に私でも知ってるそれなり大御所の漫画家さんが書いてる奴。
さすがベテラン漫画家というべきか、普通に面白かったです。
電車男もアキバ系の雰囲気がいい具合にでてるというか、
っていうかエルメス可愛いよー!仕草とか表情がメラ可愛い。
電車もわかってない具合がなんだか微笑ましい。

ところで2ch用語に一々注釈がはいってるのになんとなく凹。
うう、注釈無しにわかってしまう自分が悲しい_| ̄|○

そのまま第二ラウンドー。

なにこのショタな電車男。

全作品中「一番の萌え漫画です」との触れ込みとおり、
まあたしかに電車男はアキバ系なんですが、全体的にショタい。
そしてエルメスはロリ。いやお前絶対成人女性じゃなかろう。
中学生くらいにしか見えません、どっちも(苦笑)

掲示板内の発言がギコだのモナー猫だのの会話っぽく書かれてるのは新鮮。
あとスレ住人と電車男が知らず知らず接触してるとかね。

ついでに突っ込むとイメチェン後の電車男が変わりばえしなさすぎて辛い。
むしろイメチェン後の髪型の方がダs(強制終了)


んで、最終ラウンド。

電車男がんばれ毒男! 1 (1)
電車男がんばれ毒男! 1 (1)
中野 独人, 道家 大輔
正直これリアリティありすぎっていうか。
電車にリアリティがありすぎる。もうちょっと夢見せてください漫画なんだから(爆)
その割りにイメチェン後の電車無理ありすぎだろうと思うのは私だけか。

あとエルメスが一般人に見えません、むしろなんかヲタくさいぞこれ。
最初のエルメスの髪型は一体何人のセンスなのかと問い詰めたい。
デート中のエルメスの格好は…ギャルとかならアリなのかな。
でもなんかおめかししすぎというかむしろゴスロリ系に見えてしまった私は逝ってよしですか。

電車とエルメスよりもスレ住人達が個性ありすぎで面白かったですが。
そういえば「おまいには2chがついてる」って発言使ったのこの漫画だけでしたね。


…とまあせっかくなのでまとめてレビューしてみましたが
全部買ってみたもののまあ良くぞここまで漫画が出たもんだって言うか
世の中は映画だのなんだのたいへんなことになってるようですが

ついでに話自体が作り話だなんて話もありますが
普通にストーリーとして読んでも面白いと思うので別に私は嘘でもホントでも。
ただ世の中騒ぎすぎじゃないかって気もしますけど。

まさか同時に漫画が3つ出るとは…。
てか全部買っちゃった私も私だけどな_| ̄|○