終わりのクロニクル 1上 発売:2003.6 発行:メディアワークス 川上 稔著 posted with 簡単リンクくん at 2006. 5.25 |
長くて読む気がしないのは仕様ですか。
内容量、薄めの電撃文庫の約2倍(約400ページ)、それで「(上)」。
下巻も同じくらいの内容量。
シリーズ1作あたり約800ページってライトノベルとしてどうよ??
同じ電撃文庫の中でも「パラサイトムーン」とか「吸血鬼のおしごと」とか、一冊400ページ近いシリーズはありますよ?
ありますが…このシリーズ、イマイチ先に読ませる力が弱いような。
世界観・概念が複雑なのでそこにページを割くのは判るんだけどちょっとだれ気味です。
「そろそろ話が中盤だよね?」って思ってまだ1/4も読んでなかったりすると読む気激減するじゃないですか。もろそんな感じで。
ページ数に対して話の進みが異常に遅い気がするのって私だけなのかなあ…?
文章の書き方は個人的には結構好きです。
なんか語尾の使い方が上手いなあ、と思います。こういうの好き。
いつも自分で文章書くとき、「語尾が同じ終わり方をしないよう気をつける」っていうのがあったんですが
わざと「?する。?する。」って同じ語尾を続けて、勢いと味を出してる感じがあって、面白いなあと。
あ、ライトノベルでもかなり重要な「萌え」ですが、萌えに関しては申し分なし。
っていうかメイドさん、もといSfが可愛いです?vv
絵柄もかなり萌え系ですので、電車の中で読むならカバー必須。(スイマセン)
次巻の感想でたら誉めてください。買ってはあるんですけど…。