“杉井 光” の検索結果 | ページ 4 | 今日もだらだら、読書日記。

キーワード:杉井 光 (39 件 / 4 ページ)

2009年上半期ライトノベルサイト杯投票します。

無事にコミケ原稿も終わったので、ラノサイ杯に投票します。

■ 2009年上半期ライトノベルサイト杯 開催のお知らせ(平和の温故知新さん)
↑詳しいルールや投票の仕方等はこちらから↑


今年から新規・既存の作品数が最大10作品内で自由になったので新規:既存=3:7になりました。
今回既存部門傑作多すぎです……。

新規部門

【09上期ラノベ投票/新規/9784757746466】
■ ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!(⇒感想:1巻/2巻

意外な展開にびっくりした枠。
美少女ゲームの世界・キャラを現実に投影できるという不思議なシステムを利用し、現実の世界でギャルゲーの主人公となってしまった高校生が繰り広げるラブコメ。ヒロイン達を落としてハーレムルート突入かと思っていたら、ゲームのシナリオが現実の世界設定に影響を受けて思わぬ展開になったり、自分の知らないところで投影されたゲームが主人公たちの日常に大きな影を投げかけたり…と予想外にハードな展開になっていくのが面白かった。ゲームシステムを構築した側にも様々な物語がありそうだし、今後の展開が楽しみです。あと高橋愛子可愛いよ高橋愛子。
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【09上期ラノベ投票/新規/9784829133989】
■ 本日の騎士ミロク(⇒感想:1巻/2巻

今回のギャップ萌え枠。
剣を握るしか能のない直情バカのミロクが、剣を持たない「赤目隊」に配属されて…という、「吉永さん家のガーゴイル」の田口さんが贈る最新作。普段のバカで鈍感な所からは想像も出来ない、無双能力の持ち主なミロクのギャップ萌えも素晴らしいのですが、そんなミロクを見守る「赤目隊」の皆やジルサニア王国の人々の放つアットホームな雰囲気が大好き。

何よりフェリサ可愛いよフェリサ!!!一見無表情系クール娘っぽい雰囲気と中身のギャップがたまらない!!
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【09上期ラノベ投票/新規/9784048678476】
■ 猫耳父さん(⇒感想

家族モノ燃え枠。
挿絵とコンセプトから、全力でネタかと思ったら“父娘+ペット”がテーマのハートフル・ホームコメディ作品。余すことなく描かれる「猫耳父さん」のキモい挿絵も素敵過ぎるのですが、思春期にありがちな父娘のすれ違いを、死んだペットの思わぬ活躍が埋めていくという展開が素敵でした。また、愛猫である“ネー”を火葬してもらうシーンが父娘の感情まで凄い丁寧に描かれていて、それが凄い印象に残る。家族モノ好きならこれは読むべき。
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【以下次点】
サクラダリセット
七夕ペンタゴンは恋にむかない
この2つと「猫耳父さん」のうちどれに投票するかで真剣に悩んでいたのですが、最終的に
猫耳父さんだけ誰も投票してなかったのでこうなりました。

既存部門

【09上期ラノベ投票/既存/9784086304863】
■ 鉄球王エミリー 鉄球姫エミリー第五幕(⇒感想

今期の挿絵燃え大賞。
まさに「激動の展開」という一言が相応しかった「鉄球姫」シリーズ完結編。もうね、とりあえずエミリー姫がかっこよすぎて燃えるのです。彼女の打ち出す奇策とか、段々彼女のカリスマに惹かれていく家臣達とか、デレた猿騎士とか、ニヤニヤせずにはいられない。あと挿絵がいい仕事しすぎ。特に例の奇策が成った瞬間の挿絵には、今期最高にシビれた挿絵だったと絶賛したいです。鉄球と血風の踊るド派手で激しい最終決戦と、その後にしんみりさせてくれるエピローグも最高!

とりあえず読んでない人は、今からでも読むんだ!!
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【09上期ラノベ投票/既存/9784048675932】
■ とらドラ10!(⇒感想

アニメとの相乗効果が凄かったよ枠。
今期前半の話題を掻っ攫った学園青春ラブコメ完結編。アニメが丁度いい復習代わりになって、何の設定忘れも無くこの世界に没入できたのも良かったけど、ままならない「進路」という名の現実や、大きな壁として立ちふさがる両親たちの姿に一度は逃げ出して、それでも前向きに立ち向かっていこうとする大河と竜児・二人の姿がどうしようもなくまぶしかった。ラブコメとしても面白かったけど、それ以上に最高の学園青春モノとして最後まで走り抜けたこの作品にリアルタイムで出会えた事を素直に喜びたいです。
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【09上期ラノベ投票/既存/9784044266189】
■ 戦闘城塞マスラヲ Vol.5 川村ヒデオの帰還(⇒感想

熱血展開が素敵だよ+続編が楽しみだよ枠。
何の能力もないニートの青年がひょんなことからハッタリだけで超能力者だらけの「聖魔杯」に挑むというシリーズ完結編。前巻で自らの“能力”の正体を皆に知られ、失意の内に敵の罠にハマってしまい…というまさにどん底状態のヒデオが、相棒であるウィル子や仲間達の想いを受けて少しずつ這い上がっていく姿がかっこよすぎた!!クライマックスの熱さは特に半端ない。
続編として企画されているらしい「お・り・が・み」シリーズに登場した“彼女”とヒデオがコンビを組む話というのがとても楽しみすぎます。
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【09上期ラノベ投票/既存/9784044288211】
■ ムシウタbug 8th. 夢架ける銀蝶(⇒感想

ところで本編完結編はまだですか枠。
「ムシウタ」シリーズの前史となる「bug」シリーズ完結編。群像劇の様相を呈していた本編シリーズと違い、アグレッシブに周囲を引っ張りまわす主人公・亜梨子の元に様々な人々が集まっていくという展開がとても好きだったのですが、特にこの最終巻で繰り広げられた一級指定の虫憑き達の競演にはニヤリとせざるをえない。最後の最後で打ちのめされ、再起不能になった亜梨子がふたたび立ち上がる姿も熱かった。本編に繋がる糸も何本か解き明かされ、ますます本編のクライマックスが楽しみになってきました。それで本編完結編と「消閑の挑戦者」の続きマダー?
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【09上期ラノベ投票/既存/9784757748279】
■ バカとテストと召喚獣6(⇒感想

姫路さんのターン+明久のターンな時点で入れざるを得ないよ枠。
妖怪変化した召喚獣もオバカで微笑ましいF組面々の活躍も、今期最大のトラウマ挿絵だろう131Pのアレももちろん素晴らしかったんですが、もうラストのWデュラハンの大活躍がかっこよすぎるわ、エピローグでの姫路さん&明久のやりとりが甘酸っぱすぎるわで、もうテンション上がりすぎてやばい。明久かっこいいよ明久!!!。徐々に人外化しはじめる同性愛者コンビとか、本編の水面下で着々とフラグを立てていくムッツリーニ&工藤愛子とか、その辺の今後も楽しみです。
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【09上期ラノベ投票/既存/9784829133903】
■ 生徒会の五彩 碧陽学園生徒会議事録5(⇒感想

表紙の時点でとりあえず入れざるを得ないよ枠。
正直、このシリーズにそれを期待するのはバカテス以上に無理だろうなと思ってたんですよ。それなのに敢えてやらかしてくれちゃった富士見ファンタジア文庫の方には足向けて寝れません。男子表紙!男子単独表紙!!鍵かっこいいよ鍵!!!本の中身も、良い意味で「いつも通り」な本編の面白さは折り紙つき。そして鍵がかっこよすぎて窒息しそうな『企業編』クライマックスにはしびれすぎた。
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【09上期ラノベ投票/既存/9784757748880】
■ 死神姫の再婚 鏡の檻に棲む王(⇒感想

「おなか痛い」最高枠。(別名:ゴロゴロ少女小説枠)
黒い噂は多いけど実は領民思いで誠実な成り上がり貴族・カシュヴァーンと、とある事情で「死神姫」と呼ばれる事になったちょっと変わり者のお姫様・アリシアの夫妻が繰り広げるラブコメ。やたらと初々しく甘酸っぱい主人公夫妻のもどかしいラブラブ具合も最高なのですが、ティルナード&ノーラとか、レネ&バルロイとか、ジスカルド夫妻とか、周囲のキャラクターやカップルたちの魅力が高いのも素敵。色々波乱がおきそうな、今後の展開にも期待です。もうとりあえず、新刊が出るたびに悶え転がる羽目になるのでほんとなんとかして…いいぞいいぞもっとやれー!!
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【以下次点】
さくらファミリア!3
ばけらの!2

気がついたらものすごく…杉井光枠です…。
ぶっちゃけ、前回(2008下半期)にこの2つが来てたら(特にファミリア)間違いなく投票してたと思うんですが、今回本当に投票したい作品が多すぎました。


今月のまとめと読了記録[2009年4月分]

4月に読んだ本は14冊でした。
電撃新刊を2冊削って、なんとか新刊扱いで買ったものはほぼ全部読んだよという状態……「電撃学園RPG CoV」「スーパーロボット大戦K」をずっとプレイしてたのもあり、今月は本当に本を読んだという気がしないなあ。ちなみに「スパロボK」はまだ中盤で、本日「とらドラポータブル!」が来たので来月もこんな状態でのんびりやっていくのではないかと……来月は比較的冊数も少ないですしね。

というか、そろそろいい加減「文学少女」と「彩雲国物語」読まないと!

2009年4月のページアクセストップ4


生徒会の五彩
碧陽学園生徒会議事録5
⇒感想

俺の妹がこんなに可愛いわけがない3
⇒感想

 
バカとテストと召喚獣6
⇒感想

 
とらドラ10!
⇒感想

半年にわたる「とらドラ!」祭りにようやく終焉が……

代わりに人気高かったのが、アニメ化決定+新刊発売効果の「生徒会の五彩」「バカとテストと召喚獣6」。検索ワードのTOP2もこの2作品でした。ちなみに検索語句TOP3は「ひめ+ぱら」だったんだぜ。生徒会とバカテスは元々現在シリーズ継続中のラノベの中でも5本の指に余裕ではいる作品なのですが、今までの既刊の中でも会心の面白さだった!どっちも主人公が最高に「男」を魅せてくれたよ!!!

俺の妹が?3」も、シリーズ3作目ながら波に乗ってるなあ。ネット人気が他の作品よりも飛びぬけて高い、というのはあるんだろうけど…3巻では沙織と黒猫がついったったーだったというのが最大の衝撃だったように思えてなりません。

2009年4月に読んで面白かった本


断章のグリム10
いばら姫(上)
⇒感想

 
本日の騎士ミロク1
⇒感想

ソードアート・オンライン 1
アインクラッド
⇒感想

迷宮街クロニクル2
散る花の残すもの
⇒感想

今月はつばさ版スレイヤーズ2巻とか杉井光新シリーズとか、全体的に面白い作品が多かった気がします。ていうか「バカテス6」「生徒会の五彩」が自分の中ではつきぬけすぎだったのですが、それを置いておいても今月は面白い作品が多すぎて困った!

断章のグリム10」は面白かったというより、衝撃が大きかったというか、感想サイトの各所で「芽が、芽がぁぁぁぁぁ!」って悲鳴が上がりまくってたのが印象的でしたw下巻でどうやってオチをつけるのか、とても楽しみ。

本日の騎士ミロク」は主人公の返り血具合と、仲間の一人・フェリサのキャラクターのインパクトがいろいろな意味で凄かった。というかフェリサが喋った時には思わず緑茶噴いたよ!「魔王城」シリーズも好きだけど、どちらかといえばこちらの方が楽しみかな。舞台となるジルサニア国の皆さんのアットホーム感が個人的にはかなりたまりません。

色々言いたいことはあるけど、そんなのとりあえず置いておいても面白かったよ!なのがネット小説発の「ソードアート・オンライン」。なんか色々物足りなさを感じてしまったのは、やはりネット小説から文庫化される際に削られた部分があったのかしら、とか今は亡きネット小説版に思いをはせる日々。続きが出るようなので気になった部分がそちらで補完される事を楽しみにしてます。

そして同じネット小説発の「迷宮街クロニクル2」。中盤で起こる、とあるパーティが遭遇した取り返しのつかないハプニングの場面があまりにも衝撃的で……ていうか、また応援企画に参加するの忘れたorz 応募フォームに半分くらい項目書いたのになあ……ああ、颯爽と登場して颯爽と死にたかったのにっ!

2009年4月の読了記録

例によって感想書いたラノベ以外。
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少年向ラノベで男子ピンな表紙をひたすらならべてみた。

タイトルの通りそのまんまです。
「生徒会の五彩」で杉崎鍵が単独表紙を取ったのがとてもとても嬉しかったので、ためしに世間で希少といわれている男子キャラが一人で表紙を独占した少年向けラノベをレーベルごとにひたすら集めてみました。
本当に集めただけ!(解説など する余裕は ない)

ちなみに、自分の読んだ本+ついったーで情報提供いただいた本+電撃文庫とファミ通文庫の2008年度目録に掲載されている本の中からチェックしたので、電撃文庫に偏り気味なのは仕様です。情報が少なめだった富士見ファンタジア・角川スニーカー等で心当たりのある人は、是非コメント欄かはてなブクマあたりでご指摘お願いします。
ちなみに、少女向けレーベルの男子・女子単品表紙については月季さんがまとめてくださってますのでこちらをどうぞ。

ちなみに画像はamazon、bk1、楽天市場の3箇所が混在。
この3箇所回って書影のない本は基本的に諦めた…
もっと書影を!書影を!古い作品の殆どに書影入ってないのがとても悲しい…

※幾つか挙げてなかった作品の指摘を戴いたので、角川スニーカー文庫の項目を追加しました。

画像が物凄く多いので以下格納↓
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「2008年下半期ライトノベル萌杯」投票します(※パッション増量当社比150%)

ラノサイ杯のシステム流用して、キャラ萌え投票ってどうよ?
メインとなるのはキャラ萌えであるため、作品自体の出来は全く問題ではありません。この方式なら投票自体が目的にはならず、思う存分自分のサイトで萌え心を発揮していただけます。メカ萌え? 動物萌え? ご自由にどうぞ!
ていうか、投票するのはただのおまけで、好きなキャラについて語ることこそが真の目的であるとあえて断言しましょう!

というわけで投票します。というかなんかもう、投票せざるをえないと思った。パッション全開の萌え語りに加え、個人的にツボに入った場面の引用等もございますのでネタバレとかを細かく気にする方はご注意ください。心の準備が出来たら「続きを読む」をクリックするんだ!

なお、書影は該当キャラが映っているものを率先して表示させているので期間内・期間外・関連メディアなどぐちゃぐちゃですがその辺はご容赦ください。本当はもういっそ、自分で絵描くしかないんじゃないかと思ったんですが語りに時間掛けすぎてそんな暇なかったっていう!!っていうか男子キャラも表紙に出してください!!

…とりあえず最初に一言。長いよ?
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今月のまとめと読了記録[2009年2月分]

2月に読んだ本は19冊でした。

2009年2月のページアクセストップ4


 
とらドラ9!
⇒感想

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!
⇒感想

 
とらドラ8!
⇒感想

アクセル・ワールド
黒雪姫の帰還
⇒感想


ファミ通の新人さんの「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!」と電撃の新人さんの「アクセル・ワールド」がそれぞれ2、4位でした。両方とも凄くオススメなので気になってる方は是非とも。先月の「これはゾンビですか?」といいやはり新人さんの作品の感想はみんな気になってるんだなあ。

とらドラ8、9巻の感想はアニメ始まって以来ずっとうちのアクセスベスト5内に残り続けているわけですが……アニメ本編もついに8巻の内容が終了して、特に先週はいろいろな意味で感慨深かったです。あと1ヶ月でアニメも終わりかーとか思うと…。

2009年2月に読んで面白かった本


さくらファミリア!3
⇒感想

とある飛空士への恋歌
⇒感想

ロスト・ユニバース4
悪夢 生まれる(⇒感想

雪蟷螂
⇒感想


祐太かこいいよ祐太。
とりあえず「さくらファミリア!」は祐太に萌えておけばそれでいいと思う。欝黒な杉井光も好きですが、コミカルな杉井光はもっと大好きかもしれません。そして皆がエリとかレマとかるーしーとかガブリエルさんとかいってる中、祐太萌えなんだぜ!

1巻に他の人々ほど熱狂できなかった分、身構えてしまっていた部分の多かった「とある飛空士への恋歌」はいろいろな意味で嬉しい誤算の多い物語だったなあと。何よりも主人公・カルエルの偉高々ヘタレっぷりというか、なんともいえないツンデレ具合が最高であったと……また主人公萌えか!!!

再読強化月間からは「ロスト・ユニバース4」。神坂一の悪趣味っぷりが全開な物語で、前半の愉快で気の良いキャラクターたちに感情移入すればするほどラストで欝れる仕様になっております。最終巻も嫌いじゃないけど、やはり4巻がいろいろな意味で最高であると主張したいです。

紅玉いづきさんの「雪蟷螂」はいろいろな意味で説明不要だと思う。これまでの2作の「人喰い物語」がツボに入るなら絶対ツボに入るという感じ。ロージアさんの生き様が鮮烈な印象を刻み付けていきました。

2009年2月の読了記録

例によってメディアマーカーの読了記録から。
今月から読んで感想書いてるラノベ系は除外してます。
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2008年下半期ライトノベルサイト杯投票します

今回も参加させてもらいます?。

■ 2008年下半期ライトノベルサイト杯 開催のお知らせ(平和の温故知新さん)
↑詳しいルールや投票の仕方等はこちらから↑

タイトルクリックで当サイト内の感想ページに、書影クリックでBK1の該当ページに飛びます。
また、基本的にオススメ度の高い順に並んでいます。

★ 新規作品部門

【08下期ラノベ投票/新規/9784048672702】
■ GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン(⇒感想:1上 / 1下

鬼のように入り辛い、設定語りガチガチな1上を気合で乗り越えてでも、1下の盛り上がりぶりを見るために読むべきな1冊。かつて失った愛する人・ホライゾンをこの手に取り戻すため、“不可能男”の葵・トーリが文字通り自分の命を賭して奮闘する姿がどうしようもなく熱い。バカが身の程を弁えず全力で頑張る話、私大好き。

まだ1巻だから入るなら今のうちです…よ?(1巻だけで1000P超えるけど!!)
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【08下期ラノベ投票/新規/9784797350616】
■ ばけらの!(⇒感想

池袋を舞台に実在のライトノベル作家さんたちを擬萌キャラ化してしまったというネタラノベ…と見せかけておいて、その実際は杉井光×支倉凍砂 ヒカルとイヅナを中心にしたラブコメです。普通にラブコメとしても楽しめますが、元ネタ作家さん達のブログを一緒にチェックするとリアルでばけもの作家さんたちがキャッキャウフフしてる姿が拝めますので超オススメ。

擬萌キャラ化といっても、モデルとキャラは別人なので杉井ヒカル萌えとか余裕です。
まあ、私の本命は2巻に登場する魔性の美少年・鴻池ジンきゅんですが。
(※某大手ラノベサイトさんのコメントをコピペ改変しましたごめんなさい)
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【08下期ラノベ投票/新規/9784829133613】
■ H+P?ひめぱら?(⇒感想:1巻 / 2巻

お世継ぎを作る“王仕さま”として異世界から召還されたカタブツ少年と、5人のお姫様たちが巻き起こすドタバタエロコメ。かなり絶妙なラインで最後の一線を越えてしまわないギリギリ具合が個人的にはドツボです。ベタベタにお約束なお色気ハプニングの数々には、思わず笑わずにいられない。

俺、これ読むたびに初期の「セイバーマリオネットJ」思い出して懐かしくなるんだ……。
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【08下期ラノベ投票/新規/9784829133477】
■ いつか天魔の黒ウサギ(⇒感想

中二病系王道まっしぐらな学園異能バトルもの。9年間主人公をけなげに待ち続けるヒロイン・メヒアと正当派熱血主人公の鉄大兎のラブラブっぷりも良いのですが、裏主人公とでも言うべき、ツンデレ生徒会長・紅月光があまりにも良いキャラすぎる。目的のために常識を見失ってるサドキャラ…と見せかけておいて、仲間になるとしっかりデレてくれるところが素晴らしいです。

月光の今後のツンデレぶりに超期待して、一票。
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【08下期ラノベ投票/新規/9784048671309】
■ 銀色ふわり(⇒感想

デジタルツールを通さないと人の目に映ることが出来ない“黄昏の子供たち”と呼ばれる一人の少女と、彼女たちを唯一デジタルツール抜きで知覚できる少年が織り成すボーイミーツガールストーリー。どこか優しく暖かく、切なくて雪のように儚い物語。なんか良い意味で期待を裏切らないというか、地味だけどとても面白かったので続きが出て欲しいな?…。
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【以下次点】
・魔王城一限目
・俺の妹がこんなに可愛いわけがない



★ 既存作品部門

【08下期ラノベ投票/既存/9784757745186】
■ バカとテストと召喚獣5(⇒感想

いつ見ても微笑ましくオバカな高校生たちが繰り広げるドタバタギャグコメ。明久の姉が登場する5巻はラブコメ成分も微増量でニヤニヤのしっぱなしですよ!総受け体質の主人公、全体的にガードと押しが甘い男性陣に対し、どんどん積極的になりつつある女性陣の大活躍も見逃せないです。あと忘れちゃいけない後書き。
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【08下期ラノベ投票/既存/9784757743335】
■ 吉永さん家のガーゴイル14/吉永さん家のガーゴイル15(⇒感想:14巻 / 15巻

2008年下半期に入ってから完結直前の所に手を出したけど、予想以上に面白くてすっかりお気に入りになってしまった町内ほのぼのバトルもあるよ!なホームコメディ。完結編となる14・15巻はとても重い展開になってどういう風に落ちがつくのかハラハラでしたが、最後までご町内パワー炸裂な物語でとてもよかったです。ガーくんのクライマックスでの名乗りは必見すぎる。
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【08下期ラノベ投票/既存/9784048673495】
■ ダブルブリッド Drop Blood(⇒感想

10巻で綺麗に完結した「ダブルブリッド」の前日談&後日談。優樹の過去をつづる一連の短編もとても好きなのですが、やはりエピローグの後の太一郎と未知が優樹の居ない捜査六課へ帰るお話が最高。本当に、最高の物語をありがとうございます。
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【08下期ラノベ投票/既存/9784757745896】
■ 死神姫の再婚 微笑みと赦しの聖者(⇒感想

アリシアとカシュヴァーンの凸凹夫婦の波乱に満ちた新婚生活を描く物語。話が進むにつれてだんだん糖度が増してきて、5巻では二人の甘?い会話にゴロゴロ転げまわること請け合いです。焼餅焼きまくりな旦那様と、天然無邪気な奥様の新婚生活にニヤニヤすればいいよ!!5巻はティルナード坊ちゃんを巡る新旧従者対決も見逃せませんね。
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【08下期ラノベ投票/既存/9784048671330】
■ 吸血鬼のひめごと(⇒感想

今回は「とらドラ!」とか「文学少女」とか「ピアノソナタ」とか神展開になった作品が多すぎて最後の1枠何にするか真剣に悩んだのですが、敢えて他の人とかぶらないように…ということでコレ。何はともあれ、「吸血鬼のおしごと」の後味が悪い結末をこのような形で補完してくれるとは思ってなかったので、本当にこういう形で完結してうれしい。月島や舞との悲しい思い出を乗り越えて新たな中間達と共に歩んでいこうとするレレナの姿が印象的でした。
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【以下次点】
・とらドラ!
・さよならピアノソナタ
・文学少女と神に臨む作家(下)
・彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる



…しかし、新規部門、考えると杉井光、風見周、有沢まみず、鏡貴也とか、5人中4人いけぬこ作家ってどういう…orz


2008年に読んだ本まとめ その1

新年明けたら公開しようと思ってたけど皆年内に公開してるからまあいいやということで、あと1時間ほどで新年です。
さまざまな事があった2008年でしたが、2009年もよろしくお願いします。

というわけで、年明け恒例の年間まとめ記事です。ぱーと2は明日にでも。
さていってみよー。

2008年の読了冊数
 2008年 1月:15冊 [まとめ] 2008年 2月:18冊 [まとめ]
 2008年 3月:24冊 [まとめ] 2008年 4月: 18冊 [まとめ]
 2008年 5月:18冊 [まとめ] 2008年 6月:18冊 [まとめ]
 2008年 7月:24冊 [まとめ] 2008年 8月:25冊 [まとめ]
 2008年 9月:23冊 [まとめ] 2008年10月:23冊 [まとめ]
 2008年11月:21冊 [まとめ] 2008年12月:18冊 [まとめ]
合計:245冊

再読分を含めての冊数ということはありますが、去年の173冊から大幅に増加しました。
年末に読了本が露骨に減るのは冬コミ的にお察し。
…とはいえ、なぜか毎年夏コミ前は減らないのですが。

2008年の属性別オススメ本
お勧めとかいいつつ、増やしすぎだこれ……ほぼ全体の10%じゃないかorz

燃えた


Fate/Zero Vol.4-煉獄の炎-

吉永さん家のガーゴイル15

バカとテストと召喚獣4


ラストはボロ泣きだったので「泣いた」に入れるか悩んだけど、やっぱりこの作品を一言で表すなら“燃え”かなぁ……ということで「Fate/Zero vol.4」。いろいろ言いたいことはありますがイスカンダル・ウェイバーコンビ最高ーーー!と叫びたい。私の友人には「Zero」からFate本編に興味もった人もいるんで、本編ゲームのネタバレとかきにしない人は読んでみればいいと思うよ!!

今年の後半は田口仙年堂と杉井光に持っていかれました……というわけで、完結おめでとう!!な「吉永さん家のガーゴイル15」。ご近所町内のほのぼの家族愛成分は失わないまま、綺麗に決着をつけてくれました。ラストのガーゴイルの名乗りはおいしすぎるだろうjk。来月はおるたの方だけど短編集が出るようなのでそちらも期待してます。あと新作「魔王城一限目」も楽しみ。

バカと笑い成分も好きだけど、この作品の裏の魅力はやはりこの熱さだと思うんだよ!ということで「バカとテストと召喚獣4」。終盤の明久vs清水美春が美味し過ぎました。普段からバカでドジで情けなくて天然な部分ばかりが目立つ明久だからこそ、びしっと決めてくれると心に響くものが…。バカもギャグも最高だけど、明久・瑞希・美波の巻き起こす三角関係の行方にも今年は注目していきたいです。

泣いた


“文学少女”と神に臨む作家(下)

フルメタル・パニック! せまるニック・オブ・タイム

さよならピアノソナタ4


やっぱ泣かされたというと、今年の「このラノ」をぶっちぎりで制して完結した「“文学少女”と神に臨む作家(下)」。最終巻はなんだかヤンデレ決定戦でしたが……そして本編の展開にボロ泣きしつつ、ななせのけなげさに涙が止まりません。きっと本編の語られてないところであの娘には幸せになれてるに違いないと祈らざるをえない。

そしてこちらも完結目前な「フルメタル・パニック! せまるニック・オブ・タイム」。やっぱり彼の死にはとんでもない衝撃を受けました…主人公が死んでもしぶとく生きてそうな気がするのに。最終巻でのミラクルにひそかに期待してますが。余談ですが最終巻の序盤をドラマガで読みましたが、宗介とかなめの居ない陣代高校で流れていった時間の大きさを感じて悲しくなったりしました。

最後はこっちも完結!な「さよならピアノソナタ4」。真冬・千晶・神楽坂先輩3人のそれぞれの気持ちが胸に突き刺さる、切なくて甘酸っぱい名作でした。しかしナオはもうちょっとしっかりしてほしかったな!真冬が居ないフェケテリコのライヴシーンは必見。

L・O・V・E(元ネタのレーベルは残念なことに…)


境界線上のホライゾン(1下)

とらドラ7!

ばけらの!


“熱い”に振り分けてもいいけどやっぱりこの作品の根底は“LOVE”だよな!!というわけでダントツトップは「境界線上のホライゾン 1下」。1巻にして最終回バリの盛り上がりっぷりと、愛するホライゾンのため邁進する主人公・トーリの姿が熱すぎます。もう本当に、トーリ好きすぎてしょうがない。これだけトップギアで盛り上がって2巻以降がどうなってしまうのか、本当に楽しみなシリーズです。

アニメ化効果もあって今年は盛り上がりっぱなしの「とらドラ!」。5巻で本領発揮してそれ以降はどれをとっても名作すぎてどれを選べばいいのか判らない。しかし、竜児・実乃梨・大河の想いが決定的なすれ違いを生む7巻が一番衝撃的だったかなあと。アニメの今後も含め、これからどうなっていくのか最もハラハラしながら見守っているシリーズかもしれません。

最後はガラっと趣向を変えてラノベ作家擬萌えキャラ化コメディ「ばけらの!」。内輪ネタなのにちゃんと普通にヒカルとイヅナのラブコメとしても成立しているところがにくかったです。あとなんかもう、「ばけらの」以降人知れずラノベ作家さんのブログをチェックし始めるようになった私が居ます。

ところで余談ですが井上堅二子ちゃん(14歳美少女が参戦したあたりのラノベ作家ブログ関連の反応が面白すぎてしょうがないのですが、堅二子ちゃんはばけらのには出ないんですk(強制終了)

ダーク&欝


花園のエミリー 鉄球姫エミリー第三幕

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 5 欲望の支柱は絆

アカイロ/ロマンス


1巻でメインキャラほぼ全滅という大惨事をたたき出した「鉄球姫エミリー」がまたやってくれました。第二幕、第三幕と持ち上げておいてラストで一気にどん底までたたき落とすという鬼畜っぷりが素敵すぎる。第四幕でちょびっと持ち直したもののまだまだ絶望的な状況からどのように物語が動いていくのか、とても楽しみ。

そしてダークというかヤンデレ方向で名をはせたのが「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5」。1巻の後2?3巻が余りツボにこなくていったん切ったのですがひょんなきっかけから再び購入しはじめ。個人的には5巻がやはり最高だったなあと思います。事件がいったん解決したと思わせておいて突き落とす嗜好がたまらなかった。6巻も悪くないけどちょっと“らしくなさ”が目立ってしまったというか……あれで最終回だとしたら本当にダークというか鬼だな。

そして電撃の黒い太陽こと藤原祐+椋本夏夜コンビの新作「アカイロ/ロマンス」。今のところ前作・レジンキャストミルクほどツボにくる場面はないのですが、いきなり1巻でメインヒロインだと思われていた女の子の*が*んだり、2巻でヒロインが******を構えてみたりと局地的な破壊力は髄一かと。今後の展開に期待したいです。

笑った


生徒会の一存

バカとテストと召喚獣3.5

H+P?ひめぱら?


個人的にだけど、今のラノベで一番純粋に“笑える”というポイントを競わせたら「生徒会の一存」シリーズに勝てるシリーズはないんじゃないだろうか。私が未だ電車の中で読めない唯一のラノベ。テンションが高くて内容の無い会話で構成される物語とちょっとおかしな普通の人々のやりとりに思わず笑い転げてしまう。バカなのに頭が良くて完璧人間な杉崎鍵の魅力もはずせません。

そして版権パロ発言ネタまみれの生徒会といろいろな意味で双璧をなすのが「バカとテストと召喚獣3.5」。普段のテストやバトルもありの本編も良いけど、学校の授業から飛び出した面々が繰り広げるバカと萌えまみれの日常生活は怒涛の笑いの連続。秀吉の水着やウェイトレス姿が拝めるのもポイント高いですが、明久の萌えキャラ化が明確に始まるのもこの巻からなので、腐女子・腐男子はここ読むまでは切るなマジで頼むから!!

最後はギャグラノベではないけど、ひたすら頭を軽くしてニヤニヤ楽しめるのが「ひめぱら」。“子作り”のため、異世界に召喚されたカタブツ主人公が5人の美姫達に迫られるというテンプレ通りのエロコメですが、お姫様たちの猛烈アタックから逃げ回る主人公とか限界ギリギリのエロ挿絵とか、テンプレすぎて面白いです。この手の作品は久しぶりに読みましたが、エロの具合が物凄い絶妙にツボにハマっているので、ぜひともこのままがんばって欲しいです。

打ち切りじゃない、続きがでないry


暴風ガールズファイト2

火目の巫女

ダナーク魔法村はしあわせ日和 いとしのマリエラ


「あれ入れようと思ったけど枠が一杯ではいらないよ!」とぼやいたら「打ち切り枠を作ったらいいじゃない」といわれたので枠を増やしてみたよ!ということで、今年一番輝いていた打ち切り作品といえば誰がなんと言おうと「暴風ガールズファイト」ですよね!女子高で繰り広げられるラクロス部員たちの熱い青春を描くスポコンラノベ。女子高出身としては、女子高描写がリアリティ高かったのもかなりポイント高し。「このラノ」でも19位に入って、ファンの要望もこんなに高い作品なんだからぜひとも再開して欲しいなあ……。ていうかファミ通は打ち切るのが毎回早すぎます。これといい「カーリー」といい…。

打ち切られたの今年ではないですが、今年後半の杉井光強化月間から「火目の巫女」。“ダーク&欝”の欄で取り上げようとも思いましたが、やはり続編希望ということでこちらで。平安ファンタジーという世界観設定にもニヤニヤなのですが、毎回毎回主人公を襲う容赦ない展開が欝展開スキーとしてはたまりません。ぜひ続きを出してください電撃文庫様。

そして、ある意味一番「うおおおおおそこで終わりかよおおおおお!!!」と叫んだ気がするのが「ダナーク村はしあわせ日和」シリーズ。イズーがようやくデレてきて、ビーの秘密も明らかになってきたところで終わりなんて!!イズーの過去の因縁とか、何気に回収できてない大きな伏線があるのが悲しい。なんとかして続きを読みたいシリーズです。

そんなあなたに希望を与える 祝・完結部門


ダブルブリッド10

吸血鬼のひめごと3

召喚士マリア6 堕天使に安らぎを、真の名に微笑みを。


ラノベには「打ち切り」はありません「続きが出ない」だけなのです!!と前の項で取り上げた「火目の巫女」を書いた杉井先生が仰ってましたが、今年はでないと思っていた完結編が何気に多い年でありました…。

というわけで、今年のラノベ関連の●大ニュースを挙げよ、といわれたら真っ先に取り上げる(バカテスドラマCD化よりも先に!)であろう作品が「ダブルブリッド10」。すいません、正直本気で完結しないと思ってました……しかもまさかまさかのハッピーエンドに感無量。現在のラノベ好きの源流と言えるシリーズなので、特に感慨深かったです。今年は「ダブルブリッド10」「ダブルブリッド Drop Blood」「まい・いまじねーしょん」と中村さんの作品が沢山見れてうれしかったなぁ。このまま「ソウル・アンダーテイカー」の続きもぜひお願いします!!!

後味最悪の本編最終巻にまさかまさかの続編シリーズが出て最悪の終わり方をした本編のカーテンコールを引いてくれたのが「吸血鬼のひめごと3」でした。「おしごと」の最終巻の終わりに納得できず、本を壁にブン投げたという懐かしい思い出を持つこのシリーズですが、よもやその後のレレナの物語を補完してくれるとは夢にも思いませんでした。どのような事情があってこのような事になったのか存じませんが、「ひめごと」シリーズを出してくれたことに全力で感謝したい。本当にありがとうございました。

そして別にシリーズ刊行がとまっていたわけではないのですが、本編が2年半ほど止まって私をハラハラさせてくれた「召喚士マリア」シリーズもようやく完結。短編集が肌に合わなくて切ったら、5巻から6巻が出るまでの2年半、短編集しか出なくて涙目になったのも今となれば良い思い出です。ドン底に突き落とされたマリアとその仲間たちが、これまで戦った友や強敵達を仲間に、更なる巨悪に立ち向かうという展開がとても熱かった。完結編が読めて本当に良かったです。

2008年総括
あまりにも点数が増えすぎてしまったので、一応絞って。

・一番今後に期待している新作:GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン
・今年一番私の中でアツかった作品:バカとテストと召喚獣
・2008年のベストライトノベル:「ダブルブリッド10」


それでは皆様、良いお年を?。

⇒2008年まとめ その2


今月のまとめとオススメ本[2008年10月分]

10月に読んだ本は23冊でした。
おお、今月はあまり読んでない印象だったのに意外に多い。
前半は先月から引き続きの少女小説系積読消化月間、後半はLNFmini参加に向けて、杉井光強化月間だったのが効いたのでしょうか。やはり「今月はこれを読もう!」って思いながら本を選ぶと進みが速い気がするなぁ…。

2008年10月のページアクセストップ4


とらドラ9!
⇒感想

とらドラ8!
⇒感想

境界線上のホライゾン1上
⇒感想

"文学少女”はガーゴイルとバカの階段をのぼる
⇒感想


アニメが始まって最新刊も発売!の「とらドラ!」がぶっちぎり。
とらドラ…というか今期の電撃アニメはどっちも普通に面白くて困ります。どちらも割と原作に忠実な展開なんだけど、キャラクターが凄いイキイキと動いてて、キャラクターの表情変化や動きを見ているだけでも楽しめてしまうのが素直に凄いなあと。大河も実乃梨もインデックスも美琴も可愛すぎる。しかし「とらドラ!」はどんどん重い展開になっていきますがアニメはどこまでやるんだろう。

ファミ通コラボ」は全作品知ってるおかげもあるけど、普通に面白かったです。というかバカテス好きの腐な人は文学少女コラボのためだけに読んでいいと思うよ!!腐女子フィルター全開な野村先生遠子先輩に好き勝手言われる明久・雄二とコノハちゃんのために700円出しても惜しくない。

2008年10月に読んで面白かった本


境界線上のホライゾン1下
⇒感想

神様のメモ帳
⇒感想

ダナーク魔法村はしあわせ日和
いとしのマリエラ

⇒感想
 


今月、面白い本は沢山読んだんだけど、突き抜けて面白かったのがあまりなくてこういうのの選択に困る……とらドラ9、境ホラ1下、ファミ通コラボが突き抜けてて後はそれなりに面白いくらいでとんとんというかなんというか。

境界線上のホライゾン1下」はやはり群を抜いて面白かった!1上の読みづらさを必死に耐え忍んだ甲斐がありました。トーリかっこいいよトーリ!吉井明久(バカテス)・杉崎鍵(生徒会)と共にラノベ界三大「バカッコイイ」主人公として萌え転がり崇めたいと思います。

杉井光強化月間的には「神様のメモ帳」、少女小説強化月間的には「ダナーク魔法村」が一番ツボだったかな。女装少年眩しい「さよならピアノソナタ3」も凄く良かったのですが、雰囲気としては「メモ帳1」の方が好きかも。ダナークはこれで打ち切りというのが本当に惜しい…続きが読みたいなあ。

検索キーワード

今月は途中でSereneBach→WPへ移行したので、あまり正確なデータが取れてません。
というわけで、途中経過をご紹介します。確か10月13日くらいの1週間解析だったかな?

なんという「とらドラ!」祭り…。
先月くらいまでTOP3には必ず入ってたバカテス関連のキーワードとかどこいったんだ、マジで。


女帝・龍凰院麟音の初恋

[著]風見 周 [絵]水月 悠

巨乳をこよなく愛し、学園でも“変態”と親しまれるエロ少年・月見里悠太。ひと夏の出会いに胸を躍らせて夏休みに突入……した筈が、目を醒ますと“学園の女帝”と呼ばれる貧乳風紀委員長・龍凰院麟音の屋敷に居た。二人はこの夏休みの間に出会い、恋に落ち、そしてその記憶を亡くしてしまったと言う。半ば強引に1ヶ月間の記憶を取り戻すことを強要されるが麟音には秘密があって…
   個人的お気に入り度数
「ジョルジュ長岡」って何者かと思ったら2chのAAキャラかよ!!!
というわけで、「殺×愛?きるらぶ?」の風見周さんの新シリーズその1。序盤で「ジョルジュ長岡」だの「おっぱい!おっぱい!」だの「非モテ」だの「プギャー」だの「ただの○○に興味はありません」だの「中二病」だのと、2chニコニコ中心にメタネタ乱発状態で「これは、最近やたら流行しているオタク系メタ小説の類かーーっ!」と思ったら後半は普通に王道ラブコメでした。

巨乳をこよなく愛しジョルジュ長岡を心の師と仰ぎ、女の価値は胸のサイズにあると言って憚らない変態少年・悠太と傾国の美少女だけど胸はなく、何かと長刀を振り回すキツイ性格から“学園の女帝”と怖れられる恋愛嫌いのお嬢様なんだけど、その実態は少女小説家希望(小説はひたすら邪気眼中二病風味)で恋に恋する自称“非モテ”の女の子・麟音がお互いの喪われた1ヶ月間の記憶を求めていくというお話。

カタブツのお嬢様で、恋を恋愛小説でしか知らない麟音の初心な反応がとても可愛い。普段の態度と日記に描かれる浮かれ具合のギャップにもニヤニヤしてしまうし、恋に…というよりもこの場合、記憶を失っていた間の自分に恋い焦がれて一生懸命その記憶を取り戻そうとする姿が微笑ましいじゃないですか。興奮すると噛み噛み言葉になっちゃうのは正直狙いすぎで勘弁してほしかったんですが…。あと何度読み直しても「きるらぶ」の有栖川咲夜に見え(強制終了)

そして、どうしようもないおっぱいバカで変態の悠太が時々見せる“バカかっこよさ”にきゅんきゅん。また、「貧乳好きはアウトオブ眼中」といいながらも少しずつ麟音本人の可愛らしさに惹かれていく様子が描かれていて、その心の動きが凄く良い。ジョルジュ長岡の使い方が特にうまかったなあ。終盤の展開はある意味王道中の王道なのでむしろそこでそう来なかったらダメだろう!という感じなのですが、『再現デート』の顛末があまりにも反則だと思うの……正直ものすごいときめいた。

シリアス鬱グロなバトル展開がなくなってしまったのは個人的にはちょっと寂しいのですが、ハイテンションなラブコメとしてとても面白かったです。正直「きるらぶ」のラブコメパートはあまりツボにこなかったのですが、こちらはものすごく面白かった。もろにシリーズ化という感じの終わり方だったので次巻を楽しみにしたいです。

ところで、あとがきでラノベ作家さん達との合同職場を持つに至るきっかけが語られてますが、これは来月発売される杉井光さんのライトノベル作家擬美少女化コメディ(勝手に命名)「ばけらの!」を受けての内容なんでしょうか。各先生方のブログを拝見する限りいろいろな意味で楽しそうな1冊なのですごく楽しみだったりします。ていうか新ジャンル「ラノベ作家801」を作家自ら推奨しようとしているようにしか思えない。(勘違いです)

鈴木大輔×風見周ですよね?わかります。(ひどいオチ)
479735061Xばけらの!杉井光 / 赤人
ソフトバンククリエイティブ 2008-09-11

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