ページ 39 | 今日もだらだら、読書日記。

デュラララ!!×10

 

「最近のダラーズ、おかしいとは思いませんか?半年前、黄巾賊に起こっていた事が、今度はダラーズに起こっているかもしれない…」東京・池袋。この街からダラーズに関わる者たちが徐々に消えていく。それは、かつての親友同士がお互いを想いながらも自らの信じる道を突き進み、加速した混乱のせいなのか。もしくは、街の中に渦巻いている、粟楠会、闇ブローカー、情報屋など大人たちの謀略のせいなのか。それとも、ダラーズの顔役として頼られる男気溢れる青年が陥った意識不明の重態のせいなのか―。様々な思惑を抱えた事件が始まる中、首無しライダーが取る道とは―!?さぁ、みんな一緒に、デュラララ!!×10。 (「BOOK」データベースより)

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 ドタチンが何者かによって車に撥ねられたのを切っ掛けに池袋の様々な人たちが動き出すシリーズ第10巻。

 ダラーズ内の内部分裂らや杏里を「親」としない罪歌の一団をはじめとして、独自勢力が次々に増えてきた所に彼らを利用しようと動き出した『大人たち』の思惑が絡んできて今まで以上にわかり辛い構図になっていた気がする。彼らの動きに火をつけた門田はなんだかんだでとても愛されてるよなあ。

 一方、ダラーズを“元のように”戻そうとして元ブルー・スクエアの面々と共謀しながら一人で迷走する帝人は本当になんというか……紀田や杏里が本気で心配しているのが見えるだけに、もう少し彼らのことも振り返ってあげてと言いたくなる。色々と結局空回りのまま終りそうな気配がひしひしとするのがなんとも。わざと“元のようなダラーズ”を壊すような動きをしてるのは、“一度壊して”のための伏線なんですよね。わざとなんです……よね……?っていうか“一度全部壊して僕の理想のなんちゃら”って完璧に最後に倒される悪役のセリフだよ帝人!!

 これまでのように我武者羅にただ暴れるだけじゃない、静雄の「静かな戦い」がかっこよかったです。


熱愛

 

成績優秀で綺麗な日浦は、小学生の時、ガキ大将だった佐津に乱暴された過去を持っていた。五年後、佐津は日浦を追って同じ高校へ入るが、日浦は佐津を許さなかった。二人の立場は逆転し、激しい怒りをぶつける日浦に対し、佐津は優しい愛情で受け止めようとするが…。燃え上がる恋の行方は…!?波瀾の愛憎劇。 (「BOOK」データベースより)

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 小学生時代に一線を越えてしまった佐津と日浦は中学時代に偶然再会を果たし、同じ高校に入学するが、過去の因縁が絡み合ってきて……というお話。

 実際には両想いなんだけど佐津の過去の行いを「許せない」という日浦と、そんな日浦の現在の状況に「負い目」を感じている二人がお互いの気持ちを確かめもせずに互いの関係に贖罪という大義名分をもって依存しあい睦みあうというドロドロっぷりが凄かった。日浦の思いつめっぷりも相当なんだけど、佐津の自己犠牲精神というか自己満足的というかなアレも相当凄い。「相手のためなら死んでもいい」という二人の気持ちのたいへんねっとりとした気持ち悪い(※褒めてる)依存ぶりときたら。

 最後までいいところ無しの苛めっ子・久我原の病みっぷりといいどこまでもドロドロとしてる人間関係はとても楽しかったですが、久我原はあそこまできたらもうちょっとはっちゃけてくれてもよかったのにと思わなくも無い(べ、別にNTR展開なんか期待してないんだからねっ!)。すれ違う二人の関係を結果的に結びつけた国見先輩のいい人っぷりが唯一の癒しでした。


愛なら売るほど

 

高らかに愛を謳い、真実の愛を求める彷徨人、その名は麗奈―流行語大賞獲得、社会現象ともなった大ヒットマンガ『愛売る』の作者・泉は、十年ぶりに出席した同窓会で、高校時代から想い続けていた飴屋と再会する。変わらず素敵な彼が自分を覚えていてくれたことに浮かれる泉だったが、「真実の愛なんて興味ないね」という言葉にはちょっぴり傷ついて…。マンガ家シリーズにキャンディ先生登場!鬼担当・橘編とアノ夜の後日談を書き下ろし。 (「BOOK」データベースより)

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 大人気漫画『愛売る』の作者・藤野泉は10年来好きだった高校時代の同級生・飴屋と同窓会で再会する。自分が漫画家だということは隠していたが、偶然彼と同じマンションに引越しすることになって……というお話。

 藤野視点から見ると凄くかっこいい男として映っている飴屋が、実は藤野の漫画の大ファンだったり藤野の編集・橘を恋人だと勘違いしてヤキモキしたり、後日談では初体験を滞りなく迎える為にわたわたしたり……と見かけとは裏腹の残念っぷりを覗かせるのも微笑ましかったんだけど、それ以上に作中作『愛なら売るほど』が気になってしかたなかった。いえ、なんというか、ものすごく……「シリアスな笑い」を提供してもらえそうです……どう考えても色々とシチュエーションがギャグなのに、泣ける恋愛漫画らしいから余計意味がわからない。とても読みたい。それにしてもこれ、レディコミなのに一般読者多すぎじゃないですかとかこのマンションの驚愕のゲイ率とか多分突っ込んじゃいけない。

 表題作も良かったけど、個人的には橘とコンビニ店員で(ネタバレ)の小谷が繰り広げる『愛ならいらない』が好きでした。強引だけど漫画に深い愛情を注ぐ橘が漫画など読んだ事がなかった小谷に『愛売る』を押し付けて、小谷が少しずつそれにハマっていく様子にニヤニヤ。終盤のすれ違いっぷりは王道展開だけど美味しいし、墓場の前でのやりとりには思わずしんみりした。

 ただBLというだけでなく、『愛売る』という作品を巡って創作者/編集者/読者の、各々の物語への想いが透けて見えるのがとてもよかったです。面白かったー。


悪魔が来たりて恋を知る

 

高潔な魂を持つ聖騎士・ユーシウスを堕落させるため、人間界に送られた夢魔のミアリ。媚薬の力でユーシウスを夢中にさせようとするが、逆に薬を飲まされて彼に恋をしてしまう!媚薬で積極的になったミアリの誘惑をはねのけて、彼女が半魔だと聞き出したユーシウスは『君を人間の淑女にする』と宣言して―!?臆病で引っ込み思案な恋する夢魔と、生真面目で不器用な堅物騎士が繰り広げるキュートなラブファンタジー。 (「BOOK」データベースより)

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 夢魔と人間の混血のため夢魔としての能力が低く、満足に精気を奪うこともできないミアリ。他の悪魔達ですら苦戦する高潔な聖騎士・ユーシウスを堕落させろという命令を受けて嫌々人間界に降り立つが、あっさりユーシウスに正体がバレてしまった上、彼に飲ませようとしていた媚薬を自分で飲む羽目に!?すっかりメロメロになってしまったミアリを邪険にもできず、自分の部屋でかくまうことになったユーシウスだが……というお話。とりあえず本屋で手にとって帯で盛大に噴出したのは私だけじゃないはず。

 序盤の媚薬を飲んでしまったミアリの残念なメロメロっぷりに笑いが止まらなかったんだけど、それ以上に媚薬が切れた後の二人のもどかしいながらも完璧にバカップルにしか見えないノロケっぷりに笑いが止まらなかった。お互いに「「魅了の魔法!」」とかいってるけどそれ単なる恋という名の魔法ですよね!?的な。

 主人公2人もいいけど脇役も美味しい。ミアリを良いようにこきつかいながらもなんだかんだで愛着を見せる下級悪魔・アドルニ様の行動にはときめきっぱなしだし、お互い嫌いあっていたユーシウスとカルガが徐々に本当の主従となっていく様子には主従萌えとして本当にニヤニヤが止まらなかった。そしてすっかり確信犯となったカルガがミアリをけしかける様子が微笑ましくて微笑ましくて!!

 同時期にはじまった小野上さんの新シリーズ「イノセント・スター」と比べるとややこちらの方がシリアス度が高い感じのストーリーも良かった。続編が出るかどうかは解らないけど、続きがあるならカルガさんの活躍に期待したいです。


GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン4(上)

 

武田との歴史再現のため三方ヶ原の戦いに臨んだ武蔵。だが、強引な解釈による羽柴の登場により初めての敗北を喫してしまった。そして今、武蔵は関東IZUMOの巨大な浮きドック“有明”で大改修を受けていた。そんななか、関東の北に存在する奥州列強―伊達、最上、上越露西亜との協働について、武蔵は模索を始める。しかし、各勢力もそれに対し動き始め…。様々な過去と思惑を秘めた奥州列強と、果たして武蔵はどのように向き合っていくのか―!?各国に分割統治された中世の神州・日本を舞台に繰り広げる、壮大な戦国学園ファンタジー、第4話ついにスタート。(「BOOK」データベースより)

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ついに主人公が一度も男子の服を着ていなかった気がする。
……全体の2割女装で、8割裸だった気がする……っていうか某ショップのBD限定版の全巻購入特典ドラマCDが男子オンリーだったり今回のメアリの格好して点蔵の嫁宣言する女装といい終盤のトーリヒロイン発言といい、なんですかホライゾンは最近男子推しなんですかいいぞもっとやr

 羽柴との戦いで手痛い敗戦を得た武蔵の一同。ミトツダイラの治める水戸の領地で武蔵の改修をしながら再起を計ろうとするが、彼らの敗戦を知った奥州の伊達・最上・上杉に動きがあって……というお話。

 新キャラがまた増え(以下略)ああいえもう3勢力増えるくらいは定番なので気にしちゃだめなのかもしれませんが!最上・上杉側の新キャラは殆ど居なかったので今回はまだ余裕というべきなのかもしれませんがしかし、まさかここにきて武蔵内部からも新キャラ来るとか思わなかったですよね!とりあえず私としては政宗ちゃんの可愛さにキュンとなりつつ残念系少年キャラらしき片倉の挿絵を強く希望しながらそれはそれとしてノブタンコニタンが相思相愛ラブラブすぎね!?メアリの発言で「終わクロ」のヒオ嬢思い出すんだけどやっぱ彼女はそのポジションなんですかね!?あまりにもアレな「おちこんでいる」のいい間違いっぷりに腹筋が崩壊しすぎてやばかったです。

 あと相変わらず織田羽柴軍勢美味しいです。すっかりなんか織田羽柴勢の中の常識人系ツッコミポジションと化してきた百合花さんが地味に美味しすぎるのですが、それ以上に今回は勝家&御市様の新婚夫婦具合にきゅんきゅんしました。刹那的な愛って美味しいよね!!御市様ってば川上作品によく居そうな最強バカップル夫婦系かとおもったらまさかの狂気系だし!

 前回の相対により新たな力を得た者、いまだ本調子を取り戻せない者、まだまだ足並みの揃わない武蔵の面々だけど、次回は武蔵残存組と上杉・最上・伊達に分かれての相対戦でしょうか。楽しみだけどまたメンツが多そうな!

 ……そういえば、ネシンバラさんは元に戻(以下検閲により削除)


STEINS;GATE2 形而上のネクローシス:Reverse

   
原作
5pb.×ニトロプラス

「紅莉栖、俺が贈るフォークでも…ダメか?」「あ、あ、あ、あ…、お、お、岡部ッッ!?」夢にまで岡部が出るようになってしまった紅莉栖。「何で、あんな面倒なのに惚れた?」と自分を責めながらも、彼から目を離すことができない。その岡部は、Dメールによる世界線移動後も、改変前の記憶が消えずにいた。紅莉栖は、人間の記憶データを過去に送れるのではないかと考えて…。デレ成分大増量で贈る大ヒットアニメノベライズ、第2弾。 (「BOOK」データベースより)

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 牧瀬紅莉栖視点から見た、もうひとつの「シュタインズゲート」ノベライズ第二巻。物語の折り返し地点を過ぎた辺りまで。

 前半のキモであるDメール実験にまつわる各エピソードを鈴羽の父親追跡に関するエピソード以外全部すっとばすという、前巻以上にアニメかゲームで「本編全ての内容を知っている」ことを前提とした大胆な構成。確かにあれは岡部の視点だからこそ全てを語ることが出来た物語であって、紅莉栖や他のキャラの視点から見たらこうなってる筈なんですよね……

 それにしても、その代わりに描かれる紅莉栖が各ラボメンに向ける視点がくすぐったくて仕方ない。っていうかこの助手、完全にデレッデレじゃないですかーーー!!!ルカ子の女らしさに嫉妬したり、タイムリープ前の自分自身にヤキモチを焼いたり、自分の恋心に気づいて七転八倒したりと自分の気持ちを持て余す助手が可愛すぎるんだけど、岡部の中二病ポーズをさりげなく「かっこいいから困る」とかいいだしちゃったり、とにかく紅莉栖視点から描かれる岡部がいい男すぎてかっこよすぎてヤバイ。ベタ惚れすぎる。そして思わず2chにスレ立てしちゃう助手ってそれなんて二次創作ですか。もういっそ安価スレにしたらよかったのに!!

 あと、父親との繋がりが今回も多く描かれているのが印象深い。「マイフォーク」にそんな深いエピソードがあったとは思わなかったんだけど、それ以上にびっくりしたのは屋上での父親との電話の理由だったなあと。まさかそんな理由で電話をしていたとは。岡部と牧瀬父の共通点はゲーム本編でもそれとなくかたられて来てるんだけど、改めてこの物語を読み返すと助手どんだけファザコンなんだって思うほどに父親と岡部を比較する描写が多くてとてもニヤニヤするのでした。

 もうなんかひたすら助手可愛いよ助手なノベライズになってきてるんだけど、いよいよ物語は佳境に入ってたぶん最後の1冊、岡部が世界線を越えた時の助手とかがどういった形で描かれるのかが楽しみすぎます。


読了記録まとめ[2011年10月分]

 10月のラノベ読了冊数は11冊でした。久しぶりにマンガ以外で2桁……
ラノベといってもBLが3冊入っていることは内緒です。内緒です!!

 「STEINS;GATE 亡環のリベリオン」最終巻限定版についてきた小冊子の未来話が猛烈なオカダルだったのですが、いや、オカダルとかそういうのを置いておいても未来のオカリンとダルの友情話として破壊力が激高だったんですがなんでこれ小冊子特典なんですか。しかもこの限定版、何気に売り切れ早かったよね……布教したいこの気持ちをどこで我慢したらいいのか。色々な意味で困ります。

10月の読書メーター

読んだ本の数:21冊 / 読んだページ数:4185ページ / ナイス数:59ナイス
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イノセント・スター 光を欲する暗黒星

 

“星”と呼ばれる能力者であるエリッセは、何をやっても失敗ばかりの不幸体質。階級も万年最下位の六等星だ。恩師グラシカルに報いようと、能力を増強する禁呪・暗黒星に手を出した!…はずが、オレ様ディガンが登場!?「お前の望みを叶えてやろう」「きゃきゃきゃのきゃー!?」―凶悪に笑う彼に拉致されてしまったエリッセ、目指すはなぜか王宮!?星が煌めくラブコメ・ファンタジー、開幕。 (「BOOK」データベースより)

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 『星』と呼ばれる異能を見込まれて学園に入学したものの、毎回試験のたびに不幸なトラブルに巻き込まれて万年六等星の座をキープしていたエリッセ。能力の底上げを図ろうと禁呪に手を出したら強力な能力を持ち、そして封印されていたかつての一等星・ディガンが現れ、彼女を拉致してしまう。ディガンにより、自分のこれまでの不運が『不幸の星』と呼ばれる禁呪が原因であるといわれたエリッセは呪いを解除するためディガンとともに王宮へ向かうが……というお話。「死神姫の再婚」の小野上明夜さんの手がける新シリーズ。

 落ちこぼれでなにかと騒がしいけど前向きなヒロイン・エリッセと俺様系ナルシストな暗黒星・ディガンの凸凹カップル具合がとても微笑ましい。穏やかで優しいエリッセの恩師・グラシカルとの微妙な三角関係もよかったなあ。旅路を進むにつれ、だんだんグラシカル先生LOVEなエリッセへのモヤモヤを隠しきれなくなっていくディガンのヤキモチっぷりが可愛い。

 しかし、個人的には天才少年ハーシエルが残念過ぎてやばかった!先生への恋愛フラグはなんとなく見えていたけど、自分に正直になったハーシエルの甘え全開の発言に最初はにまにましたものの、その後どんどん発言が残念になっていく彼の言動にはもう笑うしかなかった。見た目クールでナマイキな天才系ショタなのに甘えた通り越して残念とかある意味新しいよ!!可愛いよ!!

 ディガンとエリッセの関係がどうなるかもとても楽しみだけど、2巻以降は色々な意味で脇役組の活躍にも期待したいです。グラシカル先生とかハーシエルくんの活躍を是非!お願いします!


本日の騎士ミロク9

 

「アンタやジルサニアには犠牲になってもらう」迷いのない声で告げ、ツッキーニの王子ゼラは牢獄を去った。「ミロク…」ジュジュは呼ぶ。ここにはいない大切な騎士の名を。本当に助けに来るだろうか。いや、きっと来るだろう。赤目隊はそういう連中だ。案外、すぐ近くにきているかもしれない。そんな楽観的な予想すらしつつ、ジュジュは待った。―姫をさらわれ満身創庚で帰還した赤目隊。必要な情報は得た。一刻も早く第八国の魔手から大陸とジュジュを取り戻すのだ!だがミロクにゴウト殺害容疑がかけられて!?ミロク、決断の時―。 (「BOOK」データベースより)

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 クライマックス目前の第9巻。前巻で姿を現した「第八国」の狙いを知り、長年の諍いを捨てて協調の道を歩き始めた各国。しかし、ゴウト殺害容疑がミロクにあると思いこまされたオウガンの軍勢がジルサニアに襲いかかり……!?というお話。

 第八国が引き起こした脅威に立ち向かう絶望的な戦いから一転、ミロクとジュジュが合流してからの展開の巻き返しが凄かった!ミロクとジュジュを筆頭にこれまで反目しあっていた赤目隊と天尾隊、ジルサニアとオウガンが手を取り合って立ち向かう姿が熱かった。あとゴウト兄様が出番無いのに全てをお見通しすぎて萌えすぎて辛い。なんだこの有能過保護兄……

 しかし、次巻で完結ということだけどイマイチ盛り上がりに欠けるというか、明かされた事実は確かに衝撃だったんだけど、第八国も一部キャラが出張ってるだけで全く全貌見えないし、どうやって絞めるのかなあ。個人的にジュジュ救出でもうちょっと盛り上がっても良かった(いえ、救出後の展開は本当に素晴らしかったんですけども!)

 読書メーターでミロクのオウガン服が地味すぎる的なツッコミがあったけど、あれほんともうちょっとかっこよく描いてくれてもよかったよね……あと、シェンランはなんであんなジルサニアっぽい服装をしているんだろうと密かに…。


Zぼーいず/ぷりんせす 3

 
るご

「死神の仕事をしてもらいます」サリが告げた新たな仕事―それは、生者から命を奪うこと。「冗談じゃねえ、ふざけんな!」“姫護者”としての仕事にも慣れてきた健太郎たちだが、これにはさすがに反発する。だが、今回はどうやらワケありらしい。寿命が尽きたはずなのに元気な老婆。しかもその人は、高校の担任、張飛の知り合いで―!?姫護者たちは悩む。命とは何か。命を失った不死の自分が、命にどう向き合うべきか…。ハートフル不死者コメディ第三弾。(「BOOK」データベースより)

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 姫護者として経験を積んできた3人にサリが依頼してきたのは「死期を過ぎているのに生きている人間の命を刈り取る」こと。しかもその相手は担任・超飛の恩人ともいえる人物で……というお話。

 姫護者を名乗っていてもただの人間である自分たちが命を扱うという事の重みに悩みながらも、様々な人と出会い成長していく子供達とそれを優しく見守りながらも譲れない自分のエゴを通す為に立ち向かう大人のぶつかりあいが熱かった。敵のあの人の一連の行動と発言が暖かすぎる。

 そして今回が物凄い面白かっただけに、完結の2文字が寂しすぎる。「完結」ってことになってるけど見事な「俺たちの戦いはこれからだエンド」といいますか打ち切り臭がね……なんかあまり大きな話にしなくていいから、ご近所の不思議事件を解決する的な小さめスケールの話で細々と続いて欲しかったなあ。ミロクも完結間近みたいだし、次シリーズが読めるの楽しみにしてます。

 それにしてもあとがきの

『元々はゾンビになった野郎どもがキャッキャウフフするBLみたいな話だった』
  ↑なにそれ見たかった


 あとがき冒頭のコメント見て真っ先にこう思いましたっていうか1巻のあらすじ見たときにてっきりそういう話だと思ってましたいやさすがに「BLみたい」は予想外でしたけど!!