“瀧 ことは” の検索結果 | 今日もだらだら、読書日記。

キーワード:瀧 ことは (3 件 / 1 ページ)

腐男子先生!!!!!2

 

イベント会場で残念な出会いを果たした腐女子JK・朱葉(神絵師)と腐男子先生・桐生(信者)。イケメン生物教師としてのオンの顔と、残念なオタクのオフの顔を使い分けながら朱葉とオタ活に勤しんでいた桐生だったが、世はまさに新学期。図らずも桐生は進級した朱葉の担任になってしまい…!?「早乙女くんの人生からブロックされたら、すごく、困る!」朱葉の熱烈なフォロワーも学校に入学し大波乱のオタクラブコメ第2巻!!!!!(「BOOK」データベースより)

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同人活動をしている女子高生と、彼女の面倒くさいファンだったイケメン教師(※隠れ腐男子)が繰り広げるオタク系ラブコメ。1巻からめちゃくちゃ間が空いたのでこれは2巻が出ないコースかなおのれエンブレと思っていたのですが……続きが出ました!!

序盤のオタクネタがとにかくキレッキレで、今リアルタイムでオタクしてる私がめちゃくちゃ楽しい。二次創作や腐女子あるあるを盛り込みつつも、ここ数年をオタクとして生きてきた人ならピンとくるあのネタこのネタがこれでもかというほど詰め込まれているのが楽しくて仕方がない。特にここ4年ほどアイドルマスターSideMのオタクをしているので、私はとある腐男子先生の国民のチョコレートの日直前休日の話でわかりすぎて死んだ。っていうか現地に居た。分かる人は是非原作該当部分を読んでから一覧に戻って投稿日時を見て欲しい。……ねえこれリアルタイム過ぎない!?Web小説ってすごい!!

どちらかというとオタク男女のドタバタが中心だった前半から、朱葉の進級が近づくに従って少しずつラブコメ比重が高くなって来る気がする。トリプルフェイスで執行するけど。信者から粘着される話はリアルで想像すると怖すぎるんだけど、読んでいくと最終的に一番ヤバイのって先生じゃない!?ってなるの本当に不思議ですね……なんでこの人、朱葉のフォロー関係からリプライまで朱葉自身よりも把握してるんだろう。いっそ粘着犯の言い分の方がある意味「オタクあるある」的だったな!!(普通はそこからリアル粘着はしないけど)

三年生になり、ただの「同じ学校の教師と生徒」から「担任と教え子」にランクアップしてしまった二人。一見距離が縮まったようにも見えるけれど、むしろ以前よりも不自由になった事の方が多くて。物語の舞台も放課後の生物準備室から教室と部室に。朱葉の大ファンである後輩の咲やリア充クラスメイトの都築を加え、少しずつ変化していく二人の関係が印象的でした。

2巻ラストを飾るカラオケボックスのエピソードはなろう版と商業版でオチが違うと聞いて、なろうの該当箇所を読み直しに行ったのですが、あっちの話もめちゃくちゃ好きなので単行本からの人は是非原作版も読んでください。該当箇所は61〜62話です。

書籍版は口から砂糖吐く感じで大変けしからんのですけど!!
「早乙女くんに向けて歌うよ」のあの遠回し感も!!
「そういうプレイ」って嘯くのもすごい好きで!!!
(ところで早乙女くんに向けて歌うやつの元ネタがわからない…)
↑これの話言及いただきましたありがとうございます……某スケートアニメだそうです。

余談なのですが電子書籍版特典のおまけ小説がすごく良かったです。リアルでの付き合いがある気のおけないオタク友達の家で泊まりで遊ぶってまじこういうノリになりますよね……空気感の再現度が高すぎる。


腐男子先生!!!!!

 

ごく普段の腐女子・早乙女朱葉のスペースに同人誌を買いに来たのは、ごく普通の腐男子・桐生和人。ただひとつ、ごく普通と違ったのは、二人は高校の教え子と教師だったのです―。イケメン生物教師の真の姿がもっさり残念メガネ男子かつ同じ沼の狢…だと…!?そう、これは―教え子を神(絵師)と讃えるイケメン腐男子先生と、とある腐女子の物語。こんな先生に教えられたい!?共感しすぎるオタクラブコメ登場!!!!!(「BOOK」データベースより)

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 朱葉の同人誌を買いに来た一見冴えない腐男子は、イケメンと評判の生物教師だった!?それ以来、自分のファンだという桐生先生との交流が始まって……?というお話。「小説家になろう」を原作とした書籍化作品。(→原作はこちら

 面白かった…!!同人の修羅場でテンパる話とかオタクものの定番のお話も盛り込みつつ、SNSやソシャゲや応援上映など最新のトレンドネタをぶっこみつつ、大人のオタクと未成年オタクの資金力の差とかでガヤガヤしたり、ワイワイ盛り上がっていくのがすごく楽しい。特にオタネタの鮮度の速さは原作Web小説ならではですね。「好きなものには末永く課金したい」は金言。

 ふたりの距離感が重くなく軽くもなりすぎず、ラブコメ以上ラブコメ未満という感じでとても好き。学校という空間でいつも一緒にいられる反面、生徒と教師という体面を保つためには色々と関係を取り繕う必要があり、そこにひとかけらの禁断感と、素直に近寄れないもどかしさが生まれていくのが良かった。そしてラブコメっぽい展開になっても先生の面倒くさいオタクぶりが障害になっていくのにニヤニヤする。

 特に個人的に大好きなのが、ライブのチケットを譲渡するのに主人公がわざと本人の目の前でツイッターでの募集をかけ、そこに先生の取引垢(プライベート垢ではない)が初対面を装いチケットの譲渡を持ちかけるというシーン。あくまで先生が個人垢を晒さないこと、目の前で喋っているのにわざと一回SNSを介するところとか平安時代の恋文のやりとりのような軽妙さ、様式美を感じて。桐生が一オタクとしての自分(本音)と教師としての自分(建前)を使い分けてくる感じ、最高に良かったです。

 それでこの後この関係のままゆる〜く続くのかラブコメ方向に行くのか大変気になってて書籍化してない部分を読むか悩んでるんですけど書籍化されてからじっくり読みたい気もして大変悩みます。書籍化部分も未収録のネタとかあるみたいなのでそのうち読みたい。なおpixivコミックではじまってるコミカライズも大変良かったので気になる方はそちらからでもどうぞ。

「けどその代わり、今度から原稿は手伝わせないように」
 返す刀のその言葉に、朱葉はちょっと気まずい顔で笑って。
「や、やっぱ、だめでした……?」
 勝手に一方的に仲間だと思って、やりすぎたかな、と顔色をうかがうように聞いてみれば。桐生は自分の顔を覆うようにして。
「新刊は本の形で読みたいの……」

 ところでこれがわかりすぎて困る……(面倒くさいオタク全開)


「好きなライトノベルを投票しよう!! 2017年上期」投票します。

企画元:好きなライトノベルを投票しよう!! - 2017年上期

 今回も参加させていただきます。あと1時間ぐらいで締め切りですが、Twitterからの投票も受け付けられてますのでお気に入りの作品があるかたは是非ご参加ください!

amazon.co.jp:ラノベのプロ!2 初週実売1100部の打ち切り作家
望公太「ラノベのプロ!2 初週実売1100部の打ち切り作家」
【17上期ラノベ投票/9784040721361】
ラノベ作家主人公の業界暴露ラノベ……という名を借りた幼馴染ヒロイン大正義ラノベ(だと思ってる)。1巻までで結構さくさく仲が進展してしまうので今回は…と思ったらナチュラルにノロケる主人公とヒロインの破壊力がひたすらヤバかったのでとりあえず幼馴染スキーに絶対に読んでほしい一冊。創作者達の物語としても大変楽しくて、特に今回は打ち切りを回避するために文字通り作家生命を掛けた大博打に挑む姿が、とてもアツかったです。
amazon.co.jp:異世界取材記 〜ライトノベルができるまで〜
田口仙年堂「異世界取材記 〜ライトノベルができるまで〜」
【17上期ラノベ投票/9784040722313】
異世界ハーレム物を書くために本物の異世界に取材旅行に行くことになったラノベ作家のお話。ラノベ関係のメタネタにニヤニヤしたり、作家達が最高の物語を書くために繰り広げる熱い戦いに震えたり、最高に楽しい1冊でした。「サモン」が飛び交う最終決戦は必見。
amazon.co.jp:腐男子先生!!!!!
瀧ことは「腐男子先生!!!!!」
【17上期ラノベ投票/9784047347106】
腐女子の女子高生と隠れ腐男子のイケメン教師が繰り広げるお話。定番のネタから最新のネタまで、幅広くカバーされたオタクネタに「あるある…」となったり、主人公と先生のもどかしい関係にのたうち回ったり。腐女子(男子)モノとしてもラブコメとしても満足度の高い一冊。
amazon.co.jp:どうでもいい 世界なんて 2 -クオリディア・コード-
渡航「どうでもいい 世界なんて 2 -クオリディア・コード-」
【17上期ラノベ投票/9784094516487】
遅れてきたアニメ前日譚の千葉完結編。声優繋がりとか作家繋がりでぶちこまれるメタネタの数々と、その背後で蠢く不穏な人間関係のハーモニーのあたり、なんというかとても渡航作品を感じる……。そして千種兄妹のふたりでひとつの関係性が最高によかった。個人的に運命共同体として描かれてると思ってるんですけども、それがとんでもなく甘く描かれてしまうからたまらない。
あと、明かされた霞の真の能力の設定死ぬほど美味しかったのでアニメ二期とはいわないのでなにかこう……スピンオフとか続編話とか別の展開を……お願いします……。
amazon.co.jp:スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
森田季節「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」
【17上期ラノベ投票/9784797390445】
過労死して魔女に転生した元OLが、最弱モンスターのスライムを倒して小遣い稼ぎをしてるうち、経験値が蓄積され続けて300年後に最強の魔女になってしまったというお話。押しかけ弟子や子供(?)達との疑似家族関係がとてもあたたかく、日々の生活に追われる社会人には眩しすぎるほどのゆったりとした時間に癒やされる……。
amazon.co.jp:Chaos;Child -Children’s Revive-
梅原英司「Chaos;Child -Children’s Revive-」
【17上期ラノベ投票/9784063815849】
あらゆる意味でゲーム本編ありきの物語なのでここで投票するのは……という部分もあるんですけど物凄く面白かったので残りの枠で。ゲームの最終EDの後、残されたヒロインたちが寄り添いながらも少しずつ新しい関係を築き、再び歩きだす姿が印象的でした。どの物語も本当に涙腺破壊レベルで泣かせてくるのでずるい。
最高に面白い物語なんですけどゲームのネタバレ全部踏まえての面白さなので気になった方は是非ゲーム本編をやってください……。