医者を伴い、茶州へ舞い戻る秀麗。しかし住民達は“邪仙教”が広めた噂を信じ込み、奇病が秀麗の所為だと冷たい目を向ける。更に、石榮村へ向かった影月は邪仙教に捕らえられてしまい…!?
劉輝の出番は今回は非常に少なかったけど、単身で縹家の現当主と渡り合おうとする姿は非常にかっこよかった。ほんといい男に成長したよ劉輝…やはり以前のヘタレ馬鹿王な彼も好きでしたが。
あとやはりこの巻で大きなウェイトを締めるのはやはり朔洵。なんで生きていたか、とかは判らないけど彼に向かって影月がぶっちゃけトークするシーンが非常に好きです(笑)
肝心のラストですが…色々なレビューで書かれているけど、影月の最後はあんなんでよかったんですか、ねえ…?散々悲劇的に引っ張ってきて、そんな簡単にオチがつくっていうことに凄く違和感を感じます。最初からそうすればよかったのに?と(陽月的には本来そんなことをするようないわれはない、って言えばそれまでなんですが)
そこまでのストーリーが実に上手くまとまっている感じだったので、ラストの展開だけ凄く違和感感じまくりました。前巻での後書きはなんだったんだ…というのもあるし。
とりあえずここで大きく分けての「茶州編」は終了?
個人的にかなりの影月贔屓だったので彼らと会えなくなるのは切ないですが、今後の展開に期待です。