女子ばっかりだったギャルゲヱでまさかの男子推し回だと!!
ギャルゲーの世界を現実に投影してしまった主人公と、彼の手によってこの世に投影されたヒロイン達が織り成すラブコメ第4巻。今回は武紀が投影したゲーム「エターナルイノセンス」の本来の主人公・真田正樹が現れ、ヒロイン達との関係が書き換えられてしまう……というお話。
彼の登場により失われた絆を取り戻そうと必死になる武紀の奮闘は悪くないんだけどどうにもモヤモヤしてしまうのは、やはり腐っても女子の1人として「好きな男の子には自分だけを見て欲しい」という思いがどこかにあるからか。正樹の考えは極端すぎるけど、それでも彼の言葉の方が圧倒的に正論のように思えて、複雑な心境だった。
そんな中、着々とフラグを立てるのが作中唯一の「現実産」ヒロイン・僕らの高橋愛子さんでした。だから武紀は高橋ルートに行けと何度言ったら!!今回も高橋さんは本当に可愛かったです可愛かったです。そして彼女とのフラグが着々と立っている気がするのですがどうなるんだこれ。まさか高橋さんも含めたハーレムルートに突入してしまうのか、それとも最終的にはやはり高橋エンドなのか。個人的には高橋さんが一番好きなので高橋エンド大歓迎ですが。
そして今回、さりげなく美味しかったのがこれまで目立ってこなかった男子陣の活躍。世界改変がどう現実に影響を与えてもかわらず武紀の「友達」として存在する翔也とのやりとりにも萌えるのですが、何よりラストの正樹と武紀の友情やべえええええええ!!!!!(ゴロゴロゴロゴロゴロ)典型的な「喧嘩から生まれる友情」具合にニヤニヤが止まりませんでした。元々男子萌えを一切期待していないこのシリーズだけに、不意打ちだった。本当にご馳走様でしたカップリングは正樹×武紀でお願いします。
あと、何気にバカテスっていうか姫路さんネタが?……と思ったらオマケページを読んで納得。
担当さんがバカテスの人と同じになったのか…。
キーワード:田尾 典丈 (28 件 / 3 ページ)
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc3
「メモリーロンド」の一件で傷ついた理恵も回復し、なんとかこれまでの日常を取り戻した武紀たち。ところが、今度は春海が隠し事をしているようで…。不安に思っていたところ、春海と夏海の実父だという男が現れ、二人を引き取りたいと言い始める。それは、既にこの世から消えたはずの、武紀が展開しなかった「ファンディスク」のシナリオ通りで…!?
ギャルゲーの世界を現実に投影してしまった主人公と、彼の手によってこの世に投影されたヒロイン達が織り成すラブコメ第三巻。今回は、あらすじの通り春海・夏海姉妹を中心とした都筑家家庭崩壊(?)編。2巻読んだときに「そういえば、すっかり春海夏海姉妹が空気だなー」とか思っていたら、そこからこんな物語が展開するとは。オープニングの淋しそうな姉妹の姿がとても印象的でした。
春海・夏海の実父が登場し二人を引き取ろうとするという、武紀が展開しなかった「ファンディスク」の内容と酷似した現実の展開から、更にこの物語のシステムに対する疑惑が提示されていく、謎解き的な展開が面白かったです。今回は結局……でしたが、火種自体は残したままの終わり方となったので、これが今後の伏線へと繋がっていくのかな?とはいえ、ゆうきが自分のシナリオを評して「ファンディスクらしい甘々展開」と言った通り、ファンディスクで破滅的な展開になる可能性は低そうな気がしますが…
武紀がヒロイン達の中から「誰か一人を選ぶ」事で現在展開されている「シナリオ」にも終わりが訪れてしまうのか、それともただ現実の人間と同じように誰かを選んだ後もこれまで通りの日常が続いていくのか。それとも今回おぼろげに提示された「ハーレムエンド」という新たな展開を選んで未知のシナリオに突入するのか…、今後の展開が非常に楽しみです。
それはそうと遂に高橋愛子ルートの可能性が垣間見えたわけだが!!
今回も良い男前だった高橋愛子さん、個人的には是非とも正ヒロイン昇格していただきたいものですがいかがなもんでしょう。いやまあ、攻略不可ヒロインだからこそ輝くキャラって感じもするんですけど。
FBオンラインで連載中の「シルバーブレット」側のキャラクターもさりげなく関わってきたみたいなので、そろそろあちらの外伝も読むべきかなぁ。文庫化してから読むか、先にオンラインで読むか結構悩ましい…。
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc2
奇跡的に再び「エターナルイノセンス」の世界を投影し、今では掛け替えのない存在となったヒロイン達との生活を送り始めた武紀。そんな彼の周囲では最近、「その下で告白すると両想いになれる不思議な木」の噂が流れていた。明らかにどこかのギャルゲーにありそうな設定に首をかしげるが、今度は街で偶然「リアル幼馴染」と再会して!?自分の好きなギャルゲーの世界とそのヒロイン達が投影されちゃったよラブコメ、シリーズ第二弾。
かなり綺麗に落ちていたのでどう繋げていくのかと思ったのですが、物語面では「主人公以外の人間が“設定者”となり投影された別のゲームのシナリオが現実に影響を与えていく」、恋愛面では「本来リアルの人間ではないヒロイン(というか理恵、咲)の苦悩」という方向に話を転換させていて、1巻とは違った方向で楽しむ事が出来ました。特に主人公以外が投影したギャルゲの内容が終盤まで判明しなくて、ちょっとした謎解き的な方向になっているのが面白い。中盤はひそかに投影されたゲームの内容と配役を妄想しながら読み進めてました。
また、投影されるゲームによってかなり物語の色が変わってくるのが興味深い。「エターナルイノセンス」は典型的な泣きゲーという印象を受けましたが、今回投影された「メモリーロンド」は伝奇っぽい雰囲気のゲームで、同じヒロインがピンチになるにしても現代異能的な展開になってたり。というか、今回の話により1巻の「異能的な要素は投影できない」という仮説が覆されたので、もっとバリバリ超能力とか異能な展開も期待できるのかな?と思ったり。ある意味今後の展開によっては「なんでもあり」な物語になりそうな予感がしてにやにや。終盤で主人公が熱いキャラになるのにも、ニヤニヤが止まりません。
それにしても、ヒロイン達も可愛いけど高橋愛子可愛いよ高橋愛子。1巻での虐めっ子キャラからヒロインの親友ポジションに一気にランクアップした彼女にニヤニヤ。というか、咲が悲しんでるのを見て彼女の分まで武紀に怒ったり、素直に態度には出さないけどこっそり理恵を心配してたり……と、素直になれないけど親友想いな姿に惚れました。というか、エピローグのアレはやはりサブヒロイン昇格フラグなのか!?それはそれで楽しみすぎる。
エピローグがちょっとわかりづらかったのが個人的には気になりましたが、物語を一度読み終えてから改めてプロローグのデバッグシーンを読み返すとエピローグで武紀の立てた仮説の裏づけが取れてなかなか面白かったり。次巻も期待してます!!
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!
ひょんなことからギャルゲーの世界が現実に反映され、その“主人公”となってしまった主人公がヒロインたちと仲良くするため、そして彼女たちを救うために奮闘するというお話。
正直「ギャルゲー生活1日目」のご都合すぎる痛々しいハーレム展開についていけなくて挫折しそうになったのですが、シナリオが動き始める中盤以降からの展開が凄かった。元々反映されたギャルゲというのが各ヒロインのルートに入ると彼女たちに様々な苦難が襲い掛かるという設定になっていて、まず真っ先にフラグを立てないと死んでしまうヒロインの“ルート”を“攻略”しようとしたら放置していた他のヒロイン達の物語も次々と進んでしまう。攻略しなかったヒロインがどうなってしまうのか、都合の良い部分だけ描いても成立してしまうゲームの物語と“設定”の矛盾が許されない“現実”との差異がどんどん反映されていくのが面白かったです。最初読み始めたとき、ただ安易に「現実の世界がギャルゲー化して今日から俺は主人公だぜ!」みたいなノリで終わるのかと思ってたので嬉しい誤算でした。
八方ふさがりになって落ち込む主人公が(設定上の)幼馴染・理恵の言葉に励まされて再起し、勇気を振り絞って苦境に陥った3人のヒロインを救っていき、それ以降は再び物語が好転して平和な毎日が再開するんだけど、最後に登場していなかった最後のヒロインと唯一シナリオが進んでなかった理恵のシナリオが動き出して…と最後まで気が抜けない。物語が動き出してからはもう息をつく暇もないほど一気に楽しませてもらいました。
続編が出るとしたら主人公たちに新しい苦難が待ち受けてることになるのか、むしろ同じソフトの力で他のギャルゲーの主人公になってしまった新しい主人公のお話を書いても面白いのかも。「ギャルゲーの世界を展開する」という設定を使えば色々な方向で広げられそうな設定の物語だったし、ぜひこれは続きを読んでみたいなあ。異能系要素の現実反映は出来ないっぽいけど、反映されるゲームの元によって色々な展開が見れそうで………あ、BLゲーとかうっかり読み込んじゃったらどうなるんだろうね?きちめがとか読み込んだら面白そうだよね、とか思った。
しかし正直、ギャルゲーから抜け出したテンプレートの設定目白押しなヒロインたちより、苛めっ子のツンデレ娘・高橋愛子が一番可愛いと思ってしまったのはきのせいか?高橋愛子可愛いよ高橋愛子。
このラノベの男男間の巨大/複雑感情が好きだ2022決定盤
タイトル通りの記事です。
このラノベの男同士のクソデカ感情いいよね!!というタイトルを独断と偏見で25タイトル紹介します。長年まとめ記事作るよ作るよって言い続けて気がついたら10年経ってたよ……関連記事の方に昔の同系統のまとめをリンクしておりますので良かったら併せてどうぞ。一応関係性で「親友・相棒」「ライバル・共闘」「因縁・敵対」の3つに分けてます。
関係性のみに焦点を絞っているので内容があまり女子読者向けじゃないものや未完のまま数年止まっているものも含まれます。予めご注意ください。
親友・相棒
ライバル・共闘
因縁・敵対
2011年読んだ本まとめ
年末はコミケに参加されたかた、お疲れ様でした&うちのスペースに遊びに来てくださったかたありがとうございました!
2011年の年間まとめ記事です。
2011年の読了冊数
2011年 1月: 7冊 [まとめ] | 2011年 2月:10冊 [まとめ] |
2011年 3月:19冊 [まとめ] | 2011年 4月: 6冊 [まとめ] |
2011年 5月:10冊 [まとめ] | 2011年 6月: 9冊 [まとめ] |
2011年 7月: 6冊 [まとめ] | 2011年 8月: 9冊 [まとめ] |
2011年 9月: 4冊 [まとめ] | 2011年10月:11冊 [まとめ] |
2011年11月: 13冊 [まとめ] | 2011年12月: 8冊 [まとめ] |
合計:112冊 |
年々着実に減っております。というか再読とBLを抜かすと3桁にも多分届いていないというこの体たらくだよ!
2011年のオススメ10選+α
女子に読ませたいよ枠
完結シリーズ
BL/エロス
読了記録まとめ[2011年9月分]
9月のラノベ読了冊数は4冊でした。予想以上に読んでなかった。
境界線上のホライゾンを読もうと思いながら他の細々としたラノベに手を出し、オマケでBL漫画をオススメして貰ったのを読んだりして何が言いたいかというとホライゾンが全く進んでませんやばい。
今月読んだマンガピックアップ
発売ごとに読んでいたら設定がわからなくなってた「忘却のクレイドル」を1巻から通読。知らない間に普通じゃない身体に改造されてた少年少女達が廃墟となった島で織り成すお話……なんだけど、設定やキャラが複雑でこれは通読じゃないとなかなか判り辛いお話だったなあ。
最後は「ナイトメア☆チルドレン」を思い出すようなちょっと切ない終り方で個人的にはとてもよかったです。
9月の読書メーター
読んだ本の数:27冊 / 読んだページ数:1994ページ続きを読む
読了記録まとめ[2011年5月分]
4月のラノベ読了冊数は10冊でした。含再読+諸事情で感想書いてないの。
ハルヒは4年ぶりじゃ絶対覚えてないと思って「分裂」から読みなおしたけどやっぱりこれは「分裂」読んでからじゃないと楽しみ切れなかっただろうなあと思った。そういえば「分裂」「驚愕」って元々連続刊行予定とかでしたよね…
借りていた漫画をまとめて読んだり複数から「マギ」を勧められたりした辺りから物凄く漫画が読みたくなって、物凄い勢いでマンガ再読週間が発生してました。再読とはいえ凄く読んだ。
6月は本命級のシリーズの新刊率がやばいので(バカテス、生徒会、死神姫、彩雲国)またガッツリラノベを読む生活に戻りたいと思います。
↓まとめて読んだ5冊以上のシリーズものまとめ
再読その1。最新刊発売に合わせて読み返したんだけど、序盤の置いてきぼり感が実にやばかったです。最初コミックス買った時は草灯×立夏だとおもってたけど今読み返すと1巻から草灯がド受にしか見えない不思議。 ……ここんとこ話の筋が理解できなくて困ってたんですが、単に8巻読みとばしてただけでした |
再読その2。みんな「マギ」面白かったなら「すもも」も読もうよ!!! 「マギ」よりややお色気率高いけどアツいバトル展開は顕在というか女の子がみんないじらしくて可愛い半端なく可愛いので読むべき。全体的にヘタレ多めな男子陣が、少しずつ精神的に成長していくのも良いです。終盤の孝士と優介の対決がアツすぎてやばかった。 しかし最終回どうしてこうなった(ほめてる) |
再読その3。新刊読んだらだいぶ話忘れてたので読み返し……主人公の主人公らしからぬ言動と、敵に誘拐されて喘いじゃうヒロインぶりを発揮しながらも隠しきれない黒幕臭がヤバいレベルでうさんくさい。勘太郎の「過去」と「策略」が明らかになるまでは追いかけ続けるぞー!とおもってますが短編が多いのでいつ明らかになるのか…… |
5冊以下だと「キスよりも早く」と「となりの怪物くん」の続きは近いうちに読みたい。
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読了記録まとめ[2011年3月分]
3月のラノベ読了冊数は19冊でした。久しぶりに読んだ。
「Pandora Hearts」の最新刊が凄すぎて思わず本誌で続き読んだらますますすごかった。アニメしか見てない人も未読の人も今からでいいからぜひとも読んでほしいです面白くなるのがちょっと遅いですが基本的には6巻くらいからが本番だよ!!貼りめぐらされた伏線を丁寧に回収していくのが本当に凄い作品です。
ラノベでは「ムシウタ」の最新刊が本当にすごかった……そしてノベライズだけど「シュタインズゲート」の完結編も本当にすごかった……
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読了記録まとめ[2010年10?11月分]
10月の読了冊数はは再読含めて16冊(再読抜きで6冊)、11月は6冊でした。
今月も時間がありません冬コミ原稿が終わりません!!
以下、読書メーターログ。
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