ページ 72 | 今日もだらだら、読書日記。

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俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる4

 

「さあ教えてよ。本当にキミが好きなのは、どの子だい?」鋭太の伯母・冴子の爆弾発言で、四人の乙女に緊張が走る。その問いに対する鋭太の答えは…。そんな中、ある海岸で行われる冴子のゲーム会社主催のミスコン大会で、四人は勝負をすることに!?「勝ったコが嫁だからね!」あくまで偽彼女を演じる真涼、怪しむ千和、ギュッと抱きつくヒメ、婚姻届にハンコをせがむ愛衣―。勝利するのは果たして誰・「さあ延太。修羅場とハーレム、どっちがいい?」「どっちもお断りです」裕時悠示×るろおが贈る、甘修羅らぶ×らぶコメディ第4弾。 (「BOOK」データベースより)

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 鋭太伯母の提案で、夏休みを使って海に遊びに行く事になった『自演乙』の5人。冴子に彼氏彼女関係を疑われた鋭太と真涼はここぞとばかりに自分達のラブラブっぷりをアピールしようとするが……というお話。

 鋭太・真涼vs千和・ヒメ・愛衣の臨時共同戦線になってしまい、そんな中で必死に二人の関係を取り繕おうとして余計にすれ違ってしまう二人なんだけど、『偽彼氏彼女』という関係を後ろ盾にして関係を取り繕ってきた二人の本音にニヤニヤが止まらない。正直真涼さんのツンデレも相当ですがそれ以上に鋭太こそが一番のツンデレだと思うんですがどうでしょうか。ぶっちゃけ俺デレ大会の優勝者、鋭太でいいよ。真涼の態度はなんていうか、1巻の頃から割とバレバレだったよ!!

 っていうかこれだけバレバレないい合いまでしておいてそれでもこの微妙な関係を続けるんだなあ。残り3人を振り切ろうとして余計泥沼になってしまう鋭太はちょっと同情の余地がないわけじゃないけど敵が一枚も2枚も上手ということで自業自得な気もするんだけど。

「とっても楽しそうね、幼なじみさん。私も仲間に入れてくれない?」
「空気読んでよ、彼女。九年経ってから出直してきて?」

 そんなわけでマジモンの修羅場に突入した感ありありな引きだったわけですがまじどうなるのこれ続き。

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乙女ゲームの世界へ、ようこそ! 〜薔薇色の人生を君と〜

 

ファミ通文庫で大人気の原作の乙女バージョンついに登場!! ごくごく普通の女の子・綴莉にある日届いた一通のメール。 怪しいけれど妙に気になる内容に、思わずメールを開いてしまった――。 翌朝目覚めると、綴莉の目の前に文武両道、完全無欠の生徒会長・龍神崎柾人の姿が!!  戸惑う綴莉に今度はスポーツ万能の人気者・龍神崎遼士が抱きついてきた!  いきなりモテモテのこの展開……まさか、乙女ゲームの主人公になっちゃった!?

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 ファミ通文庫で先日完結した「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!」の世界観を下敷きにした乙女ゲームバージョン。タイトルが露骨にソレだったのでパクリなのなんなの!?とか言ってたら実は編集部主導の企画物でしたというアレ。しかしこの表紙はなんとかなりませんでしたかなんという買い辛いデザイン……。

 突然義理の兄と弟、ドS二重人格系クラスメイトとキザな教師という4人が現実に投影されて状況に振り回されてオタオタしてる間に気がついたら攻略対象の中で一番苦手な御園薫の『バッドエンド』ルートでのイベントが発生してしまい……というお話。中盤での「隠しキャラ」の登場をはじめストーリーラインは「ギャルゲヱの世界〜」1巻を忠実になぞりつつ、少女小説的なエッセンスが加わった感じ。

 ゲームでは本命以外はフェードアウトする筈の全ヒロインの個別シナリオが同時展開した「ギャルゲヱ」と違って、マルチシナリオのバッドエンドルートに入りかけて軌道修正しましょうという展開。全体的にあちらで見られた「ゲームを現実に投影することで生まれるシナリオの齟齬」みたいな話はあまり見受けられず、むしろキャラクターの内面的な変化が中心として描かれていました。苦手な相手の好感度を上げようと無理矢理態度を取り繕って泥沼におちいっていくヒロインの姿には微笑ましいというよりもモヤっとした何かを感じてしまいましたが、その後のクライマックスの展開はギャルゲヱとはまた角度を変えた解決方法で面白かったです。

 物語としては完全に恋愛未満の所で終ってしまったけど、続編あるのかなあ。終盤での不自然なタイミングでの不正終了とかエピローグとか微妙に謎は残っているのですが。ていうかヒロインは好きでこのゲームを投影した筈なのに、キャラに愛なさすぎる気がする(中盤で「私を傷つけない世界が欲しくてこのゲーム投影したのになんかちがう!」みたいな事言い出したのはちょっとキツかった)。物語自体は面白かったですが少女小説と言うには色々な意味で「愛」が足りないと言うか、もっとこうがっつり甘い展開でもよかった気がしました。というか乙女ゲーマーが求めてるのは多分そういう展開だと思います。

 余談ですが、投影したのはバッドエンドありマルチエンド式の泣き乙女ゲー……ということなんですが、どう考えても義弟ルートのバッドに絶対ヤンデレ監禁エンドあるよね。正直なところ二重人格系クラスメイトよりもどうかんがえてもこの義弟が怖い件について。ヒロインはわかってない。全ルートクリアしてなかったっぽいので多分ヒロインが辿ってないルートに絶対弟に監禁されるエンドがあったはずだ。

 しかし、最終的に現実産キャラの方が光り輝いてしまうのは原作「ギャルゲヱ」から受け継いだ宿命なのでしょうか。優花ちゃんマジイケメンすぎて可愛い&続刊があるなら優一君はまちがいなく攻略対象昇格しますよねわかってる。むしろ作中で一番フラグが立っていたのは御園君よりも彼だったような気が…。

 (3/24追記)ずっとこの感想を書く時にもやもやしていたものが漸く氷解したので追記。タイトルについて。原案タイトルが「ギャルゲヱの世界、ようこそ!」というタイトル通りギャルゲヱのキャラクターが「現実に来る」話であるのと対称的にこちらのタイトルは「乙女ゲームの世界、ようこそ!」。つまり現実が乙女ゲームの世界へ「行ってしまう」話なんだなあと思ったら色々納得できた。現実世界に二次元の話が投影されることから発生する現実との齟齬の話や、現実なら間違いなく発生するだろう展開が幾つかスルーされていたのも現実が二次元化していたら道理ということで。色々なっとく。

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踊る星降るレネシクル4

 

ミカホシで、市をあげて行われる大祭『極星祭』。この祭にクラスで演劇『ベツノカの悲恋』をやることになり、レンヤ、すまる、瑞貴は、それぞれカカセオ、ベツノカ、カグツヒメの役を演じることになった。「わーい、師匠と共演っ!」喜ぶすまるだが、顔の文字は…『邪魔ものが』『ひとり!』「ふん?邪魔ものはそちらだ!」すまると瑞貴に板挟みにされたレンヤは、無事に劇ができるのか!?一方、ミカホシ教団では香山円離が下した「星ノ令」―現星柱・千陽院みらのミカホシ追放をめぐって、大騒動となっていた…。恋も闘いも加速するハイテンション学園ストーリー第4弾。 (「BOOK」データベースより)

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「バカ野郎。カッコつけんじゃねえよ」
血まみれの頬をゆがめて、レンヤは笑う。
「いいじゃないか。これが俺の愛さ」

ま さ か の 親 友 回 。
いろいろ急展開すぎたけどなにはともあれ親友回だった。乾回だった。男の友情回だった。

 『サバイバルサマー』優勝者の香山円離が出した星の令をめぐり割れるミカホシ。不穏な空気漂う中『極星祭』の準備を進めるレンヤ達だったが、事態は思わぬ方向に…というお話。千陽院親子に香山円離を擁する結城優一派、更には曰くありげな乾闇鳴の妹まで登場し、一気に物語が動いた感じ。のどかな学園祭展開から一転してクーデター以後の急展開がすごすぎる。あと更科親娘かわいい。

 そして乾闇鳴の過去。家族への“愛”故に道を間違えてしまった彼がその愛する家族の手によって“裏切り”の呪いを与えられ、それを相反する“愛”のレネシクルの力で押さえつけて、そしてそのレネシクルの力が故に自らの本当の気持ちがわからなくなる……という堂々巡り具合。大切な親友を苦しめてしまう事を怖れ葛藤する闇鳴と、その闇鳴の恐怖に自らも怯えながらもその裏切りすら受け止めようとするレンヤがかっこよかったというかやっぱり男の友情最高でした。ええもうまさか友情メイン回来ると思ってませんでしたから!!!1巻のアレだけで美味しく過ごしていくつもりマンマンでしたから!!ありがとうございました!!

 それにしても表紙が酷いネタバレというか、ひどいネタバレ。すまる覚醒の流れは色々な意味で展開が読めたなあ……という感じだけど誰が敵なのかわからないような混線状態で千陽院親子も不気味な動きを見せてたりしてそこで切るのは色々な意味で生殺しすぎる。早く続きをおねがいします!

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踊る星降るレネシクル3

 

サバイバルサマー。それは夏休みの最後を飾るランカー同士のバトルロイヤル。大会を前に盛り上がるミカホシ学園をよそに、レンヤは部屋のベッドに潜りこんできた全裸の幼女に頭を悩ませていた…。「むむっ?おまえはだれだ?」「お前こそ誰だよ!?」謎の幼女を守るため、レンヤはサバイバルサマーに参戦することに!?にわかに巻き起こる「連動レンヤ変態疑惑」に、すまるのやきもちがまたもや大・爆・発。「師匠のロリコンーっ!」激突する上位ランカーたち、この大会を制するのはいったい誰か?恋も闘いも加速するハイテンション学園ストーリー第3弾。レンヤとすまるの「あべし!」な短編も収録。(「BOOK」データベースより)

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 これまで割と最強キャラだった瑞貴の思わぬ姿が明らかになるシリーズ第3巻。

 レンヤ達と出逢った記憶すらもなくした瑞貴が与えられた暖かい“夢”に逃げ込みそうになりながらもレンヤとの絆を思い出し、立ち上がる姿がとてもかっこよかった。割と拡張してるレンヤハーレムだけど、こういう物語を見るとやっぱりきっぱりはっきりと気持ちは瑞貴に向いてるんだよなあ。それにしてもあの奥義は間違いなくGガンダムの影響ですよね腐海の女王ェ!!!

 一方、いろいろな意味で空回ってる感すら感じるすまるなんだけど、これまでの物語を経て強くたくましく成長した彼女の姿が心強かった。レンヤじゃないけど、あの気の抜ける星降りソングでこんなに胸が熱くなるとは思わなかったよ!瑞貴という最大のライバルを脅威に思いながらもきちんと二人の関係を認め、その上で更に瑞貴を越えていこうと決意を新たにするすまるがかっこよかった。しかし正直彼女が修羅場的な意味で勝利できる可能性が全く見出せないのはどうしたらゲフンゲフンゲフン。

 それにしても、今回は色々な意味でほも要員もとい親友の乾闇鳴君が光り輝きすぎててまぶしかった!!実際ほも要員と言ってもまるで間違ってないから困る。サバイバルサマーでの気風のいい援護射撃っぷりにもニヤニヤしましたが、番外編の輝きっぷりがヤバすぎて腹筋つらい。

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俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる3

 

「あなたたち、廃部決定!」突如現れた風紀委員・冬海愛衣は俺たち「自演乙」の廃部を宣言する。「何がモテまくりよ、ばっかじゃないの!?この自演集団!」「ふーんだ。自分に彼氏がいないからって、ひがんでるんしょ?」自分のことは棚に上げた千和の挑発に、愛衣は吠える。「か、彼氏くらい、いるわよっ!」恋愛マスターを自称する愛衣の弱点を探るため、俺は彼女とデートさせられることに!?「本気になったら許さないから」真涼、千和、ヒメが怖い笑顔で見つめる修羅場なデートの行方は!?裕時悠示×るろおが贈る、甘修羅らぶ×らぶコメディ第3弾。 (「BOOK」データベースより)

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 修羅場要員追加までは予想の範囲だったけどまさかこんなキャラだとは思わなかったよ風紀委員……毎巻ごとにフラグを確率して修羅場要員が増えて行く話なのに、各ヒロインが既に初登場からフラグ構築済み状態で出てくるっていうのは色々な意味で新しいんじゃないですか。

 ということで、前巻の最後に出てきた風紀委員が予想とおり修羅場要員に追加されたわけなんですが、ツンデレを少しずつデレさせていく展開かとおもってたのに巻の序盤からすでにどうみてもただのデレだった。時折おもいっきり本音出ちゃってるのが微笑ましすぎてもう。このキャラの変貌っぷりは可愛いけどとても残念だ!!

 今回は真涼の実家のこととかもひと段落してて学校内部でもない夏休み編で最初から最後まで肩の力を抜いてニヤニヤできたなあ。毎巻終盤の燃え展開も重たい展開も嫌いじゃないけど、やはりこちらのほうがすきかも。なんだかんだで(皆ちょびっと愛が重いけど)ヒロイン全員可愛い。

 ……しかし、カオル君の秘密か……まじで男装女子オチありそうだなあ…。

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読了記録まとめ[2012年2月分]

2月の読了冊数は22冊でした。(+感想書いてない本が実は2冊)
2月から本気出した!2年ぶりの20冊突破でした。

今月のピックアップ

紫色のクオリア 1 (電撃コミックス)
 コミック版「紫色のクオリア」が凄くよかった!!原作小説の第一章にあたる『毬井に関するエトセトラ』の最後までが収録されているんだけど、ゆりんゆりんな女の子のやりとりもメカメカしい部分もちょっぴりグロいところもしっかり描かれていて、原作再現度はんぱない。設定段階から綱島さんがガッツリ関わってる関係もあるからまた勝手が違うのかもしれないけど。
 とりあえず1話のラスト2Pで転がれますねヤバい続き楽しみ!!

2月の読書メーター

読んだ本の数:28冊 / 読んだページ数:7153ページ
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猫耳サラリーマン

 

webデザイナーの卵、星二がたまたま拾った小瓶から現れたのは、揺れるしっぽと黒い大きな猫耳を持つ魔法使い。しかもそれはバイト先のデキる上司小津だった!サラリーマンは仮の姿だという小津は、願いをみっつ叶えてやると星二に宣言し、さらには精気を吸わせろと迫る。最初は困惑する星二だったが、次第に小津の猫耳&しっぽのかわいさにハマってきて!?ラブリーHな猫耳ファンタジー登場。 (「BOOK」データベースより)

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 変な小瓶を開けたらバイト先の上司・小津が猫耳姿で「願い事を3つ叶える」といいだした。実は小津は魔法使い見習いで、一人前になるには3つの願い事を叶えなければいけないらしい。しかも魔法を使うと出てくる猫耳を引っ込めるには人間の精気が必要だ、といわれて…!?というお話。

 会社ではイケメンで厳格な典型的な「デキる男」である小津が猫耳を生やし、うさんくさい魔法を使い、しかも習性はどうしようもなく猫系というこのギャップがたまらなくおかし可愛い!!段々子供っぽい本性をむき出しにしていく小津の残念な大人っぷりに惚れざるをえませんでした。見た目的にはは結構しっかりとした大人と子供カップルだというのに、どっちが受だかわかりゃしないというか、すごく、ほもゆりです……。これ、付き合い始めてもうちょっとしたらそのうち本気で受攻逆転展開ありそうだな。

 女の子を間に入れたすれ違い展開あり、「お願い事を全部叶えたら一緒に居られなくなってしまう」的な葛藤もありでお約束の展開を踏襲しながらも少しずつラブラブになっていく二人のすがたが大変微笑ましかったです。

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俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる2

 

俺のちっちゃな幼なじみ・千和。「これからはなるべく、学校、いっしょに行こっ?」銀髪のお嬢様で俺の彼女真涼。「これから毎朝エプロン姿を見せに行くわ。彼女だから当然でしょう?」真涼の立ち上げた部活「自らを演出する乙女の会」に参加させられ、二人に振り回される俺の日常に、新たな火種が―「下駄箱に、ラブレターだと!?」まさか千和がくれたのか?それとも“第三の少女”が参戦?さらには真涼の“妹”までもが現れて、俺を姉から略奪宣言!?らぶ×らぶコメディ第2弾。 (「BOOK」データベースより)

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俺の彼女と元カノと幼なじみが修羅場すぎる!

なん……だと……!?
 アンチ恋愛を歌う主人公に『偽装彼女』の提案をしてきたクラスの美少女と幼なじみの2人にかこまれて三角関係なラブ修羅場コメ……だと思っていたら前巻ラストの中ニ発言が原因で実は知らない間に前世からの恋人の記憶を呼び覚ましてて修羅場要員増えちゃった!?しかもまだまだこれから修羅場要員になりそうなキャラの姿まで見え隠れしてますよ!?こっちは三角関係のままいくのかとおもってたら、こっちも「るるル」と同じく各巻でヒロインとフラグを立ててフラグ立て捨てる上条さん系主人公だったなんて聞いてないよー!あとカオル君に男装女子フラグが見える気がして怖いですもうカオル君ホモでいいよ!!!

 などといろいろ急展開(私の中で)もありましたが、物語は相変わらず面白いなあ。主人公の中二ポエムで腹筋をやられたわけですが、それ以上に最強の黒歴史こと『俺を守る四人の美・舞・天使(ヴィ・マイ・エンジェル)たち』が実に酷い。なんていうか……絶対、二十台以上アラサーまでのオタクで似たような妄想をしたような人は実に多かったでしょうね……元ネタが解る自分が悔しい…です…(ビクンビクン

 鋭太曰く↑が最大の黒歴史だそうですが、きっと次の巻でも「まだこれだけのポテンシャルを隠しもっていただと……!?(迫真)」な展開が待っていると信じています。色々な意味で一番楽しみにしてるのこれなので、「これが最大の黒歴史」とかいわずにもっとがんばってほしいです!!

 しかし幼なじみや彼女とのちょっとしたエピソードや現役中二病患者の「元彼女」をまじえたドタバタが普通に面白いだけに、終盤の重い展開についていききれなかった部分がややあるなあ。あんまりヒロインを無駄に増やすより、このくらいの人数でドタバタしてくれたほうが好みなんで、ちょっと不安。次の巻では今回名前だけ登場だった人たちがどう動くのか楽しみなような不安なような……

 あ、風紀委員と彼女の妹はどうみてもただの修羅場の追加要いn(何故か先の文字が赤い液体で滲んで読めない)

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職業、王子

 

綾高大地は親の借金のせいで大学を中退しレンタルビデオ店の店長をしている。ある日、来店したアラブ人の客・リインシャールは入会申込書の職業欄に「王子」と記入。なぜか王子リインに気にいられた綾高は、強引にアラビア海に浮かぶ島国へ拉致される。性奴隷が欲しかったと言うリインに犯されると思いきや、彼は綾高に挿入するよう強要し…。 (「BOOK」データベースより)

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「誰がお前を抱くと言った」
「……え?」
「冗談じゃない。何故、私がおまえの汚れた場所に挿入せねばならないのだ。おまえがすべきことは反対だな」

そ の 発 想 は な か っ た 。
いえよくみなくてもあらすじに書いてあるわけですがあらすじとかすっかり頭から抜けた頃に手をつけたらこれだったよ!!笑い死ぬかとおもった。アラブ王子パねぇ。

 というわけで、ひょんなことから変な男と口論になってしまい、目を覚ましたら中東のとある小国の宮殿で自分が揉めた相手はその国の王子様でした……まではバッチリテンプレ(…というほど読んで無いけど)なアラブものなわけですが、ただひとつちがったのは強引で鬼畜でオレサマな王子様がネコだったのです。

 ……という初期設定に盛大にふきだしたけど、その後は良い意味で王道展開だったなぁ。最初は玩具のような扱いを受けて憤っていた主人公が王子の過去のトラウマに触れることで態度を軟化させ、王子もまた主人公に惹かれていく……という展開。中盤からすっかりデレてしまった王子の夜の艶姿は一周回ってなんか面白かったですが、クライマックスでの演説にはシビレた。長い事もっていた父子の蟠りを解消し、未来の“子供達”に胸を張れる国を作ろう、と訴える王子が本当にかっこよかったです。しかし、口論になった原因的な意味で王子も相当好き者だけど、その王子にわざわざ日本語の局部の名称教える主人公は相当いろいろと駄目だとおもう。王子の記念すべきはじめておぼえた日本語、それかー。

 ただ安易に「両想いになったから日本になんか帰るもんかずっと一生にいようね☆」じゃない終り方も美味しかった。受も攻もどちらも男前で大変ごちそうさまでした。

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踊る星降るレネシクル2

 

「ゆさぶる。つきつける。なまづめ。じはくざい。どれがいい?」「待て、最後の物騒なコマンド二つはなんだ!?俺に黙秘権は!?」「カカセオにそんなもの無いわ!」学園を騒がすレネシクル強奪事件の容疑者として、レンヤは捜査官・七曜なななに逮捕されてしまう!なななは星柱候補でもあり、すまるとは犬猿の仲。しかも瑞貴を犯人として探しているという。瑞貴の潔白を証明するため、レンヤはなななに協力することになり!?捜査のため毎日べったりの二人にすまるのやきもちが大・爆・発!「師匠はわたしだけの師匠なの!」果たして真犯人の目的は?ハイテンション学園ストーリー第2弾。 (「BOOK」データベースより)

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この作者の作品の「親友」ポジションなんでみんなほもなの?
いやなんというか改めて思った。乾君良いほも。

 すまると瑞貴で三角関係のままいくのかと思ったら順調にヒロインが増えてく上条さんパターンだった。というか、乾といい今回登場した彼といいハーレム体質男子しかいないの!?乾は相変わらず良いほもでしたが。

 「腐海流」の使用を禁止され実力が出せないところに、レネシクル強奪事件の主犯を行方知らずの瑞貴にかけられ、レンヤとすまるが勢いで事件の捜査の協力をする羽目に……というお話。 1巻では軽く触れられただけだった御三家のアレコレが見えてきて、見えてくると予想以上にキナ臭い実態が見えてくる。

 すれちがうレンヤ&すまる師弟とななな&小夜子がその一途な想いを利用されそうになりつつも、最終的にはお互いに本音をぶつけあって今まで以上に絆を深くしていく様子がアツかったです。あと、瑞貴さんマジ姉御。

 …それにしても、「すまる」とか「ななな」とか「もうふ」とかこの世界のヒロインたちはひどいネーミング子ばっかりで正直親の頭を心配するレベルだけど、さすがに「莫迦奈(バカな)」はないわとおもいました…学校で名前ネタで苛められるの確定すぎてやめてあげてよお!

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