“小田 一文” の検索結果 | 今日もだらだら、読書日記。

キーワード:小田 一文 (3 件 / 1 ページ)

このライトノベルの続きが読みたい!2025


こちらの企画に参加したので企画に投票した内容をもう少し文章長めにして(というか先にこっちを書いて投票コメントの方を削った)公開します。
投票対象は「2020年以降に1巻が発売された作品」なので(細かいレギュレーションはリンク先を参照)まだここから状況によってはワンチャンある作品群であると思ってるので興味があったら気軽に手にとってみてください。2年ブランクくらいなら今なら全然なんとかなるので人の目に止まってほしいし書籍化作品はちゃんと続きも読めますのでこの機会に興味を持ってみてほしい。書籍のみ刊行or諸処の事情で書籍で続きがでないと続きが読めないもの9選+なろうに続きがあるのは知っているが最初に書籍で読んでしまったため出来れば書籍で読みたいのでなんとかしてほしいタイトル5選の計14作品になります。本当は投票範囲外の続編が読みたい未練作品の紹介とかもまとめてしようかとおもっていたのですが2020年代の作品に絞っても相当あった。そんなに読んでないはずなのにおかしいな……。

ところで、Web小説の書籍化で続きが読みたい6作品ちゅう5作品がファミ通文庫なのは流石にちょっとどうにかならないものかとおもいました。右肩上がりに面白くなるやつ多いしWeb原作は3巻くらいまで確約してくれないもんかな。

続きが読みたい(続きがない)

二丸 修一「君はこの「悪【ボク】」をどう裁くのだろうか?」→感想
「生まれながらの悪」と「行き過ぎた正義」の衝突、男男のクソデカ感情が最高
殺人衝動を持て余す主人公と行き過ぎた正義感を持つ親友が共に異世界転生をし、ファンタジー世界で別々の勢力に与して殺し合う物語。男同士の執着・クソデカ感情を描く物語が刺さっただけでなく彼らの周囲に居る女性キャラクター達が随所で刺してくるので大変によかった。主人公ふたりの対決としてはこの上なく綺麗に単巻で終わっているのですが4巻以上のシリーズ化を想定した戦記物だったとのことで、どう転がっていくのか気になる。続きが読みたい。
楽山「俺の召喚獣、死んでる」→感想
「最強の召喚獣(でも死んでる)」を巡って繰り広げられる試行錯誤が楽しい!
最強の存在だけど死んでるので動かせない召喚獣をパートナーにしてしまった主人公がそれを活かすために様々な試行錯誤をしていく物語。とにかくその試行錯誤が楽しく、ちょっと偏屈で面倒くさい主人公を支える愉快なチームメンバーたち、ライバルでありヒロインのサーシャとの掛け合いがとても楽しかった。単巻完結かもしれないんだけど、キャラクター達のわちゃわちゃがもっと見たいので続きが読みたい。
心裡「魔王のJK冒険者育成計画! 〜お前をトップ冒険者にしてやろう〜」→感想
異世界魔王とフツーの女子高生の現代ダンジョン探索系動画配信もの。
現代にダンジョンが出現しダンジョン探索系動画配信が盛り上がっている現代日本で、異世界からやってきた魔王が底辺配信者の女子高生をプロデュース!するお話。異世界のチート知識で無双…というよりは100均活用動画系の動画というか、誰にでもできる系の知識を使うことでバズらせていくのがめちゃくちゃ面白かった。続き……は一応カクヨムにあるんですが、2巻分の内容まで連載されたあと続きのプロットだけ残して断筆宣言されてしまっているんですよね。あまりにも悲しくてカクヨムの続きがいまだに読めない。
小路 燦「VTuberのマイクに転身したら、推しが借金まみれのクズだった」→感想
リアルと配信の二軸で進む、無機物憑依系ラブコメ!
なぜか「推しVtuberのマイク」に転身できるようになった主人公がイマイチ売れない推しを盛り上げようとする物語。実はバイト先の同僚だった推しと現実・転身中の両側面から関わっていく展開が面白く、絶妙にクズ感が高くて目が離せなくなるVtuber・加々宮エリンのキャラクターがとてもよかった。この作家さんの作品、デビュー作も2巻を待ってるんですが……おのれスニーカー文庫……。
朝依 しると「VTuberのエンディング、買い取ります。」→感想
「炎上」で事件を解決していく、ダークヒーロー的立ち位置が印象的だった
既刊2巻。推しVtuberの突然の引退をきっかけに闇堕ちしたオタクの主人公が、Vの炎上を扱う闇のブロガーとして様々なVtuberに引導を渡し、それによって様々なトラブルを解決しながら推しの真実に迫っていく物語。炎上によって事件を解決するというダークヒーロー的な主人公の立ち位置がとにかく印象的で、物語の裏に秘められた推しV引退にまつわる謎も気になる物語でした。結構いいところで続きが出なくなってしまったので続きが読みたい。
小田 一文「貴サークルは“救世主”に配置されました」→感想
マイナージャンルのサークル主が世界救済のため「100部完売」を目指す!
既刊2巻。平均1桁頒布のマイナージャンル同人作家が世界を滅ぼす魔王復活を阻止するため「1イベント100部完売」を目指すお話。一見トンチキに見える設定が説得力のある描写によって違和感なく溶け込んでおり、弱小同人作家としては「あるある」的に刺さる部分が多かった。2巻の小説サークル周りの描写は違和感が高かったんだけど、1巻は素晴らしかったので3巻が読みたい。
夏目 純白「純白と黄金」→感想
《邪気威(ヤンキー)》を燃やせ!!トンチキ現代異能テリトリーバトル!!
既刊2巻。今流行りのスタイリッシュ・ヤンキー・テリトリーバトル的なものを想像して本を開くと突然ヤンキーがヤンキー(オーラ)を放出して激突して大量に吹き飛んだりするのでそういうトンチキ現代異能バトルだと思って読んだほうがいいです。ネットの評判真っ二つだったけど私は好きだった。3巻が読みたい。
三河 ごーすと「顔さえよければいい教室」→感想
才能だけでは成り上がれない現代SNS社会の動画配信バトル
2巻。バーチャル・シンガーとしてコアな人気を誇る妹と彼女の才で金を稼ぐ兄が「顔出し動画配信」必須の芸能学校に入学するところから始まる物語。圧倒的な才能を持つ天才達の芸能バトルである反面、その動画をどうやって魅せるかという部分が大きな意味を持ってくるのが現代風で面白かった。つい最近打ち切り宣言を見かけたのですが動画配信物の中でもちょっと違う味わいで面白かったので続きが読みたい。
朱雀 伸吾「はたらけ!おじさんの森」→感想
ひとのいい「おじさん」たちの、異世界無人島サバイバル。
既刊4巻。某人気無人島サバイバルゲームを買いそこねた人の良い「おじさん」達4人が某人気無人島サバイバルゲームにそっくりな世界に転移させられ、そこで「あにまる」達と無人島サバイバルをするお話。とにかく人の良いおじさんたちのスローライフが読んでて気持ちよく、徐々に広がっていく世界観も興味深かった。2年弱新刊が出てないのですが、同作者の別作品が4年ぶりに新刊出たという情報があったので新刊が出ると信じて待ってる。

続きが読みたい(続きがある)

烏丸 英「Vtuberってめんどくせえ!」→感想
Vtuberモノで男女カップリング売りってまだ珍しいよね
女性ばかりの箱からデビューした男性Vだという理由で炎上してしまった主人公がヒロインである同期の女性Vや同箱のVtuber達の問題を解決していく物語。主人公がいろんなトラブルを体当たりで解決してかっこいい所を見せるたびにどんどん同性のガチ恋ファンとヒロインとのカプ推し勢を増やしていく展開めちゃくちゃ面白かったので書籍で続きが読みたい。Webで概ね2巻分くらいの所まで読んだけど続きが出るかもと思って続き読んでないので頼む……。
下垣「自作3Dモデルを売るためにサキュバスメイドVtuberになってみた」→感想
クリエイターのジレンマが印象的×バ美肉男子可愛い
タイトル通りの理由でVtuberデビューした主人公が本人の意向とは裏腹にVtuberとしてウケてしまってやはり3Dモデルは売れない……というお話。クリエイターとして成功したいのにVtuberとして売れてしまって引っ込みがつかなくなるジレンマが印象的でクリエイターモノとしても面白かったし、何よりバ美肉ショコラちゃんが可愛いすぎるので有罪!!カクヨムで最近完結した……したのはしってる……書籍で挿絵付きで読みたい……。
節トキ「悪役腐令嬢様とお呼び!」→感想
相手がどんな性癖でも見守り育む腐女子ムーヴが良かった
乙女ゲームの悪役令嬢に転生した生粋の腐女子が「どうせ断罪されて死ぬならそれまでに好き勝手しよ」と周囲の令嬢たちにBLを布教していく物語。序盤はイタタな腐女子ムーブも目立つけど、仲間にした令嬢達が何に目覚めても見守り育てるスタンス、徐々にこの世界の友人達に愛着を持っていく姿が大変好感度高かった。あと転生者仲間の百合オタ王子との共闘関係好き。続きはなろうにある……あるのはしってる……。
佐遊樹「TS悪役令嬢神様転生善人追放配信RTA 嫌われ追放エンドを目指してるのに最強無双ロードから降りられない」→感想
とにかくパワーで押し切っていく最強系主人公が良き
悪役令嬢に転生して早々に追放されれば幸せなセカンドライフを確約!それなら全員ぶちのめして追放されてやるしかないッ!!……なんか皆の好感度がMAXになってるんですけど!?というお話。とにかく勢いのある私TUEE展開と強くてかっこいい主人公に骨抜きにされる登場人物たちとめちゃくちゃな勢いで思惑と真反対方向に流されていく展開が面白かった!続きがあるのは知ってる……まだ完結は多分してない……ッ!!
栗原 ちひろ「死んでも推します!! 〜人生二度目の公爵令嬢、今度は男装騎士になって最推し婚約者をお救いします〜」→感想
推しについて語るオタクを眺めるのは健康に良い
既刊2冊。「推し」と婚約したのもつかの間、襲撃に遭って生命を落としたヒロインが人生やりなおしの機会を得て今度は彼を護るために女がてら彼が隊長を務める騎士団に入隊する、というお話。とにかく「推し」のためなら何でも出来る!で推しの近くに行けて楽しそうなヒロインの姿を見るだけで健康によく、彼女に感化されて周囲まで限界オタク化していく展開にニヤニヤしました。なろうで完結してるのは知ってる、知ってるんだ……。


2021年に読んで面白かったラノベ10選

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

2020年から職場がリモートワークになり、本を読む時間が上手く作れない!!と嘆いていたのも記憶に新しいですがリモートワークも2年目に突入し、それなりに自分の時間の作り方もわかってきたかな…と思わなくもない今日このごろ。今年もリモート生活が続くようなのでもう少しペースを作って本を読んでいきたいです。これは別で書くかもしれませんが今年の後半は諸事情から旧作読むのがメインになってしまって新作が追いかけられてないのがやや悩ましい所(面白い旧作って時間持っていかれるよね!!)。今年はマジで2巻や3巻が読めてない〜という作品が多いんですが、好きラノの投票までには少し崩していきたいですね!締め切りはいつだ。

今年もこちらの記事で紹介した作品をそのまま「マニアック・ライトノベル・オブ・ザ・イヤー2021」に投稿しています。

お気に入りの新作6選

紫 大悟「魔王2099 1.電子荒廃都市・新宿」→感想
ファンタジー×サイバーパンク技術の融合が楽しい近未来SF。
2021年の新作の中で一番おもしろかったと思うのはやはりこれ!!科学世界と融合し、その恩恵を受けて一気に進化した魔導技術。その科学の恩恵に預かれない「時代遅れ」の魔王が配信者として生計を立てつつ力を取り戻していくお話。世界観に加えて魅力的なキャラクター達の行動が楽しく、何より魔王と勇者の不倶戴天の敵同士だが誰よりもお互いのことを理解している関係性がめちゃくちゃ好き。3巻待ってます!!
七斗 七「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」→感想
テンポ良い会話劇が楽しめる「企業Vtuber」モノ。
Vtuberである主人公やその同期・先輩後輩との小気味の良い掛け合いと、彼女たちの掛け合いをもり立てるコメント欄での反応を気楽に楽しめる。アンチや炎上のいない「優しい世界」なのが心地よく、そんな中で思う存分に暴走する個性派揃いのVtuber達の奇行が楽しかった。企業Vtuberモノということで、ゆるくても確かに存在するお仕事モノ感がまた(Vtuber世界に疎い者的には)新鮮。
小田 一文「貴サークルは“救世主”に配置されました」→感想
転生戦士×同人作家。リアルな弱小サークル描写が面白い!
「同人誌100冊完売しなければ魔王が復活して世界が滅ぶ」という一見荒唐無稽な設定、それを達成するまでの展開にしっかりとした肉付けが行われているのが凄く良かった。またマイナージャンルの弱小二次サークルの描写のリアルさに震えました。2巻の小説サークルの描写には個人的には違和感が強かったのだけど、凄く面白かったので3巻が出てくれるといいな。
コイル「オタク同僚と偽装結婚した結果、毎日がメッチャ楽しいんだけど!」→感想
程よい距離感の関係がたまらない、オタク男女の同居生活モノ
郊外にあるそこそこ立派な家で、自立したオタク男女同士が程よい距離感を保った共同生活を送る。キチンとした生活基盤を得た上でオタク活動をしているという上質な暮らし感が心地よく、タイトル通り「メッチャ楽しい」が伝わってきてこちらの心も健康になった。ラブコメとしてはこれからのお話だけど、無事2巻の刊行も決まったのでどうなっていくのか楽しみだなー。
栗原 ちひろ「死んでも推します!! 〜人生二度目の公爵令嬢、今度は男装騎士になって最推し婚約者をお救いします〜」→感想
「推し描写」が健康に良すぎるやりなおしモノ。
推し描写が健康に良いオブザイヤー。婚約者を「推し」すぎる余りにやり直し人生が始まった途端に彼を守るために全力で当たり前の女性としての生活を捨ててしまうヒロインと、そんな主人公にタジタジ……と思わせておいて実はメロメロなヒーローと、やはり「推し」パワーの高い周囲の人々のやりとりが最高に楽しかった。明るい話の中でひっそりと進んでいくシリアスな気配にもわくわく。
まきぶろ「悪役令嬢の中の人」→感想
異世界憑依×ヤンデレ百合×悪女な復讐劇。
自分の体に憑依してきた転生ヒロインのことが好きすぎて、彼女の代わりに完璧な復讐を果たしてしまう悪役令嬢のお話。憑依される前は未熟な人格だった主人公が転生ヒロインとの心の交流を得て心のスキマを埋められて、良い人になる……のではなくて完璧な悪女として大成してしまうのが、悪女モノとしてもヤンデレ百合としても最高に面白い。気に入ったらなろう版の未収録短編も読もう。

2021年に読みはじめて面白かったシリーズ2選

餅月 望「ティアムーン帝国物語 〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜」→感想
ポンコツだけど応援したくなる「やりなおし」劇。
一度は断頭台の露と消えた世間知らずのお姫様が幼少期から人生をやり直すことになり、断頭台を回避して気楽な生活を送るためにポンコツな頭をフル回転させて未来改変に挑むお話。一度は没落生活を送ったお陰で他人の心に寄り添えるようになった彼女が、復讐を恐れるあまり角の立たない解決を必死に模索していくうちに思った以上の評価を受けて行く展開が楽しかった。
鏡 貴也「伝説の勇者の伝説」→感想
過酷な状況下で少しずつ前を向こうとする主人公の姿が印象的
とある異能が原因で「化物」扱いされ続けてきた主人公・ライナが自分の考えに共感してくれる相棒や親友と出会い、少しずつ前向きになっていく展開がアツい。しかし、彼が望むような綺麗事だけでの解決ができるほど世界は甘くはなく……と闇の中で只一つの光を掴むような展開から再び闇に引きずり込まれていくような終盤の過酷な展開が衝撃だった。諦めることをやめたライナが前を向いて、親友のシオンに背を向ける第一部のラストがとても良かったです。続編を読むのが楽しみ。

今年「も」面白かったシリーズもの2選

羊 太郎「ロクでなし魔術講師と禁忌教典19」→感想
クライマックス目前の展開がノンストップで面白い…!!
ロクアカはもう2桁巻くらいのところからずっと面白いんですけど、グレンの師匠・セリカの足跡を辿りながら物語の中で大きな謎とされてきた「メルガリウスの魔法使い」の真実に迫っていく最新刊が本当に本当に面白かったんですよ……戦力的にも大きなパワーアップをする巻で、いよいよ次巻からはじまる最終決戦がどうなっていくのかが楽しみ。
衣笠 彰梧「ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編5」→感想
極限状況で行われるクラス内での駆け引きが最高に面白かった!!
2年生編になってから全体的に話が大きくなりすぎて、キャラクターの把握で手一杯になりがちだったよう実ですが、久しぶりに学年別の争い、しかもクラス内での駆け引きが重要になるお話でめちゃくちゃ面白かった!!仲間を犠牲にしてポイントを得るか、ポイントを捨ててクラス内の団結を促すか……という究極の質問に対して各クラスがそれぞれの結論を出していく展開が最高に熱かったです。


「好きラノ 2021年上期」投票します。

ブログやtwitterによるラノベ人気投票サイト。2021年上期の人気ライトノベルはこれだ!!

今回も参加させていただきます〜!!

七斗七「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」→感想
【21上ラノベ投票/9784040741116】
ストゼロクズな「自称」清楚系Vtuberが主役の会話劇。企業系Vtuberの女の子たちの仲の良いやり取りと、コメント欄で繰り広げられるテンポの良いの会話劇がとても楽しかった!2chの面白スレまとめを読んだような読後感が新しいようでどこか懐かしい。
紫大悟「魔王2099 1.電子荒廃都市・新宿」→感想
【21上ラノベ投票/9784040739588】
SFと異世界が融合を果たした近未来の東京で繰り広げられるファンタジー系サイバーパンク。一度は力を失った魔王が配信者として信者を増やすことで力を取り戻していく設定が面白い。あと勇者と魔王の男同士の決して馴れ合わない巨大感情、推せます。(2巻もとても良かった)
小田一文「貴サークルは“救世主”に配置されました」→感想
【21上ラノベ投票/9784815608873】
マイナージャンル弱小サークルの主人公が未来を救うため、未来からやってきた戦士なヒロインと共に「100部完売」を目指す。マイナージャンル同人サークルの描写が絶妙で、提示される目標数値がまた絶妙だった。同人ものの描写のリアルさにこだわりを持っているマイナージャンルのオタクには是非読んで欲しい。
香坂マト「ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います」→感想
【21上ラノベ投票/9784049136883】
無害なはずのギルド受付嬢による理不尽な暴力(残業の夜に天から貰った超絶スキル)がダンジョンボスを襲う!!という展開がとにかく爽快。そんな彼女の胸のうちに秘められた冒険への恐れと、強引な行動の裏に隠された「もう誰も死んでほしくない」という思いが、とてもアツかったです。
コイル「オタク同僚と偽装結婚した結果、毎日がメッチャ楽しいんだけど!」→感想
【21上ラノベ投票/9784049137903】
ジャンルの違う社会人オタクカップルの偽装結婚もの。社会人として、そしてオタクとしてどちらの生活も充実している二人の適度にソーシャルディスタンスの保たれた生活がとても読んでいて心地よく、お互いに気遣いを欠かさない生活で自然に距離が縮まっていく関係性が大変良かった。
栗原ちひろ「死んでも推します!! 〜人生二度目の公爵令嬢、今度は男装騎士になって最推し婚約者をお救いします〜」→感想
【21上ラノベ投票/9784065241172】
死なせてしまった「推し」を守るため、令嬢から騎士へと華麗に転身した主人公による「やりなおし」もの。とにかく随所に挿入される「推し語り」が健康によく、その合間にそれとなく匂わされる不穏な気配にワクワクした。「推し」でありながら恋愛、な主人公カップルの恋路の行方も楽しみ。
羊太郎「ロクでなし魔術講師と禁忌教典19」→感想
【21上ラノベ投票/9784040741475】
最終決戦目前、次々と明らかになる真実とグレン達の成長がどこまでもアツく、大切な人との別れに涙が止まりませんでした。本当に面白かった…!!ロクアカは本当に11巻以降どこまでもストップ高で面白くなり続けているので、ちょっと長いけど今からでも読んでみて欲しい…。